Powered By 画RSS


スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

魔法使い「できたぞ女騎士!オークをテクノブレイクさせるスイッチじゃ!!」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 00:50:25.89 ID:tlQGCjqPP
魔法使い「錬金術師たちの協力の末に完成した現代技術の結晶じゃぞい!」

女騎士「サンキュ魔法使い!」

魔法使い「くれぐれも悪用するんじゃないぞー」




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 00:52:52.79 ID:tlQGCjqPP
女騎士「おっ、いたいたオークだ」

オーク「なんだ貴様は?」

女騎士「まずはこの両手剣型パラライズでオークを眠らせてっと」ドゴッ

オーク「ぐあっ!?」バタリ

女騎士「さて、脱がせるか」ビリビリ

オーク「」ぼろん

女騎士「流石はオークだな、いいモノ持ってやがるぜ」

女騎士「いただきます」パクッ

女騎士「んふっ……おいしい!」チュポチュポ

オーク「」


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 00:54:39.87 ID:tlQGCjqPP
オーク「ううう……」

女騎士「目覚めたか」チュポチュポ

オーク「な、何をしている貴様!?」

女騎士「そろそろ麻酔の効果も切れる頃だ」チュポチュポ

オーク「あ……」ビンビン

女騎士「よし、大きくなったな」

オーク「貴様、いったい俺をどうする気だ……?」

女騎士「このスイッチを使ってテクノブレイクさせるんだよ」

オーク「!?」


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 00:56:28.93 ID:tlQGCjqPP
オーク「ううう……」

女騎士「目覚めたか」チュポチュポ

オーク「な、何をしている貴様!?」

女騎士「そろそろ麻酔の効果も切れる頃だ」チュポチュポ

オーク「あ……」ビンビン

女騎士「よし、大きくなったな」

オーク「貴様、いったい俺をどうする気だ……?」

女騎士「このスイッチを使ってテクノブレイクさせるんだよ」

オーク「!?」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 00:58:22.53 ID:tlQGCjqPP
女騎士「せめてもの情けだ、私の中で死なせてやるぜ」くぱあ

オーク「や、やめろ!!」

女騎士「んっ……」ずぷっ

オーク「は、挿入いったのか……?」

女騎士「ではスイッチオン!」ポチットナ

オーク「ぐああああああああああああああああっ!!」ビュルルルルルルル

女騎士「ぬほおおおおっ!!ぎんもぢいいいいいいいいいいっ!!」ビクンビクン

オーク「ぬああああああああああああああああっ!!」ビュルルルルルルル

女騎士「オークのおちんぽみるくしゅごいのおおおおおおおおっ!!」ビクンビク

オーク「ぬふうううううううううううううううっ!!」ビュルルルルルルル

女騎士「特濃ザーメン子宮満タン卵巣爆発妊娠確定!!」アヘアヘ

オーク「死、死ぬ……」ガクガクガク


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:00:11.92 ID:tlQGCjqPP
勇者「くっ、手遅れだったか」

女騎士「勇者!?」

呪詛師「きひひひっ、だから言ったじゃろ?」

勇者「うるさい、黙れ!」ザシュ

呪詛師「うぐ」バタリ

パキーン

女騎士「……っは、私はいったい!?」

オーク「も、もう勘弁してくれ……」ビュクビュク

女騎士「なんだこれは!?汚らわしい!!」ヌポン

女騎士「このおかしな機械のせいで……ッ!」ガシャン

オーク「うあ……あ、あれ?止まった……?」ピタリ

オーク「た、助かった……のか?」

女騎士「助かってなどいるものか、私の貞操はメチャクチャだ……」

オーク「なんなんだこれは……」

勇者「俺から説明しよう」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:03:09.27 ID:tlQGCjqPP
勇者「先ほど殺した呪詛師からの情報だが、現状を見るに嘘はないと思う」

