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少年「……お兄さんが来る?」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 01:00:30.73 ID:cPi+KrO10
-
母「そうよ。夏休みはしばらくうちで寝泊りするって」
少年「……なんで」
母「地元に久々に帰るんですって。あんたに会いたいってし仕切りに言ってたわよ」
少年「……」
母「あんたも好きだったでしょ? 愛想良くしなさいよ」
少年「うるさい……」ガチャ
母「ちゃんと部屋から出て挨拶するんだよ! 親戚が来るんだから!!」
少年「うるさい!!!」バタンッ!
母「……あの子がきて元に戻ってくれるといいんだけど……」
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4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 01:15:07.21 ID:cPi+KrO10
-
男「こんにちわー!」
母「あらいらっしゃい」
男「お世話になります」
母「ほら! お兄ちゃんきたわよ!」
少年「……」カチカチ
母「挨拶なさいな!」
少年「……」ポチポチ
母「全く……この子は……ごめんなさいね」
男「あ、いえ。どうぞおかまいなく」
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6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 01:19:17.78 ID:cPi+KrO10
-
男「よっ。久し振りだな」ドサッ
少年「……」カチカチ
男「……。なにしてんの?」
少年「……」ポチポチ
男「おーい、聞いてる?」
少年「……」カチカチ
男「おーいってば」
母「ごめんなさいね。その子ゲームやってる時はいっつも対喋らないのよ」
男「はぁ……そうなんですか」
母「でもね、いつもは部屋に篭ってるのよ。今日はお兄ちゃんが来るからって出てきたんだから」
男「そうなの?」
少年「……」
男「嬉しいなぁ……いや、なんか照れるな」
少年「……」…カチカチ
-
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 01:22:18.92 ID:cPi+KrO10
-
母「じゃあ暫くはこの事一緒の部屋になるけど、いいわよね?」
男「あ、はい。俺は別にいいですよ」
少年「……」ピタッ
母「別にあんたもそれでいいでしょ?」
少年「は? 聞いてないよ」
男「あ、いやなら別にいいよ俺はうん」
母「そうもいかないでしょ。我儘言わないの!」
少年「……冗談じゃないよ」ガチャ バタンッ
男「……ははは……」
母「ごめんね本当に。思春期だから」
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9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 01:25:22.50 ID:cPi+KrO10
-
母「荷物は気にせずあの子の部屋に置いちゃって」
男「あ、はい」
母「それじゃ私は買い物に行ってくるから」
男「えっ」
母「分からない事があったらあの子に聞いてね。それじゃあねー」ガチャ
男「あ、ち、ちょ!」バタンッ
男「とぉ……」
男「あ、相変わらずだなぁ……はぁ。仕方ない。部屋に行くか」
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11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 01:30:45.43 ID:cPi+KrO10
-
男「……」コンコン
男「入るよー?」ガチャ
男(お、鍵はかかってない……)「お邪魔しまーす」
少年「……」カチカチ
男「荷物適当に置いちゃっていい?」
少年「……」ポチポチ
男「……沈黙は肯定と見なすぞー」ドサッ
少年「……」ポチポチ
男「……」
少年「……」カチカチ
男(気不味い……昔はこんな子じゃなかったんだけどなぁ)
-
12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 01:35:42.86 ID:cPi+KrO10
-
男「何やってんの? パソコン?」
少年「……」カチカチ
男「……? ネトゲ?」
少年「……知ってるの?」ピクッ
男「お。まぁ、一応」
少年「やった事ある?」
男「いや、ないなぁ」
少年「……ふーん」カチカチ
男「……」
少年「……」カチカチ
男「面白い? 今なにやってるの?」
-
14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 01:40:29.50 ID:cPi+KrO10
-
少年「友達とボス倒してる」
男「へー。一緒にやってる友達がいるんだ」
少年「違う。ネットの友達」
男「ふーん……」
少年「……」カチカチ
男「お。倒した。すげーじゃん」
少年「……普通だよ」
男「いやぁ、でも凄いだろー。ほら、なんか皆喜んでるぞ」
少年「……僕だけの力じゃないし」
男「謙虚な奴だ」
少年「……」…カチカチ
-
15:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 01:43:45.42 ID:cPi+KrO10
-
男「なぁなぁ、暇だよ」
少年「……漫画でも読めば」カチカチ
男「折角こっちに来たんだしさ。一緒に遊びたいなー」
少年「……」カチカチ
男「おいこら。無視するなよ」
少年「うっとうしいな……」
男「う、うっとうしい……」
少年「僕今ゲームやってんの。見てわかんないの?」
男「はい……」
少年「どっか行っててよ。邪魔しないで」
男「ぶーぶー」
-
18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 01:48:56.84 ID:cPi+KrO10
-
男「遊ぼうよー」ユサユサ
少年「……やめてよ」
男「構ってくれるまで揺さぶりつづける」ユサユサ
少年「……」カチカチ
男「あーそーぼーぜー」ユサユサ
少年「……」カチカチ
男「ねえってばぁー」ユサユサ
少年「……」カチカチ
男「ゆさゆさ」ユサユサ
少年「……」カチカチ
男「ういういういうい」ユサユサユサユサ
少年「……あああ! もう! やめてって言ってるだろう!!」ガバッ
男「うおっ!」
-
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 01:53:46.84 ID:cPi+KrO10
-
男「ご、ごめん……」
少年「……」カチカチ
男「……」
少年「……」カチカチ
男「でもさ、折角こっち来たし……夏休みの間しか一緒にいられないからさ」
少年「……」カチカチ
男「俺仲良く遊びたいんだよなー……まぁ嫌ならいいけどさ」
少年「……」カチカチ
男「ごめんな。漫画でも読むわ」ヨッコラセッ
少年「……」カチカチ
男「これ読んでも良い?」パラパラ
少年「……別に」
男「ん?」
-
25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 01:59:54.75 ID:cPi+KrO10
-
少年「別に……嫌な訳じゃない」
男「あ、そうなのか? なら良かった」ニコッ
少年「……どうしてもって言うなら、別に遊んであげてもいいよ。土下座とかしたら、ね」フッ
男「マジで? じゃあお願いします! 土下座もします!」ガバッ
少年「!? や、やめてよ。土下座とか……」
男「えっ? じゃあ、遊んでくれるん?」
少年「う、うん……まぁ、その。いいよ別に」
男「よっしゃ! サンキュー!」ダキッ
少年「う……暑苦しい離れてくんない」
男「おお、すまんすまん」
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27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 02:04:04.70 ID:cPi+KrO10
-
少年「大体遊ぶ、たって何するって言うのさ」
男「え……あー考えてなかったわ」
少年「はぁ……?」
男「いや、待て! 今考えるから!」
少年「じゃあ考えてて。僕友達に落ちるの伝えるから」
男「落ちる?」
少年「……やめるって事だよ」
男「なるほどー。なんで落ちるなんだ?」
少年「え? えーと……それは、その……」
男「知らないのか」
少年「し、知ってるよ! ただ、別に……その……思い出せないだけだから」
男「はいはい」
少年「……遊ぶのやめるよ」
男「すみませんでした!」
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29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 02:07:44.99 ID:cPi+KrO10
-
男「ま、適当に散歩でいいか」
少年「……」
男「なんだ? 嫌なのか?」
少年「別に……外出るのが嫌なだけ」
男「お前そんなんだから肌白いんだぞー。もっと日焼けしろ日焼け!」
少年「やだよ。痛いし熱いし……なんも良い事ないじゃん」
男「白いのってなんかやじゃね?」
少年「いいんだよ僕は。外になんか出ないんだから」
男「でも今から散歩出るじゃん」
少年「……決定事項なわけ?」
男「もちろん」
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32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 02:10:43.13 ID:cPi+KrO10
-
少年「……」
男「ジュース奢るから! な!?」
少年「はぁ……しょうがないなぁ」
男「よし! 行こうぜ!」
少年「カキ氷も買ってよね」
男「おお、任せろ!」
少年「あとアイスも」
男「お、おう!」
少年「それと……」
男「馬鹿っそんなに買わねえよ!」ペシッ
少年「いたっ」
-
38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 02:17:56.46 ID:cPi+KrO10
-
少年「……」ムスー
男「え、何。なんで怒ってんの?」
少年「別に」
男「いや、怒ってるでしょ」
少年「怒ってないってば」
男「ほんと?」
少年「……そうだよ」プイッ
男「嘘つけ! じゃあなんで顔そらした」
少年「……」
男「目そらしても駄目!」
少年「うるさいなぁ……!」
男「なんだよお前。我儘すぎるぞ?」
少年「はぁ? こっちはお願いされてる立場なんだよ? 何言ってるの?」
男「……はぁ。わかったよもういい。俺漫画読むよ」
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39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 02:21:36.34 ID:cPi+KrO10
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少年「は?」
男「……」パラパラ
少年「ちょっと、ふざけないでよ。人にゲームやめさせて何それ」
男「……」パラパラ
少年「……無視するなよ」
男「……」パラパラ
少年「……」
男「……」パラパラ
少年「……それ僕の漫画だろ! 勝手に読むなよ!」
男「……」パタンッ カタンッ
少年「……」
男「……」ガサガサ
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40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 02:24:31.61 ID:cPi+KrO10
-
男「……」ポチポチ
少年「ねえ、何携帯弄ってんの?」
男「……」ポチポチ
少年「返事くらいしたら?」
男「……」ポチポチ
少年「……」
男「……」ポチポチ
少年「ああ! もう! うざい! 出てけよもう邪魔!」
男「……」ピタッ
少年「……」
男「……」ガチャ
少年「……」
男「……」バタンッ
少年「……」
-
43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 02:27:10.67 ID:cPi+KrO10
-
男「……」
男「あー、やっちまったぁー」
男「はぁ……大人気ない……」
男「どうしよ。どうやって仲直りしようかなぁ」
男「……」
男「困ったなぁ……」
男「部屋戻って素直に謝るか……」
男「……」コンコン
男「さっきはごめんな――――」ガチャ
男「あ」ガッ
男「……」ガッガッ
男「鍵閉まってる……」
-
44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 02:29:50.40 ID:cPi+KrO10
-
母「ご飯できたわよー」
男「いただきまーす」
母「いっぱい食べてねー」
少年「……」パクパク
男「……」モグモグ
母「二人とも今日はなにしたの?」
少年「……」モグモグ
男「えーとまぁ、適当にお話を……」
母「どんなお話?」
男「えーと……」
少年「……」ゴクゴク
少年「……」カチャン スタスタ
-
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 02:32:34.64 ID:cPi+KrO10
-
母「あ、また……もう。まーたごちそうさまも言わないで」
男「……」モグモグ
母「美味くやってけてないみたいね。ごめんなさいね」
男「あ、いえ」
母「まぁ無責任だけど頑張って!」
男「はい。ごちそうさまでした」
母「お粗末さまでした。食器洗いは私がしとくから部屋に戻ってて頂戴」
男「わかりました」
男「……開いてるかな……」ガチャ
男「お、開いてる……」
-
49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 02:35:39.53 ID:cPi+KrO10
-
少年「……」カチカチ
男「おーい」
少年「……」カチカチ
男「その、さっきはごめんな。俺が悪かった」
少年「……」カチカチ
男「誘ったのは俺なのに勝手になんかなって……すまん! この通りだ!」ガバッ
少年「……」カチカチ
男「……」チラッ
男(土下座してるのにこっちを見向きもしねえ……相当機嫌悪いなこりゃ)
男「本当にすまん。許してくれ、どうか機嫌直してくれないか? なんでもするから!」
少年「……」ピクッ
-
53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 02:38:30.19 ID:cPi+KrO10
-
少年「……今何でもするって言った?」クルッ
男「え? あ、はい」
少年「ふーん……本当に?」
男「勿論! それで機嫌直してくれるんなら!」
少年「じゃあこれから僕が何しても怒らないでね」
男「わかった!」
少年「それともうひとつ」
男「うん? なんだ?」
少年「……アイス買って来て。苺の奴」
男「えっ? そんなんでいいの?」
少年「いいから。早く買ってきて」
男「OK! 待ってろ! すぐ買ってくるからな!」
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55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 02:42:13.72 ID:cPi+KrO10
-
男「こんなんでいいだなんてやっぱりまだ子供だなぁ」
男「可愛いとこもあるじゃねーか」ガチャ
男「買ってきたぞー!」
少年「……」カチカチ
男「ほれ、ご所望の苺のアイス」スッ
少年「……」パシッ …ボトッ
男「あ、おい。落としたぞ」
少年「舐めて」
男「へ?」
少年「その床に落ちたアイス。舐めて」
男「……」
少年「早くしてよ。床が汚れるだろ」ハァ…
-
59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 02:47:52.67 ID:cPi+KrO10
-
男「ち、ちょっと待って。言ってる意味がわからない」
少年「は? 馬鹿なの? そのままだよ」
男「そのままって……」
少年「僕同じ事二回言うの嫌いなんだよね」
男「……」
少年「はぁ……。めんどくさいなぁー……舐めて綺麗にしろって言ってんの。その落ちたアイス」
男「お前何言ってんだ?」
少年「ほら、溶けてきたよ。早くしないと」
男「お前、ふざけんなよ! 馬鹿にかするのも大概にしろ!!」
少年「あ、ふーん。怒るんだ。へー」
男「はあ!? 何言ってんだよ! 人がわざわざ買ってきたもの落としといて!」
少年「起こらないって約束したのにね。ふーん……約束破るんだ」
男「は……あ?」
少年「いいよ別に。僕は話さなくてもいいし」
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61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 02:52:45.29 ID:cPi+KrO10
-
男「あのな―――!!」
少年「あ、ストップ。もう一回喋ったら二度と口聞かない。舐めるか舐めないか。選択肢はそれだけね」
男「っ……」
少年「どうする?」
男「……」
少年「別に僕はどっちでもいいよ。好きにすればぁ?」
男「……」ギリ
少年「ほら早くして。あと十秒ね」
男(頭にくる……頭に来る、が……ここは我慢……我慢だ俺……)
少年「いーち。にーい、さぁーん」
男「……」スッ
少年「うん? 舐めるの? 床に落ちたアイスを? 年下のガキに命令されて?」
男「……」ペロッ
少年「あはは! こいつ本当に舐めてやんの!! あっははは!!」ケラケラケラ
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63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 02:56:51.48 ID:cPi+KrO10
-
男「て、てめえっ」
少年「あ! 駄目だよ? 喋っちゃ。それに全部綺麗にしてもらわないとね」
男「……」ギリッ
少年「ほら! 早くしてよ! 動きが止まってるよ!」
男「……」ペロペロ
少年「ふふふ」ニヤニヤ
男(畜生……みじめだ……なんでこんな事に……楽しくなると思ってたのにぃ)ペロペロ
少年「あ、そうだ。良い事思いついた」ベチャ
男「あ……?」
少年「あーあ。踏んじゃったぁ……汚くなったね、足。舐めてよ」ズイッ
男「は?」
少年「僕の足の裏舐めて綺麗にしてぇお兄ちゃあん」ニヤニヤ
男「……」
-
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 03:00:28.91 ID:cPi+KrO10
-
男「あ、アホかっ! 誰が舐めるか!」
少年「舐めてくれないの? 別にいいけど僕は。折角床のアイス舐めたのに水の泡になっちゃうね」
男「……」
少年「ほら、ね?」ズイッ
男「くっ……」ペロッ
少年「ひゃあ!」
男「……」ペロペロ
少年「あははっ……く、くすぐったいっ」
男(こうなったら自棄じゃい! 舐めまくってやる!)
