スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
ジャン「トロフォー?」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:05:15.74 ID:ES03S2+90
- 今回の話はいつぞや書いた、エレン「ちょろい」の続きになります
前回の荒筋産業
エレンがチョロイン
ミカサ出産
開拓地で所帯持ったよ
- 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:06:40.27 ID:ES03S2+90
- 「あの家か?東洋人の生き残りがいるってのは」
「混血らしいがな。顔立ちや髪の色に問題は無い」
「やっと巡ってきたチャンスなんだ、抜かるなよ」
「いくらで売れるんだろうな・・・久しぶりに高い酒が飲めそうだ」
「男がいたら殺せ。女とメスガキは生け捕りだ」
「味見は?」
「メスガキはダメだ、値が落ちる。女の方は、まぁいいだろ」
「楽しみだな、へへへ・・・」 - 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:08:58.02 ID:ES03S2+90
- ジャン「・・・で。こいつら三人で全員、間違いないんだな?」
エレン「ああ、他の気配はしなかった」
三人組「・・・ぅ・・・ぃてぇ・・・ぅぅ・・・」
ジャン「にしても、また手酷くやったな。加減出来ないのは相変わらずか?」
エレン「オレは手出ししてないよ、どっちかって言うとコイツらの命を守ってやったんだ」
ジャン「じゃあこれ、ミカサ一人でやったのか?」
エレン「・・・ああ」
ジャン「マジかよ・・・」 - 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:10:56.21 ID:ES03S2+90
- 幼女「おかーさん・・・だいじょうぶ・・・?」
ミカサ「・・・うん、大丈夫だよ」
幼女「ホント?すごくカオが青白いよぅ・・・」
ミカサ「心配させちゃったね。ゴメンね、ミコト」
ミコト「おかーさん・・・」
コン、コン
ジャン「ミカサ、俺だ。ジャンだ。入っていいか?」
ミカサ「え、ジャン?」
ジャン「ああ。通報を受けて来た」
ミカサ「・・・。どうぞ、入って」
ジャン「失礼するよ」 - 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:13:10.97 ID:ES03S2+90
- ジャン「・・・っ!?」
ミカサ「どうしたの?」
ジャン「い、いや・・・」
ミコト「・・・」
ジャン「髪・・・伸ばしたんだな」
ミカサ「切る必要がなくなったから」
ジャン「・・・、そうか。いつ見ても綺麗な髪だな・・・」
ミカサ「そう?ありがとう」
ゲシッ
ジャン「あいたっ!?」 - 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:16:08.43 ID:ES03S2+90
- ミコト「うぅ~っ!」
ジャン「あたた・・・この子は?」
ミカサ「ミコト、私たちの娘」
ジャン「そうか~。初めまして、お兄さんは憲兵団のジャ」
ゲシッ!
ジャン「あいったぁっ!?」
ミコト「ううぅ~っ!」
エレン「お前さ。何で旦那の目の前で嫁さん口説こうとしてんだよ?」
ジャン「そんなんじゃねぇよっ!」 - 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:18:03.95 ID:ES03S2+90
- ミコト「おかーさんはアタシとおとーさんのなの!」
ジャン「ち、違うんだよミコトちゃん?お兄さんはお母さんと友達なんだよ?」
ミコト「・・・ホント?」
ジャン「ああ!友達を誉めることは普通のことだろ?」
ミコト「・・・おとーさんは?」
ジャン「え?」
ミコト「おとーさんはお友達じゃないの?」
ジャン「・・・っ、えーと・・・」
エレン「くくっ・・・」 - 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:20:00.33 ID:ES03S2+90
- ジャン(何笑ってんだテメェ!?)