勇者「あれは過去の事件を物語に見立て、新たに配役を課し行動を強要させるという呪いの結果だ」

女騎士「なんだと?」

魔法使い「ごめんね女騎士……私があんな機械を作らなければ……」

女騎士「いや、魔法使いも操られていたのだ、責めはしまい」

魔法使い「でも精神系の呪文は女騎士の霊的加護レベルならそう簡単には通じないハズなのに」

勇者「ああ、それがこの呪いの恐ろしいところだったんだ」

勇者「あの『物語』はこの世界において過去発生したモノではない」

勇者「異世界と呼ばれるこの世界とは違う世界……そこから抽出されたものらしいんだ」

オーク「異世界……だと?」

勇者「そうだ」

勇者「しかも淫蕩と暴虐に彩られ、人間を人間と思わぬ凶行を是とする狂気の世界だ」

女騎士「私はそんなおぞましいものに精神を侵されていたのか……ッ!!」


9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:05:30.20 ID:tlQGCjqPP
勇者「そのあまりの狂気に隠蔽結界を突き破って呪力が漏れていたんだ」

魔法使い「そのおかげで何とか呪詛師を発見できたのよ」

勇者「しかし、全ての事情を聞き出して女騎士の元へ向かうまで予想以上に時間を喰ってしまった……」

女騎士「もう悔やむのは止めろ勇者」

女騎士「お前の話を聞くに、あそこで止められていなければ今以上の惨劇となっていたことだろう」

オーク「おい……あの呪詛師は……」

勇者「ああ、『泣き女』のバンシー、つまり魔王軍の配下だよ」

オーク「畜生、俺は生贄に捧げられたっていうのかよ!?」

女騎士「オーク……」

オーク「俺は確かに魔王軍の雑兵、使い捨ての末端かも知れない」

オーク「だが盟友との絆は血よりも濃く、主君たる魔王への忠誠は魂の契約のハズだった!」

オーク「それが死地へと駆出されるだけならまだしも、こんな冒涜的な呪いの配役に組み込まれただと!?」

オーク「やはり魔王が代替わりした後の魔王軍には仁義など無かったのだ……」


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:08:36.76 ID:tlQGCjqPP
オーク「勇者よ、ひとつ俺の頼みを聞いてはくれないか?」

勇者「いきなりどうしたんだ、畏まって」

オーク「俺をお前たちの仲間に加えてくれ」

勇者「そ、それは……」

オーク「彼女は俺の精を受けてしまった、妊娠は確実だろう」

オーク「俺たちオークはそういう種族だからな」

オーク「そして身重の女騎士に前衛を任せることは無理だ」

女騎士「確かにな」

女騎士「最低限の結果を出せるように仕組まれたシナリオだったのだろうよ」

オーク「女騎士……」

女騎士「勘違いするな、ただお前も一被害者だと分かったからな」

女騎士「先ほどの慟哭を聞けば、主君に仕える身として同情せずにはいられまい」

勇者「だが彼は魔物だぞ!?」

魔法使い「いいんじゃないかな」

勇者「ま、魔法使いまで……」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:10:21.46 ID:tlQGCjqPP
魔法使い「魔物を仲間にするなんて実はそんなに珍しいことでもないよ」

魔法使い「魔獣使い、召喚師、広義ではイタコの憑依や獣化魔法なんかもね」

魔法使い「エルフや猫人みたいな亜人だって、魔王軍に属していないけど純粋な人族じゃないでしょ?」

オーク「頼む勇者、この通りだ!」

オーク「それに一人の男としても、女騎士に対して責任を取りたいと思っている」

女騎士「お前……」

勇者「分かっているのか?」

勇者「俺たちに与することは、かつての盟友をその手にかけるということだ」

オーク「理解している」

オーク「だが代替わりした魔王の凶行をこれ以上見過ごすわけにはいけない」

オーク「内部から腐敗を叩くことが叶わないなら、外側から病巣を切り開くまでだ」

勇者「ふっ……覚悟は本物のようだな」

魔法使い「勇者こそ覚悟はできた?」

勇者「ああ、今日からお前は俺たちの仲間だ、オーク」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:12:12.00 ID:tlQGCjqPP
オーク「これが人間の装備か……すごいな」

