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白菊ほたる「firefly」

1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:04:56.72 ID:5qZJl5o+0
スタッフ「お疲れ様でしたー」

ほたる「あ、あの...お疲れ様です。あの...今日はすみませんでした...」

カメラマン「お疲れ様です。いやぁまさかいきなり照明が落っこちるとは思わなかったよ」

スタッフ「ほたるさんに怪我が無くて良かったです」

カメラマン「大事なアイドルに傷なんか付けたら、あのプロデューサーが何て言うか...」

スタッフ「ははは!」

ほたる「はい...ご、ごめんなさい...」




2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:06:29.81 ID:5qZJl5o+0
~~~

ほたる「はぁ...」

ほたる(失敗、しちゃったかな...)

ほたる(どうしていつも、私の周り、不吉な事ばっかり起こるんだろう...)

ほたる(前のテレビ番組の取材は突然大雨が降ったし、その前の植物園の撮影はオーナーが栽培してた麻薬の葉っぱが見付かってメチャクチャになったし、その前も...)ズーン


3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:08:55.90 ID:5qZJl5o+0
モバP「ほたるー?お待たせ、帰ろうか...っ!ほたる!?」

ほたる「...あ、プロデューサーさん...?」

モバP「撮影中に照明が落ちたって聞いたぞ!やっぱりどこか痛いのか!?」オロオロ

ほたる「あ、いえ、そうじゃないです!大丈夫ですよ!」

モバP「おぉ、そうか?ビックリしたぁ...」

ほたる「はい、心配かけてごめんなさい」


4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:10:53.49 ID:5qZJl5o+0
モバP「安心したよ。さ、車乗って」

ほたる「はい、あの、お手間かけさせてごめんなさ...」

モバP「うーん...」

ほたる「えっ、あの、どうかしましたか...?」

モバP「...ほたる!!」

ほたる「は、はい!ごめんなさい!」

モバP「お前、今から謝るの禁止!」

ほたる「!...えっ?」


5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:12:53.55 ID:5qZJl5o+0
モバP「ほたるは何も悪い事なんかしてないんだ。無駄に誤ってたら余計に良い事が逃げてくぞ?」

ほたる「はい、ご、ごめんなさ...あ」

モバP「はは、最初は難しいかも知れないな。取り敢えず事務所に帰ろう」

ほたる「はい、あの...プロデューサーさん!」

モバP「ん?」

ほたる「えーと、お迎え、あ、ありがとうございます!」

モバP「どういたしまして」ニコ

ほたる「うぅ...」


6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:13:25.03 ID:5qZJl5o+0
ブロロロロ...

モバP「夏ももう終わりかなぁー」

ほたる「はい、最近涼しくなってきましたもんね...」

モバP「秋か...じゃあほたるがウチに来てから一年になる訳だな」

ほたる「あ...そうですね。早いです...」

モバP「ホントになー。このままだと気付いたらオッサンになっちまうなぁ...」


7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:13:55.93 ID:5qZJl5o+0
ほたる「ぷ、プロデューサーさんはまだまだ若いですよ?」

モバP「そうか?ありがとな。ほたるも最初来たときより大人っぽくなって綺麗になったよ」

ほたる「え!?私、綺麗だなんて、そんな...」

モバP「ははは、そんな真っ赤にならなくても...」

キキィーーーーッッ!!!!!

ほたる「!!?」

モバP「うおっ!?あぶね!?なんだあの車!!」

ほたる(ビックリした...)

モバP「ほたるっ!大丈夫か!?」

ほたる「は、はい!何とも無いです...」

モバP「はぁ、良かった...ったく、いきなり突っ込んでくんなよ...」

ほたる「...」


8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:14:35.45 ID:5qZJl5o+0
~~~

