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絢辻「自慰行為?私だってそれぐらいするわよ」

323:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:26:57.66 ID:mCaX9eHx0
絢辻(なんかムラムラしてきたなあ)

絢辻「橘君」

橘「どうしたの絢辻さん?」

絢辻「あなたを私のオカズにします」

橘「はい?」




325:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:30:33.92 ID:mCaX9eHx0
橘「絢辻さん、それってどういう意味?」

絢辻「いいから早く服を脱いで」

橘「でも・・・」

絢辻「何?私に逆らう気?」

絢辻「もし今の平和な生活を維持したいのなら、私の言うことを聞くべきね」

橘「うぅ・・・」

橘(女の子の前でオナニーとか、屈辱以外の何物でもないよ)

橘(でも絢辻さんならいいかな)


327:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:37:49.64 ID:mCaX9eHx0
橘「・・・」シコシコ

絢辻「・・・ちょっと」

橘「今度は何?っていうか絢辻さんオナニーしてないじゃないか」

絢辻「私のことなんてどうでもいいから」

絢辻「それよりあなたいつもそんな機械的な自慰行為してるの?」

橘「え・・・?」

絢辻「普通は好きな人のこととかエッチなことを想像しながらするはずでしょ」

絢辻「でも、今のあなたからはそれが感じられない」

橘「うっ・・・」

絢辻「わかった?ほら、最初からやり直し」


328:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:44:50.73 ID:mCaX9eHx0
橘「はぁ、はぁ・・・絢辻さん・・・」シコシコ

絢辻「うん、それでいいわ、どんどん続けて」

橘「う・・・、くうっ」

絢辻「イキそうになったらちゃんと言ってね」

絢辻「あなたがイクときの顔しっかり見てあげるから」

橘「あっ・・・、イクッ・・・」

絢辻「もうイっちゃうの?」

橘「え?」

絢辻「いいわ、さっさと出しなさい」

橘「うっ・・・、あああ」ドピュ


329:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:50:09.42 ID:mCaX9eHx0
橘「はあぁ、はぁ」

絢辻「終わった?御苦労さま、もう帰っていいわよ」

橘「はい・・・って、絢辻さん結局オナニーしなかったじゃん」

橘「これじゃあ僕が恥ずかしい思いしてオナニーしただけじゃないか」

絢辻「はいはい、そういうこと」

絢辻「わかったらさっさと帰ってくれる?私いろいろと忙しいの」

橘「なんかか釈然としないなぁ」トボトボ

絢辻「・・・」


330:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:52:15.41 ID:mCaX9eHx0
橘(やっぱり何かおかしい、戻って抗議しよう)

橘「絢辻さん・・・あっ」

絢辻「あっ・・・んっ・・・はあぁ・・・」

橘(なんだ、僕にオナニーしてるところを見られたくなかっただけか)

橘(アへ顔を見せたくないなんて絢辻さんらしいや)




331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/04(土) 23:57:14.84 ID:T/VY1qKs0



339:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 01:37:51.05 ID:oKpJmwcR0
まだまだ書いてほしい


355:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 09:16:15.11 ID:jwk+KRYE0
絢辻「自慰行為?」

橘「う、うん…絢辻さんもするのかなって」

絢辻「…よく女の子相手にそんなこと聞けるわね」

橘「ご、ごめん」

絢辻「はぁ…呆れたわ…あなたはどうなの?」

橘「えっ!?」

絢辻「だから橘君はするの?しないの?まさか人に聞くだけ聞いておいて自分は答えないつもりだったの?」

橘「そういうわけじゃないけど…その…」

絢辻「…答えられないくらい恥ずかしいでしょ?」

橘「うん…」

絢辻「反省しなさい」

橘「すいませんでしたっ!!」


357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 09:31:32.92 ID:jwk+KRYE0
絢辻「よろしい。今回は特別に許してあげるわ」