少年「あはっ……おっかしい……僕の足の裏必死に舐めてる……」
男「……」ペロペロ
少年「ふふっ」
-
69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 03:03:30.47 ID:cPi+KrO10
-
少年「綺麗になってきた?」
男「ああ……」
少年「そっかー」
男(やっと足の裏は終りか……床のアイスさっさと舐めて口洗って……)ベチャ
男「あ……」
少年「あ、また踏んじゃった。もう一回舐めて?」
男「……」
少年「はやくぅ」
男「……」ペロペロ
少年「はぁ……これ癖になりそう」ゾクゾクゥ
男(じ、冗談じゃねえよ……)ペロペロ
少年「ちゃんと足の指も綺麗にしてね」
-
70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 03:07:25.12 ID:cPi+KrO10
-
男「……」ペロペロ
少年「ほら、足の指しゃぶって綺麗にして」
男「……」…チュパッ
少年「うひゃ!!」
男「……」チュパチュパ
少年「うう……変な感じ……」
男(だったらやめさせろ!)チュパチュパ
少年「あはっ……でも好きかもしんない僕。これ」
男「……」チュパチュパ
少年「ふふふ。美味しい? 僕の苺味の足」
男「……おいひいでふ」チュパチュパ
少年「ん……もっと舐めさせてあげるね。まだまだアイスはいっぱいあるんだから」
男(なんで箱買ってきちまったんだ俺……)
-
75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 03:12:08.93 ID:cPi+KrO10
-
少年「もっと吸って……」
男「……」チュゥー
少年「ん、いいよ」
男「……」ポンッ
少年「もう一回」
男「……」チュゥーポンッ
少年「あふっ……はぁはぁ……あお向けになって」
男「は?」
少年「ほら、早く」
男「……これでいいか」
少年「いいよ」ベチャ
男「うぶっ!?」
少年「お兄さん、僕の足で顔踏まれてどう? ちゃんと綺麗にしてね」
-
77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 03:16:13.63 ID:cPi+KrO10
-
男「どうも糞もねえよ……」ペロペロ
少年「なんかよくない言葉が聞こえたよ?」グリッ
男「んぶっ」
少年「お仕置きにアイス踏んでない方の足で踏んじゃうからね?」グリグリ
男「や、やめっ」
少年「どー? 僕の足の匂い? 臭い? あははは!」ケラケラケラ
男「や、やめろってば!」
少年「無駄口叩いてないでこっちの足ちゃんと舐めてよ!」グイッ
男「うぶっ……」
少年「ほら、早く早く」
男「ぐっ……」チュパ…ペロペロ
少年「あは……♪」
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82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 03:22:43.67 ID:cPi+KrO10
-
男「はぁ……はぁ……」ペロペロ
少年「んっ……あれ? お兄さん息荒くない?」
男「そ、そんな事っ」
少年「ふぅーん……ってわぁ!?」
男「はぁ?」
少年「えっ、嘘……もしかしてさ、これ」ソッー グリッ
男「うあっ」
少年「勃起、してる?」グリグリ
男「う、嘘だろっ!? そ、そんな訳ぁぁっ」
少年「……変態だ」グリクリグリグリ
男「や、やめっ!」
少年「足の裏舐めさせられて勃起って……最低だね、お兄さん」グリッ
男「ああっ」
-
85:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 03:27:38.23 ID:cPi+KrO10
-
男「うう」ピクピク
少年「気持ち良い? ねえ? 気持ち良い?」グリグリ
男「う、ふぅ……ん……」
少年「ね、言って。気持ち良いの? 言ってよ、ねえってば」グリグリ
男「き、気持ち良ぃ……」
少年「えっ? なに? 聞こえないよ?」グリッ!
男「あうっ! き、気持ち良い! 気持ちいいです! 勃起したチンポズボン上から足で踏まれて気持ちいいです!」
少年「あはは……そんな事まで詳しく言えだなんて誰も言ってないのに……気持ち悪いよお兄さん」
男「う、うぐ……」
少年「じゃあさ、こうしたらどう?」スリスリ
男「うあっ!?」
少年「さっきはただ踏んでたけど……こうやって擦ってもやっぱりいいの?」スリスリ
男「あ、ああっいいっ」
-
86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 03:30:58.58 ID:cPi+KrO10
-
少年「ふーん……」スリスリ
男「も、もっと……」
少年「え? なに?」
男「も、もっと強くしてくれ……」ハァハァ
少年「して?」
男「し、して……ください」
少年「はい。良く出来ました」シュッシュッ
男「う、うああっ! いいっすげえいいっ!」
少年「つ、疲れるっコレ……」シュッシュッ
男「はぁっ……はぁっ……! も、もうつ我慢できないっ」ガチャガチャ
少年「えっ、や、やめてよ! 突然ズボン脱がないでよこの変態!」
男「た、頼む! 生で! 生でしてくれ!」
-
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 03:34:45.14 ID:cPi+KrO10
-
少年「ひぃっ……! って、えっ?」
男「生でっお願いしますっ!」
少年「……ははは。てっきり僕襲い掛かってくるのかと思ったよ……はぁ。びっくりしたぁ」
男「そんなことどうでもいいから! た、頼むよぉ! 早くしてくれ!」
少年「突然もうなにそんな。サルみたいに……」
男「我慢できないんだっ! さっきからずっと生殺しでっ」
少年「……気持ち悪い」
男「えっ?」
少年「嫌だよ。勝手に扱いてれば? 僕そんな事しないよ」
男「そ、そんなっ!? 冗談だろ? ここまで来てそれはないよ!」
少年「やだよ気持ち悪い……」シッシッ
男「……」ビンビン
-
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 03:47:59.54 ID:cPi+KrO10
-
男「じ、じゃあ、足……足貸してくれ」
少年「はあ?」
男「勝手にそれでオナるから。頼むよ、な? な!?」
少年「う……別にいいけど……」
男「ありがとう! 恩に着る!」
少年「……はい」スイッ
男「はぁ……はぁ……!」グイッ
少年「……っ」
男「あっあっ……す、凄くいいっ」グリグリ
少年「……」
-
92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 03:54:19.91 ID:cPi+KrO10
-
男「いいよっ! 気持ち良い! すげえ良いっ!」グリグリグリグリ
少年「……早く終わらせてよ……」
男「もうイキそうっ……あっ、いくっイクイク! イク! イクゥゥ!」ドピュッッ
少年「うわぁっ!?」ビチャッ
男「あ、ふぅ……ふぅぅん……」ドピュッドピユッ…
少年「や、やだ! やめてよ! 離して汚い! 気持ち悪い!!」ブンブン
男「ふぅぅ……」ガッシリ ヌリュヌリュ
少年「ううううう!!」ブルブル
男「あっ……はぁ……凄く良かったよ……」パッ
少年「ひぃっ」ベトォ....
男「ありがとう」
少年「き、気持ち悪い気持ち悪い! ティッシュとってよ! 早くして!!」
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99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 04:06:22.54 ID:cPi+KrO10
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少年「頭おかしいよ……!」フキフキ
男「手伝おうか?」
少年「いいよ! 近寄らないで!」
男「……」
少年「うう……最悪……お風呂行って来る!」バタンッ!
