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真「純真イメージビデオ」
- 1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:26:33.15 ID:5QuPNAxb0
- ガチャッ
真「プロデューサー!」
P「おう真、どうしたんだ? なんか大怪我してるけど」
真「イメージビデオ作ったんですよ!」
P「真、どうしたんだ? なんか無視されたけど」
真「イメージビデオ作ったんですけど!」
P「……うん、それで?」
真「販売したいので、観てもらえませんか?」
P「おお、すっごい唐突」
- 2 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:27:23.30 ID:5QuPNAxb0
- P「イメージビデオも何も、そんな話聞いてないんだが……」
真「テーマは『純真』! タイトルは『純真 2013秋』です!!」
P「え、タイトルまで決定してるの?」
真「今決めました、ボクが決めました!」
P「……というか、真って動画とか作れたのか?」
真「小鳥さんに手伝って貰いました!」
P「……」
真「それじゃ、早速再生しますねー」ガガー
- 3 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:29:13.20 ID:5QuPNAxb0
- ―――――
―――――
――皆さんは、『虫』はお好きだろうか――
P「待て」ピッ
真「どうかしました?」
P「うん……突っ込んでいいか? これ」
真「まぁ、発売までに改善することも必要ですし」
P「……」
- 4 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:30:21.69 ID:5QuPNAxb0
- P「改めて聞くが、これ、真のイメージビデオだよな?」
真「はい!」
P「ここは何だ? ドラマパートか?」
真「オープニングです!」
P「そうか……」
真「続き行きますよ、すぐ止めないで下さいね!」
- 5 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:31:19.30 ID:5QuPNAxb0
- ―――――
―――――
――1口に『虫』と言っても、その種類は膨大だ――
――カブトムシ、アブラゼミ、カマキリ……――
――今回は、その中でも……『害虫』をクローズアップしていこう――
『菊地真vs害虫!炎の三番勝負!!』
P「ストォーップ!!」ピッ
- 6 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:32:17.10 ID:5QuPNAxb0
- 真「ちょっと、すぐ止めないで下さいよー」
P「うん……これ、イメージビデオだよな?」
真「今更何言ってるんです、そうに決まってるじゃないですか!」
P「何でだ? 何でアイドルのイメージビデオに害虫なんて言葉が出てくるんだ?」
真「ボクがその害虫を倒すっていう構図です!」
P「どこに害虫駆除をアピールするアイドルがいるんだよ!」
真「害虫は悪くありません!」
P「そこじゃねぇ!」
P「……っていうか、ナレーション、高木社長だし」
真「協力して貰いました!」
P「……」
- 7 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:33:14.57 ID:5QuPNAxb0
- ―――――
―――――
~① 恐怖! 大繁殖のコバエ~
――やって来たのは、都内のとある民家――
雪歩『皆さんこんにちは、萩原雪歩です』
P「あれ、雪歩だ」
真「友情出演です!」
雪歩『本日は、こちらの家に害虫が発生したとのことなんですが……』
雪歩『すいません、お話、聞かせて貰っても?』
やよい『はい……』
P「あれ、やよいだ」
真「友情出演です!」
- 8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:34:11.42 ID:5QuPNAxb0
- やよい『家にコバエが出たんです』
やよい『いつも掃除していたつもりなんですが……』
雪歩『そうなんですか……では、早速見てみましょう』
やよい『こっちですー』
雪歩『うわっ!これは……ひ、ひどいですね……』
やよい『殺虫剤とかも無いので、どうしようかと……』
雪歩『なるほど……』
デーレーン デーレレレレー デーレー デレレレレレーン♪
雪歩『……こっ、この曲は!!』
P「この曲は?」
真「ジェロの『海雪』です!」
P「また微妙なチョイスだな……」
- 9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:35:14.94 ID:5QuPNAxb0
- 真『とうっ!』スタッ
やよい『あ!真さん!』
真『ふ……待たせたね、少年』
やよい『少女です!』