橘「あ、ありがとう」

絢辻「…次はないわよ」

橘「は、はいっ!」

絢辻「そろそろ授業が始まるわね。教室に戻るわよ」

橘「うん…(結局聞けなかったけど…許してもらえただけ良かったな)」

~授業中~

絢辻「(それにしても突然あんなことを聞いてくるなんて…まったく信じられないわ)」

絢辻「(まだまだ躾が足りないようね…先が思いやられるわ)」

絢辻「(…自慰行為くらい私だってするわよ…でも…)」

高橋「絢辻さん?」

絢辻「は、はい!」


359:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 09:44:14.14 ID:jwk+KRYE0
高橋「あなたがボーッとするなんて珍しいわね。睡眠不足かしら?」

絢辻「いえ、大丈夫です。申し訳ありません」

高橋「あまり無理しないのよ。じゃあ教科書の214ページを読んでちょうだい」

絢辻「はい。国学を思想的に高め~……」

橘「(絢辻さんが授業中ボーッとするなんて…何かあったのかな?)」

橘「(悩み事でもあるのかもしれない…ここは男として支えてあげないと!)」

橘「(よし!休み時間にでも聞いてみよう!)」


376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 15:44:59.71 ID:jwk+KRYE0
~休み時間~

橘「絢辻さん!」

絢辻「橘君、どうかしたの?」

橘「いや、ちょっと話があって…」

絢辻「いいわよ。じゃあ場所を変えましょう」

橘「そうだね」

~廊下、ひと気の無い場所~

絢辻「この辺で良いかしら…それで話って何?」

橘「あ、うん。その…ぼ、僕は絢辻さんの力になりたいんだ!!」

絢辻「…えっ?どうしたの?急に…」


378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 15:56:28.08 ID:jwk+KRYE0
橘「いや、その…さっきの授業中珍しくボーッとしていたから、何か悩み事でもあるのかと思って…」

絢辻「…」

橘「ほら、僕は絢辻さんの恋人だから…そういう時は力になりたいなぁって…」

絢辻「…クスッ」

橘「え?」

絢辻「心配しないで。別に何か悩んでいるわけではないわ」

絢辻「さっきボーッとしていたのは女の子相手に破廉恥なことを唐突も無く聞くような人と自分が付き合っているなんて信じられなくて少し考え込んでいただけだから」

橘「うっ…そ、それってもしかして…(振られてしまうのか…僕は…)」

絢辻「…?」

橘「ごめん!本当にごめん!!」

橘「決して絢辻さんを傷つけるつもりはなかったんだ!」

橘「もう二度とあんなことは言わないから…」


381:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 16:07:03.81 ID:jwk+KRYE0
絢辻「ふふふ、橘君って面白い人ね」

橘「…えぇ!!?」

絢辻「安心しなさい。あなたと別れるつもりはないわ」

橘「そ、それじゃあ…!?」

絢辻「さっきのはちょっとした冗談よ。少しお仕置きが必要だと思ったから」

橘「な、なんだ…良かった…で、でもそのことはもう許してくれるって」

絢辻「何か文句あるの?」

橘「い、いえ!ありません…(怖い…)」

絢辻「よろしい。それにしても…あなたったら今にも泣きそうな顔で謝るんだから…ふふっ」

橘「だって…絢辻さんに振られると思ったら…」

絢辻「それで貸し借り無しにしてあげるわ。ほら、そろそろ授業が始まるから戻りましょう」

橘「うん。あ、そうだ絢辻さん」


382:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 16:14:46.68 ID:jwk+KRYE0
橘「…もし本当に悩み事があったり辛い時は僕を頼って欲しいんだ。頼りになるかわからないけど…絢辻さんの力になれるために頑張るから」

絢辻「なっ…何を急に…あ、ありがとう…」

橘「じゃあ戻ろうか」

橘「(ふぅ…一時はどうなるかと思ったけど…何もなくて良かった)」

絢辻「(…本当は橘君のことが頭から離れなくて授業に集中できなかったなんて…言える訳無いわよ…)」

絢辻「(それにあんなこと言われたらますます…もうっ!しっかりしなさい詞!)」

絢辻「(彼と付き合うようになってから…彼がいないとどうしようもなく不安になることが多くなったわ)」

絢辻「…ダメな女ね、私…」

橘「…?何か言った?」

絢辻「いえ、なんでもないわ。早くしないと遅れるわよ」


385:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 16:55:29.93 ID:jwk+KRYE0
絢辻「(ん…あれは…橘君…?)」

