スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
エレン「クリスタにイチャイチャしたい」
- 1 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/17(月) 07:25:07 ID:rU3ARMUk
- 誰かお願いします
- 7 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/19(水) 23:08:26 ID:nb5lTV/U
- クリスタ「……え?」
エレン「だから、クリスタにいちゃいちゃしたい」
クリスタ「え、えっと……色々聞きたいけど、私に? 私と、じゃなくて?」
エレン「クリスタに」
クリスタ「あっ、そこはやっぱり聞き間違えじゃなかったんだね」
エレン「ダメか?」
クリスタ「ダメって言うより……エレンはどうやって私にいちゃいちゃするつもりなの?」
エレン「そう言えば、どうやるんだろうな。そもそも、いちゃいちゃする基準が良くわかんねぇや」
クリスタ「だよね」
- 8 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/19(水) 23:10:40 ID:nb5lTV/U
- エレン「クリスタは、どうすればいちゃいちゃ出来ると思う?」
クリスタ「うーん……抱き合う、とか?」
エレン「抱き合うのか……それがいちゃいちゃだと仮定すると、クリスタも俺にいちゃいちゃしてる事にならないか?」
クリスタ「合ってるわけだからね」
エレン「なら、俺が一方的にいちゃいちゃする事にはならないよな?」
クリスタ「じゃあ、私が抱っこされればいいのかな?」
エレン「なるほどな。俺が抱っこするだけなら一方的だ」 - 9 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/19(水) 23:13:19 ID:nb5lTV/U
- クリスタ「でも、どうして急に、私にいちゃいちゃしたくなったの?」
エレン「別にいちゃいちゃしたくなったわけじゃねぇんだ」
クリスタ「? なにか理由でもあるの?」
エレン「今日発表があった立体機動の成績で、ジャンに負けたんだ」
エレン「で、負けた方は、出来る事なら何でもやるって勝負をしててな」
クリスタ「それで、私にいちゃいちゃして来いってジャンが言ったんだね」
エレン「そうなんだよ。あいつ、なに考えてるんだろうな」
クリスタ(きっとジャンは、エレンからミカサを離したかったんだろうなぁ) - 10 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/19(水) 23:14:39 ID:nb5lTV/U
- エレン「そんなわけで、抱っこしていいか?」
クリスタ「その……私からの提案だけど、ごめんなさい。やっぱり、そういう事は好きな人同士でしないと」
エレン「そっか。気にしなくていいぞ。クリスタの嫌がる事はしたくないし」
エレン「でも、他の方法を考えないとな」
クリスタ「……」 - 12 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/19(水) 23:19:29 ID:nb5lTV/U
- クリスタ「……頭」
エレン「頭?」
クリスタ「頭撫でるくらいならいいよ」
エレン「それって、いちゃいちゃしてるのか?」
クリスタ「私からすれば充分そう思うけど、実際はどうなのかな?」
エレン「クリスタが充分って思うんなら、間違いねぇよ。けど、いいのか?」
クリスタ「エレンならいいよ。むしろ、撫でてあげたいかも」
エレン「子供扱いすんな」
クリスタ「そういう事を言うから、私が撫でてあげたい気分になるんだよ」 - 13 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/19(水) 23:20:49 ID:nb5lTV/U
- エレン「クリスタまで、ミカサみたいな事言いやがって……」
クリスタ「ふふっ、ごめんなさい。でも今は、ミカサの気持ち、少しはわかるかも」
エレン「そうかよ」
クリスタ「いじけちゃった?」
エレン「……いじけてねぇし」
クリスタ「そうだよね。エレンは男の子だから」 - 14 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/19(水) 23:25:14 ID:nb5lTV/U
- エレン「頭ポンポンすんな。爪先立ちしてる足がプルプル震えてるぞ」
クリスタ「だって、エレンの方が私より背が高いんだもん」
エレン「はいはい」
クリスタ「わわっ! 急に頭をわしゃわしゃ撫でないで!」
エレン「仕返しだ」
クリスタ「もう。そういうところを直さないと、いつまでもミカサに子供扱いされるよ?」
エレン「なら止める」
クリスタ「素直でよろしい」 - 15 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/19(水) 23:26:45 ID:nb5lTV/U
- エレン「さて、クリスタの頭撫でていちゃいちゃしたし、兵舎に戻るかな。ジャンにも報告しねぇと」
クリスタ「じゃあ、私も戻るね」
エレン「おう、お休み」
クリスタ「お休みなさい」
エレン「……あっ、俺も頭ポンポンされたから、一方的じゃなかったな」
エレン「黙ってればわかんねぇし、いっか」 - 16 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/19(水) 23:28:11 ID:nb5lTV/U
- 終わり
いちゃいちゃって言葉がゲシュタルト崩壊した
爪先立ちするほどの身長差に対するツッコミはなしで - 17 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/19(水) 23:29:58 ID:txhYavCo
- おいおいこれからだろうに
- 18 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/19(水) 23:31:00 ID:PbrNciy2
- 終わり?・・・いや、わからんな・・・
- 19 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/19(水) 23:32:30 ID:DMYOAqN.
