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エレン「駆逐艦に勤務することになった」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 19:18:15.87 ID:Peh3cIYV0
エレン「やった!駆逐艦配備だ!」

アルミン「くちくかん?」

エレン「なんだアルミン知らないのか?」

アルミン「ああ。駆逐艦っていうのはなんなのさ」

エレン「アルミンにも知らないものってあったんだな……駆逐艦ってのは巨人共を駆逐するための船だ!」

アルミン「……船?」

エレン「ああそうだ!凄いんだぞ!」

アルミン「船なんてこの辺だと川でしか使えないじゃないか。そんなの役に立つの?」

エレン「何言ってんだ。立体機動するに決まってるだろ」

アルミン「……船だよね?」

エレン「だから船だって」

アルミン「立体機動するの?」

エレン「だからそうだって」




3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 19:20:35.05 ID:Peh3cIYV0
アルミン「そんなわけ……」

エレン「なんだよ信じないのか?今日就航で、アルミンも配属されるんだぞ?」

アルミン「え?僕もなの?」

エレン「ああ、艦長に呼んでこいって言われててな……今から案内する」

アルミン「あ、あぁ……」

エレン「すごいぞ~すっげぇでかいし、めちゃくちゃ強そうなんだ!」

アルミン「そ、そうなんだ……」


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 19:24:40.80 ID:Peh3cIYV0
エレン「到着したぞ。どうだ、デカいだろ?」

アルミン「思ってたのと全然違う!なんかカッコいい!」

エレン「そうだろ!?これが、立体機動装置搭載型駆逐艦アッカーマン級、三番艦のミカサだ!」

アルミン「ミ、ミカサ?」

エレン「いい名前だろ?」

アルミン「てっきり駆逐艦っていうからイェーガーだと思ってた」

エレン「ははっ、そんなわけねえだろ」

アルミン「ところでミカサを見かけないけどどこ行ったんだ?」

エレン「ミカサなら目の前にあるだろ」

アルミン「そうじゃなくて人間のほう」

エレン「人間のミカサ……?なんだそれ?ミカサはミカサだろ」

アルミン「……そ、そうなんだ」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 19:26:11.24 ID:PIGTYqZc0
どういう方向性なのか


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 19:28:11.59 ID:Peh3cIYV0
ジャン「よぉエレン!お前もミカサに乗るんだな!」

エレン「おおジャン!お前もなのか!」

ジャン「ああ!ミカサに乗れるって聞いたときはさすがに興奮したぜ……」

エレン「だよな!憧れだったもんな!」

ジャン「ただミカサって名前は駆逐艦っぽくねえな……」

エレン「なんだよ、ミカサにケチつけんのかよ」

ジャン「そうじゃねえが……名前の響きがな」

エレン「ならどんな名前ならいいんだよ」

ジャン「ジャン・キール・ジャンとかどうだ!?駆逐艦にありそうじゃねえか?」

エレン「だっせぇ……」

ジャン「んだとこらぁ!!」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 19:30:31.36 ID:Peh3cIYV0
エレン「ジャンとか乗りたくねえよ!乗るならミカサだろ!」

ジャン「ま、まぁ……乗るならミカサだな……というよりミカサに乗りたい」

アルミン(ミカサに乗るとか乗らないとか止めてくれ……)

エレン「そんな事より艦長に挨拶行こうぜ?甲板に居るってよ」

ジャン「おおそうだな」

エレン「ほらアルミンも来いよ」

アルミン「う、うん」


10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 19:33:18.74 ID:Peh3cIYV0
サシャ「遅いですよ?」

ライナー「やっときたか」

エレン「わりぃわりぃ、遅くなってよ」

ジャン「エレンの野郎がうるさくてな」

アルミン「えぇっと、誰が艦長さんなの?」

エレン「誰って目の前に居るじゃねえか、サシャだよサシャ」

アルミン「サ、サシャが!?」

サシャ「し、失礼な!?……確かにくじ引きで決めましたけど」

アルミン「……だ、大丈夫なのかな」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 19:36:22.65 ID:Peh3cIYV0
艦内アナウンス「緊急事態発生!緊急事態発生!正門前に超大型巨人出現!繰り返す、正門前に──」

サシャ「うぅ……私が艦長のときに……対巨人戦闘、用意!」

ライナー「対巨人戦闘用意!」

アルミン「え?いきなり?」

サシャ「訓練だと思えば大丈夫ですよ」

アルミン「いやいや実戦だよ」

エレン「ほら行くぞ!」


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 19:39:17.34 ID:Peh3cIYV0
ジャン「俺はCICなんでな、失礼するぜ」

サシャ「ジャンは特別に観測員ですよ」

ジャン「な、なんでだ!?」

サシャ「昨日パンくれなかったじゃないですか」

ジャン「くっそ!」

エレン「どうしたジャン!」

ジャン「どうしただと?俺はCIC行きだったんだぞ!?」

エレン「落ち着け!」

ジャン「落ち着いて双眼鏡覗きに行けってか!?」

エレン「そうだ!」

ジャン「ふざけんなよてめぇ!」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 19:43:03.28 ID:Peh3cIYV0
エレン「はぁ!?何言って──」

エレン(っ!こいつは……昔の俺みたいだ……)

エレン(感情に流されていた、昔の俺……だが、今は違う!)

