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モバP「あちゃー。ちひろさんはやっぱり俺だけのアイドルだったかー」
- 1 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2013/12/31(火) 23:09:18.72 ID:3euszIIo0
- 千川ちひろ。
アイドルたちを支え、プロデューサーさんを助ける、ごく普通の事務員。
プロデューサーさん。
アイドルたちをプロデュースする、事務所の頑張りやさん。
そして。
私にとって、かけがえのない、大切な人。
- 8 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/31(火) 23:19:57.24 ID:3euszIIo0
- お仕事終わりの夜。
静かな事務所にふたりの声だけが反響します。
私の密かな楽しみ。
アイドルたちは知らない、私たちだけの秘密の時間。
プロデューサーさんからの、お誘い。
今日、泊まっていきませんか。
頷くより早く、彼の胸に飛び込んでいる私。
子供っぽいと思われることよりも、その温もりを感じていたかったんです。
- 12 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/31(火) 23:29:24.08 ID:3euszIIo0
- 雪降る夜の、少し普段より騒がしい帰り道。
道行く男女は手を繋いで、仲睦まじそうに。
でもちっとも羨ましくありません。
私は、ちゃんと腕に腕を絡めて、ぴったりくっ付いているからです。
歩きにくくはあるけれど、それより離れたくありませんでしたから。
それに……。
歩く早さが遅いほうが、心の準備も、できるじゃないですか。
- 13 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2013/12/31(火) 23:40:29.62 ID:3euszIIo0
- プロデューサーさんの部屋に到着して、ほんわかした空気の中、深呼吸します。
借りていた彼のマフラーに埋もれるようにして、その寒さからだけじゃない赤い表情を、隠しました。
すぐに、暴かれちゃいますけど。
防寒具を外されて、上着もするする下ろされていきます。
お互いの衣服を、一つ一つ、丁寧に脱がしていきました。
寒くないように薄着一枚だけ残して、彼の首に手を回します。
名前を呼ぶと、それだけで、なんだか照れくさいです。
だから照れ隠しに、少し唐突に、唇を重ね合わせました。
- 14 :以下、2014年まであと552秒。。。 2013/12/31(火) 23:50:48.38 ID:3euszIIo0
- 唇が触れ合うだけの、控えめな口付けで、何度もくっ付いては離れます。
プロデューサーさんはそれぞれにちゃんと応えて、優しい声で私の名前を呼びます。
その声は頭の中でくるくる反芻して、じわじわと私を酔わせていきました。
美しくも妖しい、魅力的な美酒に溺れるように。
背中に回した手が、彼の服をきゅっと一際強く掴みました。
キスが濃く、甘く変化していきます。
より深く、強く、長く繋がれるように。
夢中で押し付けあう唇の奥から、苦しさじゃなく、あまえた声が漏れ出てきてしまうのを、止められそうもありません。
- 15 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 00:00:11.39 ID:nnSvfaFF0
- あんまり離れるのが惜しくなる前に、一度その結合を解きます。
まるでこどもみたいに、プロデューサーさんに最後の服を脱がされます。
期待と不安を精一杯込めて選んできた、勝負下着が露わになりました。
結局白の地味なのしかなかったんですけど……あんまり見ないでほしいです、プロデューサーさん。
その、喜んでいるのは、分かりましたから……。
そんなに強く抱きしめられたら、ベッドまで行けませんよ?
