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クー子「風邪ひいた私を少年は優しく看病するべき」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/02(木) 23:06:05.06 ID:nQBvhiJ00
- クー子「・・・あれ、わたしなんでベッドに」
真尋「・・・すう・・・すう」
クー子「・・・少年? そうだ、急に頭がぼうっとして」
真尋「・・・・・・」
クー子「少年、徹夜で看病、してくれたの?」
真尋「・・・むにゃ」
クー子「・・・えへへ。ちょっと嬉しい」ツンツン
真尋「・・・ん、あ?」
クー子「あ、起こしちゃった」
真尋「クー子、大丈夫か?」
クー子「まだ少しだるいけど、平気」
- 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/02(木) 23:14:48.29 ID:nQBvhiJ00
- クー子「・・・おかゆまで作ってくれてたんだ」
真尋「い、言っておくが、今回は特別だからな。病人だから仕方なく――」
クー子「少年、ありがとう」
真尋「・・・べ、別に感謝されるようなことじゃない」
クー子「ふふ、照れてる少年、可愛い」
真尋「うっさいな! ・・・じゃあ、僕は部屋に戻るから、ちゃんと食べろよ」
クー子「・・・わかった、ふーふーしてくれたら」
真尋「・・・へ」
クー子「クー子は猫舌、だから冷まして食べさせてあげるべき」マジ - 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/02(木) 23:19:04.90 ID:nQBvhiJ00
- 真尋「いや、だったら、そこに置いておけば自然に冷めるんじゃ」
クー子「少年はわかってない」フルフル
真尋「な、なにをだよ」
クー子「女の子の気持ち。わたしの気持ち」
真尋「わ、わけわかんねーよ。と、とにかく、僕はそんなこと」
クー子「・・・せっかく少年が作ってくれた食事だから、美味しく召し上がりたい」
真尋「う・・・」
クー子「・・・くすん」
真尋「わ、わかったよ。それくらいなら・・・」
クー子「・・・ホント?」 - 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/02(木) 23:20:03.76 ID:nQBvhiJ00
- 真尋「ふー、はふー。・・・これくらいでいいかな」
クー子「いいと思う」
真尋「じゃあ、口開けて」
クー子「・・・あーん、を所望する」
真尋「ぼ、僕のキャラじゃないだろ!」
クー子「・・・くすん」
真尋「ぬぐ・・・あ、あーん」
クー子「素直な少年にクー子の好感度は滝登り」
真尋「鰻登りだろ、はよ食え」スッ
クー子「・・・いただきます」アーン - 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/02(木) 23:23:02.12 ID:nQBvhiJ00
- 真尋「・・・どうだ?」
クー子「・・・べりぃぐー」グッ
真尋「そりゃよかった。・・・ふー、はふー」
クー子「・・・あーん」
真尋「はいはい」スッ
クー子「・・・・・・」モグモグ
真尋「それだけ食欲あるなら、心配なさそうだな」
クー子「・・・お水」
真尋「はぁ? せめて水差しくらい・・・・・・わかったから、そんな目で見るな」
クー子「・・・おお、以心伝心」
真尋「それは違う。絶対に違う」 - 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/02(木) 23:29:06.50 ID:nQBvhiJ00
- クー子「ごちそう様でした」
真尋「はい、お粗末様でした」
クー子「少年、・・・その、ありがと」
真尋「気にすんなって。じゃあ僕は下にいくから、何かあったら」
クー子「・・・あ、少年、一つだけ」
真尋「うん?」
クー子「外に干してある着替え、持ってきてほしい」
真尋「ああ、まぁ、それくらいなら」
クー子「・・・あと、その、下着も」ポッ
真尋「・・・・・・」 - 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/02(木) 23:33:26.71 ID:nQBvhiJ00
- ――コンコン
クー子「入っていい」
真尋「・・・ほら、持ってきたぞ。着替え一式」
クー子「ありがと。・・・なんで顔を反らしてるの?」
真尋「聞かなくたってわかるだろ!」
クー子「冗談なのに、くすん」
真尋「いいからはよ受け取れ。いつまで持たせる気だ」
クー子「・・・少年」スッ
真尋「な、なんだよ」
クー子「・・・その、どう? クー子の下着」
真尋「ど、どうって言われたって、つかどんな返答期待してんだよ!」
クー子「・・・感想とか、印象とか」 - 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/02(木) 23:36:00.36 ID:nQBvhiJ00
- 真尋「ま、まぁ思ったより大人っぽい下着ではあったかな」
クー子「・・・被った?」
真尋「んなわけあるか!」
クー子「・・・少年、顔真っ赤」クス
真尋「もういい、僕はもう行くぞ」
クー子「・・・待って、いかないで」
真尋「・・・今度はなんだ」ウンザリ
クー子「その、汗びっしょりだから」
真尋「だから、こうして着替え持ってきただろ」ビシッ
クー子「・・・その前に、汗をふきふきしてほしい」
真尋「え・・・」ポッ
クー子「・・・少年は実に素直」 - 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/02(木) 23:40:23.41 ID:nQBvhiJ00
- 真尋「ち、違っ、これは!」