エレン(技術を行使して、この場を収める!!)

エレン「ミカサ!ジャンが俺をいじめる!!」

ジャン「お前何言って──」

127mm速射砲「ウィーン」

CIWS「クイッ」

ジャン「なぁエレン?なぜ俺に砲が向いているんだ?」


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 19:47:32.10 ID:Peh3cIYV0
エレン「ミカサはお前を巨人と同じ駆逐対象と認識した」

ジャン「ふざけんなよてめぇ!」

エレン「離せよ砲撃に巻き込まれちまうだろうが!!」

ジャン「だったら止めさせろよこの野郎!!」

エレン「ミカサ、止めるんだ」

ジャン「死ぬかと思ったぜ……おいエレン、味方に砲を向けた事は上に報告するからな!?」

エレン「俺が向けたわけじゃねえだろ!」

ジャン「うるせぇ!お前なんかすぐに……なんだ?ライトが点滅してるぞ」

パカパカ
エレン「ミカサから発光信号だ!……えーっと、『死体がどうやって報告するの?』だって」

CIWS「クルクル」

ジャン「……」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 19:51:12.79 ID:Peh3cIYV0
ライナー「お前らいつまでそうしているんだ!」

エレン「わりぃライナー!すぐ行く!お前も行けよ!」

ジャン「るせぇ!」

サシャ「どうします?」

ライナー「提案がある。あの超大型巨人は外から開閉扉を蹴破る気だ」

ライナー「なら、内側から開閉扉を砲撃すれば相殺されて門は無事なはずだ!」

アルミン「待て!何かがおかしいぞ!」

サシャ「それ門が壊れちゃうような……」

ライナー「晩飯のカレーやるから撃ってみてくれないか?」

サシャ「いいですよ!」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 19:55:14.71 ID:Peh3cIYV0
サシャ「主砲、正門に照準合わせ!」

ライナー「主砲ら正門に照準合わせ!」

アニ「正門、アイ」

アルミン「話を聞いてくれ!」

サシャ「主砲、撃ちー方初めー!」

ライナー「撃ち方ー初めー!」

アニ「撃ちー方初めー!」

アルミン「待っ──」

速射砲「ドスンドスンドスンドスン」

超大型巨人「ウォオオオオ」

サシャ「ジャン!門の状況はどうですか?」

ジャン「ぶっ壊れたよ!」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 19:59:00.07 ID:Peh3cIYV0
コニー「おいどうすんだよ!巨人が入ってくる!!」

ライナー「コニー!!お前は黙って舵握ってろ!」

サシャ「これって私の責任ですか……?」

ライナー「提案がある。立体機動装置を使ってこの船を穴に突っ込ませるんだ」

サシャ「なるほど!穴を塞ぐんですね!」

アルミン「待ってくれ!こんな大質量な船を突っ込ませたら……」

サシャ「それもそうですね……」

ライナー「晩飯のスープもくれてやる!やってくれ」

サシャ「やります!」


27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 20:02:35.43 ID:Peh3cIYV0
サシャ「取り舵20度、清門に突っ込みます」

ライナー「取り舵20度!」

コニー「取り舵20度、アイ」

サシャ「立体機動装置、作動!アンカー射出!」

ライナー「立体機動装置作動、アンカー射出!」

コニー「アンカー射出!」

ガツン

アルミン「巨大なアンカーのせいで……壁が……!」


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 20:08:21.12 ID:Peh3cIYV0
サシャ「両舷、前進第一戦速!」

ライナー「両舷、前進第一戦速!」

トーマス「前進第一戦速!」

シーン

サシャ「動いてないですよ?」

トーマス「ごめん、ミカサが言うことを聞かないんだ!」

ライナー「機関士はお前だろ!」

サシャ「機関士トーマス!」

トーマス「そんな……え、エレン!ミカサをどうにかしてくれ。お前の言うことしか聞かないんだ」

エレン「ミカサ、門に真っ直ぐ突っ込んでくれ」

パカパカ

ジャン「ミカサから発光信号、『前進いっぱい、了解』」

アルミン「待って!そんな速さで突っ込ませたら壁が壊れる!」


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 20:12:24.08 ID:Peh3cIYV0
ズリズリズリ