勇者「いや、大半は魔王軍のモンスターから追剥したもの、ダンジョンの宝物庫より盗んだ品だ」

女騎士「金の流れで居場所を特定されないよう、王都からは資金援助すらままならないからな」

勇者「さらに国王の権力を笠に着て、被害を受けた周りの村から薬草などを強制徴収する始末さ」

魔法使い「土足で民家に踏み込んでタンス漁ったり、ほんと盗人猛々しいよね私たち」

オーク「いや、人間軍が徒党を組んで魔王軍に集団戦を挑むことの無謀さは俺のも理解できる」

オーク「お前たちのように個々の能力が突出した少数精鋭でゲリラ戦を仕掛けるしかないこともな」

勇者「魔王軍はどこから来るか分からない俺たちの存在に兵を分散せざるを得ない」

魔法使い「そうして警備が薄くなった部分を突いて少しずつ侵攻するのが私たちの戦略」

女騎士「だが人間側が耐えられる時間も残り少ないだろう」

女騎士「城攻めにおける攻撃側の不利と地の利を生かして侵攻を食い止めてはいるが……」

勇者「仲間になって貰ったからには潜入の手引きなどもしてもらうぞ?」

オーク「分かっている」

オーク「この小さな裏切りが、やがては魔王軍全体の正しき変革に繋がると信じて全力を尽くそう」


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:14:22.31 ID:tlQGCjqPP
―数週間後―


コボルト「この裏切り者のオークがッ!!」ザンッ

オーク「くっ!!」ガキン

勇者「大丈夫かオーク!!」ザシュッ

コボルト「ぐはっ……」バタリ

オーク「コボルト……」

コボルト「畜生、まだ死にたくねえ……」ボタボタ

コボルト「村には嫁とガキを残してるんだ……」ボタボタ

コボルト「鉱夫としてそれなりの生活ができてたのに……戦争なんかに駆り出されて……」ボタボタ

コボルト「畜生、畜生ッ!!」ガフッ

女騎士「オーク……大丈夫か?」

オーク「ああ、問題ない」

オーク「それよりお前は自分の体を心配しろ、お前一人の体ではないんだぞ?」

女騎士「それは分かっているが……」


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:16:02.49 ID:tlQGCjqPP
魔法使い「今の魔王ってホントに酷いんだね」

勇者「彼ら魔族にも守るべきモノがある、だが我々は人間を守らなければならない」

勇者「これは戦争だ、相手の守るべきモノを切り捨てていくのが俺たちの役目だ」

オーク「分かっているさ勇者、後悔はしない」

オーク「巡り巡って、きっと本来守るべきモノを救う手になると信じて、俺は戦うのみだ」

女騎士「オーク……」

魔法使い「いやー、オークさんはイケメン過ぎて惚れ惚れしますねえ」

勇者「魔法使いお前……」

魔法使い「何ですかその視線は、冗談ですって!」

魔法使い「あ、オークさんがイケメンって部分だけは訂正無しで」

オーク「あまり褒めるな、女騎士が嫉妬する」

女騎士「何を言うか」

オーク「安心しろ、俺は女騎士一筋だ」

女騎士「ふっ、今更いわれなくとも分かっているさ」

魔法使い「なにこれ新種の結界術?」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:18:05.09 ID:tlQGCjqPP
―そして時は流れ―


勇者「ついに辿りついた……ここが魔王の城」

オーク「女騎士、大丈夫か?」

女騎士「ああ、産後の肥立ちは良好だ」

女騎士「預けてきた私たちの息子に再会するまでは死ねぬからな」

オーク「安心しろ、お前は俺が守る」

女騎士「オーク……」

魔法使い「はいはい、お二人ともお熱いのはもういいから」

魔法使い「誰か出てきたよ」

魔王「くっくっく、ついに辿りついたんですね」

オーク「貴様が魔王!」

オーク「先代魔王を斃し、魔王軍をおかしくした張本人か!!」

魔王「酷い言い様ですね、オークさん」

オーク「問答無用!!」ザンッ

魔王「くっ、腕が……」ボトリ


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:20:10.83 ID:tlQGCjqPP
オーク「なんだ、歯ごたえの無い……」

