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華奈「池田と猫」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:01:33.61 ID:/Uuo7/iy0
- 緋奈「にゃーにゃー」
奈沙「にゃーにゃー」
華奈「二人ともなにしてるんだし?」ヒョイ
ねこ「にゃー」
華奈「」
華奈「本物!?」
- 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:02:20.79 ID:/Uuo7/iy0
- 華奈「なんで猫がいるんだし!?」
緋奈「にゃー!にゃー!」キャッキャッ
華奈「にゃーじゃないし!?」
城奈「」トテトテ
城奈「? みんななにしてるんだし?」ヒョコ
ねこ「にゃー」
城奈「」
城奈「コケコッコー」 - 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:03:01.41 ID:/Uuo7/iy0
- 華奈「緋菜、奈沙、なんで猫がいるの?」
緋奈「道に落ちてて、かわいかったから……」
奈沙「ほら、お姉ちゃんにそっくりだし。」
華奈「似てないし!? いいから早く元の場所に戻してきなさい!」
緋奈「えーやだー」
奈沙「かわいいそうだしーうちで飼うんだしー」
城奈「」
城奈「まぁ、ここは」
城奈「多数決で。」 - 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:04:50.48 ID:/Uuo7/iy0
- 緋奈「じゃあ、私たちは飼いたいんだし!」
奈沙「お姉ちゃん1人で私たちの勝ちだし!」
華菜「うぅ……多数決じゃ勝てない……」
城奈「」ジーッ
城奈「」チラッ
モウキマリダシー
城奈「」チラッ
デモソウハイカナインダシ
城奈「じゃあ、私は飼わないで2対2、」
城奈「この件は保留で」ペコ - 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:05:26.85 ID:/Uuo7/iy0
- 華菜「いや、保留って……猫はどうするんだし……」
緋奈奈沙「城菜のうらぎりものー」
城奈「というわけで、猫の身の振りが決まるまで私があずかるし。」
緋奈奈沙「あっ、ずるーい!」ギャーギャー
華菜(なんだ、城菜も飼いたいのか……)
華菜「はぁ……わかったし、私からも母さんに頼んでみるよ……」
緋奈奈沙城菜「!!!!」パァァァァ - 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:06:03.94 ID:/Uuo7/iy0
- 緋奈「さっそくみんなで名前を決めるし!!」
緋奈「私からは緋奈の『ナ』の字をあげるし!」
奈沙「私からも『ナ』の文字をあげるし!」
城奈「じゃあ、私からは『ナ』の文字を。」
華菜(ふふっ、みんな『ナ』だし。)
城奈「あと、お姉ちゃんからは『カ』の文字で、」
城奈「カナナナちゃんで。」
華菜「ほとんど私になったし!?」 - 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:06:46.23 ID:/Uuo7/iy0
- 華菜「いいよ……私は遠慮するよ……」
城奈「そう?」
緋奈「じゃあ、ナナナちゃんでー!」
奈沙「縁起がいい名前だし!」
華菜「よかった……」
城奈「777……大当たり……あたり目……」
城奈「あたり目ちゃんでもいいし……」ボソッ
華菜「猫にイカの名前はかわいそうだし!?」 - 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:07:34.21 ID:/Uuo7/iy0
- 奈沙「さて、今日のおやつですが」
奈沙「ここにチョコレートがあるし。」
奈沙「でも、猫はチョコレートを食べられません。」
華菜「よく知ってるな……」
奈沙「あと、テレビでニャーとか叫んじゃうお姉ちゃんにも食べさせられません。」
華菜「」
華菜「//////」カァァァ - 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:08:11.76 ID:/Uuo7/iy0
- 緋奈「にゃーにゃー」
ナナナ「にゃーにゃー」
華菜「それにしてもよく懐いているし。」
緋奈「にゃー」
華菜「ふふっ、ナナナちゃんとおしゃべりなんてかわいいなぁ。」
ナナナ「にゃーお」
緋奈「にゃ……」
緋奈「す、すいませんだし……」
ナナナ「にゃー」
華菜「な、何を話していたんだ……!」 - 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:09:10.64 ID:/Uuo7/iy0
- ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
華菜「なんとかならない?」
華菜「うん……うん……」
華菜「わかったし……」
華菜「」トテトテ
緋奈「お母さんなんて言ってた!?」
奈沙「いいって言ったし!?」
華菜「いや、母さんはダメだって。」
緋奈「えっ……」
華菜「捨ててきなさいだってさ……」
緋奈「……」
緋奈「」ダッ!