橘「お~い、薫~。一緒に帰らないか?」

棚町「良いわよー。ちょうどあたしも純一と帰ろうと思っていたのよねぇ」

橘「ははっ、気が合うな」

棚町「ねぇ…その前にキスしたいんだけど」

橘「僕も同じことを考えていたよ」

絢辻「(なっ…何をしているの…)」

棚町「…純一、キス上手くなったわね」

橘「薫もな。…やっぱり薫は良い女だなぁ」

棚町「なっ…ど、どうしたのよ突然…おだてても何も出ないわよ!?」

橘「ははっ、思ったことを言っただけさ。あの性悪女とは大違いだ」

絢辻「(性悪女って…まさか私のこと…?)」

棚町「あぁ~、あの優等生ぶってる…まだあの女の相手してたの?」

橘「からかってやると意外と面白いもんだよ」

絢辻「(…っ!!!)」


386:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 17:05:45.76 ID:/IZPYNm70
さあ雲行きが怪しくなって参りました


389:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 17:10:45.36 ID:jwk+KRYE0
棚町「あははっ、確かに面白そうねぇ」

橘「ああいうタイプって誰も信用しないのかと思ったけど、結構ちょろいもんだよ」

絢辻「(いや…やめて…)」

棚町「純一も人が悪いわねぇ」

橘「薫には言われたくないよ」

「あははははははっ」

絢辻「もうやめてっ!!橘君!!」

ガタンッ

先生「…!?あ、絢辻さん…?」

橘「(な…なんだ!?)」

絢辻「(ゆ…夢…だったの…?)」

絢辻「(ここは…教室?)」

先生「絢辻さん…どこか具合でも悪いのですか…?」

絢辻「いえっ…だいじょうぶ…!?」

絢辻「(わたし…泣いてるの…?)」


390: 忍法帖【Lv=4,xxxP】 :2011/06/05(日) 17:11:42.13 ID:JluMF1Nq0
なんだ夢オチかビックリした


391:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 17:18:42.97 ID:jwk+KRYE0
橘「せ、先生!僕が保健室に連れて行きます!」

先生「で、では橘君、お願いします…」

男A「おい、何があったんだ…?」ヒソヒソ

男B「さぁ…俺に聞かれても…」ヒソヒソ

男C「なんか橘の名前叫んでたぜ」ヒソヒソ

女A「夢の中で痴話喧嘩でもしてたんじゃない?」ヒソヒソ

女B「やっぱりあの二人って付き合っていたんだ」ヒソヒソ

先生「静かに!授業を再開しますよ」

~廊下~
橘「絢辻さん…大丈夫?」

絢辻「…」

橘「(うぅ…ずっと黙っているから気まずい…)」

橘「(僕の名前を叫ぶし…泣いているみたいだし…)」

橘「(何か悪い夢でも見ていたのかな…?)」

橘「(授業中に絢辻さんが寝るなんて…やっぱり何か悩みがあるに違いない)」


394:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 17:32:23.11 ID:jwk+KRYE0
橘「あ、保健室に着いたよ」

絢辻「…あなたは教室に戻りなさい」

橘「えっ…でも…」

絢辻「良いから戻って」

橘「そんな…絢辻さんを放っておけな」

絢辻「戻ってって言ってるでしょ!!」

橘「あ…絢辻さん…?」

絢辻「…ごめんなさい。今は一人になりたいの…」

橘「(こんな…こんな状態の絢辻さんを一人にするわけにはいかないだろう!!)」

橘「(でも…下手に干渉するのはかえってよくない…)」

橘「(一人になりたい時もあるだろうし…ここはそっとしておくべきか?)」

橘「(僕はどうすれば良いんだ…!?)」


397:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 17:41:02.56 ID:jwk+KRYE0
橘「(くっ…絢辻さんの恋人でありながらどうすればいいかもわからないなんて…)」