モバP「只今戻りました~」ガチャ

ちひろ「あ、Pさんにほたるちゃん、お帰りなさい」

卯月「あ、お疲れ様です!」

ほたる「お疲れ様です」

モバP「じゃあ、俺はほたると書類をいくつか置きに来ただけなんで」

ちひろ「えーと次は誰をお迎えに?」

モバP「薫とか、小学生組がレッスン中なので、全員直接送り届けてきます」

ちひろ「はい。いってらっしゃい」

ほたる「い、いってらっしゃい...」

モバP「行ってきま~す」バタン


11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:15:55.96 ID:5qZJl5o+0
みく「にゃにゃ?ほたるんどうかしたにゃ?」

ほたる「え?どうもしませんよ?」

みく「何だか顔色が悪そうにゃ。ちょっとお休みしていくにゃ?」

ほたる「はい、じゃあ御一緒させてもらいます」

卯月「あ、私みんなのお茶煎れてくるね!」

杏「やったぜー」

ほたる「杏さん、いたんですね...」

杏「うん。今日はラジオの収録。生歌まで歌わされてもう疲れちゃったよー」グデー

ほたる「ふふ...」

杏「んー?あ、みくの言う通りだね」

ほたる「え?」

杏「ほたる、なんか暗いよ?嫌な事あったの?」

ほたる「そう...でしょうか?」


12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:17:47.76 ID:5qZJl5o+0
みく・卯月・杏『不幸体質?』