- 16 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 00:11:12.33 ID:nnSvfaFF0
- 下着姿に喜んでくれたのかな、プロデューサーさんは私をお姫様抱っこして、ベッドまで運びます。
重いから、自分で歩きますって言っても、ぎゅっと大事そうに抱え込まれるだけで、なんの抵抗も出来ませんでした。
結局おとなしく腕の中にうずくまって、恥ずかしいような嬉しいような気持ちで、ふわふわしてしましました。
小動物みたいに縮こまって、プロデューサーさんのなすがままで、ベッドの上でも、そうなるんでしょうか。
……そうなりますよね。
あの……こんなこと言ったら、子供っぽいかもしれませんけど。
優しくしてほしい、です。
- 18 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 00:14:18.55 ID:nnSvfaFF0
- 温かな腕の中から開放されて、純白のシーツに横たわります。
私とプロデューサーさんの身体を受け止めるベッドが、ぎしりと軋んで、でもしっかりとふたりの距離を保ちます。
子供を寝かし付けるように、隣に寄り添って、片方の手だけ、隙間なく繋ぎます。
こうすると、とても安心できます。
彼の優しげな温もりが、余さず伝わってきます。
お互いのとくんとくんって音と鼓動が、どちらにも届いてるのかな。
だとしたら、きっと、ふたりしてすごくどきどきしてるんです。
これから始まる、甘美な時間への足踏みとして。
- 19 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 00:18:56.40 ID:nnSvfaFF0
- 下着の上から、プロデューサーさんが胸に触れてきました。
手のひら全体で覆うと、穏やかに撫で付けます。
アイドルの皆よりは魅力的じゃないかもしれませんけど……プロデューサーさんが満足してくれたら、嬉しいです。
時折、身体の表面を走る電流の正体は、私の期待でしょうか、プロデューサーさんの吐息かもしれません。
どちらにしろ、甘受するのに違いはなく、もっと身体が欲しているものでした。
- 20 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 00:24:11.78 ID:nnSvfaFF0
- ブラジャーを軽くずらして、その下が全て見られてしまいます。
寒さなのか、それとも別の原因かは知りませんけど……私の乳首は、自分で分かるくらい固く尖ってしまっていました。
その露骨な部分を当然のように見つけて、そっと手のひらで乳房全体を包むと、指先で器用に先端を摘みます。
神経を尖らせて、彼の僅かな動きにも反応してきた私の身体は、簡単に女らしい姿を見せてしまいます。
プロデューサーさんは意地悪にも、そんな私を何度も引き出すために、数えられないくらい、胸を弄びました。
- 21 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 00:28:26.29 ID:nnSvfaFF0
- 乳房の先っぽに、びりびりと甘い痺れが残る中、プロデューサーさんがキスを求めてきました。
でも、今の私はそれに応えてあげる気はありません。
だって、優しくって言ったのに、意地悪したからっ。
許しません、そんな目で見たって、許しませんよっ。
顔をふいっと背けて、プロデューサーさんの唇から逃れます。
そんなの、無駄な抵抗だって知ってるのに。
すぐさま、覆いかぶさるようにして、プロデューサーさんの唇が、私の唇を塞ぎます。
- 22 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 00:33:00.44 ID:nnSvfaFF0
- プロデューサーさんは少し乱暴に、有無を言わさずに、私に口付けます。
苦しげな声が漏れても、構わず、私のことを求め続けます。
最後に銀色の糸が後を引いて、発情しきった女の視線が、追いかけるんです。
縋るような、おねだりする視線で、プロデューサーさんを見つめる私は、信じられないほど、彼を求めていました。
身体の奥から沸々と芽生えてくる、耐えることの出来ない衝動が、私を火照らせます。
- 23 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 00:35:19.26 ID:nnSvfaFF0
- プロデューサーさんの指先が、緩やかに、だけど確実に下半身へ迫ります。
ショーツの上から、湿り気を帯びたスリットへ指を這わせると、ちょっとだけ力を込めて擦るんです。
愛しい感触が秘部を責めるたび、腰の浮くような刺激が喘ぎ声と共に、私の何もかもを溶かしていきます。
陰唇を擦る動きは段々と速まって、私はそれに耐えることしか許されません。
最後に指が埋まるほど強く膣口を責め立てて、手は離れていきました。
その後下着も全部一緒に抜き取られて、一糸纏わぬ姿で、プロデューサーさんに抱かれる準備が整いました。
- 24 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 00:40:25.61 ID:nnSvfaFF0
- 晒された膣口はひくひくと震えて、プロデューサーさんに愛されるのを、今か今かと待ちわびているようでした。
プロデューサーさんは、すぐにはその期待に応えません。
指先で探るように、狭い膣内の様子を確かめます。
口に出すのも恥ずかしいほど、興奮しているのを確認して、彼の性器が目の前に差し出されます。
私の痴態にすっかり性欲を滾らせて、ひとつになりたいと思ってるんです。
それは、私も……ちひろも、おんなじきもち、です。
- 25 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 00:44:21.87 ID:nnSvfaFF0
- 染み出る愛液を、先端に塗りたくりながら、入り口にそっとあてがわれると、それだけで全身が強張ります。
だけど、何度も挿入のふりをして、ペニスを膣に擦りつけるだけ。
裏筋の盛り上がった部分が、クリトリスにぶつかって、今までとは違う刺激を与えてきました。
焦らされているような、いぢめられているような、じれったい気持ちが、私の理性をぽかぽか殴りつけてきます。
待ちわびた瞬間を迎えた途端、何かがきゅうっと身体の奥底を締め付けてきて、体中がびくびくと震えました。