真『心配ご無用……アップは済んでるんだ』
真『始めようか』
P「アレ? 真ってこんな口調だったか?」
真「カッコ可愛いじゃないですか!」
P「……」
- 10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:36:13.93 ID:5QuPNAxb0
- 雪歩『真ちゃ……き、菊地さん。 勝算の方は?』
真『もう勝算しかありません、大船に乗ったつもりで……まずは、これを』ヒュン
やよい『これは……』
真『奴らの発生源はそこのシンクです、その殺虫剤を使って下さい』
P「あ、何、結局殺虫剤とか使っちゃうんだ」
真「必要悪ってやつですね!」
P「お前意味分かってる?」
- 11 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:36:16.00 ID:l0jksPJm0
- なんだこれは……
- 12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:37:16.32 ID:5QuPNAxb0
- ――コバエが発生した場合、まずは発生源にしっかり対処する必要がある――
やよい『これで……はい!大丈夫ですー!』
雪歩『じゃ、じゃあ、今飛んでる成虫は……』
真『ボクが潰します』
雪歩『!』
やよい『え……でも、いっぱい』
真『……その為にボクが来たんですから』
P「あ、何、結局普通に素手も使うんだ」
真「素手喧嘩(ステゴロ)ってやつですね!」
P「あー、うん」
- 14 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:38:18.67 ID:5QuPNAxb0
- 真『それじゃ……お手柔らかに……』
コバエ『……』プーン
真『……いきますよッ!!』ダッ
雪歩『……!』
やよい『!!!』
- 15 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:39:09.58 ID:5QuPNAxb0
- ――その時の様子を、高槻家長男・高槻長介君(12)は語る――
P「何でだよ! 長介居なかっただろ!」
長介『いやァ…………ビックリしましたよ、マジで』
長介『真さんが………こう、シュッとやるんですよ。 シャドーボクシングの要領で』
長介『その度に……目に見えて、減るんですね、コバエが』
長介『もう目を疑いましたね………ハイ』
- 16 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:39:23.34 ID:IIT6WqWMo
- 真って虫とか苦手だった気が……
- 17 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:40:12.06 ID:5QuPNAxb0
- 長介『え? ウソじゃないかって?』
長介『はは、あなたもおかしなことを言う』
長介『だってあの人は………あの、菊地真ですよ?』
P「長介こんなキャラじゃないだろ! バキ的手法に巻き込むんじゃねぇ!」
真「プロデューサー、うるさいです」
P「ん、ああ、すまん」
- 18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:41:18.56 ID:5QuPNAxb0
- 真『………』パラッ
真『終わりましたよ』
雪歩『す、すごい……』
やよい『すごいですーっ! ありがとうございます! 真さん!』
真『いいや、礼には及ばないよ』
真『それじゃあ……ボクは次のレッスンがあるから』
やよい『あのっ……名前、名前を教えて下さい!』
真『真……菊地真。 しがない流しのアイドルさ』
~① 恐怖! 大繁殖のコバエ~ 終
- 19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:42:27.25 ID:5QuPNAxb0
- P「……」ピッ
P「……普通に名前呼んでたよな、やよい」
真「まぁ、そこは……ハイ」
P「というか、さっき三番勝負って言ってたけど」
真「ハイ」
P「……後二つもコレを見るのか………」
真「楽しいですよ!」
P「うん、まぁ、そこは否定しない」
- 20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:43:25.56 ID:5QuPNAxb0
- ―――――
―――――
~② 戦慄! 闇に潜むゴキブリ~
雪歩『皆さんこんにちは、萩原雪歩です』
雪歩『本日は、こちらのお宅に来ているんですが……』
P「あれ、雪歩はレギュラーなのか」
雪歩『すいませーん!』
美希『あふぅ……』
雪歩『今回は、一体どのような……?』
P「あれ、今回は美希か」
- 21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:44:17.46 ID:5QuPNAxb0
- 美希『…………ゴキなの』
雪歩『え』