- まったくだ
- 20 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:15:46 ID:0A66gYgQ
- 終わりと言ったな、あれは嘘だ
なんとなく続きを書いてしまったから投下 - 21 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:16:50 ID:0A66gYgQ
- 翌日
エレン「……なぁ」
クリスタ「なに?」
エレン「呼び出されたと思えば、なんで俺は地面に座らせられてるんだ?」
クリスタ「そっちの方が都合がいいからね」
エレン「それと、なんで座ってる俺は、クリスタに頭を撫でられてるんだ?」
クリスタ「頭を撫でたいから座って貰ってる、が正解だね」
エレン「いや、撫でてる理由を教えて欲しいんだけど」 - 22 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:18:47 ID:0A66gYgQ
- クリスタ「昨日はエレンのお願いを聞いてあげたでしょ? だから、そのお返しをして貰ってるの」
エレン「頭ポンポンしただろ?」
クリスタ「それはそれ、これはこれ」
エレン「大体、俺の頭なんか撫でて、楽しいのかよ」
クリスタ「楽しいよ」
エレン「コニーの頭の方が気持ち良いぞ」
クリスタ「そうなの?」
エレン「あのショリショリとジョリジョリの境目のような感触は、かなり病みつきになる」
クリスタ「それは魅力的だね。でも、今はエレンの頭で満足」 - 23 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:21:25 ID:0A66gYgQ
- エレン「ユミルにしたら、心底喜ぶと思うけどな」
クリスタ「むぅ。さっきから、撫でられるのがいやみたいな言い方だね」
エレン「普通にいやだろ。なんで同い年の女の子に、頭撫でられなきゃいけねぇんだよ」
クリスタ「ふーんだ。そこまで言うなら、就寝時間いっぱいまで撫でちゃうもんね」
エレン「……良い子はおねむの時間だ。そんなわけで、俺は戻るからな」
クリスタ「子供じゃないって昨日言ってたのに!」
エレン「それはそれ、これはこれ」
クリスタ「真似しないでよ!」
エレン「じゃ、お休み」
クリスタ「お休みなさい!」 - 24 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:22:31 ID:0A66gYgQ
- 翌日
エレン「気持ちいいだろ、クリスタ」
クリスタ「これ、本当にいい……」
コニー「……おい」
エレン「ん?」
コニー「無理やり連れて来られたと思ったら、なんで二人は俺の頭撫でてんだよ」
エレン「撫でたいから」
クリスタ「気持ちいいから」 - 25 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:24:15 ID:0A66gYgQ
- コニー「俺はあれか? あれだろ。えーと……あれ扱いか!」
エレン「いい例えが思い浮かばなかったら、無理して言う事もないぞ」
クリスタ「コニーは今、私たちに頭を使わせてるもんね」
コニー「俺の頭をエレンとクリスタがどう使うんだ? 脳みそは一個しかねぇけど」
クリスタ「撫でてるって意味で」
コニー「そっちの意味か」
エレン「お前の脳みそを俺らが弄って使えたら怖ぇよ」
コニー「それもそっか」 - 26 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:26:00 ID:0A66gYgQ
- クリスタ「それにしても、本当にいい頭だね」
コニー「クリスタも坊主にしてみれば、自分で毎日味わえるぞ。頭洗うのも楽だしな」
クリスタ「それはちょっと……」
エレン「女の子が坊主ってのは、流石にきついと思うぞ」
コニー「わからねぇぞ。探せば一人くらい、いるんじゃねぇか?」
エレン「まぁ、物好きなのは、一人か二人いるだろうな」
クリスタ「女の子が坊主にするって、相当な覚悟が必要なんだよ。物好きなんて言い方は好きじゃないなぁ」 - 27 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:27:45 ID:0A66gYgQ
- エレン「悪かったよ」
クリスタ「ちゃんと謝れてエレンは偉いね」
エレン「コニーと一緒に俺も撫でるなよ」
クリスタ「そういうところも素直になって欲しいなぁ」
エレン「充分素直な感想だ」
コニー「ところで、俺はいつまで撫でられてなきゃいけねぇんだ?」
