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P「さてと、そろそろ夕食にするか」千早「そうですね」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/20(水) 23:06:15.18 ID:5G9b6cNq0
- P「最近はコンビニ弁当ばかりだから、たまには自分で作るか」
千早「そうですよ。そのほうが安くすみますし」
P「それにしても、一人暮らしが長いから独り言が多くなったな」
千早「ストレスがたまっているのでは?」
P「さて、何作ろうかな」
千早「勝手に上がりこんだのは謝ります、だから無視しないでください」
P「……お前な?これで今月三回目だぞ」
千早「猛打賞ですね」
P「やかましいわ、ていうか猛打賞なら一日三回だろ」
千早「一日三回きていいんですね!?」
P「あ、…あー。だめって言ってもくるもんね、ちーちゃんは」
千早「よくわかりましたね。私たち、通じ合ってますね」
P「うん。そうだな」
- 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/20(水) 23:08:44.97 ID:5G9b6cNq0
- P「で?お前は何がしたいんだ」
千早「通い妻的なあれです」
P「……飯食ったら帰ろうな?つか帰ってください。明日期限のAVまだ見てないから」
千早「私とAVどっちが大事なんですか!?」
P「AVはオレにとっては息抜きなんだよ」
千早「イキ抜きですか」
P「下ネタやめろ、仮にもアイドルでJKだろお前!」
千早「普通、この年だとその辺り奔放なのでは?」
P「いや、そうだけど……」
P「あー、もうっ。ご飯作ってくるから、そこで座って待っててくれ」
千早「何を言ってるんですか?手伝うに決まってるじゃないですか」
P「あ、そう?じゃあ、頼むわ」 - 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/20(水) 23:13:08.72 ID:5G9b6cNq0
- P「そうだな、じゃあまな板とってくれ」
千早「くっ……、やっぱりそうですか。なんだかんだでプロデューサーもその気なんですね」
P「えっ」
千早「ええ、わかりました。このようなシチュエーションは少々不本意ですが……」
P「えっ、ちょ、おま、えっ。何脱ごうとしてんの!?」
千早「……まな板がほしいのでは?」
P「そのまな板じゃなくて、本物のまな板だからな?」
P「っていうか、自分の胸自分でまな板っていってむなしくない?」
千早「……くっ」
P「もういいわ。自分でとるから」
千早「あっ、私がとります、とらせてください」 - 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/20(水) 23:17:40.07 ID:5G9b6cNq0
- P「それじゃ、オレは調理にとりかかるから……」
P「千早は食器だしてくれないか?」
千早「私も調理したいです」
P「いいよいいよ、気にすんな」
千早「気にします、私にももっと具体的なお手伝いをさせてくださいっ!」
P「あ、こらっ。今オレ包丁もってるんだから、こっちくんな、抱きつくな!」
千早「私が切ります、何を切るんですか?切らせてください!」
P「お前は料理に興味持ち始めた幼女かっ、あぶないって!」
千早「お願いしますっ、後生ですから……!」
P「危ないって言ってるだろ、ガリッガリガリガリ肋骨いてぇんだよ洗濯板!」
千早「……!」
P「あ」
千早「……くっ!」
P「ごめん、ちーちゃん」 - 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/20(水) 23:18:23.97 ID:2q6DP/+Q0
- ちーちゃん可愛いよちーちゃん
- 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/20(水) 23:19:57.51 ID:+xgznmdd0
- なんだよ仲いいじゃねーか
- 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/20(水) 23:21:34.14 ID:5G9b6cNq0
- 千早「私はただ、プロデューサーと一緒に夕食の準備がしたいだけなのに……」
P「わ、……わかったよ。だったら豆腐きってくれないか?ちょい大きめに」
千早「……いいんですか?」
`P「ああ。頼む」
千早「はい!」
P「指切るなよ?」
千早「子ども扱いしないでくださいよ、いくらなんでも包丁で指を切るなんて…痛っ!」
P「おい」
P「おい!」
千早「……すみません」
P「絆創膏はったげるから、こっちきなさい」 - 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/20(水) 23:27:55.95 ID:5G9b6cNq0
- P「……これでよし。幸い、キズもそこまで深くなかったし。消毒もしたから大丈夫だろ」
P「まだ痛いか?」
千早「少しだけ痛みますが、大丈夫です」
P「まあ、だったら大丈夫なのかな」
千早「あの」
P「ん、どうした?」
千早「私、大人しくここでまってます……」
P「なんだよ。コレくらいの傷でしゅんとなって」
千早「これ以上プロデューサーに迷惑かけたくないです」
P「だったらいます……、……迷惑なんて思わないさ」
P「でもまあ。さすがに絆創膏はって料理もあれだし……、待っててもらうか」 - 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/20(水) 23:34:33.55 ID:5G9b6cNq0
- P「できたぞー、ほら、たんとお食べ」
千早「……なんですか、これ?」
P「唐揚げと湯豆腐」
千早「なんですか、これ」
P「だから、唐揚げと湯豆腐」