美希『ゴキが出て……スプレー探してる間に、どっか行っちゃったの』
雪歩『そ、そんな……』
美希『ミキ的には、この辺にいるって思うな』
雪歩『ゴキ的には?』
美希『……さぁ?』
テーレッテッテッ テーレッテッテッ テーレーテレレレレーン♪
テーレッテッテッ テーレッテッテッ テーレーテレレレレー♪
雪歩『……こ、この曲は!!』
P「この曲は?」
真「『きよしのズンドコ節』です!」
P「何? 演歌好きだったっけ?」
- 22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:45:18.10 ID:5QuPNAxb0
- 真『とうっ!』スタッ
美希『あ、真クンなのー!』
雪歩『……だっ、ダメですよ! おさわりはダメですぅ!』
美希『ヤ! 助けてー真クーン!』
真『む……むむむ……』
P「何をイチャついてるんだ、お前ら」
真「これには困りましたよ……」
- 23 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:46:26.32 ID:5QuPNAxb0
- 真『あー、ゴホン……何はともあれ、まずはGだ』
真『君の部屋に案内して貰えるかな?』
美希『オッケーなの!』
雪歩『……』
美希『ここだよ。 なんかお菓子食べる?』
真『いいや、その必要は無い』
雪歩『それって……』
真『この近くに、奴はいる……ボクのサイドエフェクトがそう言ってる』
雪歩『!』
P「唐突に中二病盛り込んで来たな」
真「設定と呼んで下さい、設定と!」
- 25 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:47:30.00 ID:5QuPNAxb0
- 真『それじゃ……今から探知に入るから、静かにしていてくれ』
雪歩・美希『はーい』
真『…………』
美希『……』
雪歩『……』
真『……………』
美希『……』
雪歩『……』
真『………………』
美希『ねぇ、いつまでやるの? コレ』ヒソヒソ
雪歩『ダメだよ美希ちゃん、静かにしてないと……』ヒソヒソ
- 26 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:48:11.30 ID:5QuPNAxb0
- 真『……………………』
雪歩『お茶、持ってきたよ』コトッ
美希『わーい、なの』
真『…………………………』
美希『……』ズズー
雪歩『……』ズズー
美希『………苦いの』
雪歩『そういうものだよ、美希ちゃん』
真『………………………………』
- 27 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:49:07.87 ID:5QuPNAxb0
- 雪歩『あ、でもおにぎりには合うんじゃないかな……梅とか』
美希『そう? それじゃ……おお! コレすごいの!』
雪歩『美味しい?』
美希『美味しさ倍返しなの!』
雪歩『意味不明だよ美希ちゃん……』
P「何イチャついてんだ雪歩!!!」バン
真「ちょっ、プロデューサー落ち着い」
P「何でだ? 何で真のビデオにこれが収録されてるんだ!?」
真「何でそんな興奮してるんですか!?」
- 28 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:50:16.31 ID:5QuPNAxb0
- 美希『じゃあ、雪歩も――』
真『……………上だ』
雪歩『え?』
真『この家に屋根裏部屋はあるかい?』
美希『えっ、あるけど……』
真『そこだ。 そこに奴がいる』
P「……これまた唐突に判明したな」
真「探知は大変なんですよ?」
P「探……いや、うん」
- 29 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:51:21.96 ID:5QuPNAxb0
- 美希『よい……しょっと』
雪歩『せ、狭いね……』
真『美希、これを』ヒュン
美希『?』パシッ
真『それを置けば……これからは、奴らに会うことも少なくなるはずだよ』
P「やっぱり、ああいうの使うのな」
真「アフターケアです!」
P「うん」
- 30 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:52:24.44 ID:5QuPNAxb0
- 真『今ここにいる奴は……ボクが』
カサカサッ
雪歩『真ちゃん!』
真『分かってる!』ブン
G『残像だ……』カサッ
真『!?』
P「え、なんで社長声当ててんの?」
真「その方が強そうじゃないですか」
- 31 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:53:15.91 ID:5QuPNAxb0
- 真『なっ……ボクが遅い!? ボクがスロウリィ!?』
美希『真クン、うるさいの』
真『……』
G『フン……小娘ごときに、この俺が』ガシッ
真『……なーんちゃって、っと』
雪歩『!』
G『何……だと……?』