エレン「だって、くくっ・・・ぷははっ・・・」
ミコト「ケンカしてる・・・うそつき」
ジャン「違うんだ!これは・・・そう!喧嘩するほど仲が良いって言うだろ!?」
ミコト「・・・ホントに?」
ジャン「ホント、ホント!お兄さんとお父さんは仲良しなんだよ!」
エレン「あっはははっ!」
ミカサ「ふふふっ」
ジャン「ぐぅぅっ・・・!」 - 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:22:55.06 ID:ES03S2+90
- エレン「ありがとな、ジャン」
ジャン「あん?」
エレン「あいつがこんなに早く笑ってくれるとは思わなかった」
ジャン「はぁ?暴漢程度にビビるタマじゃないだろ?」
エレン「まぁ・・・な」
ジャン「心配すんな、後の処理はキッチリやるからよ」
エレン「・・・。頼りにしてるよ」
ジャン「何だよ?気持ち悪りぃな」 - 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:25:06.11 ID:ES03S2+90
- ゴトゴトゴトゴト・・・
男「くっそ・・・酷ぇ目にあったぜ・・・」
ジャン「お前はわりかし元気なようだな」
男「馬鹿言え、体中痛ぇよ」
ジャン「今のうちに休んでおけよ、向こうに着いたら締め上げてやる」
男「はっ、やってみろよ」
ジャン「だから、やるんだよ」 - 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:27:46.32 ID:ES03S2+90
- ジャン「報告します。誘拐未遂犯を連行したので聴取をしたいのですが」
上司「あ?未遂?・・・よく間に合ったな」
ジャン「市民の協力により未然に防ぐ事が出来ました」
上司「・・・。ニック、お前聴取やれ」
先輩「うーっす・・・」
ジャン「実況見分した私が適任だと判断します」
上司「・・・チッ。じゃあ、コイツが“不適切な取調べ”しないか見張ってろ」
先輩「うーっす・・・」
ジャン「?」 - 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:29:42.27 ID:ES03S2+90
- ジャン「で?まさか、お前らの独断犯行なわけないよな」
男「・・・」
ジャン「依頼主は誰だ?」
男「・・・」
ジャン「そうか。タダじゃ喋りたくないか?じゃあ拳の味でも味見してみるか?」
男「ひっ!?」
先輩「キルシュタイン。容疑者の人権は保護されている。暴力による自白強要は違法行為だ」
ジャン「はぁ?ニックさんだって万引きしたガキをぶん殴ってたじゃないっすか?」
先輩「記憶に無いな」
ジャン「はぁっ!?」 - 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:32:37.76 ID:ES03S2+90
- ジャン「一体どうなってるんだよ・・・?」
アニ「・・・」
ジャン「ん?アニ?おい、アニ」
アニ「・・・」
ジャン「アニ!待てよ!」
アニ「聞こえてるよ、うるさい」
ジャン「だったら呼んだら止まれ」
アニ「・・・で、何?」
ジャン「実はさ・・・」 - 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:35:08.31 ID:ES03S2+90
- アニ「ふーん」
ジャン「ふーん、って・・・それだけか?」
アニ「は?それだけだけど」
ジャン「お前、おかしいとは思わないのかよ!?」
アニ「ジャンってさ。小賢しいくせに、肝心なところが抜けてんのよね」
ジャン「・・・分かるように説明してくれ」
アニ「そのまんまの意味。アンタ、何のために憲兵団に入ったのさ?」
ジャン「それは・・・内地で快適な・・・」
アニ「わかってんじゃん」
ジャン「わかんねぇよ!?」 - 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:38:04.65 ID:ES03S2+90
- カツッカツッカツッカツッ
ジャン(クソ!アニのやつ意味わかんねぇこと言いやがって・・・!)