勇者「気を緩めるなオーク!」

魔王「全く、どこの世界でも暴力的な輩は変わりませんね」ニョキッ

魔法使い「再生した!?」

女騎士「『どこの世界でも』……だと?」

魔王「どうでしたか?」グニャグニャ



光彦「ボクの生まれた世界の狂気の片鱗を味わった気分は」



魔法使い「こ、子供!?」

勇者「見た目に騙されるな魔法使い!」

女騎士「このプレッシャー……今まで倒してきたモンスターとは比較にならん!」


22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:22:13.38 ID:tlQGCjqPP
光彦「目障りな勇者たちです、そろそろ引導を渡してあげましょう」ヒュン

魔法使い「腕が伸び……ひいっ!?」

女騎士「危ない魔法使い!」ガキン

光彦「甘いですね」ヒュンヒュン

女騎士「がはっ……!」ドサッ

オーク「女騎士ッ!?」

勇者「……喰らえ!!」ザシュッ

光彦「無駄ですよ、ボクは心臓を貫こうと脳を潰そうと関係ないですから」

勇者「ならこれはどうかな?」

勇者「サンダーボルトッ!!」バリバリバリ

光彦「ぐおおおおおおっ!?」プスプス

オーク「やったか!!」

光彦「……勝ったつもりですか?」グルン

勇者「なっ!?」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:24:07.04 ID:tlQGCjqPP
光彦「たかだが雷を連続で喰らって全身の体液が沸騰して肉が炭化した程度で」グチュグチュ

光彦「この僕が死ぬとでも思っていたんですか?」シュイイイン

女騎士「もう再生しただと!?」

魔法使い「勇者、オーク、避けて!!」

                     プロッケル
魔法使い「ぐずぐずに溶けろ!!祓夭瀑爍溶流ッ!!」ブシャアアア

光彦「ぐああああああっ!?」ドロドロドロ

オーク「うおっ!!」バッ

勇者「いつもながら魔法使いの魔法は恐ろしいな」

女騎士「いったいどこで学んできたのやら」

魔法使い「骨も残さず溶けてしまえば、流石の魔王でも……」

光彦「甘いですね」シュオオオオオ

魔法使い「嘘ッ!?」

光彦「全身を素粒子レベルで爆破されたこともありましたからね」

光彦「強酸で生きたまま溶かされる程度は序の口ですよ」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:26:01.39 ID:tlQGCjqPP
魔法使い「どうやったら殺せるのよ……この怪物は!?」

勇者「諦めるな魔法使い!」

勇者「俺たちが諦めたらこの世界はどうなる!?」

オーク「しかし、どうすりゃいいというんだ!!」

女騎士「相手は無限に再生する、消耗戦を挑めば我々の不利は明白だぞ!?」

光彦「ふはははははははは!!!」

光彦「この世界ではボクを虐げられる存在などいない!!」

光彦「ボクは神にも悪魔にもなれるんです!!」

光彦「最高じゃないですか、この世界は!!」

光彦「博士の発明品の暴走で異世界に飛ばされて助かりましたよ!!」

光彦「ボクは自由なんだ、もう誰にも傷つけられずに生きていけるんです!!」

勇者「そんな勝手……認められるかあああッ!!」


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:28:45.23 ID:tlQGCjqPP
女騎士「他者に虐げられないために他者を虐げる」

