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妹「姉さんの変態」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 03:38:11.40 ID:xdLmdYqO0
姉「違う!妹が大好きなだけだ!」

妹「それが世間一般では変態なんです」

姉「かまわん!これが私の本当の気持ちだから…」

妹「姉さんかっこいい」

姉「惚れたろ?」

妹「…とはなりませんよ」




4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 03:42:00.35 ID:xdLmdYqO0
姉「ツンデレめ」

妹「デレはありませんよ」

姉「ツンツンツンツンもいいと思う」

妹「……」

姉「嗚呼、そんな冷めた目で見られたら…」

妹「服を脱がないでください」


6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 03:46:32.42 ID:xdLmdYqO0
姉「すぐ済ませるから」

妹「何をする気ですか」

姉「ふふ、見ていれば分かるぞ!」

妹「私お買い物に行ってきます」

姉「放置プレイか!?ならば私はこの格好のままお行儀よく待っていることにしよう!」

妹「行ってきますね」

姉「うんと焦らす気だな!?想像しただけでわくわくしてきたぞ!」

……妹が帰ってきたのは2時間後でした


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 03:49:16.51 ID:xdLmdYqO0
姉「っしゅん!」

妹「あんな格好でいるから風邪をひくのです」

姉「だって妹がなかなか帰ってこないから…」

妹「姉さんのスキンシップは激しすぎる気がします」

姉「それぐらい妹が好きなんだ」

妹「またそんなこと言って」

姉「言葉では言い表せないぐらい好きだぞ」

妹「そうですか」

姉「クールな妹も好き」

妹「……はぁ」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 03:52:04.62 ID:xdLmdYqO0
姉「なぁ妹」

妹「なんです?」

姉「人はどうして身体を重ねるか知ってるか?」

妹「……」

姉「それは好きって気持ちをこれ以上言葉にできないからさ」

妹「こないだ見た映画でそんなことを言ってましたね」

姉「バレるの早いな」

妹「ありきたりな台詞ですし」

姉「でもキュンってなったろ?」

妹「いいえ」

姉「ジュンってなったろ?」

妹「全く」

姉「不感症なのか…」

妹「違います」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 03:58:06.13 ID:xdLmdYqO0
妹「お薬持って来ました」

姉「ありがとう」

妹「さぁどうぞ」

姉「……」

妹「どうしました?」

姉「飲み薬じゃないか」

妹「そうですけど…」

姉「座薬がいいって言ったろ!」

妹「いちじく浣腸ならありますよ」

姉「入れて!わ、わたひのおふぃりにぶっといの入れて!」

妹「嫌です」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 04:00:46.95 ID:xdLmdYqO0
姉「病で伏せてる姉の頼みぐらい聞いてくれてもいいだろうに」

妹「そうは見せませんね」

姉「ごほっ!うほっ!」

妹「わざとらしいです」

姉「でも熱があるのは事実だぞ」

妹「そうですね」

姉「もっと優しくしてくれ」

妹「具体的に何をすればいいんですか?」

姉「えっちなこと」

妹「夢の中でしてくださいね」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 04:07:35.19 ID:xdLmdYqO0
姉「…zzz」

妹「ようやく寝ましたか。手間のかかる姉をもつと大変です」

妹「…そこは…んぁ…だめだ、妹」

妹「……はぁ」

妹「あ、タオルが乾いてきちゃった。濡らしてこよ」

姉「…うへへ、妹ぉ…zzz」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 04:12:18.05 ID:xdLmdYqO0
妹「よし、これで大丈夫ですね。そろそろ私も寝ようかな」

姉「やぁ…」

妹「……」

姉「いもうとぉ……むにゃむにゃ…」

妹「早く良くなってくださいね、姉さん…ちゅっ…」

姉「んん…」

妹「起こしてしまいましたか?」

姉「…寝ちゃってたのか」

妹「はい、それはもうぐっすりと」

姉「そういえばさっき私に何かしなかったか?」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 04:16:01.00 ID:xdLmdYqO0
妹「お薬をあげました」

