Powered By 画RSS


ほむら「たった一つだけ、最後に残った償い」

4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 00:19:23.62 ID:U0Z1WDpY0
前々作 マミ「ひとりぼっちじゃない。もう何も恐くない」
前作 さやか「あるよ。絆も、救いも、あるんだよ」


~今までのあらすじ~

マミさんがネトゲ廃人になっちゃった

ほむほむが更生させようと色々頑張ったけど、結局だめでした

さやかちゃんも色々頑張った

でも、一緒に廃人になっちゃった

あんこちゃんまで巻き込んで……こんなのってないよ!


※今回は、特定のネトゲの内容などは、ほぼ触れない予定
毎度の如く即興なんで、変なところがあっても気にしないで欲しい




5:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 00:23:21.68 ID:U0Z1WDpY0
~ほむほーむ~

まどか「マミさんも、さやかちゃんも学校に来なくなっちゃったね……」

まどか「さやかちゃんは、家にも全然帰ってきてないみたいだし……」

ほむら「おそらく、佐倉杏子も一緒でしょう」

まどか「ねえ、ほむらちゃん……私、訳がわからないよ……」

まどか「なんでこんなことになっちゃったの? あれはただのオンラインゲームだよね?」

ほむら「……彼女たちにとっては、もう『ただの』じゃないの」

ほむら「もうゲームの世界が現実なの。その世界で生きることを望んでいる」


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 00:29:23.93 ID:U0Z1WDpY0
まどか「でも、なんでここまでするの?」

まどか「学校に来ながらでも、ゲームは出来るのに……なんで……」

ほむら「あの中じゃ、時間をかけた分だけ強くなれる」

ほむら「そうすれば、誰も持っていない装備を手に入れたり、誰も倒したことのない敵を倒すことが出来る」

ほむら「そんな下らないことが、彼女らには大事なのよ」

まどか「解らない……そんなの全然解らないよ……」

ほむら「それでいいのよ。そんなの解らないほうがいい」

ほむら「まどかには……そんなこと解ってほしくない……」


7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 00:34:58.46 ID:U0Z1WDpY0
まどか「ねぇ、ほむらちゃん」

ほむら「なに?」

まどか「ほむらちゃんって、詳しいよね」

まどか「もしかして……昔にもこういう人を見たことあるの?」

ほむら「……ええ、あるわ」

まどか「その人はどうなったの? ゲームを辞めさせることは出来たの?」

ほむら「……」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 00:39:46.10 ID:U0Z1WDpY0
まどか「ほむらちゃん……?」

ほむら「……ねぇ、まどか」

ほむら「今から話すのは、とある二人の女の子のお話」

ほむら「ちょっとした暇つぶしと思って、聞いてくれるかしら」

まどか「え……? うん、いいけど……」

ほむら「あるところに、一人の地味な女の子が転校してきました……」

・・・・・・


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 00:43:22.58 ID:U0Z1WDpY0
ほむら『あ、あの……あ、暁美……ほ、ほむらです。その、ええと……どうかよろしくお願いします……』



まどか『暁美さん、保健室行かなきゃいけないんでしょ? 場所わかる?』

ほむら『えっ、いいえ……』

まどか『じゃあ案内してあげる。私、保健係なんだ』



まどか『私、鹿目まどか。まどかって呼んで』

ほむら『え、そんな……』

まどか『いいって。だから、私もほむらちゃんって呼んでいいかな?』


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 00:49:57.95 ID:U0Z1WDpY0
ほむら『あの、鹿目さん……。どうして私なんかに気にかけてくれるんですか?』

まどか『え、どういうこと?』

ほむら『最近、鹿目さん私の相手ばかりで……何か申し訳ない気がして……』

まどか『もう、ほむらちゃんったらそんなこと気にしてたの?』

ほむら『でも……』

まどか『友達なんだから、一緒にいるのは当たり前でしょ?』

ほむら『え……友達……?』

まどか『あ、私が勝手にそう思ってたんだけど、迷惑だった……?』

ほむら『そっ、そんなことないです!』

ほむら『私も、嬉しいです……』

・・・・・・


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 00:54:46.54 ID:U0Z1WDpY0
ほむら「その女の子は運動も勉強も全然ダメで、上手くやっていけるか不安だった」

ほむら「でも、友達になってくれた子はとても優しくしてくれたの」

まどか「そっかぁ……二人は友達になれて良かったね」

ほむら「そうね……その子はずっと気にかけてくれて、二人は徐々に仲良くなっていったわ」

ほむら「そんなある日、その子はあるゲームを勧めてきたの」

まどか「それって、もしかして……」

ほむら「ええ、オンラインゲームだったわ」

・・・・・・


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 00:59:38.88 ID:U0Z1WDpY0
まどか『ねぇねぇ、ほむらちゃん』

ほむら『あ、なんですか鹿目さん?』

まどか『新しくゲーム始めてみようと思ってるんだけど、ほむらちゃんも一緒にやってみない?』

ほむら『え、私も一緒にですか……?』

まどか『そうそう。これって協力したほうがやりやすいんだって』

ほむら『協力……。うん、いいよ』

まどか『やったぁ!』


15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:06:20.84 ID:U0Z1WDpY0
まどか『えっと、私が敵を引きつけてる間に、ほむらちゃんお願いね』

