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貴音「今宵は冷えますね…」
- 1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/11/29(金) 01:28:20.66 ID:N6XMc0y20
- カタカタカタッターン
P「よっしゃ今日の仕事しゅうりょー。」
貴音「お疲れ様でございます、貴方様。どうぞ、暖かいお茶です。」
- 2 :1です 2013/11/29(金) 01:35:25.51 ID:RPN62m450
- P「おぉ!ありがとう貴音さんや。
いやぁー仕事終わりのこの一杯は身体にしみるねぇ。」
貴音「それは何よりです。
時に貴方様。今宵は冷えるとのことでしたが、いかがなさいましょう? - 4 :1です 2013/11/29(金) 01:47:44.45 ID:IOYQ2S5K0
- P「あぁそうだなー。何時もだったらこの後二人で月を眺めながらの散歩だけど、如何せん寒すぎるしなぁ…
なんだったら事務所からも出たくないぞ…」
貴音「では本日は事務所の中から眺めましょう。ここからでも綺麗な月が見えますので。」
P「そうだな。今日はそうするか。
ごめんな貴音。ありがとう。
そうだ、せめて温かい飲み物ぐらい奢らせてくれ。貴音は何がいい?」 - 5 :1です 2013/11/29(金) 01:52:06.65 ID:aRbW4rqF0
- 貴音「なら貴方様と同じものが飲みたいかと。折角なら時間とともに味も共有いたしましょう?」
P「了解。それじゃ買ってくるよ。それまで留守番頼むな。」
貴音「はい。いってらっしゃいませ、貴方様。」
ガチャバタン - 7 :1です 2013/11/29(金) 01:58:24.17 ID:CzuSQP8Z0
- ガチャバタン
P「いやー寒い寒い。マジで凍るかと思った。今日は外にでちゃいけない日だよ。
はいこれ、飲み物。」
貴音「おかえりなさいませ。ありがとうございます、貴方様。
…これは、なんという名前の飲み物なのですか?ま、まっ…」
- 9 :1です 2013/11/29(金) 02:06:03.22 ID:CzuSQP8Z0
- P「『マックスコーヒー』って言うんだ。飲んだことないか?
コーヒーなんて名乗ってるけどすんごく甘くてさ。巷じゃ『コーヒー風味の砂糖水』とか言われて、好まない人もいたりするんだ。
ただこんな寒い日は無性に飲みたくなっちゃってさ…。
なんというか、こう、すごくほっこりするんだよ。」
貴音「まっくすこぉひぃ、ですか。それ程の甘さなのですね。気になるので早速いただきます。」 - 10 :1です らぁめん食べたい 2013/11/29(金) 02:13:57.16 ID:Ka4myyHM0
- P「貴音お嬢様のお口には合うでしょうか?」
貴音「んっんっ…
…なんとも言えぬ甘さでございます貴方様。確かに甘すぎるやもしれません。」
P「やっぱり甘すぎるくらい甘いよな…あはは。」
貴音「…ですがこんな寒い日は、貴方様の言う通り、とてもほっこりいたします。」 - 11 :1です 2013/11/29(金) 02:19:04.33 ID:DGun74eJ0
- P「それはお気に召したと受け取っても良いのでしょうか貴音お嬢様?」
貴音「はい。とても美味しゅうございます。
もう半分も飲んでしまいました。」
P「そりゃよかった。」 - 12 :1です 2013/11/29(金) 02:26:28.18 ID:lYBlbw9d0
-
P「なんだかんだでここからも良く月は見えるんだな。」
貴音「そうですね。今宵は冷えておりますので、空が綺麗です。
真、美しい月でございますね。」
P「あぁ。きれいだなぁ…。
……貴音も月に負けず劣らず綺麗だよ
… なんちゃって。クサイかな。」 - 13 :1です 2013/11/29(金) 02:30:12.33 ID:aRbW4rqF0
- 貴音「ふふっ、ありがとうございます貴方様。そう言っていただけるとは嬉しい限りです。
…ただ、少し独り言を、呟いてもいいでしょうか?」
P「さーてと聞き耳立てながら月でも眺めてよーかなー。」 - 14 :1です 2013/11/29(金) 02:36:10.26 ID:8DmYjv1U0
- 貴音「ありがとうございます貴方様。
月が美しく見えるのは、太陽が照らしているから。そしてまた、月は、暗黒の夜を照らしている。
月がなければ我々は夜道を歩くことすらままならない。月がなければ今隣にいる大切な人の顔さえ分からない。」 - 15 :1です 2013/11/29(金) 02:47:26.59 ID:BJ+fjUzW0
- 貴音「月は人々を照らしてくれる。自らは太陽から輝かせてもらっている。
私は月になりたい。
貴方様や765ぷろの皆が『太陽』の様な輝きを放ち、私はその輝きを受け『月』のようにまた輝く。
暗闇から守ってあげたい。隣にいる大切な人の顔を、表情を照らしてあげたい。
暗き現世の生ける道標となりたい。月のような。」 - 16 :1です 2013/11/29(金) 02:54:37.18 ID:OyZ/TO0P0
-
貴音「それが私の夢であり希望なのです。
…ふぅ、少々喋り過ぎてしまいました。
もう残り少ないですが、まっくすこぉひぃをいただきましょう。
真、甘いですね。」
P「そうだな、甘いな。
さて、もうこんな時間だ。そろそろ帰るか。空になったやつをくれ。一緒に捨てとくよ。」 - 17 :1です 2013/11/29(金) 03:06:38.86 ID:G7ycv5Ap0
- 貴音「お願い致します、貴方様。」
P「それじゃ帰りますかー。
よっしゃ明日からもっと気合入れて頑張るぞーー!MAXな俺を舐めるなー!」
貴音「お願い致します、貴方様♪
私も、まっくすな四条貴音で参ります!」
ー終わりー
P「よろしく頼むよ君ぃ!
ガチャ
はっはっはっ…って寒いなこれ!」
貴音「今宵は冷えますね…」
ー本当に終わりー

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