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京太郎「別の世界の俺の話」

1 : ◆y4PQEH55WM 2014/04/13(日) 09:52:20.77 ID:xbg6pMEG0
ヨメタ「いきなりどうした?」

京太郎「俺って初心者のわりに麻雀強いんだ」

ヨメタ「しらねーよ」

ヨメタ「でもそれはお前がやる事やってきたからじゃねーの?」

京太郎「実は俺、麻雀に関して何にもやってないんだ」

京太郎「しいていうならゲームで遊んだり、部室で打ったり、たまにネット麻雀打ったりするくらいか」

ヨメタふーん。で、いきなりなんでそんな話になるんだ?」

京太郎「ああ、実は…」

「京ちゃん!!」「須賀君!!」「京太郎!!」「須賀くん!!」「京太郎!!」
「きょーたろー!!」「京太郎」「きょ「k「k「k「「「「「「「「「「京太郎君!!」」」」」」」」」」」」」」

ヨメタ「え?」

京太郎「来やがった…」




3 : ◆y4PQEH55WM 2014/04/13(日) 09:54:58.36 ID:xbg6pMEG0
咲「あ。ヨメタ君、久しぶりだね」

ヨメタ「あ、咲ちゃん」

咲「京ちゃんの幼馴染み嫁の宮永咲です」ペッコリン

咲「京ちゃんには色々してあげたり、されたりする事が多くて、もう本当の夫婦って感じだよね」

ヨメタ「あれ?咲ちゃんってこんな感じの子だっけ?」

優希「はじめましてだじぇ。私は片岡優希だ」ドーン

優希「多分だけど京太郎とは一番多く結ばれてるはずだから心と性格の相性がばっちりなんだじぇ!!」

ヨメタ「えっと…はい?」

和「須賀君の友人のヨメタ君ですね。私は原村和です」ペコタプン

ヨメタ「原村さんは清澄じゃベスト3に入るくらい可愛いから自己紹介をしなくてもわかるけど…」

和「私はどちらかといえば咲さんを心配する事も多いのですが、須賀君に冷たくするのは愛情の裏返しというか、素直になれないというか…」

和「でも、私が誰よりも須賀君から思われているのは凄く嬉しいです」

ヨメタ(くっ、うらやましい!!…思いだけで人が殺せるならっ)


4 : ◆y4PQEH55WM 2014/04/13(日) 09:58:02.62 ID:xbg6pMEG0
咲「でも、それって大体最初の方だけだよね」

優希「その後は大体、麻雀か別の女の子にシフトしていくじぇ」

和「須賀君。…そんな事はありませんよね?」

京太郎「ま、まあ、えっと、……多分」

和「ううっ、酷い」

久「私は竹井久。清澄高校麻雀部の部長で学生議会長よ」ニコッ

ヨメタ「それは把握してます」

久「私の場合は大体須賀くんに雑用を押し付けるんだけど、それは須賀くんの雑用力を信頼してるからであって、決して虐めたりして、麻雀部やめさせようなんて思ってないわよ」

久「須賀くんは雑用しかさせてもらえない悔しさをバネにして麻雀や他の事を頑張るし、結果的にはオーライよね?」

ヨメタ「これが世間で言う鬼畜部長ってやつか」

久「失礼ね」

京太郎「まあ、清澄だと雑用と麻雀が上手くなる事が殆どだな。他校にいても大体似たようなものだけど」

ヨメタ「他校?」

久「でも、私は鬼畜なだけじゃないわよ。ちゃんとヤることヤってくれればお返しとかご褒美とかあげるし、少ないけど恋愛に発展する事だってあるんだから」

ヨメタ「おまえ、議会長と何ヤったんだよ!?」(血涙)

京太郎「俺はまだ何もやってねえから」

京太郎(他の俺は知らんけど)


5 : ◆y4PQEH55WM 2014/04/13(日) 09:59:55.29 ID:xbg6pMEG0
まこ「ワシは麻雀部の染谷まこ。よろしくな」クイッ

まこ「ワシの場合は京太郎に対して気のいい先輩じゃったり、頼れる先輩じゃったり、キンクリ使いじゃったりするが、仲は悪くないのお」

京太郎「そうですね。仲は悪くないですね」

ヨメタ(キンクリ使い?)