橘「(僕はなんて情けない男なんだ…)」

橘「(…いや、ダメだ…見るんだ、ちゃんと…絢辻さんと向き合うんだ…!!)」

橘「絢辻さん!!」

絢辻「な…何…?」

橘「僕は教室には戻らないよ」

絢辻「っ…いい加減しつ

橘「泣いている絢辻さんを目の前にして教室に戻れる訳がないじゃないか!!」

絢辻「…」

橘「僕は…僕は本当に絢辻さんのことが好きなんだ」

橘「好きな人が悲しんだり苦しんでいる姿は見ていたくないよ!」

絢辻「なら…それなら早く私から離れれば…っ!!」

ギュッ

橘「絢辻さんには…笑っていて欲しい」


400:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 17:50:40.21 ID:jwk+KRYE0
橘「絢辻さんの心からの笑顔はとても美しいんだ」

橘「僕はそれを知っているから絢辻さんの笑顔を取り戻したい」

橘「そのためなら僕は自分がボロボロになるとしてもなんでもするよ」

橘「絢辻さんの笑顔があれば僕はどんなに苦しくても頑張れるから」

橘「辛い時は一人で抱え込まないで、その辛さを僕にわけて欲しい」

橘「楽しいこと、苦しいこと、悲しいこと…いろんなことや感情を共有することが付き合うことなんだと僕は思う」

橘「例え絢辻さんが僕の想いを受け入れなくても…僕は受け入れてもらえるまで絶対に諦めないから」

橘「だから…だから僕は教室に戻らない!」

橘「誰が何と言おうと、絢辻さんが笑ってくれるまで僕は側にいるよ!!」


401:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 17:56:25.06 ID:jwk+KRYE0
絢辻「橘君…たちばなくんっ…」グスッ

ギュッ

橘「絢辻さん…」

絢辻「ごめんなさい…私…わたし…」

橘「大丈夫…大丈夫だよ…」

ガラガラッ

保健室の先生「さっきからうるさ…

橘「」

保健室の先生「」

橘「あ、あはは…ど、どうも~…」

ピシャッ

橘「(絢辻さんと抱き合っているところをバッチリ見られてしまったぞ…)」

絢辻「グスッ…ひっく…」

橘「(絢辻さん…見られたことに気付かないなんてよっぽどなんだな…)」

橘「あ、絢辻さん…ちょっと場所を変えようか」


402:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 18:03:04.76 ID:jwk+KRYE0
~屋上~

橘「さすがにここなら誰もいないな…」

橘「絢辻さん、少し落ち着いた?」

絢辻「ええ…」

橘「そっか…もし良かったら、その…」

絢辻「…ちゃんと話すわ。あんなこと言われたら…話さない訳にはいかないでしょ」

橘「はは…ありがとう」

絢辻「私はね、ずっと一人ぼっちだったの」

絢辻「本当の私を知っている人は誰もいなかった」

絢辻「でもあなたが本当の私を見つけてくれたのよ」

橘「僕が…僕だけが…」

絢辻「ええ。あなたと接しているうちに私の中であなたという存在があまりにも大きくなりすぎたの」

絢辻「だから…いつも不安だった。本当は私のことなんて好きじゃないんじゃないかって」

橘「そんな…そんなことは!!」


403:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 18:10:03.58 ID:jwk+KRYE0
絢辻「いつか私は棄てられてしまうんじゃないかって…」

橘「そんなことは絶対にしないよ!」

絢辻「ありがとう…最近夜はあなたのことばかり考えてしまって、なかなか眠れない日も多くて…」

絢辻「さっきも…夢の中であなたと棚町さんがキスしてた」

橘「ぼ、僕が薫とっ!??」

絢辻「あなたが本当に好きなのは彼女の方で…私はただの遊び」

橘「(夢の中の僕はどれだけ最低な男なんだ…)」

絢辻「あなたに棄てられる、あなたを失う状況を目の当たりにしただけで…あんな風に取り乱すなんて」

絢辻「ただの夢なのに…馬鹿でしょ、私…」

橘「…僕だって、例え夢の中でも絢辻さんに振られたら号泣するよ」

橘「だから…絢辻さんは馬鹿なんかじゃないよ」


406:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 18:16:41.01 ID:jwk+KRYE0
絢辻「クスッ…確かに私が馬鹿で橘君が馬鹿じゃないのは納得いかないわ」