華菜「ひ、緋奈!?」 - 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:23:21.90 ID:/Uuo7/iy0
- 華菜「緋奈がナナナ抱えて出て行ってしまったし……」アワワ
華菜「どうしよう……」
城奈「お姉ちゃん。まぁ、ここは私に任せるんだし。」
華菜「えっ?」
城奈「三つ子だから緋奈の場所は匂いでわかるんだし。」
華菜「そんなまさか……」
城奈「くんくん。こっちだし。」トテトテ
城奈「」ゴツン
奈沙「いてっ!」ゴツン
城奈「あちゃー、奈沙のにおいだったしー。」
奈沙「あははー」
華菜「もうだめだー……」 - 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:27:19.00 ID:/Uuo7/iy0
- 緋奈「」トテトテ
ナナナ「にゃー」
緋奈「」トテトテ
久保「」トテトテ
久保「ん?」
久保「あれ? おまえは池田の妹じゃないか。こんな時間にどうしたんだ?」
緋奈「ん? おばさん誰だし?」
久保「おばさんって……まぁ、あんたらからしてみたらそうなんだろうけど……」
久保「で、一体こんな時間に何してるんだ? 子供が出歩くには危ない時間だぞ。」
緋奈「お姉ちゃんが、ナナナちゃんを捨てて来いって……」
久保「あー。その猫か。捨てるのが嫌で逃げ出したんだな?」
緋奈「違うんだし! 明日は燃えるゴミの日だから……捨てるなら生ごみの日だし!」
緋奈「だから、それまでかくまうんだし!」
久保「お前余裕だな。姉ゆずりの肝の据わり方してるぞ。」 - 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:32:12.02 ID:/Uuo7/iy0
- 久保「で、猫を捨てるのはいいのか?」
緋奈「お姉ちゃんはいつも私たちのために頑張ってるし。」
緋奈「だから、あんまり我がまましたくないんだし……」
久保「だったら、家出なんかしてお姉ちゃんに迷惑かけるなよ……?」
緋奈「でも……ナナナちゃんもかわいそうだし……」
久保「はぁ……」
久保「いいよ、私のうちで飼ってやるよ。」
緋奈「!」
久保「だから、早く家族安心させてあげな?」
緋奈「ありがとうおばさん!」
久保「おう。あと久保さんな?」
緋奈「ありがとうクバさん!」
久保「まざった!?」 - 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:35:58.26 ID:/Uuo7/iy0
- ―――――――――――――――――――――――――――――――――
華菜「……はい! ……はい! 本当にありがとうございます!!」
未春「華菜ちゃん、見つかったの!?」
華菜「コーチが見つけてくれたらしいだし。」携帯パタン
未春「よかったぁ……」
華菜「みはるんも、ありがとうだし……!」
未春「気にしないで。緋菜ちゃんいなくなったなんて一大事だったし……」
未春「それで、コーチとはどこで会うの?」
華菜「うちまで届けてくれるみたい。」
華菜「本当に……本当によかったぁ……」ヘタン
未春「華菜ちゃん……」
未春「よかったね……」ギュッ - 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:37:48.29 ID:/Uuo7/iy0
- 緋菜「お姉ちゃん!!」
華奈「緋菜!! バカ! 心配したんだし!」ギュッ
緋菜「ごめんなさいだし……」
未春「緋奈ちゃん。もう、お姉ちゃん心配させちゃだめだよ?」
緋菜「うん……」
華奈「ところで、緋菜。ナナナはどうしたんだし?」
緋菜「! クバさんのお家で飼ってくれるらしいし!」
久保「久保さんな?」
華菜「コーチ……何から何まですいませんだし……」
久保「いや、部員だからとかコーチとかじゃなくて、人として当然のことだから気にするな。」 - 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:38:38.42 ID:/Uuo7/iy0
- 久保「それでもしよかったらなんだけど、池田。」
華菜「なんでしょうか?」
久保「ほら、猫の飼い方とか私よく知らないじゃん? だから、たまにでいいんだが……いや、たまにでいいんだぞ!?
池田も部活と家のこと忙しいからな。でも、たまにでいいから猫の様子見に来てくれないか? いや、ただ猫の
飼い方を教えてくれるだけでいいんだ!! まぁ、そのついでにさ、ご飯とかもご馳走するから。ダメかな?
あと! 池田、お前家のこといろいろやってるんだろ!? 猫の様子見るついででいいから池田の料理食わせてく
ないかね? ほら、ちょっと私も料理の勉強もしなくちゃならんなーって。部員に教えてもらうとかアレかもし
れないけど、知ってるやつに聞くのが一番だからな!! ついでに池田の料理の味の寸評もしてやるよ、はっはっは。
そうだな。明日予定空いているか? 猫のいろいろを揃えなくちゃならないんだが、池田も一緒に見てくれないか?
まぁ、あれだぞ? 家のことが忙しいんだったら無理にとは言わないが、代わりに飼ってやるんだから、池田も
ちょっと責任あるんじゃないか? いや、責めてるわけでも脅しているわけでもないんだぞ!? そこを勘違いし
ちゃいけないからな!? あぁー!! そうだ、映画の券が1枚余っていたなー! どうだ池田? その帰りに一緒に
映画見ないか? いや、違うぞ? 最近の若い子がどんな映画を見ているのかに興味があるだけだからな? ど
うだ? 猫のいろいろを手伝ってもらうからな。そのお礼みたいなもんだよ。ついでにメシもおごってやるから。」
久保「で、どうだ?」
華菜「」
華菜「別にかまいませんけど……」
華菜「猫の面倒はある程度みますけど、コーチのネコの面倒やコーチのネコにはならないんだし?」
久保「」
オチろ!! - 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:40:02.71 ID:lmMT422k0
- 乙
コーチァ! - 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/13(木) 03:43:58.49 ID:mFkY10lF0
- コーチ優しい!
と思ったけどダメコーチだったw

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