コンコンッガチャッ
ジャン「ジャン・キルシュタインです!今日も拉致未遂犯の聴取の許可をお願いします!」
上司「またかよ・・・おい、ニック」
先輩「うーっす・・・」
ジャン(またかいつかよ!どうなってんだ、一体!?) - 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:40:57.52 ID:ES03S2+90
- カツカツカツカツ・・・
ジャン(クッソ・・・どうなってんだよ・・・)
ジャン(まともな聴取出来ないんじゃ、あいつらの拘留期限切れちまうぞ・・・)
ジャン(何か・・・何か、手はねぇのか・・・)
カツカツ・・・
ジャン(ん?資料室、か・・・) - 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:43:11.45 ID:ES03S2+90
- ジャン(犯人の手掛かりなし、犯人の手掛かりなし、犯人の手掛かりなし・・・)
ジャン(何だよこれ!?開拓地区の誘拐事件、迷宮入りばっかじゃねぇかよ!)
ジャン(こんな馬鹿な話あるか!)
ジャン(これは・・・アッカーマン一家惨殺事件!?) - 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:46:19.72 ID:ES03S2+90
- 憲兵「実が小さいな」
エレン「土が痩せてますからね。馬糞でも回してもらえれば少しは・・・」
憲兵「口答えするな!お前たちには人類を飢えさせない義務がある!その自覚を持て」
エレン「・・・。はい」
憲兵「それに収穫量も少ない。このままではお前らの食う物は残らんぞ?」
エレン「・・・」
憲兵「お前は兵役を逃れた臆病者だ。そのことを肝に銘じて勤めろ」
エレン「・・・はい」
憲兵「おい!そこのお前!そんなへっぴり腰で・・・」
エレン「・・・」 - 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:49:02.94 ID:ES03S2+90
- ジャン「エレン」
エレン「ジャン!?」
ジャン「手を止めるな。またアイツに睨まれるぞ」
エレン「・・・。どうしてお前が視察に?」
ジャン「色々あってな。開拓地の視察をしたいと言ったら『お前の判断に任せる』だとよ」
エレン「機嫌悪いのか?」
ジャン「最悪だ。口からクソが出そうだぜ・・・」 - 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:51:25.34 ID:ES03S2+90
- ジャン「アッカーマン一家惨殺事件、知ってるか?」
エレン「!?」
ジャン「知ってるよな。お前は当事者だ」
エレン「・・・」
ジャン「恐い顔すんなよ。別にお前を責めに来たわけじゃない」
エレン「あれは・・・」
ジャン「ミカサが暴走した原因、合点がいったよ」
エレン「・・・」 - 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:54:50.19 ID:ES03S2+90
- ジャン「だから恐い顔すんなって。悪気は無いんだ」
エレン「・・・昔の話だ」
ジャン「・・・。お前は『巨人を駆逐する』が口癖だったよな」
エレン「ああ」
ジャン「じゃあ、何で兵士を諦めた?しかも卒業間近で」
エレン「守らなきゃならないものが出来たからなぁ・・・」
ジャン「・・・」
エレン「出来るだけ傍にいてやりたいと思った」
ジャン「・・・そうか」 - 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/16(木) 23:58:29.43 ID:ES03S2+90
- ジャン「じゃあ・・・もしまた壁が破壊されて、巨人が来たらどうするんだ?」
エレン「・・・」
ジャン「傍にいたって、鍬じゃ巨人は倒せないぞ?」
エレン「・・・だよな」
ジャン「あ?」
エレン「・・・この話、ミカサには内緒にしといてくれよ」 - 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:00:57.57 ID:URmnn69x0
- ジャン「予備兵志願?」
エレン「ああ、有事の際には予備兵として招集されて戦線に参加する」
ジャン「お前・・・訓練課程終了してねぇじゃねぇか」
エレン「卒業技能試験受けてないだけだし、あの時点で五位だったしな。あっさり登録許可下りたよ」
ジャン「ミカサとミコトちゃんはどうするんだよ?」
エレン「だからさ、そん時は兵士として二人を守る」
ジャン「お前・・・」
エレン「都合がいい話だってのは分かってるけどさ。どう考えてもこれしか思い浮かばなかったんだ」
ジャン「・・・」 - 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:03:00.96 ID:URmnn69x0
- カツカツカツカツカツ!