男「……はぁ」
男「俺なにやってんだ……うわぁ……気持ち悪すぎるだろ俺……」
男「はぁ……自己嫌悪……」ボフンッ
男「……」スゥー
男「あ、良い匂いだな……ベット……枕とか」スンスン
男「って俺は変態か!? ……変態だな」
男「開き直るか」スンスン スーハースーハー
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107:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 04:18:06.06 ID:cPi+KrO10
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男「あーやべー……また勃起してきた……」クンカクンカ
男「……」ジッ
男「流石に……ぶっかけたら……」
男「……」
男「いやでも実際一回脚にぶっ掛けちゃった訳だし? しかもぬりつけてたし」
男「いいか。別にさ。それにあんな事したんだ。当然の報いだろ」シコシコ
男「なににぶっかけようかなぁー……」キョロキョロ
男「おっ、パジャマ発見。これにしよっと」シコシコシコシコシコ
男「うっ……イクぞっ……イクッ!」ドピユッ
男「はぁ……はぁ……」ドピュッピュッ
男「う……ふぅ……」ビクンピクン
男「塗りつけつつ拭いて」ヌリヌリ
男「完璧……ベットで枕の匂い嗅いで待ってるか」スゥゥーハァー
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109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 04:25:03.43 ID:cPi+KrO10
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少年「……」ガチャ
男「おっ。お帰り」
少年「!! ベットから出てよ!」グイッ
男「え、なんで」
少年「気持ち悪いからだよ!」
男「気持ち悪いって……お前だって俺のチンポ脚で踏みつけたりなめさせたり……充分気持ち悪いぞ」
少年「そ、それは……でも、僕より絶対にそっちのほうが気持ち悪い!! やめてよ! どいてよ!」グイグイ
男「ハハハ。非力だなぁ」
少年「うううう……!!!」
男「俺の匂い擦りつけてやるよこのベットにさ」
少年「やだやだやだやだ! 気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い!!」
-
159:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 11:57:43.28 ID:cPi+KrO10
-
男「……」ガシッ
少年「ひっ!? や、やだ! 離してよ!」
男「離しません」グイッ
少年「うわ!」ボフンッ
男「うりぃー」ダキッ
少年「ひぃっ……」ガタガタ
男「大丈夫大丈夫。なんもしやしないよ」ナデナデ
少年「……」プルプル
男「本当だって。な? 安心しろよ」ナデナデ
少年「……ほ、本当になにもしないの……?」
男「もちろん!」ワシャワシャ
少年「う……ん………………。じ、じゃあ! 離してよ! なんで抱きつくのさ!」
男「だってお前が可愛いからさぁ」
-
164:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 12:05:29.96 ID:cPi+KrO10
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少年「か、かわっ!?」
男「可愛いよー」ギュー
少年「……っ」カァァアア
男「うー……良い匂い」クンカクンカ
少年「……」
男「……スーハースーハー」スンスン
少年「な、なにしてんの……?」
男「はぁはぁ……ん? ああ、頭の匂い嗅いでる」
少年「は?」
男「駄目?」
少年「だ、駄目じゃないけど……意味わかんないし……いいからやめてよ! もう!」ドンッ
男「うおっ」パッ
-
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 12:09:11.19 ID:cPi+KrO10
-
少年「い、意味わかんないんだよ! さっきから!」
男「まぁいいけど……なんかして遊ぼうぜ」
少年「はあ!? 遊ぶ? 僕が? お前と? 冗談じゃないよ!」
男「なんだよ、嫌なのか世」
少年「いやに決まってるだろ!」
男「まぁまぁそう言わずにさ。ほら、このゲーム一緒にしようぜ」
少年「あ! 勝手にやらないでよ!」
男「いいいじゃんいいじゃん」
-
168:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 12:15:12.29 ID:cPi+KrO10
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男「ほら、ここ」ポンポン
少年「……は?」
男「ほら! 早く! ここきて一緒にやろうぜ」
少年「……」
男「早くー」
少年「何で僕が膝の上になんか乗らなきゃいけないのさ」
男「え? 嫌? だったら別に脚開くよ。ほら」
少年「そういう問題じゃないだろ。調子に乗るのもいい加減にしてよ」カチカチ
男「なぁ、頼むよ。一緒に遊ぼうぜ?」
少年「……」カチカチ
男「今度は何すればいい? なんでもするぜ」
少年「……」カチカチ
-
170:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 12:22:17.32 ID:cPi+KrO10
-
男「脚舐めればいい?」スリスリ
少年「……」バッ …カチカチ
男「なんだよ。触るくらいいいだろ」サワサワ
少年「……」カチカチ
男「すべすべだなぁ……」ペロッ
少年「……!」ビクッ
男「はぁはぁ……」ツツー
少年「ぅ……」プルプル
男「はぁ……はぁっ……!」ペロペロ
少年「や、やめてよ! 気持ち悪い!」
男「お……じゃあさ、一緒に遊ぼう」
少年「……あんた、頭おかしいよ……」
男「遊んでくれなきゃ舐めつづけるからな」ピチャピチャ
少年「ぅ……わ、わかったよ! 遊べば良いんだろ! 遊べば!」ガタッ
-
172:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 12:25:56.41 ID:cPi+KrO10
-
男「ほら、ちゃんとこここいよ」ポンポン
少年「……」ストン
男「おーし良い子良い子」ナデナデ
少年「……やめてくんない」
男「じゃあやろうぜ格ゲー」
少年「言っとくけど僕滅茶苦茶強いからね」
男「ほー? 俺もこう見えてゲーセンじゃ敵なしだったんだぞ」
少年「いいじゃん。少しは楽しめそうだね」
男「おうおう! かかってこいよ!」
少年「僕に刃向かった事後悔させてやる!」ゴォォオ
男「あ、タンマ。なんか×ゲームつけようぜ」
少年「×ゲーム?」
-
175:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 12:40:03.49 ID:cPi+KrO10
-
男「負けたら○○みたいな」
少年「ふぅん……いいよ別に」
男「よっしゃ!」
少年「随分と自信があるんだね」
男「もちろん」
少年「それじゃどうする? 内容はさ」
男「うーん……そうだなぁ……じゃあ俺が勝ったらなにんでも言う事を一つ聞く!」
少年「……いいよ」
男「ふふーん。負けられないなぁ」
少年「僕が勝ったら……そうだね、裸で町内一周してもらおうかな。証拠の撮影でもしてもらいながら」
男「!? ま、負けられん!」
少年「ふふ。楽しみだなぁ」
-
177:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 12:44:08.05 ID:cPi+KrO10
-
男「ほい、終り」バコッ ケーオー
少年「う、嘘でしょ……」
男「ふん。大した事なかったなあ」
少年「……」
男「それじゃ約束の……」
少年「も、もう一回! もう一回!」
男「えー……」
少年「さっきのは油断しただけ。あと僕の奴も言う事聞かせるに変更」
男「うわっせこい奴やなぁ」
少年「うるさいっ!」
男「まぁ、いいけど。その代わり負けたらその分積んでくからな?」
少年「……わかった。負けないから」
-
178:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 12:51:18.11 ID:cPi+KrO10
-
男「10戦7勝3敗か……まぁまぁ喰らいついてきたな」
少年「……」
男「よし、じゃあ約束は守ってもらうぞ?」
少年「……」
男「まず一つ! 今日からパソコンしないできちんと俺と遊ぶこと!」
少年「はあ!? 冗談じゃないよ!」
男「なんだ? 破るのか?」
少年「ふん。第一聞くとは誰も言ってないしね」
男「……女々しい奴だな」
少年「な……ぼ、僕は……僕は女々しくなんかないっ!!!」
男「うおっ!? そ、そんなに怒るなよ……」
少年「ふぅ……ふぅ……僕は女々しくなんかないっ……僕は男だ! いいよ! 守るよ!」
男「お、おう」
-
188:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 13:26:36.94 ID:cPi+KrO10
-
男「二つ目はぁ……そうだなぁ。一緒のベットでこれから寝ようよ」
少年「いいよ」
男「んで三つ目は……セックスしようか!」
少年「いいよ……ってはああああ!?」
男「えっなに」
少年「ち、ちょっと待って! 居、今せ、せ……」
男「セックスしたい」
少年「!?」ボンッ
男「いいだろ? な? な?」
少年「や、やだよ! お、男同士でっ……」カァアア
男「あれ……男に二言はないんだよなぁ……?」
少年「っ……く……ぅ……」
-
191:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 13:30:47.13 ID:cPi+KrO10
-
男「しようぜ? な?」
少年「で、でも……」
男「いいじゃん。気持ち良くしてあげるよ? 優しくするから」
少年「僕達男同士じゃないか! おかしいよ!」
男「おかしくなんかないって」グイッ
少年「あっ」ボフッ
男「……ね?」ジッ
少年「うぁ……ぁ……ぁぅ……」カァァァ プイッ
男「顔逸らさないで」クイッ
少年「ううう……こんなの絶対におかしいよ……」
男「キスするよ?」
少年「お、お兄さん待ってよ! よく考えてよ!」
男「うん?」
少年「ぼ、僕……男の子……だよ……?」
-
288:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 21:29:32.44 ID:cPi+KrO10
-
男「そんなの関係ないって! 俺は好きだよ! お前のこと!」
少年「えっ!? す、すすす……!!」
男「好きだよ大好きだ愛してる!」
少年「……」パクパク
男「俺じゃ駄目か?」
少年「だ……だだだだ……駄目とか、駄目じゃないとか……」カァアアアアア
男「じゃあいいの? しても良い? 俺のこと嫌い?」
少年「う……あぁ……き、嫌いじゃ、な……い」
男「じゃあ……いいよな? な?」
少年「……ぅぅ……」プルプル
男「顔真赤にして震えてるの可愛いぞ」ペロッ
少年「ひゃぁ!? ほ、ほっぺ舐めないでよ!」
男「すまん、美味しそうだったからつい」
-
298:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 22:14:45.05 ID:cPi+KrO10
-
少年「やめてよ! 気持ち悪い!!」
男「ほんとにぃ?」ペロッ
少年「ひゃあああ!?」
男「この味は……嘘をついてる味だぜ!?」
少年「い、意味わかんないよっ……」
男「……まぁいいや。服脱がすよ?」
少年「えっ!? だ、駄目!」バッ
男「なんで」
少年「だ、だって……!」
-
316:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 23:25:26.88 ID:cPi+KrO10
-
男「俺は好きだよ」チュッ
少年「あ、あわわわ!!」バッ
男「おでこにキスだけでそんな慌てて可愛いぞ」
少年「かわ、かわわ……や、やめてよ!!」
男「んん?」
少年「ぼ、僕こんな事したくないよ!」
男「なんで?」
少年「なんで……って男同士だし、おかしいし!」
男「男同士じゃなかったら良いの?」
少年「そ、それは……その……」
男「……」ジッ
少年「ぅ……ぁ、あ……」
男「答えてくれ」
少年「ぁ……ぅ……」
-
317:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 23:29:27.13 ID:cPi+KrO10
-
男「男同士じゃなかったらおかしくないんだよな?」
少年「……」コクン
男「じゃあ、それは俺が女だったら、お前が女だったら良いって事だよな?」
少年「そ、それは違うよ!!」
男「なんでだ?」
少年「だって……い、嫌なものは嫌じゃないかぁ!」
男「俺が嫌なの? それともするのが嫌なの?」
少年「あんたも嫌だし、するのも嫌だよっ!!」
男「……でも、約束だろ?」
少年「っ」
男「お前は男じゃなかったのか? 女々しい奴だな」
少年「め、女々しくなんか……ないっ……」
男「じゃあいいよな」
少年「……」
-
319:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 23:32:39.04 ID:cPi+KrO10
-
男「脱がすよ?」ソッ
少年「……」
男「……」スルスル
少年「……」ジッ プルプル
男「男らしいぞ」プチプチ
少年「……」
男「おお、綺麗だな……真っ白で……」サワサワ
少年「っ!?」ビクンッ
男「柔らかい……桜色の乳首だ。希少だぞぉ?」ツンツン
少年「くっ……は、早く……終わらして……ょ……」
男「やだ」クリクリ
-
322:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 23:40:56.06 ID:cPi+KrO10
-
男「舐めるよ」ペロ
少年「!?」
男「んちゅぅ……」チュパチュパ
少年「……」グッ
男「はぁはぁ……美味しいぞ……」ペロペロ
少年「は、早く……終わらして……」
男「えっなに?」レロレロレロレロレロ
少年「ぐっ……き、気持ち悪い……!」ブルブル
男「よしよし。必死に耐える、というのは凄く男らしいぞ」ナデナデ チュパチュパ
少年「ふ……ぅ・……ぅぅ……」グスグス
-
326:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/07/31(日) 23:50:55.66 ID:cPi+KrO10
-
男「それじゃ、そろそろ下いきますか」モゾ
少年「! や、やだ!」
男「やだじゃないだろ。我慢しなさい」ムニムニ
少年「ううう……!」グスグス
男「はぁはぁ……可愛いぞ……」フニフニフニフニフニ
少年「ふぅ……ぅぅうう……」
男「おおっ……口を両手で抑えて必死に堪えるなんて男らしいぞ!!」モミモミモミモミモミ
少年「ふぐっ……うぐっ……えぐぅぅぅぅ……!!」グゥゥ
-
331:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 00:02:25.60 ID:EA67VSIp0
-
男「ん? なんだ、おい。どう言う事だよこれは」グッ
少年「ひぎっ!?」
男「なんで固くなってるんだ!? ええ!?」グゥゥゥ
少年「い、痛い! 痛い痛い痛い!!!」
男「どうして固くなったのか、きちんと答えたらやめてあげるぞ」グッ
少年「うっ……き、きも……」
男「きも?」ググッ
少年「き、き……痛……ぃょぉ……」
男「ちゃんと居よないのは男らしくないぞ」
少年「き、気持ち……良かった……から……」
男「大きな声で! はっきりと!」
少年「気持ちよかったからです!!」
男「よーし。良い子だ」パッ
少年「はっ……はぁ…・・ぅぅ……」
-
332:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 00:06:40.91 ID:EA67VSIp0
-
男「よしよし。良い子だな」ナデナデ
少年「ぅぅっ」
男「痛かっただろ? ごめんな。でも男らしかったぞ」サスサス
少年「うっ……ん……」
男「お詫びにちゃんと気持ち良くしてやるからな?」シュコシュコ
少年「あっ! や、やだやだ! ぁあっ!」
男「ほら、逃げないの」グッ シコシコシコシコシコシコ
少年「うぁああ! 駄目っ駄目駄目! やだぁ! やめてよぉ!」ブンブン
男「気持ちいいのか? いきそうなのか? ん?」シュシュシュシュ
少年「あああ! 駄目っ……駄目だょぉ……!」グッ
男「いきそうだったらイクっいきそうって言うんだぞ!!」
少年「ぅぁあ……い、いきそうっ……イクッイクッ! いっちゃうよお兄さぁん!!」ビクンビクン
男「わかったよ」パッ
少年「えっ……」ピクピク
-
336:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 00:16:24.26 ID:EA67VSIp0
-
少年「えっ……あ……?」
男「ははは。全部冗談だよごめんごめん」
少年「……ぇ……」
男「ほら、寝るぞ。ちゃんと服着なきゃ風邪引くぞー?」
少年「えっ、あっあっ! ゃ、やだ! やめないで! お兄さん!」ガバッ
男「うわっ!? な、なんだよ」
少年「ゃ、やだよっ…・・お兄さんもっとしてよぉ……!」
男「何言ってるんだ?」
少年「僕もう我慢できないよっ! 出させて! お兄さんの射精させてよ!」
男「お前名、冷静に考えろよ。男同士だぞ? 男にチンポ触ってイカせて欲しいってお前は変態かっ」ペシッ
少年「あううっ!!」ビクンッ
男「おいおい。ちょつとでこぴんしただけだぞ? なんでそんなとろとろ我慢汁が溢れちゃうんだ?」ピシッペシッ
少年「あっあっ!」
-
341:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 00:26:39.56 ID:EA67VSIp0
-
男「この変態。男にしてもらって嬉しいのか変態」ペンッペンッ
少年「やっあっうあっんっ」ビクンビクンッ
男「ほれほれ」ペシペシ
少年「や、やだぁ……足りないよぉ……さっきみたいに扱いてよぉ……」
男「イキたきゃ勝手に自分で扱きなさい。見ててあげるから」ペシンッ!