女騎士「それでは貴様を虐げた者と同じではないか!!」

オーク「幼い身には過ぎたチカラだろう」

オーク「だがチカラを振るう者の責任には年齢など関係ない!!」

魔法使い「痛みを知っているハズの君が、どうして他のみんなに痛みを与えられるの?」

魔法使い「君がしてきたことで、君と同じ苦しみを味わう幾千幾万の民が産まれたというのに!」

光彦「綺麗ごとは結構ですよ」

光彦「ボクも彼らを信じようとしたことはありました」

光彦「狂う前の、楽しかったころの思い出にしがみ付いて必死に歯を食いしばりました」

光彦「でも、もう手遅れだったんですよ」

光彦「みんな、本質が変容してしまったんです」

光彦「世界の在り方として、それが正しいとでもいう様に、ボクを辱め拷問し虐殺する」

光彦「だけどボクはこの世界に辿りつけた!!」

光彦「皆さんには悪いですけど」シャキン

光彦「ボクの安寧のために、犠牲となってください!!」シュン


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:31:06.96 ID:tlQGCjqPP
勇者「くっ……ここまでか……」


キチチチチ ギュイーーーーーーーーーン

???「いっけーーーーーーーーっ!!」ゴッ


光彦「ぐあっ!?」ドンッ

光彦「サッカーボール……そんな!!」

光彦「この世界の存在が見つかったというんですか!!?」

コナン「バーロー光彦、おめえを好き勝手させとくワケねーだろ」

歩美「この世界のみなさん、歩美たちがきたからには安心してね!」

元太「うぅぅぅぅぅなぁぁぁぁぁぁぁ!!」

灰原「円谷君、覚悟はできているでしょうね?」

光彦「ひいいいいいいいいいいいいいいっ!?」ズサッ


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:34:06.61 ID:tlQGCjqPP
コナン「逃げるなよ」ポチットナ

光彦「ぐはっ!?」ゴボッ

光彦「な……何を……」

コナン「『光彦の内臓が一つずつ爆発するスイッチ』さ」

灰原「もちろん、再生阻害機能をつけたね」

コナン「再生しなくても内臓を失ったぐらいじゃお前は死なないからな」

コナン「足止めには最適なスイッチだ」

光彦「ひいいいいっ!?来ないでくださああああああい!!」

勇者「なんだあの子供たちは……」

魔法使い「あの魔王を圧倒しているなんて」

女騎士「こいつらが私にかけられた呪いの元凶」

オーク「魔王がこの世界に逃げ込む原因を作った張本人どもか!」

コナン「今だ元太!!」

元太「うぅぅぅぅぅなぁぁぁぁぁぁぁ!!」ガシッ

光彦「離せ!離してください元太君!!」


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:36:59.39 ID:tlQGCjqPP
コナン「さあ、さっさと次の世界に行くぞ」

灰原「今度の世界は円谷君を痛めつければ面白いマジキチSSになると思っている馬鹿の描く世界」

灰原「しかも作者は本物のリョナ趣味で少年性愛者の正真正銘のキチガイよ」

歩美「今までみたいな甘い拷問だと思っちゃダメなんだから!!」

光彦「嫌だ!!もうそんなのはうんざりなんです!!」

光彦「助けてください!!お願いです!!誰かあああっ!!」ジタバタ

コナン「暴れたって無駄だぜ」

元太「うぅぅぅぅぅなぁぁぁぁぁぁぁ!!」

歩美「助けてって、誰に向かって言ってるのかな?」

歩美「光彦くんはこの世界の人たちに酷いことをいっぱいしたんだよねー?」

灰原「博士の作った機械で監視していたもの、全て分かっているのよ」

コナン「いい夢見れたかよ、光彦?」ニッコリ

光彦「うわああああああああああああっ!!」ジタバタ


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:39:45.49 ID:tlQGCjqPP
勇者「………」カチャッ

魔法使い「勇者!?」

オーク「分かっているのか勇者、いくら哀れだろうとアイツは俺らの仇敵なんだぞ?」

勇者「ああ分かっているさ」

勇者「だが……なんだアイツらは?」

勇者「吐き気を催すような純粋な悪意、そしてそれを他者に向けることに対する悦びを隠しもしない」

勇者「ヒトがヒトの営みの中で生きる上で決して踏み込んではいけない領域に易々と入り込んでいる」

勇者「こんな短時間で、これほど濃密な狂気にあてられたことなど初めてだ……」ブルブル

女騎士「勇者……」

勇者「あの魔王が何者だろうと関係ない!!」

勇者「我々は我々の世界の義を以って彼を救助する!!」

勇者「行動しなければ即ち敗北だ!!」

勇者「俺たちの世界は……絶対に狂気なんかに負けたりしないッ!!」キッ

魔法使い「……そうだね、勇者」

魔法使い「ここで見過ごして生き残った世界に、希望なんて残される訳がない」カチャッ


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:42:06.52 ID:tlQGCjqPP
歩美「アレレー?このヒトたちなにをする気なのかな?」