姉「薬?寝ぼけながら飲んだのかな」

妹「とても良く効くお薬ですから、すぐに治りますよ」

姉「もしかして寝てる間に座薬を入れてくれたのか!?」

妹「もっといいお薬です」

姉「もっといい?もしかして…」

妹「ではおやすみなさい」

姉「ちょ、ま、まって!お薬おかわり!おかわっ…!」


22:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 04:25:43.17 ID:xdLmdYqO0
『よくなりました』


姉「おはよう」

妹「おはようございます」

姉「妹のおかげですっかりよくなったよ」

妹「よかったですね、姉さん」

姉「妹のくれた薬が効いたんだと思う」

妹「そうですか」

姉「はぁ…はぁ…」

妹「姉さん?」


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 04:28:29.53 ID:xdLmdYqO0
姉「いかん、またぶり返してきたみたいだ」

妹「それは大変です」

姉「くっ!あの薬さえあればすぐ落ち着くのに!あの薬さえあれば!」

妹「……」

姉「ぐぁあ!し、鎮まれ!鎮まりたまえっ!」

妹「朝御飯は目玉焼きでいいですか?」

姉「卵焼きがいいな」

妹「分かりました。すぐに作りますね」

姉「はーい」

姉「……あ」


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 04:37:25.62 ID:xdLmdYqO0
『醤油orソース』


姉「いただきます」

妹「いただきます」

姉「うーん、妹の作る卵焼きは絶品だな!将来はいいお嫁さんになるぞ」

妹「ありがとうございます」

姉「結婚しようか」

妹「結構です」

姉「……」

妹「姉さん、お醤油とってください」

姉「あ、ああ」

妹「どうも」

姉「妹は目玉焼きに醤油かけるんだな」

妹「姉さんはソースでしたね」


29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 04:40:30.62 ID:xdLmdYqO0
姉「ソースのほうが…」

妹「お醤油のほうがおいしいです」

姉「私はまだ何も言ってないだろ」

妹「そうでしたか?」

姉「ああ」

妹「姉さんはシュウマイもソースですよね」

姉「そうだな。シュウマイもソースのほうがおいし…」

妹「お醤油のほうがおいしいですよね」

姉「……」


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 04:43:33.66 ID:xdLmdYqO0
姉「姉さんとお醤油だと、どっちが好き?」

妹「難しい質問ですね」

姉「即答して欲しかった」

妹「僅差でおしょ…」

姉「あー!」

妹「なんですか?」

姉「私にお醤油かければいいんじゃないか!?おいしく召し上がれるぞ!」

妹「そんなものいりませんよ」

姉「そ、そっか…」

妹「目玉焼きにはやっぱりお醤油ですね」モグモグ

姉「…うん」マグマグ


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:02:38.81 ID:xdLmdYqO0
『食後のデザートは勿論…』


妹「スイカがありますが、食べますか?」

姉「今はいいかな。後で食べるよ。それより…」

妹「はい?」

姉「もっと食べたいものがあるんだ…」ススッ

妹「なんです?暑いので離れて欲しいのですが」

姉「妹を食べたい」

妹「私を?」

姉「ペロペロしたいです」

妹「しゃぶしゃぶ?」

姉「うん!」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:05:32.86 ID:xdLmdYqO0
妹「ちゅぱちゅぱ?」

姉「…っ!」

妹「れろれろ?」

姉「…うっ」

妹「姉さん?」

姉「うへ…うぇへへ…」

妹「エッチな妄想のし過ぎで頭がオーバーヒートしたようです」

姉「あへ…」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:06:14.38 ID:194SD9Rz0
姉!
くっそ肝心なとこでwwwww


42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:10:33.73 ID:xdLmdYqO0
『かっこいい』


