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響「なんでも頼める権?」
- 1 : ◆40t.IUZ/Q2 2013/10/10(木) 01:15:11.40 ID:9U2irpXro
- 春香「響ちゃん、ごめんね! 誕生日パーティみんなで開けなくて……」
響「忙しいから、仕方ないでしょ? 気にしてないぞ! プレゼントはみんなからもらったし」
春香「それでね、その代わりになんだけど、みんなで一人1つずつ、響ちゃんの頼みを何でもきく事にしたの」
響「そんな……。無理に何かしてもらわなくても……」
春香「いやいや! もうみんなでそうするって決めたから。とりあえず私から! 頼み事ですよ、頼み事!」
響「急に言われてもなぁ」
春香「なんでもいいよ、肩もみとか、マッサージとか、ツボ刺激とか」
響「春香……。そういうのがやりたいの?」
春香「いやー、そういうわけでもないんだけど……」のヮの
響「あ、じゃあ今度一緒にお菓子作ろうよ! 春香の技を色々教えて欲しいぞ!」
春香「い、いやー。それぐらいだったら大丈夫だよ! うん! じゃあ今度オフが一緒の時に!」
響「楽しみにしてるからな!」
- 2 : ◆40t.IUZ/Q2 2013/10/10(木) 01:15:55.12 ID:9U2irpXro
- 千早「我那覇さん? 話は聞いた?」
響「なんでもみんなに頼めるってことなら聞いたぞ」
千早「じゃあ早速、私にも頼み事してもらっていいかしら?」
響「うーん。千早にかー」
千早「……」ワクワク
響「ん? なんか、千早楽しそうだな?」
千早「そ、そうかしら?」
響「そう? ま、いっか。じゃあ千早にはハム蔵の世話を頼むぞ!」
千早「え?」
響「今日のレッスン、ハム蔵連れていけないから、事務所にいる間だけね」
千早「わ、わかったわ。よろしくねハム蔵」
公蔵「ジュイジュイ!」
響「せっかくだからふたりとも仲良くなるといいぞ!」 - 3 : ◆40t.IUZ/Q2 2013/10/10(木) 01:16:30.42 ID:9U2irpXro
- やよい「ひーびーきーさん! 私にも頼み事して下さいー」
響「うわっ! やよい! いきなり後ろから、びっくりしたぞ」
やよい「なんでもしますよー」キラキラ
響「やよいは、ほんといい子だぞ」
やよい「……」ドキドキ
響「そんなに顔真っ赤にするほど、力まなくても……」
やよい「うっうー。何にしますかー?」
響「そうだなー。じゃあ、今度自分の家族たちの散歩手伝ってくれるか?」
やよい「いぬ美ちゃんたちですか?」
響「そうそう、やよいの家族も一緒に近所にみんなで遊びに行こう!」
やよい「楽しそうですね! じゃあ、そのときはよろしくですー」ガルーン
響「うん! よろしくなー!」 - 4 : ◆40t.IUZ/Q2 2013/10/10(木) 01:16:56.81 ID:9U2irpXro
- 亜美「ひびきーん!なにかお困りのことはありますかな?」
真美「今なら、なんでもいうことお聞きしますぞー!」
響「お、ふたりとも同時にきたかー」
亜美「ねーねー。何がいい?」
真美「ひびきんの好きな事でいいよー!」
響「そうだなー。じゃあふたりとも1日イタズラ禁止ってのはどう?」
亜美「えー」
真美「それはないっしょー」
響「冗談だぞ! そうだな、今度面白いゲームでも教えて欲しいぞ。みんなで一緒にやろう!」
亜美「おおー! 望むところだYO!」
真美「んっふっふ~。ワレワレと一緒なら、ガンガンクリアできますぞ!」
響「よし! がんばろうな!」 - 5 : ◆40t.IUZ/Q2 2013/10/10(木) 01:17:29.98 ID:9U2irpXro
- 真「へへっ、響! ボク達への頼み事は決まった?」
雪歩「あっ、あのっ。なんでも、いってくださいー」
響「そうだなー、じゃあ二人には、今度買い物付き合ってもらっていいか?」
真「買い物?」
響「うん、真には、かわいいフリフリの衣装のオススメを聞きたいぞ」
雪歩「ひ、響ちゃんも、かわいいのが欲しいんですか?」
響「雪歩にも、カッコイイ系のオススメあったら教えて欲しいな」
雪歩「えっ、そ、それなら。がんばって、選んでみますぅ」
響「まぁ、みんなで買い物行きたいってのが、頼みでいいかな?」
真「やーりぃ! 今度プロデューサーにスケジュール調整してもらうね!」
響「ふたりとも、悪いな! でも、せっかくだから楽しもうね!」 - 6 : ◆40t.IUZ/Q2 2013/10/10(木) 01:17:56.86 ID:9U2irpXro
- 伊織「響! なんでもいいから、頼み事しなさい!」ビシッ!