ほむら『は、はい。頑張ります』


まどか『ほむらちゃん、またLVがあがったよ』

ほむら『良かったですね、鹿目さん』


まどか『このアイテムは、ほむらちゃんにあげるね』

ほむら『あ、ありがとうございます』

・・・・・・


17:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:11:17.83 ID:U0Z1WDpY0
ほむら「最初は二人とも、とても楽しくしてたわ」

ほむら「協力して敵を倒したり、レベルが上がったことを喜んだり……」

ほむら「特に、地味だった女の子は、今まで人に迷惑をかけてばかりで……」

ほむら「ゲームの中とはいえ、誰かの力になれることにとても喜んでいたわ」

まどか「そうなんだ」

ほむら「そうして、二人はどんどんとゲームにのめりこんでいったの」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:16:29.31 ID:U0Z1WDpY0
ほむら「でも、まだちゃんと学校に行っていたし、普段の生活に支障をきたすこともなかった」

ほむら「なにより、二人でやることが楽しくて、辞めようなんて思わなかった」

ほむら「でもね、徐々におかしくなっていったの」

まどか「おかしく……?」

ほむら「そう……。もしこのとき、彼女がもっと違う接し方をすれば」

ほむら「この二人の未来は変わったかもしれないわね……」

・・・・・・


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:21:23.06 ID:U0Z1WDpY0
ほむら『鹿目さん、まだ続けるの?』

まどか『キリ悪いし、出来たらもう少し続けたいなーって』

ほむら『でも、もうかなり遅い時間だよ……?』

まどか『ほむらちゃんは先にやめちゃってもいいから』

ほむら『えっと……鹿目さんが続けるなら私も……』

まどか『えへへ、ありがと』

ほむら『ううん、気にしないで』


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:25:35.95 ID:U0Z1WDpY0
ほむら『鹿目さん、流石に寝ないと明日が……』

まどか『うーん、ごめんねもうちょっとだけ』

ほむら『あの……私は先にやめるね』

まどか『あ、うん。おつかれー』

ほむら『手伝えなくてごめんなさい』

まどか『そんな、気にしなくていいよー』


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:31:50.50 ID:U0Z1WDpY0
さやか『まどか、今日休みかな? 学校来てないね』

仁美『ご病気でしょうか……』


ほむら『鹿目さん、どうしたのかなぁ……』

まどか『すいません、遅れましたー』

ほむら『あ、鹿目さん。遅刻なんてどうしたの?』

まどか『えーっと……ちょっと寝坊しちゃって……あはは』

ほむら『もう、あんまりゲームばっかりしちゃだめだよ』

まどか『えへへ、気をつけるね』


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:37:58.57 ID:U0Z1WDpY0
教師『じゃあ、ここをー……』

まどか『zzz』

教師『鹿目やってみてくれ』

まどか『zzz』

教師『おい、鹿目!』

まどか『っ、は、はいっ!』

教師『居眠りとは、感心しないな』

まどか『す、すいません』

ほむら『……』


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:42:33.32 ID:U0Z1WDpY0
ほむら『鹿目さんが授業中に居眠りなんて、珍しいね』

まどか『あはは……ちょっと寝てなくて』

ほむら『……そんなに遅くまでやってたの?』

まどか『つい夢中になっちゃって』

ほむら『あんまり、やり過ぎないように気をつけてね』

まどか『解ってるよー、今日はたまたまだって』

ほむら『うん、そうだよね……』

・・・・・・


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:47:19.16 ID:U0Z1WDpY0
ほむら「友達の子はそんな風に、遅刻や居眠りが多くなっていった」

まどか「さやかちゃんも、そんな感じだったっけ……」

ほむら「ええ、そうね……」

ほむら「その子も、このとき友達に強く言えたら良かったのだろうけど」

ほむら「初めて友達になってくれた子だったし、なにより嫌われるのが怖かったのでしょうね」

ほむら「大して強くも言えずにいたの」

ほむら「でも、そのせいで友達の子はどんどん酷くなっていってしまった……」

・・・・・・


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:52:05.21 ID:U0Z1WDpY0
ほむら『ねえ、鹿目さん』

まどか『んー、何……?』

ほむら『今日、授業中ずっと寝てばかりだったよ』

まどか『あー……そうだったかな』

ほむら『やっぱり、ずっとゲームしてたからだよね?』

まどか『……そうだよ、悪い?』

ほむら『あ、その……そんなことないけど……』


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:58:54.64 ID:U0Z1WDpY0
ほむら『でも、このままじゃ鹿目さんが困るんじゃ……』

まどか『別にいいじゃん……誰にも迷惑かけてないし』

ほむら『で、でも……』

まどか『それより、今日やりたいことあるんだけど一人じゃ厳しいから、ほむらちゃん手伝いお願いね』

ほむら『え、あ、あの……』

まどか『駄目なの……?』

ほむら『う、うん。解った』

まどか『えへへ、ありがとね、ほむらちゃん』


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 02:01:21.57 ID:U0Z1WDpY0




ほむら『鹿目さん、今日も学校来なかったなぁ』

ほむら『病気にでもなったのかな?』

ほむら『でも、昨日も一緒にゲームしてたのに……』

ほむら『後で、お見舞いに行ってみようかな』

・・・・・・


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 02:06:14.71 ID:U0Z1WDpY0
ほむら「友達の子は、そんな風に学校も無断で欠席するようになってしまった」