橘「あ、絢辻さん…手厳しいなぁ…」

橘「(でも…ちょっと笑ってくれたから良かった)」

絢辻「…こんな話をしたら、あなたに別れを告げられるんじゃないかって、怯えていたの」

橘「ど、どうして?」

絢辻「重過ぎる、面倒臭い女だって思われるから…」

橘「そんなことないよ!」

橘「むしろ僕は…今の話を聞いてますます絢辻さんを好きになったよ」

絢辻「橘君…」

橘「絢辻さんのような人が僕のことをそんな風に想っていてくれていたなんて…」

橘「嬉し過ぎてもうこの世に未練がないくらいだよ」

絢辻「もう…あなたってそんな恥ずかしいことをよく躊躇い無く言えるわね」

橘「ご、ごめん…(絢辻さん、ちょっと照れているのかな)」


407:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 18:22:27.42 ID:jwk+KRYE0
絢辻「ところで…橘君、さっき私のためならなんでもするって言ったわよね?」

橘「う、うん…確かに言ったけど…」

絢辻「じゃあ…ずっと私の側にいてくれる…?」

橘「!!も、もちろん!何があっても絢辻さんの側にいるよ!!」

絢辻「ふふふ…ありがとう」

橘「ははっ、こちらこそありがとう」

橘「(こうして絢辻さんに笑顔が戻った)」

橘「(やっぱり絢辻さんの笑顔は…この上なく美しいなぁ…)」

橘「(教室に戻った時は少し空気が凍りついていたけど…)」

橘「(梅原や薫のお陰でわだかまりはすぐに消えた)」

橘「(そして…)」


409:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 18:30:15.20 ID:jwk+KRYE0
詞「もう、休んでばかりいないで少しは手伝いなさいよ」

橘「ご、ごめん。ちょっと高校の卒業アルバムを見ていてさ」

詞「そんなの洗濯物干してからでいいでしょ」

橘「ははは…そうだね」

橘「そういえば…詞は自慰とかするの?」

詞「…」

バキッ

橘「い、痛っ!!」

詞「あなたねぇ…確か高校の時もそんなこと聞いてきたわよね?」

橘「あ、あれ?そうだっけ?」

詞「本当に呆れるわ…」

橘「ま、まあ今はあの時と違って、夫婦なんだからそういうことくらい聞いても良いじゃないか」

詞「夫婦の間にもプライバシーってものがあるのよ」


410:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 18:34:02.26 ID:jwk+KRYE0
橘「…僕はするよ」

詞「…はぁ!?」

橘「いや、だから…詞が仕事で疲れて相手してくれない時はさ…」

橘「一人ですることもあるよ」

詞「…わよ」

橘「え?」

詞「私だってそれぐらいするわよ」ボソッ

橘「あの、聞こえなかったんだけど…」

ドカッ

橘「うぐっ!!」

詞「ほら、無駄口たたいてないで早く干すわよ」

橘「ははは…まあ良いか」


ー完ー


412: 忍法帖【Lv=5,xxxP】 :2011/06/05(日) 18:55:07.99 ID:umtmHtcL0
乙!


417:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 19:33:02.19 ID:/IZPYNm70
素敵だった




422:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/05(日) 20:48:15.79 ID:WzlxUGRHO


さあ保守だ


532:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 14:28:18.32 ID:7VnGTXvtO
絢辻詞
スキエピローグ オナニー


541:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 18:02:12.99 ID:7VnGTXvtO
絢辻「ねぇ、橘君」

橘「な、なにかな…?」

絢辻「私は貴方のことが、だーい好きよ」

橘「ぼ、僕も絢辻さんのこと大好きだよ…」

絢辻「ふふっ。嬉しいなー」ニコッ

橘「……」ドキドキ…

絢辻「ねぇ、覚えてるかな?」

絢辻「去年の冬、私が貴方に言ったこと」

絢辻「橘君のいる日常を私にちょうだい、って」

橘「あっ、うん…」

橘「も、もちろんだよ」

橘「あ、あの時はびっくりしたなー…」アセアセ

絢辻「……」


542:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 18:07:29.96 ID:7VnGTXvtO
絢辻「橘君がいる日常…」

絢辻「それはね橘君自身の日常も欲しいって意味なの」

橘「ぼ、僕自身の…」

絢辻「うんっ!」

絢辻「私には貴方しか見えないの」

絢辻「四六時中、貴方のしか考えられないわ」

絢辻「だから、こうして今、貴方のそばにいられることが私は幸せよ」

橘「う、うん…」

橘「僕も絢辻さんのそばにいられることが一番の幸せだよ…」

絢辻「……」


545:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 18:12:28.57 ID:7VnGTXvtO
絢辻「橘君」

橘「は、はい…」

絢辻「貴方も年頃の男の子ですもの」

橘「……」ドキドキ…

絢辻「青年向け雑誌の一冊や二冊を持っていてもおかしくは無いと思うわ」

橘「うっ…!!」

橘「あっ、ち、違うんだよ!これはね…」アセアセ

絢辻「うん、わかってるわ」

橘「そ、そうなんだよ!これは…」

絢辻「性欲処理の為に使用しているのよね」ニコッ

橘「はうっ…!?」ビクッ


548:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 18:17:38.96 ID:7VnGTXvtO
橘「い、いや!違うんだよ絢辻さん!」

橘「こ、これは梅原の奴が僕の家に遊びに来た時に…」アセアセ

絢辻「人間の三大欲求」

橘「えっ…?」

絢辻「睡眠欲、食欲…」

絢辻「そして性欲」

橘「あ、絢辻さん…?」

絢辻「だから橘君が性欲を満たそうとすることは人間として当然のことなのよ」

絢辻「自慰行為?私だってそれぐらいするわよ」

橘「……」

橘「えっ?えっ!?」


549:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 18:23:13.92 ID:7VnGTXvtO
橘「(ど、どういうことなんだ…?)」

橘「(僕はてっきり絢辻さんに大量のお宝本の存在がバレたせいで…)」

橘「(軽蔑をされたものなのかと…)」

橘「(けれど…絢辻さんの反応…)」

橘「(そういうものとは何か違うものを…)」

橘「(た、確かにこのお宝本で自己処理をしたことは多々あるけれど…)」

橘「(でも…絢辻さん自身も自分で…)」

橘「……」

橘「(絢辻さんの…オナニー…)」モンモン…

絢辻「見たい?」

橘「ぜ、是非!」

絢辻「……」

橘「……」

橘「えっ!?」ドキッ


550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 18:27:20.33 ID:7VnGTXvtO
橘「え、えっ!?」

橘「も、もしかして僕…今、声に出してた…?」

絢辻「ううん。顔に書いてあった」

橘「えっ…?」

絢辻「ふふっ」

絢辻「言ったでしょう?」

絢辻「橘君のこと、ずぅっと見てるんだから」

絢辻「表情でわかっちゃうわよ」

絢辻「ねぇ」

絢辻「私の自慰行為…想像したでしょう?」

橘「……」

橘「ご、ごめん…」

絢辻「ううん。それで良いのよ」

橘「…えっ?」


553:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 18:31:36.76 ID:7VnGTXvtO
絢辻「私が橘君だけを見ているように…」

絢辻「橘君にも私だけを見ていて欲しいの」

絢辻「今も…これからもずっと…」

橘「…!」

絢辻「だから…その…」

絢辻「私…橘君に会えない時は橘君のことだけを考えて自慰行為してるから…」

絢辻「だから橘君も…」

絢辻「私がいない時は私のことだけを考えて自慰行為して欲しいの…」

絢辻「他の女の子なんか見ないでよ…」

橘「絢辻さん…」


557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 18:36:34.33 ID:7VnGTXvtO
絢辻「雑誌の中の女の子だってイヤ」

