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梓「ムギ先輩、天国ってどんな所だと思います?」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 00:21:55.51 ID:CSTg+VjN0
純「あずさー!一緒にお昼ご飯食べよー!」

梓「ごめん。今日はムギ先輩とお昼ご飯食べる予定だから」

純「えーまたぁー?」

梓「明日、明日なら一緒に食べれるかも!」

純「梓、昨日も同じ事言ってたよ」

梓「あれ?そうだっけ?」

純「うん」モグモグ




2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 00:28:01.53 ID:CSTg+VjN0
梓「本当にごめん!明日は絶対一緒に食べるから!」

純「言ったね?確かに聞いたからね!約束だよ?」

梓「うん、約束する」

純「約束破ったらなにする?」

梓「え~と、ケーキおごる」

純「よろしい、じゃあ行って来なさい」

梓「うん!」

純「」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 00:34:11.56 ID:CSTg+VjN0
部室

梓「ムギ先輩すみません、お待たせしました!」

紬「ううん。いいのよ。さ、梓ちゃん座って、今日は梓ちゃんの為に私、手料理してきたの!」

梓「ム、ムギの手料理…早く食べたいです」

紬「ありがとう梓ちゃん、お弁当箱出すわね」

梓「は、はい!」

紬「よいしょっと」ドスン

梓「えっ…重箱?」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 00:37:57.35 ID:CSTg+VjN0
紬「今日は梓ちゃんにお弁当作る為に朝の4時に起きて作ったの!」

梓「す、凄いですね!」

紬「中身はこんな風になってるのー!」ジャジャーン

梓「す、凄いですねー!で、でもムギ先輩?」

紬「ん?梓ちゃんどうしたの?」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 00:42:02.21 ID:CSTg+VjN0
梓「や、やっぱり何でもないです!」

紬「も、もしかして…美味しくなさそうとか?」ウルウル

梓「い、いえ!とってもとっーても美味しそうです!」

紬「梓ちゃん私に構わず言っていいのよ?」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 00:45:57.09 ID:CSTg+VjN0
梓「あの…こんなに食べきれるか分からないです…折角、作ってもらったのにこんな事言ってすみません」

紬「ううん、いいのよ!梓ちゃんが食べきれなかったら私が全部食べてあげる!」

梓「あ、ありがとうございます!」

紬「それじゃあ、早速食べましょっか?」

梓「はい!」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 00:50:15.29 ID:l0MMZvBH0
紬「はい、じゃあお手手を合わせて!」

梓「……?」

紬「梓ちゃん、お手手を合わせて?」

梓「あ、はい!」パン

紬「いただきます!」

梓「いただきます!えへへ、なんか懐かしいですねー」

紬「そうねー。一度やってみたかったの!」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 00:57:12.49 ID:l0MMZvBH0
紬「あ、梓ちゃん何から食べたい?」

梓「えっーと、この端っこにある沢庵食べたいです!」

紬「沢庵から食べるの?」

梓「はい!最近、小さなニキビが出来ちゃって…沢庵ってニキビ無くすらしいですよ」

紬「沢庵はニキビを無くす……梓ちゃん物知りねー」

梓「えへへ~」

紬「じゃあ梓ちゃん口開けて」

梓「なんでですか?」


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 01:00:56.50 ID:l0MMZvBH0
紬「私ね!前から梓ちゃんにあーんってしたかったの!」

梓「え、えっ!?」

紬「ダメ…?」ウルウル

梓「い、いいですよ!ちょっと緊張しますけど!」

紬「ありがとう!」パァァ

梓「じ、じゃあ口開けますね」ドキドキ


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 01:03:58.58 ID:l0MMZvBH0
紬「梓ちゃんあーん」

梓「あーん」ポリコリ

紬「美味しい?」

梓「美味しいです!」

紬「良かった!ニキビ無くなるといいわねー」

梓「ありがとうございます!あ、次はエビフライ食べてもいいですか?」

紬「えぇ、いいわよ~」


23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 01:08:09.78 ID:l0MMZvBH0
・・・・・・