絶頂に浸る私の様子も気にしないで、プロデューサーさんは腰を押し進め、最奥までたどり着きました。
- 26 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 00:46:34.53 ID:nnSvfaFF0
- プロデューサーさんがじっとしている間は、理性を手繰り寄せて、なんとかキスだけでも続けます。
繋がっているだけで、充実感と幸福感で一杯の温もりが、結合部から染み込んできます。
そして彼が腰をゆっくりと抜き去り、そしてもう一度、奥深くまで挿入されます。
プロデューサーさんの私を呼ぶ声が、優しく愛しむように、私の耳を侵していきます。
愛する人の挙動一つに、私はもう翻弄されてしまっていました。
- 27 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 00:49:03.33 ID:nnSvfaFF0
- くっついていたふたりの身体は、プロデューサーさんが身体を起こしたことで離れてしまいました。
けれど代わりに、私の腰をしっかり掴んで、突然、乱暴に腰を打ちつけ始めました。
ベッドが軋む音より大きな声で悦びながら、私は再びオーガズムが迫ってくるのを感じました。
せめてゆっくり動いてもらおうと、プロデューサーさんに両腕を伸ばしたら、その手首を掴まれました。
抵抗する術を失った私は、プロデューサーさんがイかせようとしてきているのを感じながら、絶頂に身をゆだねました。
- 28 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 00:50:33.85 ID:nnSvfaFF0
- もう、何度目かも分からないオーガズムを終えて、プロデューサーさんとのキスに没頭していました。
結合部のシーツはぐじゅぐじゅに濡れて、もう誰の液体かも分からなくなってしまいました。
そろそろプロデューサーさんも限界なのか、私の両手を取って、きつく指を絡めてきてくれました。
大好きな人に求められながら、大好きな人を求めながら、私の意識は霞がかってきます。
何度も何度もプロデューサーさんの名前を呼んで、彼の口付けをおねだりします。
舌と舌が縺れ合うたどたどしいキスをして、上も下も繋がったまま、プロデューサーさんと絶頂を迎えました。
- 29 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 00:54:16.87 ID:nnSvfaFF0
- 気が遠くなるほど長い時間、私たちは繋がっていました。
とっくに吐精を終えたプロデューサーさんも、余韻に浸るために、私の身体に密着して、ぎゅってしてくれてます。
やっと意識が戻ってきたので、プロデューサーさんのほっぺにひとつキスしてあげます。
くすぐったそうにするのが面白くて、いくつもキスを重ねます。
でも不意打ちに、ディープキスをしてもらって、また、プロデューサーさんの手玉に取られちゃいます。
そんな風にして、ふたりの気が済むまで、ひたすら、愛を交わし続けたのでした。
- 30 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 00:56:40.62 ID:nnSvfaFF0
-
ちひろ「『……えへへ』」
P「おい」
ちひろ「わひゃいっ!?」
P「買いに来たんですが」
ちひろ「あ、えっと、今日はちょっと無いというか……」
P「またまた、後ろに隠してるんでしょ?」
ちひろ「なんでそんな目ざといんですか!」
P「なんとひどい言い草……」
ちひろ「とにかくこれはダメです! まだまだ足りないしもっと過激に……」
- 31 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 01:02:22.16 ID:nnSvfaFF0
- P「……あの、ちひろさん」
ちひろ「だから、これは渡しませんよ!」
P「いえ、後ろ……」
ちひろ「そんなこと言って、騙されませんからね!」
P「いやほんとに」
ちひろ「……?」
凛「……」
ちひろ「……」
- 32 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 01:04:28.69 ID:nnSvfaFF0
- 凛「……話があるんだけど」
ちひろ「……はい」
P「待て凛、ちひろさんも反省してるようだしあんまり……」
凛「いくらで?」
ちひろ「今なら特別価格ですよ!」
凛「取り合いプリプリ娘ズでお願いします」
ちひろ「お任せください!」
P「おい」
P「俺の分もお願いします」
- 33 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 01:06:15.04 ID:WX6P2qfO0
- 俺の分もお願いします
- 34 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 01:08:33.45 ID:d4BSmWBp0
- じゃあ俺の分も
- 36 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 01:10:35.13 ID:nnSvfaFF0
- おしまい
あけましておめでとう
新年早々なんか唐突に美羽と裕子が可愛いと思えてきた - 38 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 01:25:35.50 ID:G9RwdrMD0
- 年越し官能ssとは斬新だな
乙 - 40 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 01:55:28.24 ID:NEikH4AtO
- ちひろ先生ありがとう!
- 42 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 03:31:03.76 ID:gQaX9VHAO
- あけおめ乙
素敵なお年玉をありがとう - 43 :以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします 2014/01/01(水) 04:55:34.28 ID:5JLK9Xck0
- ちひろさん最高だぜ

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