ほむら「たとえ来ても、授業中は寝てばかりだったわ」

まどか「それってもう……」

ほむら「ええ、確実に廃人になっていったのでしょう」

ほむら「心配になったその子は、友達の様子を見に行ったの」

ほむら「そしたら……」

・・・・・・


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 02:12:34.38 ID:U0Z1WDpY0
ほむら『えっと、鹿目さんいるかな?』

<ピンポーン

ほむら『……』ドキドキ

知久『はい、どちら様ですか?』

知久『っと、君はまどかの友達の……暁美さんだったかな?』

ほむら『は、はい。あの、鹿目さんが休んでいたので、心配になってお見舞いに……』

知久『ああ、ありがとう……』

知久『でも、まどかは別に病気ってわけじゃないんだ。だから今日は――』

『まどか! あんたいい加減にしなさいよ!』

ほむら『えっ?』


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 02:18:38.97 ID:U0Z1WDpY0
『学校勝手に休んでまでゲームとか、あんた何考えてるんだよ!』

ほむら『これって……』

知久『……聞こえちゃったよね』

知久『まどかは、どういう訳かずっと部屋から出てこなくてね……』

知久『なにやら、ずっとゲームをしているみたいだけど』

ほむら『そんな……』

知久『暁美さん……君からもまどかに言ってあげてくれないかな?』

ほむら『あ、はい。解りました……』


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 02:23:30.20 ID:U0Z1WDpY0
詢子『いい加減部屋から出てこいっての!』

詢子『何日、学校休んでると思ってるの!?』

ほむら『あの……』

詢子『ん……? ああ、まどかの友達の……』

ほむら『はい、暁美ほむらです』

詢子『わざわざ心配して来てくたんだろう?』

詢子『もうまどかのやつ、ずっと部屋に篭もりっきりで……どうしたらいいか……』

詢子『暁美さんからも、何か言ってあげてくれないかい?』

ほむら『は、はい』


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 19:00:31.14 ID:8LbasYPn0
ほむら『鹿目さん……』

まどか『ほむらちゃん……?』

ほむら『うん……。その、部屋に入らせてもらってもいいかな?』

まどか『……』

まどか『うん、いいよ……』

ほむら『ありがとう』


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 19:05:31.94 ID:8LbasYPn0
ほむら(本棚が、あのゲームの関連本ばっかり……)

ほむら(あ、二つのアカウントで操作してる……鹿目さん、複数キャラ持ちになってたんだ)

まどか『で、なにかなほむらちゃん?』

まどか『ゲームのことで聞きたいことがあるのだったら、わざわざ家に来なくてもチャットで……』

まどか『あ、そういえばこのキャラってまだほむらちゃんに見せてなかったっけ』

まどか『だんだん1キャラじゃきつくなってねー、ついこの前――』

ほむら『あの、鹿目さん』

ほむら『学校に来ようよ……。休んでまでゲームなんておかしいよ……』


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 19:13:01.59 ID:8LbasYPn0
まどか『はぁ……』

まどか『ほむらちゃんまで、そんなこと言うの?』

まどか『ほむらちゃんなら、一緒にやってるし解ってくれると思ってたのにな』

ほむら『で、でもこのままじゃ鹿目さんも、あとあと困ることに……』

まどか『中学校なんてさ、適当にやってても卒業出来るんだよ?』

まどか『だったら、行く必要ないよね』

ほむら『べ、勉強とかどうするの……?』

まどか『中学校で習うのなんて、役にたたないよ。どーにでもなるって』


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 19:23:03.57 ID:8LbasYPn0
ほむら『鹿目さん、本気で言ってるの……?』

まどか『ほむらちゃん……そんなこと言いに来ただけなら帰って』

まどか『それでさ、はやくゲームにログインして一緒に遊ぼ?』

ほむら『で、でも……!』

まどか『じゃないと……私、ほむらちゃんのこと嫌いになっちゃいそうだよ……?』

ほむら『あ、そ、そんな……』

ほむら『私には、鹿目さんしかいないのに……』

まどか『私だってほむらちゃんのこと、嫌いになんてなりたくないよ』

まどか『だから、ね? もう帰って、一緒にゲームしようよ』

ほむら『でも……』

まどか『……早く帰ってよ、正直邪魔なんだから!』

ほむら『は、はい……』

・・・・・・


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 19:33:47.43 ID:8LbasYPn0
まどか「ねぇ、ほむらちゃん」

ほむら「なに?」

まどか「どうしてその子は、友達がそんな風になってもゲームを付き合ってあげたのかな?」

ほむら「……さぁ、解らないわ」

ほむら「でも、もしかしたら……ゲームの中だと普通に接することが出来たからじゃないかしら」

まどか「どういうこと?」

ほむら「たとえ、現実だと会えなくても、話を聞いてくれなくても」

ほむら「ゲームの中なら、会うことが出来たし、一緒に話すことが出来た」

ほむら「それが、その子がゲームをする心の拠り所だったんじゃないかな」

まどか「……そういうものなのかな」


72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 19:40:34.71 ID:8LbasYPn0
ほむら「でもね、そんなの長く続くはずが無かったの」