オーク「異世界の狂気に侵されることに恐怖しながら生き続けるなど御免だ」カチャッ

女騎士「そうだ、ここで私たちが立ち向かってこそ勇気の証となろうぞ」カチャッ

光彦「ゆ、勇者さんたち……」

コナン「おじさんたち、邪魔しないでくれるかな?」

灰原「厄介者の円谷君を連れて行くのよ?利害関係は一致していると思うのだけれど」

勇者「だが彼は助けを求めた」

勇者「ならばその言葉に手を差し伸べるのが勇者の務めだ!!」ザンッ

コナン「危ない元太!!」ゴッ

勇者「またあの球蹴りかっ!?」バッ

オーク「隙ありッ!!」

元太「うぅぅぅぅぅなぁぁぁぁぁぁぁ!?」ドサッ

灰原「しまった!?」

光彦「オークさん……」

オーク「貴様が仇敵であることには変わりない、礼は聞かんぞ」


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:44:14.17 ID:tlQGCjqPP
コナン「何してる元太!!早く取り戻せッ!!」

元太「うぅぅぅぅぅなぁぁぁぁぁぁぁ!!」

勇者「させるか!!ライトニングッ!!」パアアアアアア

元太「うぅぅぅぅぅなぁぁぁぁぁぁぁ!!」パキーン

勇者「効かないだと!?」

オーク「くっ、危ないところだった……」バッ

灰原「貴方たちの世界を監視していたと言ったでしょう」

灰原「その魔法とやらも博士の発明で無効化させて貰うわよ」

女騎士「どうする勇者、反撃もままならぬようでは魔王は護り通せんぞ!?」

魔法使い「私に任せて!」

歩美「だから無駄なんだってば、ほんっとうに頭悪くて歩美いやになっちゃう!」

魔法使い「それはどうかな?」スチャッ

       アイニ
魔法使い「爆炸吼ッ!!」ボンッ

元太「うぅぅぅぅぅなぁぁぁぁぁぁぁ!?」ドゴオオオオオオッ

コナン「元太!?」


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:46:15.83 ID:tlQGCjqPP
灰原「大丈夫、対円谷君用の汎用衝撃吸収装備で大事には至っていないわ」

灰原「しかし魔法は発動自体がキャンセルされてしまう仕組みなのに何故……」

魔法使い「これは魔法なんかじゃないわよ?」

魔法使い「咒式と呼ばれる魔法の域まで発達した超科学、魔法とは全く異なる原理で発動するチカラ」

魔法使い「そう、異世界の技術よ!」

勇者「そんな……お前はまさか!?」

魔法使い「あ、違う違う」

魔法使い「私は正真正銘この世界で生まれ育ったこの世界の住人よ」

魔法使い「でも……異世界の知識を手に入れる機会はあったでしょ?」

光彦「まさか……あの時の呪いの情報にその知識とやらが混線して……」

魔法使い「貴方たちの『博士』も、こんなイレギュラーな事態は予想できなかったようね」

コナン「バーローふざけんなよ!そんなの何でもありじゃねえか!!」

オーク「それを貴様たちが言うか……?」


37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:48:11.09 ID:tlQGCjqPP
魔法使い「さあ貴方たち、止まりなさい!!」