エレン「俺が満足するまで」
クリスタ「私がホクホクするまで」
コニー「じゃあ寝るから、その時になったら起こしてくれ」
エレン「わかった」
クリスタ「うん」 - 28 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:29:44 ID:0A66gYgQ
- 翌日
エレン「ミカサが付いて来た」
クリスタ「ユミルが付いて来ちゃった」
ユミル「……」
ミカサ「……」
ユミル「……おい、死に急ぎ野郎の保護者。どうして私のクリスタを、こんなところで、こんなやつと二人っきりにさせてんだよ」
ミカサ「言われるまでもない。二度とクリスタとは二人っきりにさせない」
ユミル「……」
ミカサ「……」 - 29 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:32:25 ID:0A66gYgQ
- エレン「額擦り合わせてる二人を今は放置して、今日はどうすんだ?」
クリスタ「折角だから、ミカサの頭を撫でてみたい。エレンはユミルの頭を撫でてみる?」
エレン「俺はいいや。ミカサ、ちょっとここに座ってくれ」
ミカサ「わかった」
クリスタ「あっ、ちょっと待って。今日は敷き物を持って来たの。よいしょ。はい、この上にどうぞ」
ミカサ「ありがとう、クリスタ。エレン、これでいいの?」
エレン「いいと思うぞ」 - 30 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:34:10 ID:0A66gYgQ
- ミカサ「でも、なんで私だけ座るの? エレンも隣に座ればいい」
エレン「クリスタがお前の頭を撫でたいんだと」
ミカサ「私の?」
クリスタ「ダメ、かな?」
ユミル「クリスタ、こんなやつの頭なんか、なんで撫でるんだよ。私の頭ならいつでも貸すぞ」
クリスタ「私が撫でたいの。ユミルのは、もう何回か撫でちゃってるから後回し」
ユミル「……」
エレン「ハンカチ貸してやるよ。これで涙を拭いてろ」
ユミル「……礼なんて言わねぇからな」
エレン「はいはい」 - 31 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:35:21 ID:0A66gYgQ
- ミカサ「……条件がある」
クリスタ「条件?」
ミカサ「そう、条件。エレンが頭を撫でさせてくれるなら、やってもいい」
エレン「なんで俺が巻き込まれてるんだよ」
クリスタ「エレン、お願い。今日だけはミカサの言う通りにして。あとでちゃんとお礼をするから」
エレン「礼なんていらねぇけど……はぁ、仕方ねぇか」
クリスタ「ありがとう!」 - 32 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:36:56 ID:0A66gYgQ
- ミカサ「エレン、私の前に座って」
エレン「はいはい……ったく、なんで俺がミカサに撫でられねぇといけないんだよ」
ミカサ「ん。やっぱり、エレンの頭は気持ちいい」
クリスタ「あ、あの、私もミカサの頭、撫でていい?」
ミカサ「約束は守られた。好きにしていい」
クリスタ「わぁい! あっ、ミカサの髪って見た目通りサラサラ」
ミカサ「どうも」 - 33 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:38:29 ID:0A66gYgQ
- ユミル「私はハブられるのかよ」
エレン「暇ならクリスタの頭を撫でてろよ」
ユミル「そうする」
エレン「……」
ミカサ「……」
クリスタ「ミカサの髪は、艶もあって綺麗な黒だから羨ましいなぁ」
ユミル「クリスタの髪の方が綺麗だけどな」
クリスタ「ありがとう、ユミル」
エレン(……なんで俺らは、一列になって頭を撫で合ってるんだ?) - 34 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:39:29 ID:0A66gYgQ
- 翌日
エレン「昨日はミカサが来たから、アルミンを連れて来た」
クリスタ「いらっしゃい、アルミン」
アルミン「呼ばれた理由をまだ教えて貰ってないけど、なにをするのかな?」
エレン「クリスタがアルミンの頭を撫でる」
アルミン「えっ? ぼ、僕の頭を?」 - 35 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:40:44 ID:0A66gYgQ
- クリスタ「さっ、こっちの敷物の上に座って」
アルミン「……なにかの罰ゲーム?」
エレン「そんなんじゃねぇよ」