千早「当てつけですか!?」
P「何をバカな事を……、意味がわからないんだが」
千早「どちらも豊胸効果があるといわれてるものじゃないですか……」
P「えっ、そうなの?」
千早「……まさか、知らずに出したんですか?」
P「うん」
千早「……いただきます」
P「ゆっくり噛んで食べろよ?」 - 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/20(水) 23:42:46.64 ID:5G9b6cNq0
- P「ごちそーさま」
千早「ごちそうさまでした」
P「さて。それじゃあ、飯も食べたことだしそろそろ……」
千早「AV見ましょうか」
P「そうだな。……いや、お前は帰ろうな?」
千早「私も興味があるので。後学のためだと思って……」
P「だめだ。子供がみるようなもんじゃないから……ってちーちゃん!カバン漁らないで!」
千早「これですか?……くっ」
P(あー、まためんどくさそう) - 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/20(水) 23:44:16.97 ID:Cd+u4pgI0
- 千早はめんどくさいところがいい
- 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/20(水) 23:45:07.47 ID:5G9b6cNq0
- 千早「なんですか、これは」
P「AVです」
千早「なんなんですか?」
P「AVです。2枚借りてきました」
千早「どっちをみようと思ってたんですか?」
P「千早が右手にもってるほうです」
千早「タイトルを音読してください」
P「爆乳天国」
千早「ついでに、左手のこっちは?」
P「極上爆乳ソープ」
千早「割ります」
P「やめて!」 - 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/20(水) 23:49:24.90 ID:5G9b6cNq0
- 千早「なんでよりによって胸の大きな人の作品なんですか!?」
P「いやあ、その女優さん好きでさあ」
千早「なるほど、御贔屓さんですか」
P「……ほら、顔もかわいいだろ?胸は大きいけどかといって太ってもないし」
P「それにな、声もかわいいんだぞ、すげー…その、…捗るっていうか」
P「ちーちゃんごめん」
千早「貧乳モノを借りるのなら許します」
P「あ、うん。そっちもイケるから」 - 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/20(水) 23:55:37.16 ID:5G9b6cNq0
- 千早「では、見ましょうか」
P「本気で言ってるの?ぶるんぶるん揺れるぞ?」
千早「何か、ヒントになるようなものがあるかもしれませんし」
P「これヒントになったら日本中の男はみんな福山雅治だよ」
千早「……そうやって私の淡い希望を踏みにじるんですね」
P「ごめん……」
千早「それに。一緒にホラー映画を見るかのようで、ドキドキしません?」
P「それ別のドキドキだよ……」
P(AV見るのに抜いちゃだめって酷い拷問だな) - 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 00:01:27.37 ID:gm6cLwGw0
- P「……」
千早「くっ」
P「……」
千早「くっ」
P「なあ」
千早「くっ」
P「だから言ったじゃん」
千早「ぐすっ……」
P「もうっ。消すぞ?」
千早「はい……」 - 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 00:02:55.86 ID:aTpUZ3bi0
- ちーちゃん可愛い
- 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 00:07:32.71 ID:gm6cLwGw0
- 千早「…あの、プロデューサー」
P「どうした?」
千早「いいニュースと悪いニュースがあります」
P「欧米か!……いや、ごめん。これちょっと古いな」
千早「どちらから聞きますか?」
P「悪いほうで」
千早「終電逃しました」
P「何っ!?……いいニュースは?」
千早「私と添い寝できます」
P「…………わかったよ、泊まっていきなさい」
千早「お世話になります」
P「三つ指つかなくてよろしい」 - 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 00:14:22.37 ID:gm6cLwGw0
- P「……千早」
千早「……ふぅ」
P「千早」
千早「……ふぅ」
P「ちーちゃん!」
千早「何ですか?」
P「首に息吹きかけるのやめて…、寝れない」
千早「ドキドキしてるからですね」
P「むしろ物理的な話なんだけど」
千早「プロデューサーが、こっち向いてくれたらやめます」
P「何もしない?」
千早「善処します」
P「……もうっ」 - 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 00:24:40.97 ID:gm6cLwGw0
- P「ちーちゃん」
千早「なんでしょうか?」
P「顔、ちかい」
千早「そうですか?」
P「鼻触れてる、鼻」
千早「それは大変ですね、では鼻ではなくて……」
P「ちょ、まって、ホント、寝れないから……」
千早「知らぬ生娘でもあるまいに」
P「生娘ではないけど知らないんだよ!」
千早「えっ……ぷっ」
P「てめっ、ベッドから蹴り落とすぞ!」
千早「できるものなら」
P「てめっ、こんにゃろっ、このっ、このっ!」
P「もうっ!……抱きつかれたら蹴落とせないだろ!」 - 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 00:32:54.55 ID:gm6cLwGw0
- 千早「そう簡単にこのぬくもりを手放すわけには……!」