まこ「ただ、他の四人と違って圧倒的に恋愛に発展しよらんけぇ」

京太郎「何でなんでしょうね?」

まこ「気心がしれた関係を潰してまでは恋愛には発展せんっちゅう事じゃな」

まこ「京太郎にちゃんとした友達がおったらワシも京太郎ともっとイチャイチャできたかもしれんのぉ」

ヨメタ(それだと俺がちゃんとした友達じゃないように聞こえる…)

京太郎「まあ、それはともかく、問題はここからなんだ」

ヨメタ「…まあそれは何となくわかる気がする」

ヨメタ(さっきの5人を除いても50人近く後ろで待機してるとか、おかし過ぎるからな)


6 : ◆y4PQEH55WM 2014/04/13(日) 10:01:47.34 ID:xbg6pMEG0
―――

ヨメタ「……」

ヨメタ「疲れた」

京太郎「俺もな」

ヨメタ「あれからオーディションの如く自己紹介が続いたけど…」

京太郎「お、おう」

ヨメタ「みんなが京太郎に大なり小なり好意を持ってて修羅場にならないとか、なんなの?みんな馬鹿なの?死ぬの?」

京太郎「馬鹿でもないし、死なねーし」

ヨメタ「ていうか最後の方に出てきた女子プロ雀士達は何回か処女を捧げてるとか、発言的にはどう考えてもおかしいんだが」

京太郎「こえーよ、別の世界の俺」

ヨメタ「でも、女子プロの中じゃ一番地味そうに見える小鍛治プロと付き合ってる回数が多いのは意外だな」

ヨメタ「おっぱい大好きなお前なら瑞原プロか戒能プロだろ?JK」

京太郎「そんなもん、俺だって不思議だわ」


7 : ◆y4PQEH55WM 2014/04/13(日) 10:03:57.24 ID:xbg6pMEG0
ヨメタ「でも、清澄と、あと白糸台と阿知賀だっけ?それ以外はさほど恋愛を多くこなしてないんだな」

京太郎「三つの学校の女子と多く恋愛してるってだけで、相当なクズだけどな」

ヨメタ「だな」

京太郎「まあ、別世界の俺の女性遍歴についてはどうしようもないし、これからも増えるだろうから、もう色々と諦めてるよ」

ヨメタ「で、最初の話に戻るけど、こういう感じなら別世界のお前が頑張ったからこの世界のお前が麻雀強くなってる。そういう事なのか?」

京太郎「どうもそうらしい」

ヨメタ「まあ、悪い事ばっかりじゃなくてよかったじゃねえか」

京太郎「……」

ヨメタ「どうした?急に鼻と顎がとがって…なんていうか別人みたいだな」

京太郎「これも……別世界の俺っ!!」

ざわっ……ざわっ……


8 : ◆y4PQEH55WM 2014/04/13(日) 10:06:50.97 ID:xbg6pMEG0
京太郎「変な力に目覚めて麻雀が強くなっても……それは……無意味っ!!」

京太郎「本題は……恋愛っ!!または親の借金返済!!」

ヨメタ(親の借金って…)

京太郎「麻雀は……所詮おまけっ!!」

京太郎「だが……」

京太郎「そのおまけに力が入るっ……!!」

京太郎「何故ならっ!!」

京太郎「麻雀が弱いと……話が進まない!!」

京太郎「何より……フラグが立たないからっ!!」

京太郎「フラグを立てるために麻雀に勝たないと……駄目……」

ヨメタ「……」


9 : ◆y4PQEH55WM 2014/04/13(日) 10:07:51.00 ID:xbg6pMEG0
京太郎「だけどその麻雀が強くなったせいで……」

京太郎「フラグが乱立っ!!」

京太郎「ハーレムっ!!」

京太郎「女子の同時攻略っ!!」

京太郎「……これは……異様っ!!」

京太郎「常識ではありえない行為!!」

京太郎「それでも……俺は進むっ!!」

京太郎「止まらない!!」

京太郎「いや、止まれないからっ!!」

ヨメタ「……」


10 : ◆y4PQEH55WM 2014/04/13(日) 10:09:23.58 ID:xbg6pMEG0
京太郎「そして、さらに狙った女子を攻略するため……」