少年「うぁ! ぁ……ぁぅ?」ピクンッ
男「イキたいんだろ? ほら、見ててやるから。扱けよ」
少年「う……」ソッ…シコシコ
男「ほら、男に自分のオナニー見られながらいけよ」
少年「はぁっ……はぁ……!」シコシコシコシコ
男「ハァハァ……イケッ……イケッ! イケ!」
少年「い、イクッ! イクイク! イクょぉっ!」シコシコシコシコシコシコシコ
男「イケッこの変態!」
少年「ふぁああ!!」ビクビク ドピュルルルル!
-
343:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 00:31:44.46 ID:EA67VSIp0
-
少年「あっうぁっ」シコシコ ピュルルル
男「……」ジーーー
少年「あ……はぁ……ぁ……」ピクンピクッ
男「凄い量が出たね……そんなにオナニー俺に見られるの興奮した?」
少年「ぅ・……」カァア
男「綺麗にしてやる」ペロッチュパッ
少年「あう!?」
男「んぐっ」ズゾゾゾオオ
少年「うああああ!」ビクンビクン
男「んん……ふっ」ポンッ チューポンッ チュポンッ
少年「は……ぁ……ぁぁっ」
男「ん……綺麗になったかな?」レロレロ
少年「お、お兄さぁん……」ピクピク
-
346:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 00:38:18.60 ID:EA67VSIp0
-
男「ほら、寝ろ」
少年「ん……」ギンギン
男「ほー……中学生の性欲は凄いもんだな」
少年「お、お兄さん……」
男「いいよ。こっちおいで」
少年「うん……」スリスリ
男「ほら、後ろから抱きしめながら扱いてやるよ」ギュッ
少年「あ……」
男「気持ち良いだろ?」シコシコ
少年「んぅ……」
男「はぁはぁ……」グリグリ シコシコ
少年「あ……お、お兄さん……お、お尻になんか当たってるよ……?」
男「当ててんだよ馬鹿。黙ってお前は快感に身を委ねてろ」グリグリ シコシコ
少年「……んぅ」ピクンッ
-
350:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 00:45:44.03 ID:EA67VSIp0
-
少年「ま、またイキそう……」
男「またぁ?」シコシコシコシコ
少年「ああっ……ごめんなさいっごめんなさいっ」
男「しょうがないなぁ……イカせてやるよ」シコシコシココ
少年「ああ!」
男「いっていいよ」シコシコシコ
少年「いっ……くぅぅ……! イクッ、イクッ……!」
男「……」カプッ
少年「あ、ふあああ!?」ドピュッドピュッ
男「……」ガプッ
少年「あ、あああぁぁぁ……」ビクンビクン
男「ぷぁ……今夜は寝かせないからな」
少年「お、お兄さん……」トロォンッ
-
357:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 00:57:28.86 ID:EA67VSIp0
-
男「ん……ふぁーあ……朝か……」ノビー
少年「……」スゥスゥ
男「おーおー……気持ち良さそうに寝てらぁ」サワサワ
少年「んん……」ゴロンッ
男「結局セックスはしなかったな……ま、次でいいか。少しずつ少しずつ」ナデナデ
少年「ん……お兄さん……?」ボッー
男「起しちゃったか」
少年「んん……んーん……へーき」ギュッ
男「……」ポンポン
少年「お兄さん……頭撫でて」
男「いいよ。別に」ワシャワシャ
少年「ぅん……髪の毛かき混ぜられるの好き……」スゥスゥ
男「ふっふっふっ……しっかり調教されてるなぁ」ナデナデ
-
358:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 01:07:01.95 ID:EA67VSIp0
-
少年「……お兄さんおはよう」
男「おはよう。俺シャワー浴びてきたぞ」
少年「あ、僕もシャワー浴びてくる」
男「おう、いってら」
少年「着替え……」トタトタ
母「朝ご飯できてるわよー」
男「あ、いきまーす!」
母「あら? あの子は?」
男「シャワー浴びてるみたいですよ」
母「へえ……朝に入るだなんて珍しいわね。はい」
男「ありがとうございます」パクッ
-
360:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 01:11:16.13 ID:EA67VSIp0
-
少年「……」ガチャ
母「はい、ごはん」
少年「……」パクパク
男「お? 出たのか」
少年「……」モグモグ
男「おいおい。返事くらいしろよ」
少年「……」ゴクゴク
母「この子はもうっ」
男「まぁいいですよ。美味しいですねご飯」モグモグ
母「あらそう? ありがとう」ニコッ
少年「……」ガチャン
母「ごちそうさま? まだ残ってるわよー?」
少年「……」スタスタ ガチャ バタンッ
男「あらら。残ったおかず食べちゃっていいですか?」
母「えっ? ああ、いいわよ。もちろん」
-
362:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 01:16:03.89 ID:EA67VSIp0
-
男「おーい」ガチャ
少年「……」カチカチ
男「おーいってば」
少年「……」カチカチ
男「何無視してんだよ」
少年「……」カチカチ
男「おい! 返事くらいしろって!」ガシッ
少年「……なに?」ピタッ
男「なに……って、返事くらいしろよ」
少年「邪魔。退けて」バシッ
男「あ」
少年「……」カチカチ
-
364:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 01:25:09.51 ID:EA67VSIp0
-
男「なんだよそれ」
少年「……」カチカチ
男「返事くらいしろよ。それとなんだその態度」
少年「……」カチカチ
男「……何怒ってんの?」
少年「……」ピクッ
男「なんか俺したか?」
少年「……」ジロッ
男「う……な、なんだよ」
少年「……ふんっ」ガタッ スタスタ ガチャ
男「あ、おい!」
少年「……」バタンッ
-
365:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 01:32:27.46 ID:EA67VSIp0
-
男「あ、おいってば! どこいくんだよ」
少年「……」スタスタ
男「たくっ……」
少年「……」ガラッ ガサガサ
男「うん? 昨日のアイス? まさか……」
少年「……」ペロペロ
男「あり? ただ食べるだけか?」
少年「……」スタスタ ボフッ
男「……俺も食べよーっと」ガサガサ
少年「……」ペロペロ
男「隣座るぞ」ドサッ
少年「……」ペロペロ
男「うめえなこれ」モグモグ
-
366:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 01:39:41.04 ID:EA67VSIp0
-
男「なぁ、何怒ってるんだよ?」
少年「……」ペロペロ
男「全く……」
母「あら? 二人でアイス食べてるの? 仲良いわねぇ」
少年「はあ? 僕が? こいつと? 仲が良い?」フンッ
男「は?」
少年「冗談じゃないね」
母「まったくもう! この子は! ごめんなさいね本当に……」
男「あ、いえいえ。大丈夫ですよ」
少年「……」ペロペロ
母「本当にごめんなさいね」
男「いえいえ。あ、どうですかアイス」
母「あら。じゃあいただきましょうかね」
男「ええ。はい、どうぞ」ニッコリ
少年「……」スクッ スタスタ バタンッ
-
369:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 01:48:36.60 ID:EA67VSIp0
-
男「あ」
母「またあの子……」
男「すいません。追いかけてきますね」
母「ごめんね」
男「いえいえ」ガチャ
男「全く……何怒ってんだか……」
男「おーい。何機嫌悪くしてんだよー」ガチャ
少年「……」ペロペロ
男「いい加減直せよ。何したってんだ俺が」
少年「……」ペロペロ
男「もしかして……昨日の事か?」
少年「……」ペロッ…
-
372:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 01:52:55.53 ID:EA67VSIp0
-
男「いや、アレは……その……まぁ、俺もやりすぎたと言うか。調子に乗ってしまったと言うか……」
少年「……僕のこと」
男「んっ?」
少年「僕の事、好き……って言ったよね」
男「え? あ、ああ……うん」
少年「大好きだ。愛してるって」
男「い、言ったけど……?」
少年「本当?」
男「本当だよ。嘘じゃないって」
少年「……」
男「マジで。信じてくれよ」
少年「そう……」
男「……なんだよ。そんな事かよーびっくりさせんなよ」
少年「そんなこと……だって?」
-
374:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 02:00:12.36 ID:EA67VSIp0
-
男「えっ? なに?」
少年「ふぅん。あ、そう……その程度って事ね」
男「いや、違うからっ」
少年「嘘つき」
男「嘘じゃない!」
少年「嘘つき」
男「本当だって!」
少年「嘘つき」
男「信じてくれって!!」
少年「嘘つき! じゃあなんで僕だけを見ないのさ!?」
男「ふええ?」
少年「朝僕がシャワーから出たのに僕意外と仲良く話して……」
男「うえっ?」
少年「さっきだってそうだ。僕の事を心配する振りして……僕の事なんかちっとも見ないで……この嘘つき野郎」
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376:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 02:06:42.77 ID:EA67VSIp0
-
男「えっ……なに、どう言う事」
少年「……」ボトッ ベチャ
男「あっ」
少年「舐めてよ。昨日みたいに」
男「……」
少年「本当に僕の事愛してるんら証を見せて」
男「……わざわざこんな事しなくても……」
少年「愛してないんだ」
男「いや、そうじゃなくて」
少年「じゃあいいよ」ガタッ
男「いや、待てって!」
少年「さよなら」ガチャ
男「な、舐める! 舐めてるよ今俺!」ペロペロ
少年「……」
-
378:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 02:11:53.58 ID:EA67VSIp0
-
男「ほら、な? 舐めてるって愛してるって」ペロペロ
少年「……美味しい?」スッ
男「……お、美味しいです」
少年「……そっか」ニコッ
男「う、うん」
少年「ごめんねお兄さん。疑ったりして……僕の事許してくれる?」
男「あ、う、うん」バッ
少年「駄目、ずっと舐めてて」
男「……はい」ペロペロ
少年「僕の事許してくれる? どうしたら許してくれる?」
男「えーと……これ舐めるのやめていいですかね」
少年「……わかった。じゃあやめていいよ」
男「はぁ……」
少年「げともう僕以外の人と喋らないでよ……約束してよ」
-
472:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 13:27:31.49 ID:EA67VSIp0
-
男「いやぁ……それは難しいだろ」
少年「……どうして?」
男「だって生きる限り誰かと話さなきゃいけないもんだし……」
少年「……やだ……」
男「嫌って言われても……」
少年「僕は嫌なんだよ! お兄さんは僕が他の知らない男と仲良く話してても良いって言うの!?」
男「えっ…・・いや、それは」
少年「嫌じゃないの!? 平気なの? お兄さんにとって僕はその程度だったの……?」
男「違うってば! 俺もいやだよそれは!」
少年「……そうだよね」ニコッ
男「う、うん」
少年だから僕も嫌……それにどうせ話すって言ってもお母さんだけだからさ……用事があるなら僕に言って。ね?」
-
476:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 13:34:07.85 ID:EA67VSIp0
-
男「えぇー……それこそ叔母さんだけなんだからいいじゃないか」
少年「……僕よりお母さんのが大切なんだ……」
男「えっ」
少年「さっきもそうだよ……僕の為に買ってきてくれたアイスをお母さんなんかに渡して……」ギリッ
男(えっ何わけがわからないよ)
少年「……あはっ……僕と話してるときよりかずっと楽しそうだったもんねぇ…・…お兄さん」
男「そ、そんなアイス上げるくらいで大げさなすぎるって!」
少年「僕と一緒にいて楽しい? 楽しくないでしょ? お母さんと話してて楽しい? 楽しいんでしょ?」
男「いやだから、もうっ俺の話も聞けって!!」
少年「そうさ……いいよもう……」ガタンッ
男「あ、おい!」
少年「……」カチカチ
男「ああ……もぅう……!」
-
479:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 13:55:25.73 ID:EA67VSIp0
-
少年「・……」カチカチ
男「なぁ、わかったよ。お前だけを見てやるよ」
少年「……」ピタッ
男「おばさんに用がある時はお前を通す」
少年「……」
男「お前以外とは喋らない。な?」
少年「……ほんと?」
男「本当だよ」ナデナデ
少年「お兄さん」クルッ
男「ん?」
少年「僕も好きだよ」
-
484:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 14:04:19.19 ID:EA67VSIp0
-
男「何言ってんだよ。俺も好きだって」
少年「ねえお兄さん。僕がお兄さんの事どれだけ好きなのかって事証明したい」ダキッ
男「ええ。いいよそんなん」ポンポン
少年「やだ、僕がしたいの」ギュー
男「うーん……そんな事言われてもなぁ……もう充分感じてるし……」
少年「……なんでもいいよ。僕がしてあげる」
男「えー……そうだなぁ」
少年はやく、はやく」
男「うーんうーん」
少年「……まだぁ?」
男「えーと…・・」
少年「はぁ……もういいよ」
男「う、す、すまん」
-
488:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 14:09:51.40 ID:EA67VSIp0
-
少年「じやあ、僕もお兄さんがしてくれた事する」
男「えっ?」
少年「アイス、僕も舐めるね」スッ ペロッ
男「えっえっ!? いやいやいやいやいや! やめろって汚いぞ!」
少年「ん……汚くなんかないよ……お兄さんの舐めたアイスだもん」ペロペロ
男「いやいや! いいよそんなことせんでも!」
少年「えへへ……おそろいだね僕達」ペロペロ
男「は、ははは……」
少年「お兄さん好き……」ペロペロ
男「……」
男(俺はもしかしてとんでもないことをしてしまったのだろうか)
少年「間接キス……になっちゃったねっ……!」ペロペロ
男「そ、そうですね」