ほむら「友達の子は、それこそ寝る間も惜しんでいたのだから、二人の間の差は、歴然としていった」

ほむら「そして、それをきっかけにゲームの中でも二人は疎遠になっていってしまったの」

ほむら「もう、殆ど学校に来ることもなく」

ほむら「家を訪ねても、話を聞いてくれることもなく」

ほむら「食事もまともに取らなくなって」

ほむら「両親ですら、諦めたかのように何もしなくなっていった」

ほむら「巴マミや美樹さやか以上の廃人だったんじゃないかしら……」

まどか「そんなに……」


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 19:46:24.59 ID:8LbasYPn0
まどか「もう一人の女の子は、それからどうしたの……?」

ほむら「……その子は学校でも、ゲームでもひとりぼっちになって」

ほむら「どうにかして、友達に元に戻って欲しくて」

ほむら「でも、話なんか全然聞いてくれなかったから」

ほむら「ある日、ある強行手段に出たの」

まどか「強行手段……?」

・・・・・・


77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 19:52:49.34 ID:8LbasYPn0
<ピンポーン

ほむら『こんにちわ』

知久『ああ、暁美さん。今日も来てくれたのかい』

ほむら『あの……鹿目さんの様子は?』

知久『相変わらずだね……話しかけても、反応すらくれなくなった』

知久『もう、僕たちもどうしたらいいか解らないよ……』

ほむら『そうですか……』

知久『とにかく、まどかと話してみてくれないかい?』

ほむら『はい』


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 19:56:45.59 ID:8LbasYPn0
ほむら『鹿目さん、今いいかな……?』

ほむら『……勝手に部屋、入るね』


まどか『……』

ほむら『鹿目さん……』

まどか『……』

ほむら『ねぇ、元に戻って……あの、優しかったころに戻って』

まどか『……』


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 20:04:45.26 ID:8LbasYPn0
ほむら『鹿目さんの友達も、両親も、もちろん私も、みんな心配しているんだよ?』

まどか『……うるさいなぁ』

ほむら『お願い鹿目さん……鹿目さんがいないと、私ひとりぼっちになっちゃう……』

まどか『そんなの知らないよ』

ほむら『また一緒に学校行って、一緒にお昼ごはん食べて、一緒に勉強したりしようよ』

まどか『別に私はしたくない』

ほむら『……』

ほむら『そっか……やっぱり、そのゲームがある以上だめなんだね』

ほむら『だったら……!』


83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 20:14:19.32 ID:8LbasYPn0
ほむら『ごめん、鹿目さん!』

まどか『あっ! 何するの!? コントローラー返して!』

ほむら『こんなものがあるから! これのせいで鹿目さんがおかしくなっちゃったから!』

ほむら『ゲームのデータも、キャラも、アカウントも、全部全部無くなってしまえば!』

まどか『嘘でしょ……? 冗談だよねほむらちゃん?』

ほむら『冗談なんかじゃない……鹿目さんを元に戻ってくれるなら……』

まどか『止めてよ! ねぇ、止めて……』

ほむら『あ、暴れないで……お願いだから……』

まどか『やめてってばぁぁっっっっっっ!!』


85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 20:21:22.74 ID:n0AZ+LWP0
まどか・・・


86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 20:24:17.74 ID:8LbasYPn0




まどか『あ……あぁ……あ……』

ほむら『……』

まどか『私の……私が……』

ほむら『鹿目さん、これで目を醒ましてくれた……?』

まどか『……』

ほむら『ねぇ鹿目さんもう元に戻って。もうあのゲームは無いんだよ?』

ほむら『また、普通の生活に戻ろうよ、二人で』

まどか『……』

ほむら『……鹿目さん?』


91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 20:33:09.59 ID:8LbasYPn0
まどか『……あは、あははっ』

ほむら『え?』

まどか『ふふふっ! あは、はははははははは、あははははははははははっ!!』

まどか『そっか、そっか。そういうことかぁ!』

ほむら『か、鹿目さん……?』

まどか『ねぇ、ほむらちゃん。今日はもう帰って』

ほむら『え、あの……』

まどか『いいから、帰ってよ!!』


92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 20:39:05.10 ID:8LbasYPn0
ほむら『う、うん……』

ほむら『鹿目さん、ちゃんと学校来てくれるよね?』

まどか『学校……? そうだね……ティヒヒ』

まどか『心配しなくても、もうゲームはしないよ』

ほむら『本当?』

まどか『うん。だってもう無いんだもんね……だから今日はバイバイほむらちゃん』

ほむら『じゃあ、帰るね。またね鹿目さん』

まどか『……さよなら。ティヒヒ』


101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:16:29.87 ID:8LbasYPn0
ほむら『昨日はやり過ぎちゃったかな……?』

ほむら『今日も鹿目さんは学校に来てないし』

ほむら『放課後、様子を見るために家に行ってみようかな』

ほむら『……大丈夫』

ほむら『もうゲームはしないって、言ってくれたもんね』

ほむら『鹿目さん、信じてるから……』


102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:24:25.97 ID:8LbasYPn0
<ピンポーン