ほたる「はい...今日も、プロデューサーに乗せて頂いてた車が、危うく事故に遭いかけて...」

みく「大変にゃ」

ほたる「周りにまで不幸を撒き散らすのは駄目なので、何とかしたいんです...」

卯月「...考え過ぎだと思うけどなぁ...」

杏「そうそう。事故なんか気を付けてても遭う時は遭うんだし」


14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:20:08.70 ID:5qZJl5o+0
~~~

メイク「ほたるちゃん、今日はどうしたの?いつもより何倍も綺麗よ」

ほたる「あ、ありがとうございます...」

メイク「あら、シャイなのは変わりないのね。はい終わり、最高の出来よ」

スタッフ1「ほたるさん、スタジオの準備整いましたー」

ほたる「は、はい!今行きます!」


15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:20:53.03 ID:5qZJl5o+0
スタッフ2「証明オーケー...っと、あっ」ポロッ

パリンッ!!

ほたる「!」

レポーター「どうしたの!?」

スタッフ2「すみませーん、電球落としちゃって...あ痛!」

スタッフ1「血出てるじゃねぇか」

スタッフ2「ちょっと切っただっけッスから」

ほたる「あ、あの、私、絆創膏持ってます...」

スタッフ2「え?あぁ、ありがとう!」


16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:21:42.26 ID:5qZJl5o+0
ほたる「すみま...じゃなくて...大怪我にならなくて良かったです」ペタ

スタッフ2「ありがとう。ほたるちゃんに貼ってもらったからもう大丈夫だわ」

スタッフ1「むしろ怪我して良かったじゃないか」

スタッフ2「ははは!俺ラッキーっすね!」

ほたる(ラッキー...ふふ)


18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:24:34.87 ID:5qZJl5o+0
ほたる「お疲れ様でしたー」

モバP「お疲れ様、ほたる」

ほたる「あ、プロデューサーさんっ?来てたんですか?」

モバP「あぁ、思ったよりも早く着いたからな。最後の方しか見てなかったけど、今日も可愛かったぞ」

ほたる「あっ...ありがとう、ございます...」

モバP「じゃあ行こうか。ほたる、お腹とか減ってたりする?」

ほたる「え?いえ...まだ夕方には早いですし、大丈夫です」

モバP「なら良かった!ちょっと見せたい物があるんだけど、良いかな?」

ほたる「は、はい。何ですか?」

モバP「うーん、見てからのお楽しみって事で」

ほたる「??」


19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:26:30.63 ID:5qZJl5o+0
ほたる「はぁ、はぁ、プロデューサーさん、何で私、お山登りしてるんですか?」

モバP「あ、スマン。もうちょっとなんだが...疲れたならおんぶしようか?」

ほたる「!い、いえ!大丈夫です!」

モバP「そうか?まぁ、もう着いたんだけど...あ、そうだ」スッ

ほたる「え?何ですか?わわっ!」

モバP「ちょっとの間目隠しさせてもらうぞー」

ほたる「こ、これじゃ前見えませんよ~?」

ほたる(プロデューサーさん、手ぇ大っきいなぁ...)


20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:28:06.25 ID:5qZJl5o+0
モバP「足元気付けて、もうちょっと進んでくれるかな」

ほたる「ここですか?あ、川の音がします!」

モバP「着いた着いた。はい、目ぇ開けていいぞ」パッ

ほたる「?」

ほたる「わぁ...っ!」


21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:28:57.20 ID:5qZJl5o+0
チラチラ ピカッ

ほたる「蛍!蛍ですよプロデューサーさん!いっぱい飛んでます!」

モバP「ほたる、前に生で蛍見た事無いって言ってただろ?...なんかややこしいな」

ほたる「凄い、ホントに光ってる...綺麗...」

モバP「調べてみたらここの近所だと見られるって聞いたからさ、秋になる前に見せたかったんだけど...どうだ?」

ほたる「凄いです!私、感動しました!」

モバP「そうか!連れてきて良かった!」

ほたる「はい!」


23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:33:18.96 ID:5qZJl5o+0
モバP「...ちょっとは、息抜きになったか?」

ほたる「え?」

モバP「いや、最近、ほたる頑張ってるなーと思って、疲れたりしてないか心配なんだよ、うん」

ほたる「そんな...プロデューサーさんこそ、私達の為にいっぱい頑張ってくれてますよ?」

モバP「俺は良いんだよ。アイドル達が大好きでやってるんだから」

ほたる「だ、大好き...!そ、そうですか...」


24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:34:53.96 ID:5qZJl5o+0
モバP「そういや最初に蛍見た時もそうだったなー」

ほたる「?何がですか?」

モバP「小学生の時にさ、実家の近くで蛍見付けて、そりゃもう光ってるのが綺麗で物珍しくて、帰り道も分からなくなるなるぐらいまで追っかけ回したなーって」

ほたる「だ、大丈夫だったんですか?」

モバP「そりゃまぁ、所詮子供の足だし、田舎だったから迷う程何も無かったし、大丈夫だったんだけど。不思議と、全く疲れたりとかはしなかったな」

ほたる「楽しかったんでしょうね、きっと」


25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:36:44.60 ID:5qZJl5o+0
モバP「そういう事だろうな。そんで今、その感じを思い出してる」

ほたる「蛍を見てるからですか?」

モバP「うーん、多分違うな。ほたるを見てるからだよ」

ほたる「??」

モバP「虫じゃなくて、お前」

ほたる「わ、私ですか?」

モバP「そうそう。ホントややこしいな」


26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:39:00.01 ID:5qZJl5o+0
モバP「綺麗で、ピカピカ光ってて」

モバP「見てると何か嬉しくなってきて」

モバP「お前の為だから、俺はこの仕事が疲れたり嫌になったりしないんだと思うんだよ」

ほたる「...」

モバP「...な、何か言ってくれよ」

ほたる「...プロデューサーさん、照れてます?」

モバP「何だよ、自分だって顔真っ赤な癖に!」

ほたる「えへへ、そうですか?」

モバP「そうだよ、ホント」

ほたる「...嬉しいです」

モバP「あぁ...」


28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:41:47.64 ID:5qZJl5o+0
モバP「アイドルって、そういうモンなんだろうな」

ほたる「...私、頑張りますね」

ほたる「こんな私でも、誰かを幸せな気持ちに出来るかも知れないなら」

ほたる「私、トップアイドルになります!」

モバP「出来るよ、ほたるなら」

ほたる「は、はい!」


29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:44:21.48 ID:5qZJl5o+0
モバP「そろそろ帰ろうか、ほら」

ほたる「?背中?」

モバP「おんぶしてやるよ」

ほたる「!い、いいい良いですよ!杏ちゃんじゃ無いんですから!」

モバP「そう言っても、暗くなってきたし、山は登る時より降りる時の方が危ないって聞くし...」

ほたる「うぅ...」

モバP「お前に怪我なんかさせられないだろ?早く乗った乗った」

ほたる「...し、失礼します...」ギュ

モバP「よいしょっと、うわ軽」

ほたる「うぅ~...」バタバタ

モバP「お、おい、暴れるなって」

ほたる「うぅ...ぷ、プロデューサーさん」

モバP「んー?」

ほたる「あ、ありがとう、ございます...」

モバP「...ん」


30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:46:50.25 ID:5qZJl5o+0
~~~