-
490:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 14:27:50.92 ID:EA67VSIp0
-
少年「ん……」ペロンッ
男「……」
少年「……お兄さん、はい」
男「え」
少年「あと少しのアイスだよ。お兄さんの出番だよ」ニコッ
男「え……舐めるの?」
少年「違うよ! もう……言わなくってもわかるでしょ?」カァアア
男「えーと……」
少年「……言わせるつもり? 昨日僕がお兄さんにやらせた事だよ……?」
男「……わ、わからん」
少年「……ふ、踏んでよ……」
-
492:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 14:37:25.71 ID:EA67VSIp0
-
男「踏む?」
少年「……」
男「まさか……アイス……を……?」
少年「……」カァァァ コクン
男「……わ、わかった」スッ ベチャ
少年「……」ジィー
男「つめた……くはないかなぁ……気持ち悪い……」
少年「お兄さん……」チロッ
男「うおっ!? く、くすぐったい!」
少年「う、動かないで……舐めにくいよっ」レロレロ
男「うひゃひゃ! く、くすぐったいって!」
少年「ん……もう……足首掴んでも良い?」グイッ
男「返事まだですけど」
少年「脚もっと僕の顔に近づけてよ」レロレロ
-
495:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 14:41:10.04 ID:EA67VSIp0
-
男「……」スッ
少年「ん……」ペロペロ
男「……なんか、変な感じだな」
少年「お兄さんの脚美味しい……」ペロペロ チュパチュパ
男「……」
少年「んっ……ふぅ……ん」ペロペロ
男「……」グイッ
少年「あうっ」ドサッ
男「顔踏まれるのってどうだ?」グリグリ
少年「あっ……ん……お兄さんの足が顔いっぱいで……嬉しいよ……」
男「そうか」ゾクッ グリグリ
少年「んぐぅっ……んん……」ペロペロ
男「こんなの誰かに見らたら大変だな」グリグリ
-
496:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 14:50:16.90 ID:EA67VSIp0
-
少年「はぁはぁ……」
男「……綺麗になったかな」スッ
少年「あ……」
男「お前の愛しっかりわかったからな」
少年「ん……」プイッ
男「ほら、起き上がって」グイッ
少年「……」グデー
男「顔洗って口洗ってこいよ。汚いぞ」
少年「うん」フラフラ
男「大丈夫か?」
少年「ら、大丈夫……」ガチャ バタンッ
男「……ん?」prrrrrr
-
498:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 14:58:07.98 ID:EA67VSIp0
-
男「どうすっかな……そ、外出てから出るか」
男「……いない……と」ガチャ バタンッ
男「あちーなぁ……外……はいはい」ピッ
女「あっ! 男!? こっちきてたなら連絡くらいしろって!」
男「あーすまんな」
女「たくよお! 皆お前待ってたんだぞー!?」
男「うん」
女「あっち、ちょっと! やめっ」
女友「男君!? 今どこ!」
男「えっ……親戚の家」
女友「一緒遊ぼうよー!「いいから寄越せっ」あっ!」
女「ほら! 皆待ってんだからさ! さっさといつものとこ来いって!」
男「いつものとこってどこやねん」
女「河川敷に決まってんだろ言わせんな恥ずかしい! 友も待ってるからな! じゃな!」プッ
男「……嵐のような奴らだ」ツーツーツー
-
501:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 15:05:51.59 ID:EA67VSIp0
-
男「どうするかな……行っちゃうか!」
男「……おーい」ガチャ
少年「あ、お兄さんどこ行ってたの? 戻って来たら居なかったからびっくりした」
男「あ、ごめんごめん。外出てた」
少年「……なんで?」
男「ずっと中に居たからさぁ。やっぱり外の空気はいいな! 散歩に出かけるわ」
少年「えっ!? ま、待ってよ!」
男「ん? 一緒に行くか?」
少年「えっあ……そ、それはやだ……」
男「じゃあ一人で行ってくる」
少年「中で遊ぼうよ! ねえってばぁ!」
男「すぐ帰ってくるから! じゃな!」バタンッ
少年「お兄さん……」
-
503:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 15:13:36.02 ID:EA67VSIp0
-
男「おいーす!」
女「あ! 男!」
男「すまねーな」
女「たくよぉっ! このやろっこのやろっ」
男「あはは、やめろって」
女友「男君久し振りだねっ」
男「おおー懐かしい面子だなぁ」
女「たくよお! こいつが知ってるくせに今日まで全然言わないでやんの!」
友「だって言う必要ないだろ」
女「なんでだよ! 男が帰ってきてんのシッルナら言えっての!」
友「会うときはあいつから俺たちにその時言うだろ。別に会いたくもない時に呼び出されても困るだろうし」
女「んなもん気にしなきゃいいんだよ! ダチなんだからさぁ!」
-
506:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 15:28:02.51 ID:EA67VSIp0
-
男「あはは……ってあれ? もしかして後ろにいるの後輩?」
女「おう! ほら! 挨拶しろよ!」ドンッ
後輩「わっわっお、押さないで下さいよっ!」ヨロッ
男「よっ! 久し振りだなっ」ニカッ
後輩「あ……せ、先輩……お、お久し振りですっ!」ガバッ
男「お、おいおい! そんな深くお辞儀するような事じゃねえだろっ」
後輩「は、はいっ!」ガチガチ
女「ギャハハハ! こいつどうしてもお前に会いたいってついてきたんだぜ!」
後輩「せ、先輩!」
女「友に無理やり聞いた後に一応報告したらさぁ。もう食いつくのなんのって」プププ
後輩「や、やめてくださいよぅ……」カァアアア
-
509:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 15:34:31.30 ID:EA67VSIp0
-
女「こいつ超お前慕ってよな! ほら、可愛がってやれ!」ドンッ
後輩「だ、だからっ押さないででくださいよっ!」ヨロッ
男「おっと」ガシッ
後輩「あっす、すすす! すいません!」バッ
男「ああ、平気平気」
後輩「あ、ありがとうございました!」ガバッ
男「ええーまたそんな深深と……」
後輩「……」ガチガチ
女「ギャハハハ!」
女友「ちょっ……わ、笑っちゃ駄目だっ……」プスー
友「ほら、なんか言ってやれよ」
男「え、えーと……なんつーか。変わんねーなお前」
-
511:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 15:39:40.73 ID:EA67VSIp0
-
男「背も相変わらずチビだしなぁ」
後輩「なっ!? こ、これでも伸びたんですよ!」
男「マジで? いくつ?」
後輩「い、いっせんち……」
男「ぷはぁ!? 一センチ!? 変わってねーよんなもん!」
後輩「う、うるさいですよ!」
男「ワハハハハ!! お前はずっとチビのまんまだなぁ! ほれ縮め縮め!」ナデナデ
後輩「や、やめてくださいよ!」
男「わははは!」ワシャワシャ
後輩「ぅ……せ、先輩が毎日チビチビ縮め縮め言ってこんな事するから小さいままなんですよ……」
男「俺の所為だとでも!?」
後輩「そ、そうですよ! せ、先輩は知らないかもしんないですけど先輩の所為なんですからね!」
男「なんだよその知らない事って」
後輩「絶対に教えませんよ! 知られてたら自殺します!」
男「きーにーなーるー」
-
512:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 15:44:50.47 ID:EA67VSIp0
-
女「あたしも気になんだけどぉ!」
後輩「うわぁっ!?」
女友「私も気になる!」ダキィッー
後輩「や、ややや! は、離してくださいよぉぉぉおおお!!」
女「ギャハハ! 相変わらずお前女に抱きつかれると顔真赤になんな!」
女友「可愛いー」
後輩「ひゃぁああ!」
女「このチェリーボーイ!」ガバッ
後輩「やめてくださいよ!」
女「あ、なんであたしは平気なんだよ!」
後輩「自分先輩のこと女として見てませんから」
女「んだとお!?」
男「ははは。楽しいなぁ」
友「いつもこいつら相手に一人の俺の気持ちも考えてみろ」
男「すまんすまん」ハハハ
-
514: 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/08/01(月) 15:47:16.48 ID:43osHBm80
-
後輩男か
-
517:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 15:50:16.28 ID:EA67VSIp0
-
男「しかしあちーな」
友「ん」
男「えっ、なに? くれんの? サンキュー!」
友「飲みかけだけどな」
男「うえっなにこれ! 生ぬるい抜けた炭酸!」
友「ゲロマズだろ?」
男「最悪だよ!」
友「ふん。全然俺たちを呼ばない罰だよ」
男「えっなに。待ってたの?」
友「当たり前だろ」
男「お前もう可愛いとこあんなーオイ! 健気に主人の帰りを待つ犬かよ!」ガバッ
友「離せよ暑苦しい」
-
518:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 15:57:22.96 ID:EA67VSIp0
-
後輩「せ、先輩ぃ!」ガバッ
男「うおっ! 間に無理やり入ってくんなよ!」
後輩「助けてくださいよぉ! いじめるんですよ!」
女「男! さっさとそいつを寄越しな! 教育してやる!」
後輩「ひぃい!」ガバッ ダキッ
男「まぁまぁ。落ち着けって二人とも」ポンポン
女「ふしゅるるるる!!!」
女友「ほらほら落ち着いて落ち着いて。ね?」
女「いーや! 一度は殴らんと気がすまねえ!」
男「てか、とりあえずここあちーからどっか行こうぜ! 後輩の家な!」ザッ
後輩「えっ!? だ、駄目です!」
男「うるせー! お姫様抱っこだー!」ダダダダダッ
後輩「う、うわあああ!?」
-
520:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 16:00:32.83 ID:EA67VSIp0
-
友「楽しそうだなあいつら」
女「ほら! 何ぼーっとしてんだ! 追うよ!」ダダダダッ
女友「あっ、待ってよー!」
友「ふぅ……たのしい夏だな。全く」タタタッ
男「相変わらず軽いなぁお前」
後輩「うっ……き、気にしてるんですよ」
男「中学生の頃から変わらんな本当に」
後輩「……」
男「えーと、こっちだったよな!」
後輩「あ、はい。すぐそこです」
-
521:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 16:05:22.14 ID:EA67VSIp0
-
男「はあはぁ……つ、ついたぁ……」
後輩「ほっと。先輩、体力落ちてません?」
男「う、うるせー」
後輩「まぁ、ここで待ってください。すぐ片付けてきますから!」ガチャ
男「ういー」
男「……」
女「男! あいつは!?」
男「部屋片付けてるって」
女「ほほーう。今あいつの家に親が居ないのは確認済みだ! 突入!」ガチャ
男「あ、おい!」
女友「突撃だー! おじゃましまーす!」
「わーわー!! 待っててくださいって言ったじゃないですかあああ!」
女「うるせー!」ドタドタ
-
522:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 16:07:49.74 ID:EA67VSIp0
-
友「行くか」
男「そうだな」
男「お邪魔しまーす」
後輩「は・い・ら・な・い・で・くださいよおおおお!!」ググググ
女「おお! 中々力つけてきたじゃねえか!」
後輩「お願いだから待っててくださいぃぃい!」
女友「するりと潜入!」ガチャ
後輩「あっ!」
女「おりゃ!」ブンッ
後輩「うわぁ!」
男「危ない」ガシッ
後輩「!! せ、先輩まで……!」ヘナヘナヘナ
男「悪い悪い。あつくてなー」
-
524:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 16:10:47.22 ID:EA67VSIp0
-
友「入るぞ」スタスタ
男「おー。ほら、しゃきっとせい」
後輩「はひ……」
女「んだよ別に普通じゃん。つまんねーの」
女友「思春期特有のエロ本とかないの?」ガサガサ
女「馬鹿、お前……そういうのはベットの下って相場が決まってんだよ」
女友「あ、なるほど!」
男「いつの時代だよ……」
女「あ! なんかある!」
男「マジで!?」
後輩「……もうやだ……」
友「ほうほう。アルバムか」
女「暇つぶしだ。見ようぜ。ほら、男もこっちこい」
男「おうよー」
-
525:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 16:16:06.21 ID:EA67VSIp0
-
女「おっ! コレお前が中学の頃の写真だぜ!」
男「うわっほんとだ。恥ずかしい」
女友「こっちもだよ」
友「次のページもだな」
女「おお。今度は高校の頃だ」
女友「お祭一緒に言った時の写真だー」
友「色々あるな」
男「てかこれ……」
女「男の比率おかしくね?」
女友「うん……男9:1その他みたいな感じだね」
友「……」ジー
後輩「……こっち見ないで下さいよぉ……」ガックリ
-
529:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 16:28:04.81 ID:EA67VSIp0
-
女「なに、お前ホモなん?」
女友「この子ズバッといったー!?」
後輩「……」プイッ
女友「無言で顔そらしたぁ!?」
女「気にすん名気にすんな! ホモなんて世の中たくさんいるから!」バシバシ
後輩「やめてください……」
女「かく言う私もバイだしな!」
女友「えっ」
女「あれ? 言ってなかったけ」
女「初耳です」
女「っかしーなぁ。男知ってるよな?」
男「いや知らん」
-
530:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 16:32:12.76 ID:EA67VSIp0
-
女「あっるぇー?」
後輩「あはは……」
女「そうそう元気出せよ! な!」
女友「そうだよ! その程度私たち軽蔑したりしないよ! ってきゃあ!」タタッ ツルッ
女友「いったぁ……なんか踏んで転んだ……なにこれポスター?」ガサッ
後輩「あっあっ! ああああああああ!!!」
女友「わぁ……男君のおっきな写真」
男「おふぅ!?」ブッ!