響「あはは、伊織は相変わらずだなぁ」タラー
伊織「この私がなんでもしてあげるんだから、感謝しなさいよ!」
響「うん、ありがとうな!」
伊織「きゅ、急にお礼言わないでよ。それにまだ何も頼んでないじゃない……」
響「うーん」
伊織「な、何? ホテル最上階のディナー? それとも高級アクセサリーが欲しいとか?」
響「そういえばさ、伊織って犬を飼ってたよね?」
伊織「え? ええ、ジャンバルジャンのことかしら?」
響「今度、伊織とジャンバルジャンと一緒に遊びたいな! 自分もいぬ美連れてくるからさ!」
伊織「そ、そんな頼み事でいいの?」
響「うん、自分、伊織の『家族』とふれ合うの楽しみだな!」 - 7 : ◆40t.IUZ/Q2 2013/10/10(木) 01:18:24.79 ID:9U2irpXro
- あずさ「響ちゃん、私には何を頼んでくれるのかしらねー?」
響「あずささんへの頼み事かー」
あずさ「うふふ。なんでもいいのよー」
響「そうだ! 今度美味しいコーヒーの店とかに連れて行ってよ!」
あずさ「あらあら、そんなのでいいの?」
響「うん。あずささんて、そういうお店よく知ってそうだし」
あずさ「そうねえ。迷ったりすると、偶然、いいお店を見つけることがあるのよ」
響「うがー。一緒に迷子になりそうだぞ! でもゆっくり歩くのもいいよね」 - 8 : ◆40t.IUZ/Q2 2013/10/10(木) 01:19:02.91 ID:9U2irpXro
- 律子「さて、響。私には何をしてもらいたいの?」
響「うーん、律子かー」
律子「遠慮しなくてもいいのよ!」
響「本当に?」
律子「ん? なんか嫌な予感が……」タラー
響「じゃあさ! 今度、自分がライブやるときに、律子と一緒に歌いたいな!」
律子「んなっ!?」
響「ダメ……かな?」
律子「うー。決まりだから仕方ない! でも、やるからにはファンに満足してもらうようにしなきゃ」
響「そうだね! 律子のレッスンにもとことん付き合うぞ!」 - 9 : ◆40t.IUZ/Q2 2013/10/10(木) 01:19:29.82 ID:9U2irpXro
- 美希「響ー。ミキ達には、頼み事何にする?」
貴音「わたくし達にできることなら、なんなりと」
響「ふたりとも……、そうだなー。そばに来てくれるか?」
美希「構わないよ?」
貴音「これでよろしいですか?」
響「……」ギューッ
貴音「響?」
美希「アハッ、ミキ達に同時に抱きつくなんて。響は甘えんぼさんだね」
響「ふたりとも、いつもありがとうな。しばらくこうさせてもらっていいか?」
美希「かまわないよ」
貴音「真、心地良い頼み事ですね」 - 10 : ◆40t.IUZ/Q2 2013/10/10(木) 01:20:24.25 ID:9U2irpXro
- P「響、誕生日おめでとう」
響「ありがとう、プロデューサー」
P「その、なんだ。おれもお前の頼み事聞いてやることになってるんだが……」
響「ふーん」
P「なんかあるか?」
響「そうだな。ちょっと言うの恥ずかしいけど……」
P「お、おい! 変なことじゃないだろうな?」アセアセ
響「なに想像してるんだ? プロデューサーは相変わらず変態だぞ」ジトー
P「あ、すまん」
響「約束して欲しいぞ! 自分とみんなをトップアイドルにしてくれるって!」
P「お、おう! それは常に目標だからな!」
響「改めて、自分からもたのむからな! 忘れないで欲しいぞ!」
P「わかった。響の誕生日の願い事だからな! 次の誕生日までにはみんなを!」
響「その意気だぞ! 自分達も頑張るからな!」
おわり
小鳥「あれっ? 響ちゃん、あたしには?」
響「……ぴよ子は、事務所に変な本を持ち込まないようにして欲しいぞ」
小鳥「それだけはご勘弁をー!」ズサー - 11 : ◆40t.IUZ/Q2 2013/10/10(木) 01:21:39.80 ID:9U2irpXro
- 最後まで読んでいただきありがとうございました。
響のお話って不憫なのが多いのでとことん明るい誕生日SSを! - 12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 01:27:09.62 ID:D8lx3hhgo
- よくやった
- 13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/10/10(木) 01:33:23.01 ID:o8lwr4w30
- フェアリーはいいなあ……響はいい子だ……おつでした

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