杏「へ~、蛍かぁ~」

卯月「そういえば見た事無いかなぁ」

みく「Pチャンと二人っきりで...」

ほたる「は、はい...」

モバP「おーい、ほたるいるかー?」

ほたる「ひゃい!?」


31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:49:39.97 ID:5qZJl5o+0
みく「ちょっとPチャン、今みく達はガールズトークしてるにゃ。入ってくるにゃにゃん」

モバP「お?おぉ、スマン」

ほたる「だ、大丈夫ですよ。何のご用でしょう?」


32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:50:12.02 ID:5qZJl5o+0
モバP「そうそう、コレ」バサッ

ほたる「『火曜スペシャル 二時間』...テレビですか!?」

モバP「あぁ、なんか占い師やらメンタリストやらが出てくるらしいんだけど、どうだ?」

ほたる「は、はい、出来るか分からないですけど、やってみます!」

モバP「そうか!じゃあ頑張ろう!」

杏「おぉ、火スペとか、すげぇ」


33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:53:17.64 ID:5qZJl5o+0
~~~
ブロロロ...
ほたる「と、とうとう明日ですね...」ドキドキ

モバP「そうだな。緊張するか?」

ほたる「は、はい、もう何をしたら良いのか...プロデューサーさん!今日何曜日ですか!?」

モバP「...ほたる、明日出る番組のタイトル、もっぺん言ってみろ」

ほたる「か、火曜スペシャル...あぁ、月曜日ですね...」

モバP「はは、相当緊張してるなぁ。大丈夫!ほたるなら出来るよ」

ほたる「は、はい...」

モバP「明日、頑張ろうな」

ほたる「はい!お疲れ様でした!」


34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:56:05.34 ID:5qZJl5o+0
~当日~

司会「それでは、有名占い師の○○先生にご登場願いましょう!」

パチパチパチ...

占い師「よろしく」

司会「先生今日は、事前にゲストの方々を占っていただいたとか」

占い師「えぇ、とても興味深い結果がいくつか出ましたわ」

司会「何でも、このゲストの中にとんでもない運勢を背負った方がいらっしゃると?」

芸人「それコイツです」

相方「失礼かお前!」


35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/16(日) 23:58:58.42 ID:5qZJl5o+0
司会「その方というのは?」

占い師「はい、白菊ほたるさんですね」

ほたる「えっ...?」

司会「お呼びがかかりました。ほたるさん、前の席へどうぞ」

ほたる「は、はい...」

占い師「白菊さんの手相や名前、タロットまで...五種類の占いを試させて貰いました」

ほたる「...」

占い師「正直言って、これまで酷い結果は見た事ありません...」

ザワザワ...

ほたる「...」

占い師「大殺界って言葉...聞いた事あるかしら?あなたの持つオーラは、残念な事に、周りの幸運を尽く消し飛ばしてしまう性質なの。そんな経験、無いかしら?」

ほたる「...は、はい、心当たりは...あります...」

占い師「あなたといれば、周りの人間には不幸が...~」ペラペラ

ほたる「...」

ほたる(やっぱり...やっぱり私...!)


36 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 00:00:52.48 ID:PwsgHQXh0
~番組終了後~

モバP「お疲れ様です」

スタッフ「あ、ほたるちゃんの...」

モバP「えぇ、ほたるは?」

スタッフ「えーと、楽屋にいらっしゃらないのでしたら、もうお帰りになったのかと...」

モバP「え...?」


38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 00:02:26.45 ID:PwsgHQXh0
モバP「ほたる...!?」ガチャ

モバP「やっぱいない... 」

モバP「どこ行っちゃったんだアイツ...!?」

~~~

ほたる「...」

『あなたといれば、周りの人間には不幸が...』

ほたる(最初から...分かってた事だよね...)