女「おーこっちにもあったぞ。裏返しで」
友「ここにもあったな」
男「ばか、お前らそういうのやめっ」
後輩「ふぐっ……えぐっ……ひぐっ……」グスッヒグッ
男「あっ! ほら! もう! お前らの馬鹿! 馬鹿!」
-
533:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 16:39:37.57 ID:EA67VSIp0
-
後輩「ふっぅううう……!」グスグス
男「大丈夫か? 俺は平気だから、な?」
後輩「ひぐっ………ぐすっ」エグエグ
男「落ち着け。よーしよしよし」ポンポン
後輩「ふっ……ぅぅ・……」
男「よしよし。俺は平気だから。全然寧ろ嬉しいくらいだから」
女友「えっ男君嬉しいの?」
女「……」ポカッ
女友「いったぁーい。なにするのよ突然?」
女「黙ってな」
後輩「ひぐっ……ひっく…うわああああん! 先ぱぁああい!! ごめんなさあああい!」ウワアアアン
男「よしよし」
-
538:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 16:53:44.88 ID:EA67VSIp0
-
男「落ち着いたか?」
後輩「はい……皆さんすいませんでした」
男「……」ナデナデ
後輩「……あ、ありがとう……ございます」
男「おう」ニコッ ワシャワシャ
後輩「……」カァアア
友「完璧にあの二人世界に入ってるな」
女「ああ。そろそろあたしたちは退散するかね」ヨッコラセックス
女友「ええー? なんで? なきやんだしいいでしょもう」
女「いいからいいから」ズリズリ
女友「あうあー」
-
539:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 16:58:29.06 ID:EA67VSIp0
-
男「いつのまにか二人きりだな」
後輩「あ……す、すいません。き、気持ち悪いですよねっ……あはは」
男「全然気持ち悪くなんかないぞ」
後輩「……嘘でも嬉しいです」
男「嘘じゃないって」
後輩「俺の部屋は先輩の写真で埋め尽くされてるってのをきいてもですか?」
男「いやぁ……びっくりはするけど気持ち悪いって程じゃねえなぁ」
後輩「じゃあ……先輩に撫でられるのが嬉しくて必死に身長伸びないようにしてたってのを聞いてもですかぁ?」フッ
男「えっ? そうなん? それがさっきの秘密か」
後輩「あっ……」
男「なんだよそれ可愛いなぁオイ。そんな事戦でも撫でてやるってのによー」ナデナデ
後輩「っ・……」カァアアア
男「へーきへーき。嬉しいくらいだって言ってるだろ? な」
-
541:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 17:03:26.04 ID:EA67VSIp0
-
後輩「じゃあ……つ、付き合ってくださいよ!」
男「うえっ?」
後輩「本当に嫌じゃないなら付き合ってくださいよぉ……!」
男「えとえと……それは極論すぎやしない……?」
後輩「……」グスッ
男「ああ、もうっ。わかった! 付き合う!」
後輩「えっ……」
男「いいよ。付き合うよ。普通にお前のこと好きだし……友情から恋愛に発展するだけだしな!」ニッ
後輩「う、嘘……じゃないですよね?」
男「もちろん。ドッキリなんかじゃないぞ」
後輩「いたい……ゆ、夢じゃない?」
男「現実現実。な?」ナデナデ
後輩「あ、あ……は、はい……」ポッ
-
543:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 17:10:04.36 ID:EA67VSIp0
-
女「マジかよぉ!?」ガタッ
後輩「う、うわあああい!?」
女友「男君後輩と付き合うって本当!? マジ? 一時の気の迷い!?」
男「ち、ちげーよっ」
友「男同士か……まぁ苦難はあるだろうが、頑張れよ」ポンッ
女友「しかも遠距離。さらには年の差もあるもんね」
女「いやぁー! でもおめでとー! おめでとー!」
後輩「で……で……」
女「ん? で?」
後輩「出てってくださあああああい!!」
女「うひゃああ! 怒ったぁー! 逃げろ逃げろー!」ドタドタ
女友「きゃあきゃあー!」パタパタ
友「うわー」スタスタ
-
544:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 17:14:27.94 ID:EA67VSIp0
-
後輩「はぁ……はぁ……」
男「おお……怒鳴ったの久し振り」
後輩「う……は、恥ずかしいです」
男「ははは」
後輩「自分……待ちますから」
男「うん?」
後輩「遠距離でもなんでも。先輩のためなら我慢します」
男「うん」
後輩「だから・……信じててください。僕は……僕が居ない間先輩に彼女が出来ててもいいですからっ」
男「いやいやないない」
後輩「だから……僕が先輩のところ行ったら一番にしてください。それまでは二番でもいいです……」
男「……」ポンポン
-
548:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 17:19:07.01 ID:EA67VSIp0
-
後輩「僕元々先輩のと同じ大学行こうと思ってたんです」
男「えええ。そう言うので選ぶのは良くないぞ」
後輩「大丈夫ですよ。元々生きたいと思ってたところでしたから」
男「そうなのか?」
後輩「はい。でも……なんだか先輩と付き合ってるって言う時間わかないなぁ……」
男「……」
後輩「まるで夢みたいです……これが夢心地って言うんですかね? あははは」
男「実感させてやろうか?」
後輩「えっ……? あっ」チュッ
男「ほら。俺たち恋人同士だろ?」
後輩「あ……あ……あ、はい……」ポッ…ダキッ
男「……」
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549:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 17:19:52.53 ID:S82NFqd70
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男タラシすぎる
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550:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 17:30:01.20 ID:EA67VSIp0
-
男「のどかわいな、なんか」
後輩「あ、すいません……今冷たいのちょうどなくて」
男「あー適当に自販機買ってくるよ」
後輩「いいですよ! 僕が行きます!」
男「いいからいいから。な?」
後輩「じ、じゃあ一緒に行きましょうよ!」
男「いいけど」
後輩「よっとっ……ってあれ?」ヘナッ
男「色々あって疲れちゃったんだろ? 休んどけよ。何飲みたい?」
後輩「えと……じゃあ、先輩と同じモノがいいです」
男「りょーかい」ガチャ
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551:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 17:33:19.31 ID:EA67VSIp0
-
男「……」
男「あれ? 友。どうした」
友「ほら」
男「おっ冷たいコーラ。サンキュー」
友「今度はのみかけじゃないぞ。そこの自販機で買った」
男「おう。ありがとな!」プシュッ
友「……」ゴクッ
男「ぷはぁー! 美味いなぁ」
友「そうだな」
男「なんだよ? どうした? 俺のこと待ってたのか? 汗ヤバイぞ」
友「ああ、待ってた。そうか。やばいか。熱いからな」
男「確かに今日はあちぃな」ゴクゴク
-
554:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 17:38:55.65 ID:EA67VSIp0
-
友「……」
男「んで? なんなんだよ」
友「いや、まさかお前が男と付き合うとは思わなくてな……」
男「……」ゴクゴク
友「……」ポリポリ
男「別に。好きになったのはあいつの人柄だよ」
友「そうか。ならいいんだ」
男「なんだよ」
友「いや、悪かったな。じゃあ、後は二人で楽しんでくれ」スクッ
男「あ、おい!」
友「コーラの代金はいらないぞ」
男「待てよ! 120円でチャラにするつもりかよ!」
友「……」
-
555:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 17:44:00.52 ID:EA67VSIp0
-
友「すまん」
男「謝って済むと思ってんのかよ」
友「……すまん」
男「俺はな、お前の所為で色々人生狂ってんだぞ」
友「……」
男「女とは別れるし……お前のこと忘れる為にわざわざ東京の大学にしたんだ」
友「……そうか……」
男「けどな、お前のことなんか忘れた事なんかないんだぞ。今だってそうだぞ」
友「……」
男「お前が俺を無理やり抱いた日……今日みたいな糞暑い日だったなぁオイ」
友「……」
男「また俺を抱けよ」
友「…………すまん」
-
557:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 17:44:40.54 ID:0DCpjsZo0
-
なんと
-
559: 忍法帖【Lv=7,xxxP】 :2011/08/01(月) 17:45:42.03 ID:43osHBm80
-
まさかの展開
-
562:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 17:50:11.44 ID:EA67VSIp0
-
男「なんなんだよお前。なんの為にここで待ってたんだよ」
友「……」
男「俺がお前を許したとでも思ってんのかよ? ああ!?」ガッ
友「……すまん」
男「お前、なんなんだよマジで……もう……」ズルズル
友「すまん……」
男「……お前が一番なんだよぉ……俺はぁ……」グッ
友「すまん」パシッ スタスタ
男「……」グスッ
男「こ、コーラ……コーラ買わねえとな!」トボトボ
-
566:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 17:56:59.96 ID:EA67VSIp0
-
男「……コーラねえじゃん」
男「……サイダー二つ買うか」
男「……」ピッ ガシャンッ
男「……」ガタッ
男「コーラ邪魔だな」
男「……」グッ
男「……やっぱ捨てるのやめよう。全部飲んでからにしよ」ゴクゴク
後輩「先輩」
男「! お、おいなんで」
後輩「遅いから……見にきたんですけど……」
男「あ、そ……そうか。いつから?」
後輩「今さっきです。どうしたんですか?」
男「そうか。なんでもないよ」
-
567:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 17:59:13.29 ID:EA67VSIp0
-
後輩「それで、女先輩が――」
男「あははは」
後輩「あっ! もうこんな時間ですか。明日もまた会えますか?」
男「うん? もちろん」
後輩「良かった。それじゃあ送りますよ」
男「えっ? いいよいいよ」
後輩「じゃあ途中まで」
男「うーん。仕方ないなぁ」
後輩「はいっ」
男「じゃあ河川敷までな」
-
568:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 18:03:18.30 ID:EA67VSIp0
-
後輩「なんか、昔に戻ったみたいですね」
男「ん? なんで?」
後輩「ほら、こうやって……先輩と二人で……夕陽を見ながら的な」
男「ああー」
後輩「懐かしいです」
男「そうだなぁ……あの頃に俺ももう一度戻りたい」
後輩「! そ、それは……」
男「もう一度戻って……やり直したいなぁ……」
後輩「……? なんか嫌なことでもあったんですか? それとも……やっぱり僕とは、嫌ですか?」
男「えっ? ああ、違う違う。こっちの話。好きだよ」チュッ
後輩「あっ……僕もです」チュッ
男「……」ニコッ
後輩「えへへっ」ニッ
-
569:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 18:08:43.56 ID:EA67VSIp0
-
後輩「手、繋いでもいいですか?」
男「いいよ」ギユッ
後輩「あっ……嬉しいです」ギュゥ
男「俺も嬉しい」
後輩「先輩……」
男「うん?」
後輩「僕、先輩と出会えて本当に良かった」
男「うん」ギュッ
後輩「恋人繋ぎ……ちょっと恥ずかしいですねっ」
男「あはは。俺も恥ずかしいけど、嬉しいって気持ちの法が大きいよ」
少年「お兄さん」
男「!?」バッ
-
571:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 18:10:17.84 ID:YrzcPRV80
-
うわああああ
-
573:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 18:15:18.93 ID:EA67VSIp0
-
少年「お兄さんこんにちわ」ニコッ
男「……」ダラ゙タラダラダラ
後輩「? 知り合いですか?」
男「あ、ああ……」
少年「どうしたのお兄さん。汗凄いよ」
後輩「そう言えば手汗も凄いですよ……って! あ!」パッ
少年「……」ジー
後輩「あはは……何でもないよー……あははは」プラプラ
男「……」
少年「お兄さん、誰この人?」
男「こ、後輩だ……俺の……」
少年「へえ」ツカツカツカ
-
576:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 18:21:08.09 ID:EA67VSIp0
-
少年「……」クルクルクル
後輩「えっ? なにかな? なんで僕の周りまわってるの?」
少年「ふぅーん」ピタッ ジーッ
後輩「???」
少年「小さいね」
後輩「えっ……わ、悪かったね小さくて!」
少年「お兄さんの恋人?」
後輩「えっ!? や、ややや違うよ!」
少年「じゃあどうして手を繋いで歩いてたの?」
後輩「それはぁ……まぁ、仲が良いから……だよ」
少年「駄目だね。小さいね」
後輩「は?」
-
578:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 18:27:05.89 ID:EA67VSIp0
-
少年「お兄さんっ!」ダキッ
男「うおっ!?」ガシッ
少年「お兄さん、昨日みたいにここでいっぱいして?」
男「えっ!!?」
後輩「……?」
少年「昨日僕にしてくれたじゃないか。おちんちんいっぱい扱いてくれて……舐めてくれて……僕も同じ事してあげるよ」
後輩「!? せ、先輩!?」
男「な、ななに言ってんだ! 馬鹿なこと言ってからかうなよ!」
少年「また嘘つくの? 僕の事好きって言った癖に」
男「……う、嘘じゃ」チラッ
少年「愛してるんだよね? 僕の事。僕も愛してるよお兄さんのこと」
後輩「ど、どういうことですか……?」
-
579:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 18:31:10.42 ID:EA67VSIp0
-
少年「僕はお兄さんの事好きだよ。お兄さんも僕の事好きなんだ。だからバイバイ」
後輩「お前には聞いてないよ! どう言う事ですか先輩!」
男「……」