アルミン「……これが立体機動?地面を這っているようにしか」

ライナー「元々、固定砲を立体的に動かす為の装置だからな……船はちょっと、な」

アルミン「……固定砲を立体機動させたら兵士要らないよね」

ジャン「ぶつかるぞ!」

ガツン

超大型巨人「ウォオオオオ……」

アルミン「な、なんだ!?」

ライナー「奴の向こう脛をうっちまったあらしいな」

ライナー(すまん、ベルトルト……わざとだ)


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 20:16:49.27 ID:Peh3cIYV0
アルミン「今の衝撃で……壁が……」

ライナー(そりゃ壁壊すためにやってるからな)

サシャ「どうします?ねぇどうします?晩御飯抜きになっちゃいますよぅ……」

ライナー「いや、むしろ好都合だ。門は既に壊れちまったから損傷を気にする必要はない」

アルミン「壊したのは君だ」

ライナー「そして門を破壊できるのは超大型巨人だけだ……つまり」

コニー「つまり、なんだ?」

ライナー「壁ごと奴をぶち抜いてやればいい!」

コニー「な、なるほど!門が壊れてるから壁なんて要らねえもんな!」

アルミン「門なら船で塞いでるじゃないか!」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 20:19:50.14 ID:Peh3cIYV0
サシャ「でも壁壊したら晩ごはんどころの話じゃないような……?」

ライナー「俺の晩御飯全部やるからやってみてくれ」

サシャ「主砲撃ちー方初めー!」

アニ「撃ちー方初めー」

アルミン「あぁ……壁が……」

速射砲「ドスン」

壁「ペシッ」

アニ「硬……」

ライナー「火力不足か……」


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 20:23:34.45 ID:Peh3cIYV0
サシャ「ど、どうするんですか?」

ライナー「トーマスミサイルの使用を具申する」

アルミン「それトマホークの間違いじゃ」

ライナー「さっきっからうるそいぞアルミン、VLSにぶちこまれたいか」

コニー「トマホーク?斧なんて飛ばしてどうすんだ?」

サシャ「でもあれ高いですよ?お芋100個くらい買えますよ」

ライナー「人類の為だ……あとベルトルトの晩御飯もくれてやる」

サシャ「発射用意!」


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 20:27:43.52 ID:Peh3cIYV0
アニ「発射用意完了」

サシャ「発射初め!」

アニ「……おい、出ねぇぞ。おいエレン、ミカサに出せって言え」

アルミン(エレンの役回りはそこなのか……)

エレン「おいミカサ、飛ばせ」

パカパカ

ジャン「ミカサから発光信号、『わかった』」

アニ「VLS開放、トーマス飛翔中」

アルミン「機関士じゃなかったっけ」

ライナー「どうせエレンが言えば動くんだ、飛ばしちまってもいいだろ」


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 20:31:34.68 ID:Peh3cIYV0
サシャ「ジャン!どうですか?」

ジャン「ああ壁が無くなっちまったよ……」

サシャ「これで奴を駆逐にできますね!」

ライナー「ああ、そのことなんだが」

サシャ「はい?」

ライナー「実はあの超大型巨人は俺の友達なんだ……撃たないでくれないか?」

サシャ「ええ!?巨人と友達なんですか!?」

コニー「巨人からも頼られるなんてすげぇな!!」

アルミン「そんな事言ってる場合じゃないんだ……」


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 20:34:51.29 ID:Peh3cIYV0
サシャ「でもお友達を撃っちゃ可哀想ですね……」

アルミン「サシャ!今日の僕とエレンの晩御飯あげるから撃ってくれ!」

ライナー「ま、待て!」

サシャ「目標、超大型巨人!」

ライナー「待ってくれ!俺の晩御飯も──」

アルミン「君はもう全部あげちゃってるじゃないか」

ライナー「!?」

サシャ「一斉撃ち方!!」

アニ「……おい弾出ねぇぞエレン」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 20:37:01.72 ID:Peh3cIYV0
エレン「ミカサ、全部撃てってさ」

ジャン「ミカサから『全部撃てばいいの?』」

エレン「ああ」

ジャン「『わかった』」

ライナー「待っ──」

そのとき、ライナーは思い出した

この世界は、残酷なんだ──

アルミン「これサシャの一人勝ちだよね」

終わり


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 20:39:08.13 ID:oXJ/Rcw+0!
艦長をサシャにしたのがマズかったな


40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 20:41:45.03 ID:gRqmhnHA0

駆逐艦ミカサのプラモ欲しい


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/06/12(水) 20:45:33.98 ID:WIp77J/Z0
立体機動で動く固定砲が気になるわ


元スレ:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1371032295/


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