知久『ああ、暁美さん。今日も来てくれたのかい?』

ほむら『はい。あの、鹿目さんは……?』

知久『相変わらず、部屋から出てこないよ……』

知久『呼びかけても、反応もしてくれない』

ほむら(もう、ゲームはしないって言ってくれたのに……)

ほむら『あの、今日もお邪魔していいですか?』

知久『ああ、もちろんだよ』


106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:33:04.67 ID:8LbasYPn0
ほむら『鹿目さん、いいかな? 勝手に入っちゃうよ?』

ほむら『……』

ほむら『入るね……』


ほむら『うわ、暗い……。鹿目さん電気くらい付けないと……』パチ

ほむら『……えっ?』

ほむら『何……これ……?』

ほむら『何なの……? なんで……?』

ほむら『なんで、鹿目さんが……』









ほむら『首……吊ってるの……?』


107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:33:36.00 ID:RVvkmFETI
マジかよ・・・


110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:34:44.14 ID:kTW5z/gL0
なんてこったい…


117:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:38:11.59 ID:8LbasYPn0
ほむら『ねぇ、鹿目さん……返事してよ、ねえ!』

ほむら『なんでこんなことになってるの!? 訳がわかんないよ!!』

知久『ど、どうしたんだい、暁美さん?』

ほむら『まどかのお父さん……』

知久『ま……まどか!?』

知久『暁美さん、とりあえずまどかを降ろして! 僕は救急車を呼ぶから!』

ほむら『は、はい……!』


122:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:44:17.35 ID:8LbasYPn0
ほむら『もう……こんなに冷たい……』

ほむら『なんで……どうしてこうなっちゃったの……?』

ほむら『あれ、これって?』

ほむら『メモ用紙? 何か書いてある……』


『私はもう死んじゃったから
だからこっちで生きてても仕方ないから』


ほむら『何これ……意味が解んないよ……』


128:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:48:53.69 ID:8LbasYPn0
ほむら『私が、鹿目さんのキャラを消しちゃったから? 殺しちゃったから?』

ほむら『私が、あんなことしなければ、こうはならなかったの?』

ほむら『……ねえ、応えて鹿目さん』

ほむら『私のせいなの?』

ほむら『鹿目さん……ねえ、何か言ってよ……』



ほむら『鹿目さ……ん……うわぁぁぁぁぁっっ!!』


・・・・・・


129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 21:54:57.48 ID:8LbasYPn0
まどか「冗談……だよね?」

ほむら「……本当の話よ」

まどか「だって、ゲームのキャラを消されただけなのに……」

まどか「友達が本当に心配してくれたのに、それを無視して……」

まどか「死んじゃうなんて……」

まどか「訳が……わからないよ……」

ほむら「解るわけないわ」

ほむら「そのときの彼女にとっての現実は……もうこちらの現実じゃなかったのだから」


131:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 22:01:45.05 ID:8LbasYPn0
まどか「その子はその後、どうしたの? 残されたその子は……」

ほむら「……」

まどか「ほむらちゃん?」

ほむら「その子はね、きっとものすごく後悔したんだと思う」

ほむら「どうにかして、謝りたい、償いたいと考えてたと思う」

ほむら「だから……」

ほむら「だからあんな悪魔の言葉に、耳を傾けてしまったのよ……」

まどか「どういう……こと?」

・・・・・・


132:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 22:06:28.66 ID:8LbasYPn0
ほむら『私のせいだ……私が余計なことをしたせいで……』

ほむら『ごめんなさい……謝っても仕方ないかもしれない……』

ほむら『でも、どうにかして鹿目さんに償いたいよ……』


『その言葉は本当かい?』


ほむら『だれ!?』

QB『やれやれ、魔法少女の素質がある子が見つかったと思ったのに、死んでしまっているとはね』

QB『でも、君もどうやら素質がありそうだね』

ほむら『何を言ってるの……? あなたは何なの……?』


136:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 22:17:16.45 ID:8LbasYPn0
QB『僕はキュゥべえ。もし、君が僕と契約して魔法少女となるなら』

QB『僕はどんな願い事でも叶えてあげる』

ほむら『どんなことも……?』

QB『そう、なんだって構わない。どんな奇跡でも起こしてあげられるよ』

QB『魔法少女としての戦いのさだめを受け入れてまで、叶えたい望みがあるなら』

QB『僕が力になってあげるよ』

ほむら『あなたと契約すれば、どんな願いも叶えられるの?』

QB『そうとも。君にはその素質がありそうだ』

QB『さあ、聞かせてごらん。君はどんな祈りでソウルジェムを輝かせるのかい?』


137:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 22:27:11.23 ID:8LbasYPn0
ほむら『私は……』

ほむら『私は、鹿目さんとの出会いをやり直したい』

ほむら『もう、こんなことにならないように……』

ほむら『彼女に守られる私じゃなくて、彼女を守る私になりたい』

QB『それでいいのかい?』

ほむら『それがきっと、鹿目さんを殺してしまった私が出来る、彼女への償いだから……』

QB『よし、契約は成立だ。君の願いはエントロピーを凌駕した』

QB『さあ、解き放ってごらん。その新しい力を!』

・・・・・・


141:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 22:34:02.09 ID:8LbasYPn0
ほむら「そうして、その子は時を遡る力を手に入れたの」