少年「僕に言われて隠すようなそんな奴が本当に恋人っていえるの? 僕はどんな事でも甘んじて受け入れる」
少年「お兄さんは僕のものだからね。誰にも渡さないよ」
後輩「……お前は自分の事しか考えてないだろう!? 僕は……僕だって人前でイチャイチャしてみたいよ!」
少年「じゃあすればいいのに。ねー?」
男「……」プイッ
後輩「けど、先輩のことを考えたら……先輩が嫌な目に合うだろ。そんなの僕は嫌だ」
後輩「僕は先輩の恋人だ! お前には渡さない!」グイッ
男「うおっ」
少年「……お兄さん。こっち来て」
後輩「行かなくていいですよ先輩!」
-
582:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 18:38:50.50 ID:EA67VSIp0
-
少年「また僕を裏切るの? 嘘つくの?」
後輩「あんな自分勝手な奴のとこ行かないでいいです!」
少年「嘘つき」
後輩「どんなことがあったのかは僕もう気にしません。今が幸せです。今僕を選んでくれたこれが答えだと思ってますから!」
少年「そう……また僕を裏切るんだ。いいよ……嘘つき」ツーッ
男「あっ!」
少年「さようならお兄さん」グスッニコッ
男「ま、待って!」
後輩「追いかけないで!」グッ
男「で、でも」
後輩「追いかけないで下さい……お願いだから……」ググッ
男「……ご、ごめんっ!」タタッ
後輩「あっ……先輩……」
-
585:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 18:46:46.16 ID:EA67VSIp0
-
男「おい! ごめん!」ガシッ
少年「……」
男「ごめん……」
少年「……」クルッ ニコッ
男「えっ」
少年「僕を選んでくれると思ってたよお兄さん」
男「あ、ああ……?」
少年「でもね、お兄さんのこと許した訳じゃないから」
男「……」
少年「後輩のことは遊びだった。僕の方が本命。そう正直に言って来てよ」
男「で、できない」
少年「どうして?」
男「それは……」
-
589:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 18:50:21.27 ID:EA67VSIp0
-
男「っ……」
少年「できないならいいよ。僕がしてきてあげる」タタタッ
男「あっ!」
後輩「……」
少年「こんばんわ負け犬さん。すっかり陽も落ちてしまいましたね」ニコッ
後輩「……」
少年「お前は遊びだったんだって。都合の良い性処理道具さ」クスクス
後輩「……」
少年「一生そうやって這いつくばってればいいんだ! あはははは!」
男「ばかっ! そんな事言ってないだろ!?」
少年「……でもそう思ってたんでしょ? だったらそうじゃないか」
後輩「僕は……」
少年「うん?」
-
591:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 18:55:10.53 ID:EA67VSIp0
-
後輩「僕は……それでも良い」
少年「えっ?」
後輩「それでもいいですよ先輩。僕はもう何番でもいいです」
男「……」
後輩「ごめんなさい……ごめんなさい……」グスッグスッ
少年「頭おかしいよ……こいつ。いこっお兄さん」
男「……後輩」
後輩「先輩の……傍に置かせてください……お願いします……お願いしますっ……!」ガッ
少年「ほら! お兄さんが甘やかすから調子に乗ったじゃないか! お兄さんから手離してよっ」ゲシッ
後輩「あぐっ」
少年「離せってば!」グイッ
後輩「嫌だっ離したくないっ……嫌だっ!!」ググッ
少年「しつこい……」
男「後輩」ダキッ
-
593:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:00:28.33 ID:EA67VSIp0
-
男「ごめんな……」
後輩「あっ……」
少年「……」
男「俺にとって、少年も後輩も……同じだ」
少年「ちょっと……お兄さんはそれでいいかもしれないよね。けど僕は満足しないよ」
後輩「……」
男「もうめんどくさい。正直に言うよ?」
少年「なに?」
男「お前らどっちとも遊び」
少年「……嘘、だよね?」
男「本当。二人とも好きだけど……二番かな。キープしときたかったんだけど、しょうがないよなこうなったら」
-
596:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:04:35.17 ID:EA67VSIp0
-
男「じゃあな、今日からは家に帰らないと思うよ」スタスタ
少年「ま、待ってよ! 好きだって愛してるって言ったじゃないかぁ!」
男「ああ、アレね。嘘じゃないよ? 全部本当さ……けど、一番じゃないってだけ」
少年「……意味わかんない……」ヘタッ
男「ま、遅くならないうちに二人とも帰れよ」スタスタ
後輩「……」
少年「嘘つき……嘘つき……嘘つき……」ブツブツ
男「誰の家に行こうかなぁ……」
-
598:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:06:09.57 ID:MFhRIo1nO
-
oh...
-
603:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:11:15.04 ID:EA67VSIp0
-
男「おい、いるか?」ドンドンドン
女「ああ!? うるせえな誰だよ!? ってお前か」ガチャ
男「よう。今日泊めてくんない?」
女「はああん?」
男「駄目か?」
女「別にいいけど……どうしたんだよ」
男「いやぁー……まぁ、深くは聞くなよ」
女「……後輩と喧嘩でもしたか?」
男「ま、そんなとこ」
女「お前なぁ……初っ端からそれじゃ先が思いやられんぞ……まぁいいや。立ち話もなんだし上がれよ」
男「おじゃましまーす」
-
606:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:15:36.73 ID:EA67VSIp0
-
女「……いや、なんつーかお前と二人っきりってのも懐かしいな」
男「そういやそうだな」
女「……飲むか」ガサガサ
男「おいおい酒かよ」
女「素面じゃ無理」プシュツ
男「なんで? あ、俺にも頂戴」
女「ほい。……なんでってそりゃお前」ゴクゴク
男「サンキュー」
女「お前のことが好きだからに決まってんだろ未だに」
男「折れって本当に愛されるなぁ」ゴクッ
女「はっ。ほざけやボケ」
-
608:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:20:27.31 ID:EA67VSIp0
-
女「大体さぁ、突然もう終りにしようってそりゃあねえよなぁ」
男「すまんすまん。でもお前俺の顔殴ってすっきりした言うてたやん」
女「たくっよぉ……その後はもう泣きまくったんたぞオイわかってんのか?」
男「ほんとかよ」
女「ほんとだよ。あたしの硝子の乙女ハートは砕け散ってたんだよ」
男「信じられねえ」ゴクッ
女「けッ……」ゴクゴクゴク
男「飲むねえ」
女「飲まなきゃやってらんねえっての。酔ったからって手出すなよ」
男「そんな真似しねえよ」
女「ま、それもそうか。てか、やっぱりあたしが辛いから女友と友呼ぶぞ」ゴクッ
男「OK」
-
609:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:23:23.98 ID:EA67VSIp0
-
女友「おいすー!」ガチャ
女「おうこいこい!」
女友「ただ酒飲めると聞いて飛んで参りました!」
男「あれ? 友は?」
女「来れないってさ」
男「そうか……」
女友「はいはい! 飲んで飲んで! 飲みまくろー!」
女「テンションたけえなオイ!」
女友「うまぁー!」ゴクッ
男「もう飲んでるし」
女友「あはははー!」バシバシ
男「いたいって」
女「こいつ弱いくせに飲みたがるんだよなぁほんと」
-
610:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:25:28.71 ID:EA67VSIp0
-
女友「くがー……」
女「酔いつぶれてんの……」ヒック
男「お前も大分目が据わってるぞ」
女「ああ……? 酔ってないから」
男「そうかぁ?」
女「お前もよってんじゃねえの」
男「……まぁ、ね」
女「ふん……」ゴクッ
男「……」ゴクゴク
女「眠い……寝る……」
男「おいおい布団で寝ろよ」
女「ぐぅ……」
-
612:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:28:22.59 ID:EA67VSIp0
-
男「……」ソローッ サワサワ
女「……」
男「……」サワサワ
女「ん……なんだよ……酔ってんのか……?」
男「うん……」
女「……」
男「なぁ、慰めてくれよ」
女「……」
男「いいだろ?」グイッ
女「……死ね」
男「……」チュッ
-
615:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:30:46.82 ID:EA67VSIp0
-
女「……やめろって」
男「……」
女「起きたらどうすんだよっ」
男「スリルじゃん。いいだろ、好きだったろ?」
女「あ、アホっ……!」
男「な? な?」
女「馬鹿……あたしはもうあんたとは……縁切るぞ!」
男「いいよ」
女「くっ……」
男「させてよ」
女友「おはよー!」ガバッ
男「!」
女「きゃあああ!」
-
616:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:33:34.39 ID:EA67VSIp0
-
女友「えっなになに!? 夜這い!? 夜這いですかぁ!?」
女「ち、ちげーよ!」
女友「でもだめー! 男君は私のものだよー」ダキッ
男「あ、やめっ」
女「は?」
女友「男君ーセックスは私とって決めてるでしょお」ヌギヌギ
男「ばっやめろって!」
女「……どう言う事だよ」
女友「男君さぁ浮気してたんだよ! あたしとお! びっくりだよね!? ね? あはははは!」
男「あっ……」
女「……そうだったんだ……」
-
619:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:35:03.47 ID:plXhecHZO
-
何股してるんだよ・・・
-
621:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:35:52.71 ID:EA67VSIp0
-
女「そっか……」
男「あ、いやっちがっ」
女友「あれれ? どうしたの? 知らなかったの? やばい事言っちゃった私?」
女「ううん。いいよ」
男「……」
女友「まぁいいや! セックスしよーぜ! 久し振りに!」
男「ち、ちょっ!」
女「あたしちょっと……コンビニ行ってくる……」
男「あ、女!」
女「ついてくんな!」
男「っ」
女「本当にこれがさよならだよ。男」バタンッ
-
625:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:40:05.44 ID:EA67VSIp0
-
女友「もう女も心狭いよねえ。ただのセフレだってのにさぁ」
男「……やめろっ」
女友「んもう男君のけちんぽ!」
男「……」
女友「セックスしようよ。私最近溜まってんのさー」
男「かえる……」
女友「えーつれないなぁ。セックスしろってだけじゃん!」
男「……」ガチャ
女友「女みたいに愛せとか言ってないってのに! もう友とすんの飽きたー」
男「! と、友……?」
女友「そうだよー。男君がいなくなってからは友とセックスセックスセックス三昧! でも最近飽きてきたんだよね……友もつまんなさそうだしぃ」
-
630:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:46:33.06 ID:EA67VSIp0
-
男「そ、そうか……」
女友「どこ行くのー?」
男「……」バタンッ
女友「ありりりーいっちゃった」
男「……」
男「……友、いるか」ピーンポーン
男「……」
男「……」
男「……友開けてよ」
男「……」
男「……」
友「……なんだお前か」ガチャ
-
632:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:49:20.40 ID:EA67VSIp0
-
男「友……今日、泊めてくれ」
友「無理だ」
男「お願いだよ」
友「女が居る」
男「! そ、そう……か……」
友「すまんな」
男「……じゃあ……な」
友「ああ」
男「……」チラッ
男「はは……やっぱいないじゃん」
友「?」
男「靴ないのに。女がいるのか?」
友「あ、いや……それはだな……」
-
633:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:52:04.78 ID:EA67VSIp0
-
男「……」
友「……はぁ。上がれよ」
男「うん。お邪魔します」バタンッ
友「……」ポリポリ
男「友の部屋……初めてだな」
友「そうか」
男「喉渇いた。なんかくれよ」
友「お前酒臭いな」
男「飲んでたからな。酒ある?」
友「ない」
男「ビール発見。呑んでいい?」
友「……」
男「いだきまーす」ゴクゴク
-
635:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 19:57:38.83 ID:EA67VSIp0
-
男「あついな。脱ぐよ」ヌギヌギ
友「……」
男「はぁ……涼しい」ゴクゴク
友「服くらい着ろ」
男「なんでこっち見ないんだよ?」
友「見る必要もないだろ」
男「ほら、じゃあ見ろよ。俺の身体」
友「……」
男「昔みたいに犯してよ。お前の都合で無理やりいつもしてたよな」
友「……今と昔は違う」
男「お前はもうそうかもだけど俺はまだ止まってるんだろあの時から。なぁしてよ」グイッ
友「……」
男「我慢しなくていいよ」
-
637:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 20:01:12.16 ID:EA67VSIp0
-
友「だからお前を入れるの嫌だったんだ」
男「ごめん」
友「どいてくれ」
男「いやだ」
友「はぁ……俺にその気はないぞ」
男「女友とのセックス良かったか? 楽しかったか? 違うだろ!? 俺が良いんだろ!」
友「……」
男「俺としたいんだろ!?」
友「今のお前に興味はない」
男「えっ……」
友「今と昔は違う。昔のお前は嫌がりつつも悦んでいた。今のお前は俺を求めてきてる」
友「今のお前はいらない。欲しいのは俺を拒んだお前だ」
-
638:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 20:05:24.97 ID:EA67VSIp0
-
男「なんだよ……それ……」
友「自分から尻尾を振る犬はいらないんでな」
男「……」
友「どいてくれ」ドンッ
男「あっ」ドサッ
友「気は済んだか?」
男「……」
友「寝床くらいは用意してやる」
男「……」
友「さっさと寝て帰るんだな。それとも頭を冷やして、今すぐにするか?」
男「寝る……」
友「そうか。おやすみ」
-
640:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 20:12:29.38 ID:EA67VSIp0
-
友「……」