真『おおっと、暴れないでくれよ……手荒な真似はしたくないからね』
- 32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:54:28.57 ID:5QuPNAxb0
- 雪歩『す、凄い……』
美希『ベテラン、ってカンジ?』
G『ぐっ……放せぇ!』
真『ボクはね……ゴキブリ君。 よく君とスパーリングしてるんだ』
真『君の種族がどのように動くのか……体で覚えてる』
G『……』
真『だから、何も恥じることは』グシャァ
雪歩『……』
美希『……』
P「……」
真『……あ』
- 33 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:55:15.75 ID:5QuPNAxb0
- ――ゴキブリは、その体に雑菌を宿していることが殆どだ――
――もし直接触ったり、潰したりした場合は……すぐに丁寧な水洗いが必要である――
~② 戦慄! 闇に潜むゴキブリ~ 終
P「……」ピッ
P「なぁ、真って……虫、苦手じゃなかったか?」
真「……」
P「真?」
真「……やっぱり、修行パートもカットしない方がいいですかね?」
P「あー、グロそうだからいい」
- 34 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:57:14.48 ID:5QuPNAxb0
- ―――――
―――――
~③ 慟哭! 最凶のスズメバチ~
雪歩『皆さんこんにちは、萩原雪歩です』
P「そういえば、これって誰が撮影してるんだ?」
真「小鳥さんです!」
P「あぁ……」
雪歩『本日は……こちらのお宅に、来て……いるんですが……』
バウッ!!
雪歩『ひうっ!』
伊織『こら、止めなさい』
P「お、ラストは伊織か」
- 35 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:58:10.58 ID:5QuPNAxb0
- 伊織『すいません、うちの犬がご迷惑お掛けして』
雪歩『あ、いえ……その、今回はどのような?』
伊織『……どうぞ、こちらに』
P「伊織は演技派だな」
真「ボクはきのこ派ですね」
P「……」
- 36 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 22:59:19.49 ID:5QuPNAxb0
- 伊織『この木の、根元なんですけど……』
雪歩『これ……って』
伊織『はい、蜂の巣です。 いつの間にか出来ていて……恐らく、スズメバチだと思います』
雪歩『ス……スズメバチ……』ゴクリ
伊織『本当なら、専門の業者に頼むべきなのでしょうが……』
デレデレデレッ デーッデッデッデッ デッデッデレッデーッデッ♪
伊織『!?』
雪歩『……こっ、この曲は!!』
P「この曲は?」
真「『おジャ魔女カーニバル!!』です!」
P「そこは演歌じゃないのか?」
- 37 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:00:33.85 ID:5QuPNAxb0
- 真『とうっ!』スタッ
伊織『あ、貴女は一体……!?』
真『話は全て聞きましたよ、お嬢さん』
真『後は……ボクに任せて下さい』
P「どうでもいいけど、真のキャラ結構ブレブレだな」
真「ボクはボクですよ!」
P「うん、突っ込みにくいのはやめてくれ」
- 38 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:01:21.09 ID:5QuPNAxb0
- 雪歩『でも、ま……菊地さん。 スズメバチに挑むのは、危険なような……』
真『大丈夫ですよ、ボクを誰だと思ってるんです?』
雪歩『……っ』
P「おお、今回は役に入ってる」
真『さて、それじゃ……』コキッ
伊織『ちょ、ちょっと待って下さい!』
真『どうかしました?』
伊織『その状態で駆除するんですか!? スズメバチを!? 丸腰で!?』
真『……』
- 39 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:02:09.06 ID:5QuPNAxb0
- 伊織『貴女が強いということは……何となく、分かります。 ですが』
真『武装なんて、要りませんよ』
伊織『!』
真『いつだってボクは、拳一つでやって来た……その生き方を、曲げる気はありませんから……!!』
伊織『……~~~ッッッッッ』
雪歩『っ……』
真『……』
- 40 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:03:26.24 ID:5QuPNAxb0
- 伊織『………ふふっ、分かりました。 余計なこと言って、ごめんなさいね?』
真『いえ……』
伊織『でも、これだけは言わせて……』
伊織『どうか、死なないで』
P「……なぁ、これ本当に伊織か?」
真「……た、多分」
P「なんで真も自信無いんだよ!」