ほむら「その友達に償うために、友達を守るために」

まどか「時を遡る……」

ほむら「そして、数えきれないほどの時を巡って様々なことが解った」

ほむら「魔法少女のこと、魔女のこと、この魔法少女のシステムのこと」

ほむら「でも、未だにその友達を守れていない……償えていないの」

まどか「……ねぇほむらちゃん。そのお話の二人ってもしかして……」


QB「やあ、暁美ほむら」


161:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 00:02:42.93 ID:ICZl8NAb0
まどか「キュゥべえ!?」

ほむら「……何の用かしら、インキュベーター?」

QB「やれやれ、そんな敵意を向けないでほしいな」

QB「今日は、せっかく重要な情報を報せに来たのになぁ」

ほむら「言ってみなさい……」

QB「あの三人のソウルジェムが、絶望に負けようとしている」

QB「このままだといずれ、魔女になってしまうだろうね」

ほむら「なっ……!?」


165:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 00:10:26.28 ID:ICZl8NAb0
まどか「魔女って……? 何それ、どういうこと?」

まどか「あの三人ってマミさんやさやかちゃんや杏子ちゃんのことだよね?」

QB「どう言う訳か、暁美ほむらはかなり事情を知っているみたいだからね」

QB「忠告しに来たってわけさ」

ほむら「どういうこと!? なぜあの三人が……?」

ほむら「そもそも、巴マミや佐倉杏子はともかく美樹さやかはまだ契約していないはず!?」

QB「そんなの契約したからに決まっているじゃないか」

QB「たかがゲームのために契約するなんて、僕には理解出来なかったけどね」

ほむら「なぜ彼女たちが絶望に負けようとしてるの? あなた何をしたの?」

QB「僕に言われても困るなぁ」

QB「彼女たちが絶望するのは、彼女たち自分自身のせいさ」

ほむら「どういうことよ……!?」


167:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 00:17:19.76 ID:ICZl8NAb0
QB「飲み込みが悪いね。まあ、僕も最初は気付かなかったから無理もないか」

QB「あの三人がやっているゲーム、あれが原因さ」

QB「人類ってのは、本当に理解出来ないね。あんな、仮想世界の出来事で、いちいち絶望したりするんだからね」

QB「まあ、そのお陰で感情エネルギーを得ることが出来たのは感謝すべきかな」

QB「どうやら、ゲーム自体で絶望を発散させてたみたいだから、今までなかなか魔女化しなかったけど」

QB「それも、もう限界さ。特にやってる期間が一番長いマミは、間違いなくもうすぐ魔女になる」

QB「そして、それを見たさやかや杏子も、真実を知って絶望し、魔女になるだろう」

QB「そのときは、今まで得たのと比べ物にならない、膨大なエネルギーを得れる」

QB「本当に、あの下らないゲームのおかげだよ」

ほむら「そ、そんなことって……まさかあんなゲームで……」


169:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 00:19:06.75 ID:Fpd9CrMQP
あのマミさんがどうやったら絶望するんだ
詐欺にでも引っかかったか


172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 00:22:39.09 ID:ICZl8NAb0
ほむら「全てあなたが仕組んだというの!?」

QB「勘違いしてもらったら困るよ。僕も最初は気付かなかったと言っただろう?」

QB「マミがあのゲームを始めたのは、本当に偶然さ。あんな風になってしまったのもね」

QB「まあ、エネルギーを回収できると知ってからは、出来るだけサポートはしてたけどね」

QB「全く、ノルマ回収のためとはいえ、あんなパシリみたいなことをし続けるのは骨が折れたよ」

QB「でも、その程度で信用が得れるのだから、君たち人類は実に稚拙だね」

QB「お陰で、こうして物事を進めるのが楽だったよ」


174:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 00:26:40.21 ID:ICZl8NAb0
ほむら「美樹さやかは……」

QB「あれも、彼女が勝手に始めただけさ。あんな風になってしまったのも僕には関係ない」

QB「そもそも、僕はマミに言われたからさやかの元にいただけなんだよ?」

QB「ああそういえば、僕の言った言葉が影響していたかもしれないけど……」

QB「僕は事実を言ったまでだしね」

QB「僕がいてもいなくても、ああなっていたんじゃないかな?」

QB「最後にあのゲームをし続けること選んだのは彼女自身さ。僕の言葉が関係していたとしてもね」


176:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 00:31:53.56 ID:ICZl8NAb0
ほむら「佐倉杏子も、あなたが関係してたの?」

QB「違うよ。佐倉杏子に関しては、僕は全くの無関係」

QB「美樹さやかが勝手に、仲間に引き込んだけさ」

QB「僕にとっては、嬉しい誤算ってところかな?」

QB「二人とも、一緒になれることを喜んでいたんだ。いいことじゃないか」

QB「それこそ、君にとやかく言われることじゃないよ」

ほむら「くっ……」

QB「解っただろう? 僕になにも原因はない」

QB「むしろ感謝してほしいくらいさ。僕は彼女たちのサポートをし続けたのだから」


178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 00:36:59.01 ID:ICZl8NAb0
ほむら「戯言ね……やはりあなたが全ての元凶じゃない!」