クリスタ「私に撫でられるのはいや?」
アルミン「そ、そんなわけないよ! えっと……はい、座ったよ」
クリスタ「ありがとう。じゃあ失礼して……」
アルミン「う、うん」 - 36 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:42:04 ID:0A66gYgQ
- クリスタ「うわぁ、アルミンの髪って柔らかい。女の子みたいだね」
エレン「アルミンは立派な男だぞ。見た目はちょっと中性的かもしれねぇけど、中身はかっこいいんだからな」
クリスタ「あっ、ごめんねアルミン。女の子みたいなんて言っちゃって」
アルミン「気にしてないよ。よく言われてるから。それに、エレンみたいにちゃんと僕を見てくれる人がいるしね」
エレン「親友なんだから当たり前だろ」
アルミン「うん、そうだね。でも、ありがとう」
クリスタ「二人みたいな関係っていいなぁ」
エレン「なに言ってんだよ。クリスタにはユミルがいるだろ?」
アルミン「そうだよね。傍から見て微笑ましいくらいだよ」 - 37 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:43:13 ID:0A66gYgQ
- クリスタ「えへへ。そう言われるとちょっと恥ずかしいかな」
アルミン「ところで、僕はいつまで撫でられ続けるの?」
クリスタ「もうちょっと我慢しててね」
エレン「クリスタが満足するまでだな」
アルミン(すごい得をしてるなぁ、僕。このままずっと、クリスタの小さな手で撫でられ続けたい……) - 38 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:44:57 ID:0A66gYgQ
- 翌日
エレン「今日はライナーがついて来た」
ライナー「クリスタに撫でて貰えると聞いて」
クリスタ「私も一人連れて来たよ」
アニ「……」
エレン「珍しいな、アニ。お前は誘われても断りそうだと思ってた」
アニ「断ったよ。けど、無理やり連れて来られた」
クリスタ(エレンに撫でて貰えるよって言ったら、頬を緩めたのに……アニったら、素直じゃないんだから)
エレン「じゃあ、俺と一緒に見てるか?」
アニ「……うん」 - 39 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:46:13 ID:0A66gYgQ
- クリスタ「ライナーはこっちの敷物の上に座ってね」
ライナー「お、おう!」
ライナー(いざその時になると、緊張する……いかんいかん、俺は戦士だ。こんな事でうろたえるな)
ライナー「い、いつでもいいぞ」
クリスタ「では、失礼して……」
ライナー(ふぉ~……なんだこれ、なんだこれ!? クリスタの手、気持ち良過ぎるだろ!)
ライナー(あっ、もう俺は戦士じゃなくていいや。一生兵士として、クリスタを守ろう)
クリスタ「ライナーはちょっと固めで、男の子って感じだね」 - 40 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:47:46 ID:0A66gYgQ
- エレン「いつも通り、楽しんでるなぁ、クリスタ。ライナーも嬉しそうだし、良い事した気分だ」
アニ「……ねぇ」
エレン「ん?」
アニ「あんたは撫でないの?」
エレン「別に誰かの頭を撫でる趣味はねぇからな」
アニ「そう……」
エレン「なんで落ち込んでるんだよ。実はアニも撫でて欲しいのか?」
アニ「……そんな事、ない」
エレン「表情で丸わかりだぞ。ちょっと待ってろ」 - 41 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:49:25 ID:0A66gYgQ
- エレン「クリスタ、アニの頭も撫でてやってくれ」
クリスタ「今はライナーの頭を満喫してるから、エレンがしてあげて」
エレン「俺が?」
クリスタ「うん」
エレン「俺かぁ……アニ、俺でいいか?」
アニ「勝手にどうぞ」
エレン「なら、クリスタが来るまでの繋ぎとでも思って、我慢しろよ」
アニ「ん」
アニ(……エレンの手、ゴツゴツしてる。でも、嫌じゃない……かも)
クリスタ(良かったね、アニ) - 42 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:51:18 ID:0A66gYgQ
- 翌日
エレン「今日はジャンがついて来た」
クリスタ「いらっしゃい」
ジャン「あ、あぁ……」
ジャン(俺はミカサ一筋だ。だがしかし、女の子に触れた事もない俺が、一歩成長できるチャンス!)