姉「暑いな」

妹「夏ですからね」

姉「おもわずパンツ一丁になりたく」

妹「なりませんね」

姉「恥ずかしいのは分かるさ。だからまず私がなる。そしたら妹も」

妹「なりませんよ」

姉「じゃあカーテン閉めて電気消すから」

妹「暑いのでやめてください」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:13:55.03 ID:xdLmdYqO0
妹「姉さんは黙ってればパーフェクトなのに」

姉「そうか?」

妹「かっこいい女性だと思います」

姉「そうか!」

妹「はい」

姉「……」サッ

妹「……」

姉「……」ササッ

妹「顎に手を当てたり、珍妙なポーズを取ったり何がしたいんですか?」

姉「かっこいいだろ?」

妹「まぁそれなりに」

姉「じゃあ…」

妹「ないです」

姉「…うん」


46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:20:45.10 ID:xdLmdYqO0
『エッチなことはいけません』


妹「ふぅ、とても暑いですね」

姉「そうだな」

妹「あぁ、汗が床に垂れてしまいました」

姉「……」

妹「姉さん、舐め取って綺麗にしてください」

姉「なんだって?」

妹「床に垂れた私の汗を舐めて綺麗にしろ、と言っているんです」

姉「どうして私が」

妹「私のことが好きなのでしょう?ならこれくらいできますよね。むしろご褒美じゃないですか」

姉「それは…」


49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:24:38.92 ID:xdLmdYqO0
妹「そっか、姉さんは直接私の汗を舐め取りたいんですね」

姉「え?」

妹「丁度シャワーでも浴びようかと思っていたのです。これが綺麗にできたら舐めさせてあげますよ」

姉「……」

妹「嬉しいですよね?どうして喜ばないんですか?」

姉「い、痛いよ、髪の毛引っ張らないで…」

妹「早くして見せてくださいよ。ほらほらほら」

姉「うっ…」

妹「もしこれが姉さんの汗なら、私だったら喜んで舐めるのに」

姉「…妹?」

妹「どうして姉さんは躊躇するんですか。おかしいですよ、私だったら…私だったら…」

姉「いやぁ!やめてぇ!」


52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:27:17.75 ID:ejzNk8XB0
さぁさぁ


53:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:27:26.93 ID:xdLmdYqO0
姉「どう?」

妹「どうとは?」

姉「私が考えた官能小説」

妹「姉妹物なんですね」

姉「いいだろう?」

妹「冷房もつけていないのに背筋がうすら寒くなりました。ありがとうございます」

姉「……うん」

妹「エコですね」

姉「そう…だね…」


54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:29:10.25 ID:194SD9Rz0
くっそw
そうきたかww


57:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:39:33.61 ID:xdLmdYqO0
『プールはカメラ持ち込み禁止なんですよ』


姉「暑いな」

妹「夏ですからね」

姉「今年はまだプール行ってないな」

妹「そういえばそうですね」

姉「行かないか?」

妹「今からは無理ですよ」

姉「なら明日は?」

妹「明日は雨だとお天気お姉さんが言ってました」

姉「む…」


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:46:48.74 ID:xdLmdYqO0
姉「ならいつがいいんだ」

妹「そんなに行きたいんですか?」

姉「行きたい」

妹「なぜです?」

姉「妹の水着とか見たいから!」

妹「プールはカメラ持ち込み禁止なんですよ」

姉「そうなのか?」

妹「盗撮する方もいらっしゃるので」

姉「私は妹しか撮らないぞ?」

妹「それでもだめです」

姉「私は妹が一番好きなんだ。それ以外のものを撮ることなどありえん」

妹「……」


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:49:11.86 ID:xdLmdYqO0
妹「力強く言ってもだめなものはだめです」