コンコン!ガチャッ!
ジャン「ジャン・キルシュタインです!先日の拉致未遂犯の聴取の許可をお願いします!」
上司「またお前か・・・ニック」
先輩「うーっす・・・」
ジャン「・・・」 - 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:05:59.13 ID:URmnn69x0
- 男「何度聞かれても、俺は何も知らないぜ?」
先輩「・・・」
ジャン「今日は暑いっすね」
男「は?」
ジャン「今日なんかは冷えたエールをキューッとやるとたまんねぇっすよね」
先輩「・・・」
ジャン「そういえば・・・ニックさん、そろそろ上がりの時間じゃないっすか?」
先輩「・・・」
ジャン「俺も後で行きますんで先に飲んでてくださいよ。これで足ります?」
ジャラジャラジャラ・・・
先輩「・・・。そうだな。後はお前に任せても大丈夫だろう」
男「ちょ!?待ってくれよ旦那ぁ!」
バタン
ジャン(このクソ野郎がっ!) - 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:09:02.89 ID:URmnn69x0
- ゴンゴン!バァン!
ジャン「ジャン・キルシュタインです!拉致未遂犯の証言が取れました!」
上司「あ?」
ジャン「至急捜索を行いたいので人員編成をお願いします!」
上司「・・・。お前さ。トロスト区出身の前期四位だっけ?」
ジャン「はい!」
上司「では、トロフォー。今割ける人員は無い」
ジャン「・・・」
上司「どうしてもって言うならお前一人で何とかしてみろ。優秀なトロフォーさんよ」 - 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:13:18.52 ID:URmnn69x0
- ジャン「・・・言いたいことはそれだけっすか?」
上司「何だと?」
ジャン「アンタ、駐屯兵団に十年噛り付いて、やっと空いた席に滑り込んだロートルじゃないっすか・・・!」
上司「お前、気は確かか?」
ジャン「それはこっちの台詞だ!開拓地での誘拐事件の検挙率みりゃ、今回がどれだけチャンスか分からねぇんすか!?」
上司「このクソガキが!」
ゴンッ!
上司「たかがトロフォーが調子に乗るなよ、若造がっ・・・!」
ジャン「酒・・・臭いんだよ・・・アンタは!」 - 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:17:09.88 ID:URmnn69x0
- 上司「教えてやろうか!?何故、開拓地の事件が未解決ばかりなのか!」
ジャン「・・・!」
上司「そういう風に出来てるんだよ!連絡系統も!指揮系統も!」
ジャン「・・・この!」
ゴン!
上司「ちったぁ頭使えば分かるだろうが!人買いなんてやる人間が、その辺のただの変態だと思うか!?」
ジャン「だからって!」
上司「その上等な壷に詰った糞で考えろよ!ここは『内地』だぞ!」
ジャン「そうかよ・・・そうかよ!だったらなぁっ!」 - 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:20:20.07 ID:URmnn69x0
- アニ『体制は個人では覆せない』
ジャン『そんなはずは無いだろ。俺はキャリアだぜ?』
アニ『今の憲兵団はね、同じ価値観が無数に集まって出来た生命体みたいな物よ』
ジャン『・・・はぁ?』
アニ『その中で自称キャリアのアンタ一人が叫んだって、さっさと排泄されるだけ』
ジャン『俺は糞かよ・・・』
アニ『そうね。今のアンタが憲兵団の中で騒いでる内は、ね』 - 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:22:49.46 ID:URmnn69x0
- コンコン
ミカサ「・・・」
エレン「奥に下がってていいよ。俺が出る」
ミカサ「エレン・・・」
アルミン「エレン、ミカサ?僕だよ」
ミカサ「アルミン?」
エレン「アルミンか!どうした、今日は?」
ガチャ
アルミン「こんばんは」
ジャン「・・・よぉ」
エレン「ジャン?」 - 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:24:54.26 ID:URmnn69x0
- ミコト「アルミンおじさん!・・・と、ジャン」
ジャン「お、俺だけ呼び捨てかよぉ・・・」
エレン「嫌われちまったなぁ、ジャン」
ジャン「うっせぇよ・・・」
ミカサ「それで今日はどうしたの、二人で?」