ほむら「あなたは、エネルギー欲しさに、彼女たちを利用したのでしょう!?」

QB「それはひどい言いがかりだね」

QB「何度も言っているだろう? あくまで、彼女たちのサポートをしていただけだと」

QB「そして、彼女たちはそれを望んでいた」

QB「僕はエネルギーが獲得出来る、彼女たちは快適にゲームが出来る」

QB「文句のつけようがない、相互依存の関係じゃないか」

ほむら「……もういいわ。あなたのふざけた詭弁に付き合っている暇はないの」

QB「おっと、話はこれで終わりじゃないんだ。本題はこれからさ」

ほむら「えっ?」


180:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 00:43:24.27 ID:ICZl8NAb0
QB「鹿目まどか」

まどか「な、なに?」

QB「恐らく、君には理解出来ない話だっただろうけど」

QB「簡単にいえば、あの三人はこのままだと死ぬことになる」

まどか「そんなのって……あんまりだよ……」

QB「まどか、運命を変えたいかい?」

ほむら「まどか、そいつの言葉に耳を貸しちゃ駄目!」

QB「この世界の何もかも、君が覆してしまえばいい」

QB「それを可能にする力が、君にはあるんだ」

まどか「本当に……?」

ほむら「騙されないで! そいつの思う壺よ!」

QB「もちろんだよ。だから、僕と契約して魔法少女になってよ」


182:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 00:47:37.86 ID:ICZl8NAb0
ほむら「お願いまどか! そいつの言うことなんて無視して! お願いだから!」

まどか「でも、私じゃないとみんなを救えないんだよね」

ほむら「だけど、私はあなたを守るって、償うって誓ったの……」

ほむら「お願い……だから……」

まどか「泣かないでほむらちゃん……」

まどか「……ねぇ、ほむらちゃん」

ほむら「なに、まどか……?」


184:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 00:52:51.99 ID:ICZl8NAb0
まどか「ほむらちゃんが言った話を聞いて、私思ったんだ」

まどか「あの子は、友達を殺しちゃったって罪の意識を感じてたけど」

まどか「きっと死んじゃった友達は、その子のことを恨んでないよ」

まどか「それに、こんなに心配してくれる友達がいたのに死んじゃうなんて」

まどか「きっと、自業自得だよね」

まどか「友達も、責任なんて感じて欲しくないって思ってるんじゃないかな」

まどか「だから……ね」

まどか「もう償いなんていいんだよ、ほむらちゃん」



まどか「キュゥべえ……私、契約するね」


186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:01:51.44 ID:ICZl8NAb0




QB「凄かったね、変身したまどかは」

QB「彼女なら、最強の魔法少女になるとは予測していたけどね」

ほむら「その結果どうなるかも、見越した上だったの?」

QB「彼女は最強の魔法少女となった」

QB「当然、いつかは最悪の魔女になる。遅かれ早かれ結末は同じだよ」

QB「さて、僕らのエネルギー回収ノルマは予想以上にいい結果だったよ」

QB「本当にあの下らないゲームと、そんなものに影響されやすい人類のおかげさ」

QB「あとは君たち人類の問題だ。……戦わないのかい?」

ほむら「私の戦場は……ここじゃない」

――ガチッ――


188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:05:04.85 ID:g+9wpY350
また戻るのか…


189:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:07:07.67 ID:ICZl8NAb0
ほむら「何度でも繰り返す」

ほむら「たった一人の、私の友達」

ほむら「あなたの為なら、私は永遠の迷路に閉じ込められても構わない」


『もう償いなんていいんだよ、ほむらちゃん』


ほむら「……もう、無理だよまどか」

ほむら「私にはもうこれしかないから」

ほむら「これが私の出来る、たった一つだけ、最後に残った償い」

ほむら「貴方を守るためなら、貴方を救うためなら……」

ほむら「私は……」


To the first episode of PUELLA MAGI MADOKA MAGICA ......?


190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:08:38.14 ID:ICZl8NAb0
以上で、ネトゲSSは完結とします
一応、ほむほむの過去、QBの企みなど、前回で張った伏線をある程度回収出来たと思います
最初は一発ネタのつもりだったのに、こんなに続けるとは思わなかった

ネトゲなんてやるもんじゃないです。やってものめりこむもんじゃないです
リアルは大事にね

読んでくれた方、ありがとうございました


194:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:10:57.27 ID:EiuIQCxp0

しかし救いがない…


197:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:14:51.08 ID:uPOk8tArO
何事もはまり過ぎると身を持ち崩すよね…
乙でした!


199:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:20:08.64 ID:vPuo5IfD0
乙っちまどまど!
続編をいろいろと書いてくれてありがとう
面白かった


200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:34:19.18 ID:ICZl8NAb0
~おまけ~
  _________________
 |                         |
 |   物語の雰囲気を大事にする方は   |
 |         スルー推奨         .|
 |_________________|
.          |::|  -─-       |::|
        r‐ |::|´       \‐x.|::|
      /乂_|::|ソ  ___∧ __ ∨i|::ト,
    ,ノイ  |::| |\/  ∨ VⅥ_|::|.|
     |   ,|::|小. ┃  ┃ | |_|::N
     |/∨|::| | ' '  _  ' '〉| |::|
.       | |::N{≧‐┴┴r≦‐ミ|::|_
.       |(___)   〈__〉   ! (___)
       ノム|::| |      |   |::ト、〉
      |├|::|ノ|      ├<二ノ
      |八`゙/ミ      ノ⌒ヽⅣ
          /           \


201:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:37:40.91 ID:ICZl8NAb0
まどか「ようやく、お話が終わったね」

ほむら「今からは……楽屋裏って感じかしら」

さやか「結局、転校生以外みんな廃人になるorなってたなんて、ひどい話だよね」

さやか「しかも、救いが全くなし」

ほむら「廃人を扱う以上、救いがあるエンドにするつもりはなかったそうよ」

杏子「アタシなんて、ほとんど語られずに終わったな」

マミ「オンラインゲームとなると、PCとかだからねえ。佐倉さんはお金のないイメージがあるから」

まどか「魔法を利用して、ATM壊してお金盗ったりしてるってあのソースが出てから書いてたら」

まどか「もしかしたら、最初から登場してたかもね」

ほむら「今まで、そうじゃないかって言われてても確定ではなかった(と少なくとも思ってた)からね」


202:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:43:16.58 ID:ICZl8NAb0
まどか「さて、今までレスが色々ついて、結構予想されたよね」

ほむら「まず、私が前のループで廃人なんじゃないか。って予想」

さやか「書いた人もね、最初はそうしようと思ってたんだって」

マミ「そのとき、どうやって廃人から更生できたのかを、どうしようか本気で悩んでね」

杏子「よくありそうな、まどかの説得だけは聞くとか、そういうのも考えたんだけど」

まどか「結構、今までが壮絶だったから、あまりにもそれじゃあ簡単に元に戻り過ぎだろ。って思ったの」

ほむら「で、一つの案として出たのが、まどかを殺しちゃうってやつなの」

マミ「自殺の逆バージョンね。説得にしに来た鹿目さんたちに、切れてついに……って感じ」


203:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:51:12.01 ID:ICZl8NAb0
ほむら「まあ、流石に私がまどかに手をかけるのは、廃人でもないかなー、って思って」

まどか「さやかちゃんにキレて、やっちゃいそうなところを私が庇って……という風に考えたの」

マミ「でもね、それだとその後の話に色々、不都合が出たり、後の話が全く思い浮かばなかったりで」

杏子「正直、続編を書く気はあったのに、こんなに期間があいていたのは、こんな風にずっと悩んでいたからだ」

さやか「あと、他のSSも書いてたってのもあるんだけど、まあそれはどうでもいいよね」

まどか「である日、あれ、じゃあまどかが廃人だったらって設定ならどうだろうって思い浮かんだら」

ほむら「結構、スラスラできてね。こうしてこのSSが完成したってわけ」


205:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:55:37.93 ID:ICZl8NAb0
QB「僕が、優しいとかいうレスもあったね」

マミ「特に最初の私のSSだとね」

まどか「最初は、一発ネタのつもりだったから」

ほむら「マジでQBってこんな苦労人なんだよ……ってするつもりだったんだけどね」

さやか「でも、二作目のとき、いやいやQBってこんなんじゃねーだろって思って」

杏子「今回みたいに,、実はエネルギー回収のために、優しくしてるように見せてただけってふうにしたわけだ」


206:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 02:00:24.07 ID:ICZl8NAb0
まどか「まあ、こんな風にころころ変えたから、かなり突っ込みどころ満載だよね」

ほむら「ワルプルギスの夜とかね」

まどか「最初は全てが、1ヶ月の間で起こった出来事って事にしようかと思ったけど」

ほむら「さすがに、1ヶ月で重度の廃人になるのは無理があるわよね」

さやか「他に最初のマミさんのSSのときに、マミさん魔女化しねーの?って言われてたけど」

マミ「書いてた人的に、もう魔法少女の設定とかどうでもいいや、な感じで書いてたのね」

杏子「だから、今回纏めようと魔女化するって話が出たとき、>>169みたいな突っ込みがくるわけだよな」


204:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 01:55:18.56 ID:1DHQocUd0
寝ようと思った矢先に後日談が来るとは…
朝まで残ってますように


208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 02:06:45.63 ID:ICZl8NAb0
まどか「>>204が、後日談と勘違いしちゃってるけど、ゴメンネ」

ほむら「勿体無いから、設定を暴露してるだけなのよ」

杏子「多分、ウザいって思ってる人もいるだろうな」

マミ「ただ、もし暇があったら、今度は本当に廃人関係なく」

さやか「みんなでネトゲを楽しく、まあFF11だろうけど、それをやるSSを書きたいって思ってるんだ」

さやか「SS速報あたりでやるかもね」

まどか「あと、これの後日談も考えてないわけじゃないんだけど」

ほむら「そんなに大したものでもない気がするし、なにより眠い」


まどか「という訳で、お休みなさい」

まどか「ただの下らない語りだったけど、これで終了だよ」


211:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 02:16:10.44 ID:Kt5f1u2X0
乙!


214:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/06(月) 02:36:45.34 ID:vPuo5IfD0
おーSS速報で書いてくれるのかー
楽しみにしてるよ





このエントリーをはてなブックマークに追加

 「まどかマギカ」カテゴリの記事


Powered By 画RSS

コメントする



全ランキングを表示

Template Designed by DW99

アクセスランキング ブログパーツ ブログパーツ