男「友」ガバッ
友「……」
男「はぁ……はぁ……友」ペロッ
友「……」
男「んちゅっ……んぷぁっ……んぐっ」ジュポジュポ
友「……」
男「んぷぁっ……起きなくていいから……そのまま寝てていいから」
男「俺の好きなようにさせてくれ」
友「……」
男「ありがとう」ジュボポ
友「……」
-
643:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 20:16:51.36 ID:EA67VSIp0
-
男「チンポ……ん……ぁぁ」ズプププ
男「はぁっんっあっ」グッグッ
男「ああ、い、いいっいいっ友っ友っ」
友「……」
男「好きだっ好きだっあああっ!」パンパンッ
友「……」
男「あっあっあっ……な、中っ……中に出してっ」パンパン
友「……」
男「ふっ……ぐすっ……えぐっ……」グスグス
友「……」
男「ああっ……ごめんなさい……ごめんなさいっ……」グスグス
-
648:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 20:24:06.69 ID:EA67VSIp0
-
男「……」
友「……」
男「おはよう」
友「おはよう」
男「昨日はごめん。ありがとう」
友「ああ」
男「それじゃあ、またな」ガチャ
友「ああ」
男「……」バタンッ
男「ああ……何もかも失ったなぁ」
後輩「先輩……」
男「後輩……?」
-
649:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 20:27:42.75 ID:EA67VSIp0
-
後輩「先輩、ここに居ると思いましたよ」ニコッ…
男「な、なんでここに」
後輩「お別れを……さよならを言いに来たんです」
男「……別れ話か」
後輩「いいえ。違います」
男「……? じゃあ、なんだ?」
後輩「先輩のことは愛してます。けど先輩は僕を見てくれはしない」
男「見てるよ」
後輩「ううん。本当のところで、もっと深いところで……」
男「……」
後輩「あんな事言ってたけど、二番は嫌なんです」ニヘラッ
男「……」
後輩「だから、さよなら。それだけです。貴方と会えてよかった」クルッ スタスタ
-
652:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 20:31:03.06 ID:EA67VSIp0
-
男「なんだったんだ……まあいいや。もうなんでもいいかな」
男「公園にでも行くか」
男「……」スタスタ
少年「……」
男「あ……」
少年「……」
男「服が昨日のままだ……帰ってないのか」
少年「……」
男「……別のとこ行こう……」
男「……」スタスタ
少年「……」
男「ごめん……」スタスタ
-
654:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 20:33:30.07 ID:EA67VSIp0
-
男「はぁ……暑いなぁ」ミーンミンミンミンミン
男「……」prrrr
男「電話……」prrrrrr
男「めんどくさいな……」prrrrrrrr
男「……」prrrrrrrrrrrrrr
男「……女友からか」ガチャ
男「はい、もしもし」
女友「男君!? 今凄く大変ななの! 早く着て!」
男「きてって……どこに? てか何があったの」
女友「いいから! 後輩の家来て! すぐ!」ブッ
男「……なんなんだよ……もう」ツーツーツー
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657:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 20:38:18.63 ID:EA67VSIp0
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男「……すげえ人だかりだな」
女友「あっ! 男君! こっちこっち!」
男「どうしたの?」
女友「あ、あのね……落ち着いて聞いて欲しいんだけど……」
男「うん」
女友「そ、その……」
男「どうしたの」
女友「後輩……自殺……しちゃったみたいなの」
男「えっ……?」
女友「早朝からどっかに出かけて……その後すぐに首吊ったみたい……」
男「……う、嘘……でしょ……?」
女「嘘じゃねえよ……お前が殺したんだろ!? ああ!?」ガバッ
男「うわっ!?」
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661:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 20:43:11.27 ID:EA67VSIp0
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女「昨日一体どんな酷いことしたんだよ……おい!」
男「……ち、ちがう……俺じゃないっ……」
女「てめえが殺したも同じようなもんだろうが!」
女友「女ちゃん落ち着いて!」
女「このやろうっ! 死ね! 殺してやるぅ!」
女友「女ちゃん!!」
男「う……嘘だ……嘘だ嘘だ……これは何かの悪い夢なんだ……」
友「夢じゃない」
男「ひっ!?」
友「夢じゃない」
男「あ……あ……うわああああ!」ダダダッ
女「おいてめえ! どこ行くんだよ!! おい!」
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667:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 20:49:05.63 ID:EA67VSIp0
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男「ち、違うっ……! 俺はっ殺してないっ」
男「殺してないっ俺じゃないっ! 俺じゃない!!」
男「うわああああああ!!」
「先輩……」
男「うわあああ!? 違うっ! 俺じゃない! 俺じゃない!」
男「違う違う違う違う違う違う!!」
男「うわああああ!!! くるなああああああ!!」
男「はぁはぁ……! ひいいい! お、俺の所為じゃない! 勝手に死んだだけだ!」
男「うわああああああああああああああ!!」ドンッ
少年「わぁっ!?」ドシャッ
男「うわぁっ!」ヨロッ ドサッ
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669:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 20:51:54.67 ID:EA67VSIp0
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少年「……お兄さん……?」
男「た、たすけっ助けてっ! こ、後輩がっ亡霊がぁ!」ズリズリ
少年「……? 何もいないよ」
男「い、いるだろ!? そこに! うわあああ! 繰るな! くるな!」
少年「……大丈夫だよ」ダキッ
男「ひぃいいいい!」
少年「大丈夫……大丈夫……」
男「あ……あ……!」ガタガタ
少年「だいじょーぶだから……ね?」
男「はぁ……はぁ……」
少年「お兄さん落ち着いた?」
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696:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 21:26:05.59 ID:EA67VSIp0
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男「うん……うんっ」コクコク
少年「お兄さん、全部ね、罰だよ」
男「ば、罰……?」
少年「そう。よくはわかんないけど……きっと僕を捨てた罰」
男「……」
少年「ね?」
男「ご、ごめんなさいごめんなさい!」
少年「いいよ。許してあげる……」ナデナデ
男「あ……あ……」
少年「さぁ、帰ろう?」ニコッ
男「はいっ」パァアアア
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700:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 21:34:44.88 ID:EA67VSIp0
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少年「ただいま」
母「どこ行ってたの!? 心配したのよ!」
少年「うん? うん、なんでもないよ」
母「!」
少年「朝ご飯頂戴」
母「わかったわ! すぐ作るからね!」パタパタ
少年「ほら、こっちここっち」
男「う、うん」
少年「良い子良い子」ナデナデ
男「……」ギュー
少年「良し良し」
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701:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 21:39:08.92 ID:EA67VSIp0
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母「はい、ご飯」
少年「いただきまーす」パクパク
男「……」
少年「はい、あーん」
男「あーん」パクッ
少年「美味しい?」
男「おいしい!」
少年「よしよし」ナデナデ
母「男君、ありがとうね。とっても助かったわ」
男「そんな! とんでもないです! 俺の方ですよ助けて貰ってのは!」
少年「あーん」
男「あーん」パクッ
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705:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 21:47:09.13 ID:EA67VSIp0
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少年「良い子だね」ナデナデ
男「はいっ……」
少年「お部屋に戻ろう」
男「はいっ!」
少年「ドア開けて」
男「とうぞ」ガチャ
少年「お兄さんベットに寝転んで」
男「……これでいい?」
少年「うん」チュッ
男「ん……」
少年「お兄さん、お兄さんは僕の言う事聞いてれば良いんだよ? わかった?」
男「わかった……」」
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706:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 21:49:57.83 ID:EA67VSIp0
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少年「良い子良い子」ナデナデ
男「んー」
少年「僕わかったよ。お兄さんすぐ嘘ついちゃう悪い子なんだって」
男「……」
少年「だからもう駄目。二度と離さない。ずーと一緒だよ」
男「うん」
少年「僕の言う事聞いて信じて嘘つかなきゃ大丈夫だからね?」
男「うん」
少年「一人になったらまた幽霊さんが来るからね」
男「ひぃっ!?」ガタガタ
少年「大丈夫! 僕と一緒に居れば平気。守ってあげるよ」
男「……ほんと?」
少年「本当だよ。だから、もう離さないからね・……」チュッ
少年「ずっとずっと一緒だよ」
終り
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708:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 21:50:42.77 ID:EA67VSIp0
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終わった疲れた
僕はただイチャイチャを書きたかっただけなのに……どうしてこうなった
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709:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 21:52:42.95 ID:kBDZli1R0
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乙 面白かった
でもどうしてこうなった・・・
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710:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 21:54:56.40 ID:5PjC0cMgi
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乙
どうしてこうなった
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711:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 21:55:24.53 ID:wBE8+D/90
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乙
どうしてこうなった
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712:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 21:56:54.62 ID:ccYhOnFV0
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乙
どうしてこうなった
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714:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 21:58:55.28 ID:u60dbOya0
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乙
どうしてこうなった
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716:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 21:59:43.78 ID:wy93481w0
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乙
心残りあるけどおもしろかった
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717:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/01(月) 22:00:17.21 ID:vhVcXlhM0
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乙
おもしろかったぜ
どうしてこうなった

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