梓「ふぅ…食べ過ぎたー」

紬「ごちそうさまでした~」

梓「あ、ごちそうさまでした!とっても美味しかったです」

紬「ありがとう、明日も一緒に食べましょうね!」

梓「あ、あの…」

紬「どうしたの?」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 01:14:51.63 ID:l0MMZvBH0
梓「明日は純と一緒に食べる約束してるんです」

紬「そうなの?それだったら仕方ないわね~」

梓「ごめんなさい…折角誘っていただいたのに」

紬「ううん、いいのよ。梓ちゃんが友達と仲良くしてるの私好きなの」

梓「あ、あの……えっと」テレテレ


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 01:18:27.08 ID:l0MMZvBH0
紬「あ、もうお昼休み終わっちゃうわね。教室に戻らなきゃ!」

梓「あ、本当ですねー」

紬「ふふふ、梓ちゃんと一緒にいるとなんだか時間経つの早いわ~」

梓「わ、私もムギ先輩といると……た、楽しいです」

紬「ありがとう梓ちゃん、私も同じ気持ちだわ!」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 01:23:28.72 ID:l0MMZvBH0
梓「お、同じ気持ちって……」ボソボソ

紬「ん?何か言った?」

梓「い、いえ!何でもないです!先に教室に行ってますね!」

紬「えぇ、また放課後で、会いましょう」

梓「はい!」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 01:29:02.87 ID:l0MMZvBH0
紬「うふふ、梓ちゃん今日も可愛かったわ~」

紬「毎日毎日、梓ちゃんとご飯が食べれるなんて素敵!」

紬「梓ちゃんと毎日ご飯を食べる事…私が今までずっと望んでいた事だから嬉しいわ」

紬「あ、早く教室に戻らなきゃ!」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 01:33:44.27 ID:l0MMZvBH0
放課後

唯「あ~ずにゃーん!」ダキッ

梓「ひゃっ!」

律「おーおー出たか何時もの奴」

紬「これを見ないと始まらないわね~」

澪「ムギも律も何いってんだ」

唯「ほぅーれ!ムギちゃんにパース!」

梓「パ、パスって!きゃあっ」

紬「キャ~ッチ!」ダキッ


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 01:38:50.92 ID:l0MMZvBH0
梓「ム、ムギ先輩……」モフモフ

紬「梓ちゃん抱き締めやすいわねー」

澪「もう、早く練習するぞっ!」

梓「…………」モフモフ

律「梓の寝床が見つかったなー」

梓「……ハッ!」バッ


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 01:44:13.61 ID:l0MMZvBH0
唯「あずにゃんムギちゃんに抱き締められたら落ち着くー?」

梓「そ、そんな事ありません!」

律「強情な奴めー」

紬「あ!澪ちゃんも梓ちゃん抱き締めてみたら?澪ちゃんだけ梓ちゃん抱き締めてない!」

澪「わ、私はいいよ」

律「拒否ると夜寝ている時、抱き着きお化けがでるぞ~」

紬「そうよーとっても怖いんだから!」

澪「二人ともやめろぉー!!」ゴチンゴチン

紬律「あいたーっ」


40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 01:48:34.40 ID:l0MMZvBH0
澪「あっ!ム、ムギごめんつい……」

紬「うふふ~澪ちゃんいいのよ!やっと私に突っ込んでくれたわね!嬉しい!」

澪「よ、喜ぶ所か?ま、まぁありがとう…」

律「澪ー私はー?」

澪「みんなそろそろ練習するかー」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 01:54:40.17 ID:l0MMZvBH0
律「無視すんなー」