39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 00:03:09.89 ID:PwsgHQXh0
ほたる(最近はちょっと前向きになって...不幸体質も無くなったと思ってたんだけどなぁ...)

ほたる(やっぱり私は、私なんだね...)

~~~

モバP「分かりました!ほたるが戻ってきたら連絡下さい!!」

ちひろ『は、はい!』ピッ

モバP「こっから遠く無い場所...まさか...!?」


40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 00:03:41.64 ID:PwsgHQXh0
ほたる「...痛っ」ガサガサッ

ほたる「足きっちゃった...ぐすっ」ポロッ

ほたる「ぐしゅっ、ふぇっ、ぇえぇ~~ん、っ」ボロボロ





「ほたるっ!!!」


41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 00:04:13.34 ID:PwsgHQXh0
ほたる「!?」

モバP「ほたる!ここだったか!」ガサッ

ほたる「ぷ、プロデューサー、さん...っ!こ、来ないで下さい!」

モバP「え、何言ってんだお前!」

ほたる「私の所為で、み、みんな不幸になっちゃうんです!だから」ポロポロ

モバP「番組の占い師、何か言ってたのか?」


42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 00:04:44.45 ID:PwsgHQXh0
ほたる「私、やっぱりアイドルになんか...っ」ポロポロ

モバP「ほたる!」ギュッ

ほたる「!は、離れて下さい!」バタバタ

モバP「嫌だ。いいかほたる、そんな占い師の言う事なんか嘘っぱちだ」ギュッ

ほたる「で、でも私...!」



モバP「俺は!お前の傍にいられて、幸せだぞ!」


43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 00:05:26.15 ID:PwsgHQXh0
ほたる「!」

モバP「だからそんな占い師の言う言葉より、俺を信じてくれ」

ほたる「...う、うわぁぁぁぁんっ!!」ボロボロ

モバP「...」ナデナデ

ほたる「プロデューサーさん、私、私っ、アイドル続けたいんですっ」ポロポロ

モバP「あぁ、お前ならスゲェアイドルになれるよ」ナデナデ

ほたる「ぐしゅっ、だから、私がすげぇアイドルになるまで...」

モバP「あぁ、ずっとお前の傍にいてやる」


44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 00:05:57.08 ID:PwsgHQXh0
ほたる「...プロデューサーさん、どうしてここが分かったんですか?」

モバP「...さあなぁ、何となくここかなっと思って、山登りしてみた。今考えたら凄い危ないギャンブルだな」

ほたる「でも私、ちゃんと見付けて貰えましたから」

モバP「そうだな」ナデナデ

ほたる「...ホントは、蛍が見たかったんですけど...」

モバP「もう一匹もいないなぁ...夏の虫だからな」

ほたる「そうだったんですね...」

モバP「...また来年、見に来ような」

ほたる「...はい!」


45 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 00:06:28.38 ID:PwsgHQXh0
~~~

モバP「ほたる、出来るか?」

ほたる「は、はい!いっぱい練習しましたから、頑張ります」

モバP「そうか、勝ってこいよ!」

ほたる「はい!」

アイドル「白菊ほたるさん、今日はよろしくお願いします」

ほたる「は、はい!よろしくお願いします!」


46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 00:07:00.22 ID:5qZJl5o+0
冷たい風が吹く 秋の空へ
恐れず 僕の 先を飛び
進むべき道へと 導く
淡い ホタルの 光の様に
自分に生きていく 価値を見付けられないならば
誰かの幸せの 小さなきっかけになりたい


ほたる「...だから私は 生きていく」



end


47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2014/02/17(月) 00:07:31.78 ID:PwsgHQXh0
久しぶりに槇原敬之聴いたら、ほたるちゃんの歌としか思えないのがあったので書いてしまいました

読んでくれた人ありがとう
今度はありすちゃんで何か書くと思うんで


元スレ:http://hayabusa.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1392559496/


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