雪ノ下「比企谷君といると胸が苦しい」八幡「動悸だな気を付けろよ」
- 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11(土) 23:02:55.90 ID:lsxRjcU00
- 雪ノ下「……」
雪ノ下「比企谷君といると体が熱くなるのだけども」
八幡「風邪だな。最近流行ってるらしいな」
雪ノ下「……」
雪ノ下「比企谷君を見てると安らぐのだけども」
八幡「部室は静かだからな。ここにいるだけで安らぐだろ」
雪ノ下「……」
- 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11(土) 23:08:57.20 ID:lsxRjcU00
- 雪ノ下「比企谷君の事を想うと夜も眠れないわ」
八幡「寝つきが悪いのか?たまにあるよな」
雪ノ下「……」
雪ノ下「比企谷君が他の女の子といると嫉妬してしまうわ」
八幡「ストレス溜まってるのか? 何かで発散した方がいいぞ」
雪ノ下「……」
八幡「……」 - 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11(土) 23:10:53.52 ID:m2rm6shS0
- 八幡も全力でワロタ
- 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11(土) 23:18:37.06 ID:lsxRjcU00
- 雪ノ下「比企谷君」
八幡「なんだ?」
雪ノ下「……いえ、なにも」
八幡「そうか」
雪ノ下「……」
雪ノ下「比企谷君といると幸せなのだけど」
八幡「最近なにか良いことでもあったのか?」
雪ノ下「……」
雪ノ下「比企谷君がこの前、部室で居眠りしていた時にキスしたのだけども」
八幡「!?」 - 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11(土) 23:24:19.24 ID:lsxRjcU00
- 雪ノ下「とても柔らかかったわ」
八幡「お、お前……」
雪ノ下「……? なにかしら」
八幡「……いや、何も」
雪ノ下「そう……」
八幡「……」
雪ノ下「今の比企谷君、顔を真っ赤にして可愛いのだけど」
八幡「!?」
雪ノ下「さりげなく指先で唇に触れて気にしている比企谷君が可愛いのだけど」 - 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11(土) 23:25:39.57 ID:b2wKzWyA0
- ゆきのん攻めていく
- 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11(土) 23:27:48.46 ID:AGCMAs4m0
- ゆきのん可愛い
- 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11(土) 23:31:39.61 ID:lsxRjcU00
- 八幡「くっ……!」
雪ノ下「今さら口元を必死に隠す比企谷君が愛しいのだけど」
八幡「や、やめろ!」
雪ノ下「……? なにを?」
八幡「ぐぬぬ……」
雪ノ下「ふふ……」
八幡「……」
八幡「……さっきからから俺をかってくる雪ノ下が可愛いのだが」
雪ノ下「!?」 - 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11(土) 23:34:24.12 ID:hbDVW5jU0
- そうきたか 期待
- 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11(土) 23:40:10.93 ID:lsxRjcU00
- 雪ノ下「な、なにを……!」
八幡「どうかしたか?」
雪ノ下「……いいえ、何も」
八幡「そうか」
八幡「……可愛いと人から言われ慣れてる筈の雪ノ下が俺に可愛いと言われて顔を赤くしているのだが」
雪ノ下「!?」
八幡「それがまた可愛いくて辛いのだが」
雪ノ下「や、止めなさい、比企谷君!」
八幡「……ふっ」
雪ノ下「くっ……」 - 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/11(土) 23:42:12.93 ID:Tk9gKJQo0
- いちゃいちゃしやがって
- 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:00:09.88 ID:6B4YZRQL0
- 雪ノ下「……はあ。降参よ」
八幡「ふっ、勝った」
雪ノ下「屈辱ね……まさか私があなたなんかに負けるなんて」
八幡「俺も危なかったがな」
雪ノ下「……卑怯よ」
八幡「なにが」
雪ノ下「……普段は、言わないのに。こんな時だけ、可愛い、なんて……恥じらいなく言うなんて」 - 36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:06:39.84 ID:6B4YZRQL0
- 八幡「ぐっ……んなの、お前も同じだろうが。俺といると安らぐとか、普段聞いた事ねえよ」
雪ノ下「言う必要はないでしょ?」
八幡「何も言わなくても通じてるから、か?」
雪ノ下「ええ」
八幡「なら、俺も言う必要はないだろ」
雪ノ下「……」
八幡「……」
雪ノ下「ねえ、比企谷君」
八幡「なあ、雪ノ下」
八幡「……お前から言えよ」
雪ノ下「たぶん、あなたが言おうとしてた事と同じだと思うのだけど……」 - 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:16:44.91 ID:6B4YZRQL0
- 雪ノ下「その……定期的に行っている私達のこのゲーム。普段からも、導入してみてはと思うのだけど」
八幡「……俺も、同じ意見だ」
雪ノ下「そ、そう……」
八幡「確かに、言わなくてもある程度は通じてるが……まあ、その、なんだ」
八幡「口に出して言った方が……明確に伝わるしな」
雪ノ下「ええ、それに……」
雪ノ下「いくら通じていても、あなたの声を通じて、あなたを知る方が嬉しいわ」
八幡「……今の、言われてたら負けてたな」 - 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:45:51.97 ID:6B4YZRQL0
- 雪ノ下「あら、残念。勝機を逃がしてしまったのね」
八幡「まあ、これからは……互いにそういう事を言うようになるんだがな」
雪ノ下「……」
八幡「……」
雪ノ下「……は、恥ずかしいわね」
八幡「想像出来ないな」
雪ノ下「まあ、でも……悪くは、ないわね」
八幡「……ああ」
雪ノ下(互い言わずとも、伝わる関係。普通とは違う、特異な関係……私の、望んだ関係)
雪ノ下(だけど、そんな関係でも……私は、あなたの言葉で、あなたの思いを知りたいわ、比企谷君)
おわり - 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:46:28.33 ID:6B4YZRQL0
- 支援保守ありがとうございました
- 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/01/12(日) 00:53:07.26 ID:CxpNUrMRO
- リアルにガハマさん消えてた乙

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