- 41 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:04:13.88 ID:5QuPNAxb0
- 真『…………さて、と』
ハチ『……』ブゥゥゥゥン
ハチ『……』カチカチカチ
真『いっちょ、やりますか!』
- 43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:05:27.27 ID:5QuPNAxb0
- P「……なぁ、真?」
真「どうしたんですか?」
P「心なしか、モザイクが画面を埋め尽くしているような気がするんだが」
真「……社長の配慮、ですかね?」
P「そうか……」
真『うおおおおおおおおおお!!!』
真『ぐ……っ』
伊織『[ピー]』
真『[ピー][ピー][ピー][ピー]!!!!』
P「聞こえない! 自主規制で何も聞こえないんだけど!」
~③ 慟哭! 最凶のスズメバチ~ 終
P「いつの間にか終わってるし!」
- 44 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:06:30.80 ID:5QuPNAxb0
- ―――――
―――――
ガララッ
真『……あぁ、雪歩』
雪歩『まこ……菊地さん、体調の方はどうですか? リンゴむいてきましたよ』
真『へへ、おかげ様で元気ですよっ』
P「……え、何これ」
真「エピローグです!」
- 46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:07:31.46 ID:5QuPNAxb0
- ――さて……害虫の恐ろしさは、分かって頂けただろうか――
キャアアアアア!!!
真『!?』
雪歩『い、今のって……』
――また同時に、彼女についても――
真『……よし! ちょっくら行ってきます!』
雪歩『えっ、でも……』
真『大丈夫……ボクを、信じて下さい!』
雪歩『……』
雪歩『はいっ!』
――アイドル・菊地真は……何事にも負けない強さを持っているのだ――
『菊地真vs害虫!炎の三番勝負!!』 終
- 47 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:08:12.09 ID:5QuPNAxb0
- P「……真」ピッ
真「どうでしたか?」
P「その怪我は……さっきのスズメバチだったのか……」
真「いえ、交通事故です」
P「違うのかよ!」
P「………まぁ、いいや。 これを販売したい、だったな」
真「いいんですか!?」
P「ああ、面白かったしな……出来るだけ早く、売り出せるようにするよ」
真「へへっ、やーりぃ!」
――――
――
- 48 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:09:15.10 ID:5QuPNAxb0
- ウィーン
店員「いらっしゃいませー」
雪歩「……」ザッザッザッ
雪歩(今日は、真ちゃんのビデオの発売日……)
雪歩(真ちゃんのビデオ! なんていい響き!)
雪歩「ねーえー♪ 愛しててもー♪」
店員「……」
雪歩(保存用、鑑賞用、布教用……)
雪歩(あ、未来に託す用も買おうかな)
- 49 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:10:21.93 ID:5QuPNAxb0
- 雪歩「これ、下さい」
店員「はい、こちら4枚で間違いありませんか?」
雪歩「異議なし!」バン
店員「それでは…………」
店員「何か、年齢を確認できるものをご提示頂けますか?」
雪歩「………え?」
終
- 51 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:11:27.44 ID:5QuPNAxb0
- 以上です。読んで下さって、ありがとうございました。
正直、真の虫苦手は見落とし……ゲフン - 52 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:13:19.49 ID:c8R1yGh30
- え?
乙 - 53 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:14:42.39 ID:KO9e9vpu0
- 面白かった
最後のオチはR-18ってことかな? - 54 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/01(火) 23:23:09.17 ID:gCeo8EDTo
- 乙!
無修正版のまこちんのビデオ見た…くはないな… - 56 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/02(水) 04:28:08.84 ID:k6nf8ZSqo
- 乙
純真とはなんだったのかwwww

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