京太郎「さらに麻雀に力を入れるっ……」

京太郎「それがいつの間にか……」

京太郎「麻雀で勝つことの方が重要であると切り替わっているっ……」

京太郎「そしておまけのはずの麻雀に集中しすぎて……」

京太郎「本命の女子が……疎かになるっ!!」

京太郎「少しくらいならっ!!まだ全然平気だからっ!!」

京太郎「違う!!それは慢心っ!!」

京太郎「油断っ!!……圧倒的油断っ!!」

京太郎「そして!!」

京太郎「その隙を突いて……思ってもみなかった伏兵の女子が俺を、須賀京太郎を射止めるっ!!」

ヨメタ「……」


11 : ◆y4PQEH55WM 2014/04/13(日) 10:13:00.83 ID:xbg6pMEG0
京太郎「狙っていた女子とは違うとはいえ、結果的には女子と結ばれた」

京太郎「そう考えれば悪くはない。そう、終わりよければ全てよしってやつだ」

京太郎「だがっ……」

京太郎「それは違う!!」

京太郎「間違いっ!!圧倒的……間違い!!」

京太郎「それまでに立てられたフラグや行為がなくなるわけではない」

京太郎「だから……」

京太郎「進行している……見えないところでっ!!」

京太郎「それが彼女達の希望……」

京太郎「この物語の裏では彼女達が目に見えない加護によってさらにフラグを立てるっ!!」

京太郎「そのフラグがまた彼女達のための新たな俺の世界を産み出し、そして物語が進むっ!!」

ヨメタ「……」


12 : ◆y4PQEH55WM 2014/04/13(日) 10:15:09.66 ID:xbg6pMEG0
京太郎「新しい可能性に賭けて別世界の俺がまた生まれる……」

京太郎「それはまあいい。新しい世界が素晴らしい可能性を秘めた世界であるかもしれないから」

京太郎「だが……もう一つあるっ!!」

京太郎「いいところまで仲が進んだのに、何故か突然の放置っ……!!」

京太郎「途中で世界が終われば何も進まなくなる」

京太郎「どれほど仲良くしていた女子がいても、どれほど濃厚な時を一緒に過ごしていた女性がいても……」

京太郎「立ち止まればそれは無意味っ!!」

ヨメタ「……」


13 : ◆y4PQEH55WM 2014/04/13(日) 10:16:45.01 ID:xbg6pMEG0
京太郎「普通に考えればありえないが……」

京太郎「別世界の俺にはそれが許されているっ!!」

京太郎「いや、許されてはいないが、進まなくなった世界を動かすことはその世界の創造者以外には誰にも出来ない事だからっ!!」

ヨメタ「……」

京太郎「だからっ!!」

京太郎「俺がいる事で別世界の俺の物語は増えるというなら」

京太郎「ここで俺が死んで消える事でその永遠に続く愛と悲しみの連鎖を断ち切る!!」

京太郎「そして、結構な割合で咲が魔王でラスボスになってるのを終わらせる!!」

ヨメタ「……!?」

京太郎「じゃあな、ヨメタ」

ヨメタ「京太郎おおおおおおおっ!!」


14 : ◆y4PQEH55WM 2014/04/13(日) 10:17:38.71 ID:xbg6pMEG0




京太郎「という夢を見たんだ」

咲「京ちゃん、病院に行こうか?それとも魔王らしく病院送りにしてあげた方がいいのかな?」

和「咲さん、落ち着いてください。あと、須賀君の中では私はツンデレキャラですか」

優希「荒川病院に空いてるベッドあったっけ?」

まこ「キンクリ使いって…意味がわからん」

久「雑用のさせ過ぎでネジが飛んだのかしら?」

カン!


15 : ◆y4PQEH55WM 2014/04/13(日) 10:18:44.29 ID:xbg6pMEG0
京太郎スレの多さと、あとはスレがエタった自分への戒め的な意味合いで書いてみた
わけがわからないけど後悔はしてないよ


18 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/13(日) 10:26:57.70 ID:Rvepxol10

どうせなら色んなスレの京太郎をパロってほしくもある


19 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/13(日) 10:32:02.27 ID:ikEdx7QPo
夢の話なのに何故ここまで言われなきゃならんのか…

乙です


20 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/13(日) 11:31:43.77 ID:asJhaFEr0
やはり清澄を出る悦びなのか……


21 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/13(日) 11:34:36.08 ID:m/qwuqMQ0
おつー
ほんとすこやん多いよね
戒能さんやのよりんや詠ちゃんももう少しあっていいと思うや

すこやんかわいいけどね


22 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/04/13(日) 11:49:33.25 ID:i4ogLof2O
マホちゃんが全然ない現実
足りない足りない


元スレ:http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1397350340/


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