ジャン(絶対に逃すわけにはいかねぇ) - 43 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:53:23 ID:0A66gYgQ
- エレン「そこが撫でられる場所な。座ってくれ」
ジャン「お、おう……」
ジャン(お、落ち着け愚息! まだ触れられてもいないんだ!)
クリスタ「じゃあ、始めるね」
ジャン「お、おう」
ジャン(や、柔らかい……! 訓練で手の肉刺が潰れて、タコだらけになってるはずなのに……ッ!) - 44 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 15:59:03 ID:0A66gYgQ
- クリスタ「ジャンって、上は少し伸びてて横は短いから、一粒で二度お得って感じがするね」
エレン「横はショリショリ? ジョリジョリ?」
クリスタ「うーん……短いと言ってもコニーより長いから、ショリショリと普通の間くらいだね」
ジャン(あっ、ダメだ。もうダメだ。暴発する……)
ジャン(……ふぅ)
エレン「……? なんか変な臭いがしないか?」
クリスタ「本当だね。なんだろう? 生臭いって言うか、嗅いだ事がない臭い」
ジャン「……」 - 45 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:00:21 ID:0A66gYgQ
- 翌日
エレン「今日はベルトルトを連れて来た」
クリスタ「いらっしゃい」
ベルトルト「あの……僕は別に撫でて欲しくはないんだけど」
エレン「撫でられるより、撫でる方がいいのか?」
ベルトルト「そういうわけじゃなくて……」
クリスタ「それなら、私とエレンが撫でられるね」
エレン「また俺もかよ」
クリスタ「いいからいいから。はい、座ったよ、ベルトルト」
ベルトルト(人の話を聞いて欲しいなぁ……はぁ) - 46 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:01:20 ID:0A66gYgQ
- ベルトルト「じゃあ、少しだけ」
エレン「……」
クリスタ「……」
ベルトルト「どう、かな?」
エレン「……ベルトルトの手、でけぇ。父さんに撫でられてるような気がする」
クリスタ「うん、なんかすごく安心できるね」 - 47 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:03:10 ID:0A66gYgQ
- ベルトルト「そ、そう?」
エレン「悪いけど、もうちょっと続けてくれ」
クリスタ「私もお願い」
ベルトルト「うん。いいよ」
ベルトルト(なんだろ、この気持ち。僕に子供がいれば、こんな気分になるのかな?)
ベルトルト(……今だけは、全て忘れられる気がするよ。ありがとう、エレン、クリスタ) - 48 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:05:07 ID:0A66gYgQ
- 翌日
クリスタ「今日はミーナを連れて来たよ」
ミーナ「やっほー、エレン」
エレン「いらっしゃい」
クリスタ「じゃあ、エレン、そこに座って」
エレン「ミーナが座るんじゃねぇのかよ」
ミーナ「私は撫でる側。エレンは撫でられる側。オッケー?」
エレン「もういいや。好きにしてくれ」
ミーナ「やったー! ではでは、早速ナデナデ」
クリスタ「私も混ざってナデナデ」
エレン(二人に撫でられるとくすぐったさが倍になるな。……当たり前か) - 49 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:07:49 ID:0A66gYgQ
- ミーナ「へぇ。男の子の髪ってこんな感触なんだね」
クリスタ「エレンは柔らかい猫の毛みたいだけど、みんな結構違ってたよ」
ミーナ「例えば?」
クリスタ「アルミンは凄く柔らかくてね、ライナーはちょっと固め」
ミーナ「ふむふむ。それで、クリスタのお気に入りは?」
クリスタ「うーん、やっぱりエレンかな。一番手に馴染むって言うか……。コニーも捨て難いけど」 - 50 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:11:09 ID:0A66gYgQ
- ミーナ「良かったね、エレン。クリスタは一番エレンが好きだって」
クリスタ「か、髪の話だよ? それ以外は違うもん!」
ミーナ「残念だったね、エレン。クリスタは、髪以外、エレンの事はどうでもいいって」
クリスタ「そ、そんな事言ってないよ! エレンは好きだよ! あっ、いや、んと、友達としてだからね!」
ミーナ(慌てるクリスタ可愛い)
クリスタ「ミーナが意地悪だよぉ……」
ミーナ「ごめんごめん」
エレン(頭の上がうるせぇ。女二人でも姦しいって言うんだな)
エレン(……あれ? そういう意味じゃ、普段静かなミカサとアニは女じゃないのか?)