                パー・イー・モーン
魔法使い「聞かなければ重霊子殻獄瞋焔覇の指向性核爆発の炎を放つわよ!」シャキン

歩美「あわわ、これは対光彦君用の装備じゃ防げそうにないよぉ~」

コナン「畜生っ!!」

灰原「もういいわ江戸川君」

コナン「でも灰原!!」

灰原「円谷君の記憶データの補完サンプリングは終わったわ」

灰原「これを博士が作ったクローンにプリセットすれば次の世界でも問題ない」

灰原「博士の作った転移装置の限界も近づいているし、ここは効率重視でいきましょう」

コナン「クソッ!!」

コナン「覚えてろよ光彦!!」

コナン「俺たちはいつかお前に再び地獄の苦しみを与えに帰ってくる!!」キュイーーーン

コナン「その日が来るまで毎日部屋の隅っこで丸まってガタガタ震えてろよな!!」シュイン


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:50:11.65 ID:tlQGCjqPP
勇者「終わった……のか?」

光彦「あの……みなさん……」

オーク「謝るな」

オーク「貴様はまだ魔王なのだ、人間側に許しを乞うなど許されない」

オーク「貴様が奪った富と自由、そして命の責任を負って生き続けろ」

オーク「それが貴様にできる唯一の贖罪だ」

光彦「う……ううう……」

光彦「うわああああああああああああああああああん!!!」ポロポロ

魔法使い「君はずっと一人で戦ってきた」

魔法使い「確かに信じられたモノがあったハズなのに、何物も信じられなくなって」

魔法使い「辛かったよね、苦しかったよね」

魔法使い「今までやってきたことの責任を果たす時はきっとくる」

魔法使い「でも、今だけは泣いてもいいんだよ?」ナデナデ

光彦「あああああああああああああああっ!!」ポロポロ


40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:52:01.60 ID:tlQGCjqPP
女騎士「魔王の改心、という形で決着かな」

オーク「力による支配とはいえ魔王軍をまとめ上げた存在だ」

オーク「地位はそのままの方が戦後処理には良いだろう」

オーク「俺はこいつの補佐としてここに残ろうと思う」

オーク「元魔王軍側だしな」

女騎士「ならば人間側からもお目付け役が必要なのではないか?」

オーク「女騎士……」

女騎士「終戦後すぐにオークと離れるなど、今の私には耐えられそうにない」

勇者「やれやれ」

魔法使い「おーおー、見せつけてくれちゃいますねお二人とも」

女騎士「すまなかったな、戦いが終わって気を緩め過ぎたようだ」

女騎士「思わず本音が出た」

オーク「そういうことを真顔で言うなよ……恥ずかしいのはこっちなんだぞ?」

魔法使い「……っぷ」

一同『あははははははは!!』


41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:54:05.12 ID:tlQGCjqPP
―1ヶ月後―

女騎士「次はこっちにサインと判子、こちらにもサインを」

光彦「ひいいいいいいいいっ!!」カリカリカリ

オーク「村の補償についての草案できたぞー、目を通してくれ」

光彦「手も頭も幾つあっても足りませんよおっ!!」ニョキニョキ

女騎士「うむ、そこで実際に増やしてしまうのが貴様のおぞましいところだ」

オーク「忙しいといっても仕方あるまい、魔族側が人間側に一方的に搾取されては適わん」

オーク「和平を結んだ以上、対等な立場として戦後処理に当たるよう全力を尽くさねばな」

女騎士「お前が新たな魔王として代替わりするまでは双方無干渉が鉄則だったのだ」

女騎士「平和が戻れば、もとの鞘に収まることも難しくは無いだろう」

オーク「それよりも戦争で徴収されて疲弊した国土の復旧がな……」

女騎士「魔族側も大変だろうが、人間側はもっと大変なんだぞ?」

オーク「分かってる、だからこそ魔族側からの技術者派遣や入植受け入れも行ってるんじゃないか」

光彦「大人の世界は複雑すぎます……」カリカリカリ

オーク「がんばれ、お前はやればできるやつだ」


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:56:03.91 ID:tlQGCjqPP
仔オーク「ぷぎぃ!」