梓「あ、あの!今日は練習は後にしませんか?」

唯「あずにゃん、どうしたの!?」

梓「あ、あの……皆さんにお茶を入れたいんです」

律「おぉ!いいな!賛成!」

紬「私も!」

律「澪はー?」

澪「わ、私も梓のお茶飲みたい」ボソボソ

唯「じゃあ決定だね!」


43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 01:59:50.41 ID:l0MMZvBH0
・・・・・・

梓「あの……出来ました!」

律「待ってたぞー」

唯「あずにゃんこれ何茶?」

梓「アップルティーです」

澪「いい香りだなあ~」

紬「本当、飲んでいい?」

梓「ど、どうぞ!」


45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 02:05:22.53 ID:l0MMZvBH0
紬「…………」ゴクゴク

梓「ど、どうですか?」

紬「美味しい!とっても美味しいわ!」

唯「本当、美味しい!」

澪「梓凄いなぁー」

梓「えへへ~」

紬「梓ちゃん紅茶を入れる前にカップを暖めたらもっと美味しいくなるわよ~」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 02:10:27.82 ID:l0MMZvBH0
梓「紅茶を入れる前にカップを暖める…」メモメモ

紬「本当に美味しいわ-。私前から梓ちゃんの紅茶飲んでみたかったの!」

律「望みが叶ってよかったなあ~」

紬「えぇ!」

梓「ムギ先輩からいっぱい褒められた…えへへ」ボソボソ

唯「今日はもう練習しなくて大丈夫だよねー」

梓「そ、それはダメです!」

唯「何時もの奴あずにゃんに戻ったぁ~!」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 02:16:39.26 ID:l0MMZvBH0
・・・・・

紬「みんなさよならー!」

梓「さよならですー!」

紬「今日も楽しい1日だったわねー」

梓「そうですね……」

紬「梓ちゃんどうしたの?疲れた?」

梓「あ、あの…ムギ先輩、私の事どう思ってますか?」

紬「可愛い後輩!」

梓「可愛い後輩ですか……ムギ先輩の言葉って迷いがないですよね」

紬「そう?」

梓「はい……」


50:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 02:22:44.25 ID:l0MMZvBH0
梓「あ、あの……私が男の子だったら恋人にしたいですか?」

紬「そうね。男の子でも女の子でも恋人になるわよ。梓ちゃんは梓ちゃんだもの」

梓「あはは…本当に迷いがないですね。私、ムギ先輩の事好きです。本当に好きです」

紬「梓ちゃん……急にどうしたの?」


51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 02:27:36.08 ID:l0MMZvBH0
梓「本当、急ですよね。すみません…」

紬「謝らなくていいのよ。梓ちゃんの気持ちとっても嬉しいわ!私達、恋人ね!」

梓「コ、コイビト?」

紬「私も梓ちゃんの事好きなの、初めて出会った時から好きだったの」

梓「ム、ムギ先輩…ありがとうございます!」


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 02:33:56.67 ID:l0MMZvBH0
紬「私も想いを伝えてくれてありがとう。なんだか天国にいるみたい、最高に清々しい気分だわ」

梓「天国ですか……ムギ先輩あのね?」

紬「なぁに?」

梓「天国ってどんな場所だと思いますか?」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 02:40:18.11 ID:l0MMZvBH0
紬「うーん、よく分からないわ。でも、とっても綺麗な場所だと思うの」

梓「そうですか、天国はですね。その人の望みが何でも叶う場所なんです」

紬「素敵な場所ね~」

梓「はい、素敵な場所です。ムギ先輩今の望みは何ですか?」

紬「今の望み?梓ちゃんとキスがしたいなぁ……なんて」

梓「いいですよ。目閉じて下さい」




おわり

紬「そう、とっても素敵な場所ね」


55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 02:42:32.89 ID:QPrflhi/0

イチャイチャ幸せそうで楽しかった


56:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 02:44:24.75 ID:nDxVLjMJO
おつ
いいほのぼのだった


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/06/24(金) 04:26:25.34 ID:u1dgaYUK0

ニヤニヤした





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