エレン(まっ、どっちでもいいか) - 51 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:12:20 ID:0A66gYgQ
- 翌日
クリスタ「サシャを連れて来たよ」
サシャ「一緒に食糧庫を荒らす仲間と聞いて」
エレン「仲間にすんな」
サシャ「冗談です。さっ、思う存分私の頭を撫でて下さい」
エレン「その前に、あの敷物の上に座れ」
サシャ「はい」 - 52 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:16:36 ID:0A66gYgQ
- クリスタ「じゃあ、撫でさせて貰うね」
サシャ「んふふ。クリスタの手つきは、柔らかくて温かいので、気持ちいいです」
クリスタ「そう言って貰えて嬉しい」
サシャ「あれ? エレンは撫でてくれないんですか?」
エレン「ん? 俺も撫でた方がいいのか?」
サシャ「はい! なぜか私は叱られるばかりで、あまり褒められませんから、こういう時間は貴重なんですよ」
エレン「訓練中、コニーと一緒にふざけたりしてるからだろ」
サシャ「おかしいですね。私は常に真剣なんですけど」
エレン「……今度、真面目なやり方を教えてやるよ」 - 53 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:18:35 ID:0A66gYgQ
- サシャ「その時はお願いします。それはそれとして、エレンも撫でて下さい」
エレン「はいはい」
クリスタ「サシャの髪って、エレンに近いね。長さのせいで、少し感触が違うけど」
サシャ「それは褒められてるんでしょうか?」
エレン「貶されてないと俺は思いたい」
クリスタ「褒めてるんだよ。二人共、撫で心地がすごくいいから」
サシャ「えへへ。ありがとうございます!」
クリスタ(サシャは素直で可愛い。一つ年上なはずなのに、妹が出来たみたい) - 54 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:20:34 ID:0A66gYgQ
- 翌日
エレン「あれ? 今日は誰も連れて来てないのか?」
クリスタ「エレンも?」
エレン「マルコを誘ったけど、用事があるみたいでな」
クリスタ「私も似たような感じだったよ」
エレン「じゃあ、集まったばっかりだけど、解散するか」
クリスタ「どうして?」
エレン「どうしてって、撫でる相手がいないだろ?」
クリスタ「エレンがいるじゃない」
エレン「いい加減、俺には飽きてくれよ……」 - 55 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:22:11 ID:0A66gYgQ
- クリスタ「そういいながらも、エレンは大人しく座ってくれるんだよね」
エレン「慣れた」
クリスタ「じゃあ、私に撫でられるのも慣れようね」
エレン「気が向いたらな」
クリスタ「うん」 - 56 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:23:29 ID:0A66gYgQ
- 十数分後
エレン「ふぁ~……」
クリスタ「眠たくなっちゃった?」
エレン「うん……」
クリスタ「寝ちゃってもいいよ。少ししたら、起こしてあげる」
エレン「うん……」 - 57 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:27:11 ID:0A66gYgQ
- クリスタ「ふふっ、寝ちゃった。エレンはいつも頑張ってるもんね」
クリスタ「みんなより早起きして、自主訓練してるの、知ってるよ」
クリスタ「訓練が終わっても、みんなが兵舎に戻る中、夕食ギリギリまで残ってる事も」
クリスタ「エレンは頑張り屋さんだもんね。だから今だけでも、ゆっくりお休み」
クリスタ「私の手に、ほんの少しでも癒す力がある事を祈って……」 - 58 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:28:48 ID:0A66gYgQ
- 本当に終わり
いちゃいちゃ関係なくなったけど仕方ないね
お疲れ様 - 60 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:32:04 ID:Q.1mCu.I
- かわいい
>>1がスレ立てたときは糞スレ作んなと思ったけど
こんなほのぼのが見れたから少しは寛大になろう - 61 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:36:53 ID:jgTjEvIA
- 乙
よくこのスレタイでここまで頑張った
コニーの頭撫でたい - 63 :以下、名無しが深夜にお送りします 2013/06/20(木) 16:52:32 ID:Iv6ykyr2
- 乙
ほのぼのよかった

「進撃の巨人」カテゴリの記事
コメントする
全ランキングを表示