女騎士「どうした、お腹が空いたか?」

光彦「ボクが飲ませましょうか?」

オーク「やめろ、俺の子にお前の体液を飲ませるなど断じて許さん」ギロリ

光彦「違いますよ!哺乳瓶使うし中身は市販品ですって!!」

仔オーク「きゃっきゃ!!」

光彦「ほら、この子もボクをみて笑ってますし」

女騎士「うむ、我が子ながら魔王に全く物怖じせんとは肝が座っている」

オーク「そういう所はお前に似たな、姿は俺似だが」

女騎士「そうか?ここの目元のあたりとか私の血を引いてるという感じがしないか?」

オーク「ああ、だからこんなに眼差しが可愛いのか」

女騎士「だが視線に混じる優しさは父親譲りだろうさ」ウットリ

オーク「それをいうなら真摯で利発そうな雰囲気は母親譲りだろう」ウットリ

光彦「こ、これが魔法使いさんから聞いていた二人の結界術ですか……」

仔オーク「んまっ!」ゴキュッゴキュッ


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:57:47.41 ID:tlQGCjqPP
勇者「あっちはあっちで大変なんだろうなあ」

魔法使い「女騎士さんとオークさんなら大丈夫ですよ」

勇者「そうだな、あの堅物同士に挟まれれば魔王ももう無茶はできないだろう」

魔法使い「それで……あの……勇者?」

勇者「戦争は終わったんだ、もう魔法使いも個人の理由で動いていいんだよ」

勇者「なにも俺の傍にずっといなくても……」

魔法使い「もーっ!!」

魔法使い「私は個人的な理由で勇者の傍にずっといるんですよ?」

勇者「そ、それって……」

魔法使い「女の子の方から全部言わせるなんて男として最低です!」

勇者「す、すまない」

魔法使い「まったく、敵の罠を見抜く勘とかは鋭いくせに、どしてこういうとこは鈍いんですかねえ」

勇者「返す言葉も無い」

魔法使い「いいですよ、許してあげます」


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 01:59:03.01 ID:tlQGCjqPP
勇者「魔法使い……俺はお前にずっと傍にいて欲しいと思うぞ?」

魔法使い「本当に?」

勇者「ああ、本当だとも」ぎゅっ

魔法使い「あ」

勇者「んっ……」ちゅっ

魔法使い「これって……」

勇者「鈍かったのはお前も同じだよ、魔法使い」

魔法使い「勇者……」

光彦「何やってるんですかお二人とも……こんなところで」ハァ

勇者&魔法使い『魔王!?』

女騎士「こらこら、空気を読んで割り込まないのがマナーというものだろう」

光彦「えー」

オーク「貴様がそういう機微を理解するにはまだ早かったかな?」

一同『あははははははは!!』

光彦「酷いですよみなさん……まあ、楽しいですし別にいいですけど」ニッコリ


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/23(木) 02:00:49.68 ID:tlQGCjqPP
―――こうして魔族と人間の戦争は異世界からの闖入者を巻き込みつつ終焉を迎えた。

    この平和がいつまで続くかは分からないが……

    次の世界の危機だって、きっと乗り越えられることだろう。

    彼らの熱き魂に、幸有らんことを。


    (完)


元スレ:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1390405825/


このエントリーをはてなブックマークに追加

 「女騎士」カテゴリの記事


Powered By 画RSS
  1. 名無し 2014/01/29(水) 22:57:25

    色々混ぜすぎwww
    でも綺麗にまとまってるな


  2. 2014/01/29(水) 23:42:43

    そうきたかって感じ
    でもきちんとまとめてんのは偉いと思う


  3. 名無しさん 2014/01/30(木) 00:16:22

    うまくまとまってる
    光彦が幸せそうでなにより


  4. 2014/01/31(金) 13:18:01

    まさかの光彦wwwwww


  5. 名無しさん@ニュース2ちゃん 2014/02/02(日) 04:05:20

    最後に悪夢が始まるかと思ったが、そうでもなかったな。


  6. 2014/02/02(日) 09:20:44

    一人の光彦が救われた


コメントする



全ランキングを表示

Template Designed by DW99

アクセスランキング ブログパーツ ブログパーツ