姉「なら今ここで妹が水着を着て、撮影会をすればいいと思う」

妹「写真一枚5000円でいいですよ」

姉「ぼったくりじゃないか?」

妹「ならやめておきますか?」

姉「ちょ、ちょっと待ってろ!」

妹「はい」


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:53:24.46 ID:xdLmdYqO0
姉「4980円…20円足りなかった…」

妹「残念ですね」

姉「まけて下さい」

妹「まかりません」

姉「私のブラかパンツあげるから!」

妹「いりませんよ。そもそも何に使うんですか」

姉「枕の下に敷いたり、被ってみたり、くんくん匂いをかいでみたり」

妹「私の下着で同じようなことしてませんよね?」

姉「……うん」

妹「本当のことを言ってください」

姉「たまに被ったりして…ます…」


62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:56:27.05 ID:xdLmdYqO0
妹「それだけですか?」

姉「ほんとは全部…」

妹「全部?」

姉「枕の下に敷いたり…くんくんしたり…」

妹「……はぁ」

姉「でもまだ穿いてないよ!?」

妹「穿くつもりだったんですか」

姉「妹と一つになれる気がしたんです…」

妹「私と一つになりたいんですか?」

姉「…え?」


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 05:59:42.78 ID:xdLmdYqO0
妹「身も心も一つに」

姉「それは…」

妹「なりましょうか」

姉「あ…う…」

妹「姉さん」

姉(妹のかわいい唇がこんな近くに…妹の甘い吐息が顔をくすぐるよぉ…)

妹「姉さん、しよ」

姉「え?あ…」

妹「エッチなこと…」

姉「っっ!!」


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 06:00:35.40 ID:DKIDij430
期待!


65:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 06:03:16.77 ID:xdLmdYqO0
姉「あふぅ…」バタリ

妹「相変らずこの手のからかいに弱いですね、姉さん」

姉「…えっち…でゅふふ…」

妹「いつもいつもエッチなことばっかり言ってるのに」

姉「いもうと…いもうと…」

妹「つんつん」

姉「あふん」

妹「ふふ、かわい」


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 06:04:06.23 ID:xdLmdYqO0
エロがあると思ったかい?
ねぇよ!でゅふふ!


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 06:20:52.87 ID:xdLmdYqO0
『姉さんの変態』


妹「起きて下さい、姉さん」

姉「……う…ん」

妹「起きないとチュウしちゃいますよ?」

姉「っ!?」ガバッ

妹「おはようございます」

姉「あれ?」

妹「どうかしました?」

姉「今チュウがなんたら言ってなかった?」

妹「また変な夢見てたんですね」

姉「…夢?」


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 06:24:47.85 ID:xdLmdYqO0
姉「た、たしかに聞いたんだ」

妹「夢ですよ」

姉「起きないとチュウして舌をねじこんでおまえの口内を犯してやる!って」

妹「そこまで言ってません」

姉「やっぱりチュウするって言ったんじゃないか!」

妹「…言ってません」

姉「でもさっき」

妹「言ってないものは言ってないんです」

姉「だけど…」

妹「姉さんの変態シスコン。もう知りません」


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 06:28:39.54 ID:xdLmdYqO0
姉「わ、悪かったよ」

妹「ふん」

姉「そうだ、今日ご飯食べにいこう!奢るから。な?」

妹「そんなものでは私の機嫌はよくなりませんよ」

姉「じゃあどうすればいいんだよ…」

妹「簡単です」

姉「…?」

妹「姉さんがキスしてくれれば、それだけでご機嫌ですよ」

姉「なっ…!」

妹「なんて嘘です」

姉「妹ー!」ガバッ

妹「ちょ、冗談だと言ってるじゃないですか!」

姉「愛してるぞー!」

妹「いやー!」


75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 06:30:20.87 ID:xdLmdYqO0
ちょっぴりエッチでお馬鹿な姉妹のお話は、これからも続いてゆくのでした

おしまい


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/17(水) 06:32:39.98 ID:DKIDij430
楽しかったよ。乙





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