クー子「心配しなくても、背中だけ。少し節々が痛むから、お願い」
真尋「・・・ああ、そういうことか」
クー子「少年、どこまで期待した?」クス
真尋「なにもしてねーよ! つか、クー子。お前本当に大丈夫なのか?」
クー子「・・・なんのこと?」
真尋「いつものお前なら絶対にそこまで甘えてこないぞ」
クー子「・・・確かに、体調悪くて、弱気にはなってるかも」
真尋「だろうな」
クー子「・・・でも平気。少年になら触られても、嫌じゃないし」
真尋「」 - 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/02(木) 23:42:47.75 ID:nQBvhiJ00
- クー子「じゃあ、お願い」
真尋「・・・水道水だから少し冷たいかもしれないぞ」ギュー
クー子「・・・問題ない、こう見えてもクー子は火の化身」エヘン
真尋「猫舌のな」
クー子「・・・くすん」
真尋「じゃあ、拭くぞ」スッ
クー子「いつでも来ていい――ひゃうんッ!?」ビクン
真尋「おわっ、って、ご、ごめん! ちょっと冷たすぎたかな」
クー子「ちょ、ちょっと驚いただけ。・・・大丈夫、やっているうちに慣れる」
真尋「じゃ、じゃあ続けるぞ」ソォ - 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/02(木) 23:47:19.70 ID:nQBvhiJ00
- クー子「――んっ、・・・ふぁっ、あっ」ゾクゾク
真尋「ばっ、おま、変な声出すなって・・・」ドキドキ
クー子「く、首は、弱いから、控えて」ハァハァ
真尋「わ、わかった。背中と脇を中心に」グィ
クー子「ひっ、あっ、ま、待って、そのタッチ、こそばゆくて」
真尋「・・・もういっそ自分でやったらどうだ?」
クー子「・・・も、もう少しだし、ちゃんと我慢するから」
真尋「・・・僕も別の意味で我慢しなきゃいけないんだけど」ボソ
クー子「少年、何か言った?」
真尋「・・・何でもないよ」 - 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/02(木) 23:49:34.05 ID:nQBvhiJ00
- クー子「・・・はぁふぅ・・・はぁ・・・はぁ」グッタリ
真尋「・・・おまえ、発熱しすぎ」ダラー
クー子「だ、だって、風邪なんて引いたの初めてだし、それに」
真尋「・・・それに?」
クー子「少年に拭かれると・・・くすぐったくて」モジモジ
真尋「だから自分でやったらと何度も言った!」
クー子「それは、その、止めるのもなんだかもったいない気がして」
真尋「拭いてるうちに乾いちまったぞ、このタオル」カラッカラ
クー子「・・・それは、少年がえっちぃ手つきでクー子を辱めたから」
真尋「その物言いには断固として抗議させてもらう!」
クー子「・・・あの」ジー
真尋「・・・なんだよ」
クー子「ありがと・・・とても気持ちよかった」ウットリ
真尋「・・・っ、・・・お前ってば、ほんとに、ずるいやつだ」プイ - 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/02(木) 23:54:55.29 ID:nQBvhiJ00
- クー子「・・・さっきよりずっと楽になった、いぇい」
真尋「みたいだな。顔色がずっとよくなってる」
クー子「後はなにを頼もう・・・」
真尋「無理に頼みごとひりだすな。それより、少しでも長く寝た方がいいぞ」
クー子「ん、今なら寝れそう、かな」
真尋「夕飯ができたら起こしにくるから、それまで休んでろ」スクッ
クー子「・・・うん、そうする」
真尋「早く元気になってくれよ。クー子がそんなだとこっちまで調子狂っちまうし」ポリポリ
クー子「うん。・・・・・・ふふふ」
真尋「ん、なに笑ってるんだよ」
クー子「今日の少年は素直で、とても優しい。・・・悪くない」
真尋「むず痒くなるからやめてくれ。じゃあ今度こそ、お休み」バタン
クー子「・・・あ、まだひとつ頼めそうなことあった」
クー子「おやすみのちゅーをせがんだら、どんな顔するだろ。今度やってみよう」ボスッ - 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/02(木) 23:59:41.79 ID:nQBvhiJ00
- ――翌朝
クー子「・・・ごはんできたら起こしてくれるって言った」プー
真尋「ご、ごめん。ぐっすり寝てたから、その」
クー子「・・・くすん」
真尋「で、でもさ、おかげでもうほとんど治ってるんじゃないか。すっきりした顔してるし」
クー子「話をすり替えない」ジロ
真尋「・・・だから、すまんって」
クー子「なんて、看病してくれた手前、怒るわけにもいかない」
真尋「・・・」ホッ
クー子「でも、いつか埋め合わせはしてもらう」 - 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/03(金) 00:07:01.65 ID:e+eyZFYP0
- 真尋「わかった、約束する。――ああ、そういえばさ」
クー子「・・・?」
真尋「どんな夢みてたんだ? なんだかとても楽しそうだったけど」
クー子「・・・///」
真尋「な、なんで、そこで赤くなるんだよ」
クー子「こ、答えなきゃ、ダメ?」
真尋「気になるから、できれば答えてほしいが・・・どうしても嫌だってんなら」
クー子「その、少年が、クー子のことを・・・」ボソボソ
真尋「僕がクー子のことを?」
クー子「〇〇〇に自分の××だと△△してくれた」
真尋「」
おしまい - 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/03(金) 00:07:30.30 ID:uCZGTyK40
- もう少し頑張れただろ
でも乙

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