アルミン「ああ、そうだった。ちょっとね、報告したい事があってさ」
エレン「何だ?ジャンが憲兵団でもクビになったか?」
ジャン「・・・」
エレン「え?お、おい?一応言っとくけど、冗談だぞ?」 - 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:27:42.92 ID:URmnn69x0
- ジャン「辞めた」
エレン「は?」
ジャン「憲兵団、辞めた」
エレン「はぁぁぁっ!?」
ミカサ「ど、どうして?」
アルミン「いやいやいや!正しくは配置換えを申請して許可されたんだ」
エレン「・・・そういや、ジャン。お前のその紋章・・・」
ミコト「アルミンおじさんといっしょ!ツバサの絵だぁ!」 - 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:30:55.55 ID:URmnn69x0
- ジャン「あー。えーと、よ」
エレン「な、何で・・・」
ジャン「内地は、思ったより快適じゃなかった、からな・・・」
エレン「だったら駐屯兵団でもいいじゃないか、なんでわざわざ」
ジャン「・・・」
アルミン「最初は僕もビックリしたんだけどさ」
ジャン「俺は・・・人類を壁の外に出すんだよ・・・」
エレン「え?」
ジャン「巨人どもを駆逐して壁取り壊しちまえば、内地とか関係なくなるだろ」
エレン「ジャン・・・」 - 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:32:59.31 ID:URmnn69x0
- ジャン「ま、お前も色々覚悟決めてるみたいだしな。俺だけ無様な姿晒せねぇっていうか」
ミカサ「エレンが?何を?」
エレン「わー!わー!わー!」
ジャン「くくく・・・」
エレン「・・・この野郎~」
アルミン「それにしても、今日は豪勢だね。お邪魔しちゃったかな?」
ミコト「そうだ!アルミンおじさんとジャンおじさんもいっしょにたべよ!」
ミカサ「あら?ジャンおじさん?」
ミコト「アルミンおじさんとおなじ絵だから、ジャンおじさん!」
ジャン「お兄さん・・・まぁいいか」
エレン「くくっ・・・」
ジャン「笑うな」 - 45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:36:18.11 ID:URmnn69x0
- ミカサ「でも本当に二人とも時間があるなら、一緒にどう?」
アルミン「それじゃ、頂こうかな」
ジャン「そ、それじゃ俺も・・・」
エレン「椅子足りるかな?」
ミコト「アタシ、おとーさんのおひざ」
エレン「そうかそうか~」
ミカサ「ふふ・・・」
ジャン(・・・ミカサのエプロン姿・・・綺麗だ・・・手料理も・・・ああ、結婚しt)
ミカサ「今日はね・・・“四人目の家族”が出来たお祝いなの」
ジャン「」
おわり - 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:39:52.01 ID:aW24qu9s0
- おつ~ジャンはイイ奴(確信)
- 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:44:41.36 ID:3HEOGuFY0
- 乙
ジャンかっこいいジャン - 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:39:53.68 ID:Y2WOtMaZ0
- 乙
続きあるのか? - 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 00:45:33.95 ID:URmnn69x0
- >>47
正直、イイジャンが書きたかっただけなんだ
設定がオリジナルからかけ離れてるから、続きはもう書かないと思う - 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/05/17(金) 01:03:21.54 ID:dX1Tr33Y0
- 乙

「進撃の巨人」カテゴリの記事
- wwwwwwwwwwwwwwwwwww 2013/05/27(月) 22:07:04
-
4人目とは何だーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
- 2013/07/15(月) 18:56:10
-
このSSでジャンが好きになったわ
ありがとう
コメントする
全ランキングを表示