絢辻「僅かな時間でも橘君の頭から私の存在が消えるのが…」

絢辻「私には怖いの…」

絢辻「だから…」

橘「絢辻さん」ギュッ…

絢辻「えっ?…わっ!」

絢辻「橘君…?」

橘「ごめん」

橘「僕、絢辻さんのことをそんなに不安させていただなんて思ってもなかった」

絢辻「……」

絢辻「…気づくのが遅いのよ、バカ」


559:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 18:40:15.65 ID:7VnGTXvtO
橘「うん。僕、バカだよ」

絢辻「あっさり肯定しちゃうのね」

橘「バカだから…」

橘「もう絢辻さん以外の女の子のことは考えられなくなっちゃったよ」

絢辻「…!」ドキッ

絢辻「本当にバカね…」

絢辻「でも…」

絢辻「そんな貴方が好きなのよ」

橘「絢辻さん…」

絢辻「…というわけで、お互いの想いを再確認にしたところで…」

橘「ん?」

絢辻「この青年雑誌、全部処分しちゃって良いわよね」

橘「……」

橘「ええっ!?」


561:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 18:45:31.95 ID:7VnGTXvtO
絢辻「だって、もう必要ないでしょう?」

橘「い、いや…でもこのお宝本達は僕の高校時代を支えてくれたもので…」

絢辻「……」

橘「……」

橘「はい…処分します…」

絢辻「うんっ。よろしい」

絢辻「そんな素直な橘君も大好きよ」ニコッ

橘「ううっ…さようなら…ローアングル探偵団…」


562:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 18:50:15.61 ID:7VnGTXvtO
絢辻「なんで、そんなにテンション下がってるのよ?」

橘「いや…そういうわけじゃ…」ズーン…

絢辻「これから、そんな雑誌よりももっとイイものを見せてあげようと思ったのに」

橘「えっ?イイもの…?」

絢辻「あれ?私の自慰行為見たいんじゃなかったの?」

橘「……」

橘「ええっ!?ほ、本当に!?」


564:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 19:01:14.59 ID:7VnGTXvtO
絢辻「何回も言わせないで」

絢辻「私だけを見て欲しいって言ってるじゃない」

絢辻「だから私のことだけを考えて貴方も性欲処理をして」

橘「じ、じゃあ…」

絢辻「本当は…凄く恥ずかしいんだからね…」

絢辻「だけど橘君に見て欲しいの…」

絢辻「私の…自慰行為…」

絢辻「それを見て、橘君も…」ドキドキ…

橘「あ、絢辻さん…」ドキドキ…


565:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 19:10:09.56 ID:7VnGTXvtO
絢辻「橘君のしてるところも見たい…」

絢辻「私がしてる目の前でしてる見せて…?」ドキドキ…

絢辻「私…もうっ…」ハアッ…

橘「絢辻さんっ…!






ガチャ

美也「それってエッチした方が早くない?」

橘&絢辻「……」

橘&絢辻「ぎゃあああああああ!?」


567:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 19:16:29.71 ID:7VnGTXvtO
美也「イチャイチャするのは良いけど隣の部屋にいる、みゃーのことも考えてよね…」

絢辻「……」

橘「……」

絢辻「今日は家に誰もいないって言ったじゃない!?」

橘「い、一度言ってみたかったセリフで…」

絢辻「本当にいない時に言えば良いだけじゃないの、この唐変木!」ドコッ!

橘「げふっ!」

絢辻詞 スキエピローグ
スンドメEND

美也「もしもしの電池が大変だから終わりだよ、にぃに!」


568:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 19:16:49.12 ID:GAcbR7Y3O
みゃー!余計なことを!!


569:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 19:18:32.54 ID:/lOJz8/a0
みゃーマジでナイスタイミングや


580:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/07(火) 21:49:03.81 ID:HKuB93SQ0

みゃーはタイミングを極めてるな、流石だ





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