P「ちーちゃん、痛い、抱きつきすぎ」
千早「ふふ、プロデューサー、暖かいですか?」
P「ぢーぢゃん、いだい…、ぐ、ぐるじい……」
千早「……締めすぎましたか?」
P「締めてるって自覚あったのね……」
千早「服を脱げばいいんじゃないですか?衣服による締め付けが緩和される分楽に……」
P「お前クッション外せって殺す気かよ……」
千早「殺す気はありませんが、死ぬほど好きにさせるつもりです」
P「色々と手遅れね……」 - 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 00:39:53.77 ID:gm6cLwGw0
- P「……千早」
千早「はい?」
P「隙間できると寒いから、もっと引っ付いて」
千早「……わかりました」
P「ちーちゃん」
千早「はい」
P「おやすみ」
千早「おやすみなさい、プロデューサー」 - 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 00:43:52.35 ID:gm6cLwGw0
- 千早「プロデューサー」
P「ん」
千早「明日は早起きして、一緒に朝ごはんつくりましょうね」
P「そだな。だからもう寝ような」
千早「プロデューサー」
P「ん」
千早「それから、みんなに怪しまれないように時間差で事務所にいきましょうね」
P「そだな、もう寝ような」
千早「プロデューサー、おやすみのキスを……」
P「キスでもなんでもしてやるからさっさと寝ろよ!」
P「あ」
千早「……ふふっ、それでは遠慮なく」
P「お前さ、オレの扱いうまいよな」 - 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 00:49:49.27 ID:gm6cLwGw0
- 翌朝
P「ちーちゃん、ベッドの上でいいから正座しようか」
P「AVをちゃんとケースに入れておいたのがまたプレイヤーに入ってるよね」
千早「やっぱり気になりまして」
P「結局泣いてオレの服で涙と鼻水ふいたよね」
千早「ティッシュがどこにあるかわからなくて……」
P「……ちーちゃん?」
千早「すみません……」 - 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 00:51:17.72 ID:gm6cLwGw0
- 千早「あの、怒ってます?」
P「ああ。盛大にな」
P「だから、仲直りの印に……」
チュッ - 56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 00:54:17.16 ID:gm6cLwGw0
- 千早「……」
P「……千早?」
千早「……」
P「黙るなよ、恥ずかしいだろ。どんだけ意を決したと……」
千早「……プロデューサー」
P「な、何?」
千早「も、もう一回だけ、もう一回だけ!」
P「おまっ調子のんな、唇つきだすな、こっちくんな!」
千早「大丈夫です、唇だけですから、あと一回だけですから!」
P「やめ、あ、ちょ、ほんと、やめっ!あ、………んぅ……、んっ。」
P(……)
P(……)
P(長い!) - 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 00:59:14.47 ID:gm6cLwGw0
- P「ゼー、ハーッ、……げほっ」
千早「ふう、ごちそうさまでした」
P「ツヤツヤしやがって……、お前というやつは」
千早「照れてます?」
P「ばっ、……・照れて……るよ!照れるにきまってんだろ!」
千早「プロデューサーって、案外かわいいですね」
P「大人をからかうんじゃありません!」 - 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 01:03:10.35 ID:gm6cLwGw0
- P「…ったく、もうっ。……さて、そろそろ朝飯にするか」
千早「そうですね」
P「一緒につくるだろ?」
千早「そういう約束ですから」
P「さて、じゃあいくか」
千早「そうですね……あ」
P「キッチンまで、手繋ごうか」
千早「キッチンまで、手を繋ぎませんか?」
P「あ」
千早「ふふっ……」
P「な、何にやついてんだ……、ほら、いくぞ」
千早「顔、真っ赤ですよ?」
P「ちーちゃんうるさい!!」
終 - 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 01:04:29.27 ID:10nqShodi
- お疲れ様
無印のプロデューサーもこれくらい可愛いよね。特にまこと相手の時とか - 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 01:05:43.81 ID:/HdKPjX/0
- おつ
やっぱりちーちゃ…如月さんはPとお似合いですね - 69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 01:06:37.11 ID:ZIN1Fbu80
- 乙
やっぱりPは可愛いな - 71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 01:08:05.98 ID:gm6cLwGw0
- 見てくれたりレスくれた人ありがとう。
おやすみなさい。 - 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 01:13:54.12 ID:ZGcwNSnj0
- 超乙
こういうキャラ改変は好物です - 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2013/11/21(木) 01:24:42.74 ID:7Cgdto85i
- 乙
幸せそうで羨ましい

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