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イケ太「嘘だろ・・・これが俺の顔だってのか・・・?」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:07:50.48 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「どうしたの?屋上になんて呼び出して」
カノ子「ねえ、浮気したでしょ?」
イケ太「えっ、してねーよ。なんだよ急に」
カノ子「とぼけないでよ」
イケ太「じゃあ証拠は?」
カノ子「あたし、イケ太のケータイ見た」
イケ太「おいいつだよ!」
カノ子「昨日、エッチ終わった後イケ太が寝てから」
イケ太「勝手に見るなよ・・・」
カノ子「見るに決まってるじゃん!これで三回目だよ!?どうして・・・あの女誰なの?」
イケ太「・・・S高軽音部のMちゃん」
カノ子「あそこ女子高じゃん!どうやって知り合ったの?」
イケ太「軽音部合同練習会で・・・」
カノ子「なにそれ・・・ほとんど合コンみたいなもんじゃんそんなの。ねえもう軽音部やめてよ」
イケ太「大丈夫。もう二度と浮気しないから」
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2:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:08:08.31 ID:qWtN98ZW0
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カノ子「信じらんないよ!前の二回だって同じこと言ったじゃん!」
イケ太「ほんと今度こそ反省したから!」
ギュッ、アタマナデナデ
イケ太「許して、ね?本当に好きなのはカノ子だけだよ」
カノ子「・・・もう、次浮気したら本当に別れるから・・・ 本当に本気だからね・・・」
イケ太「うん」
カノ子「イケ太ぁ」
チュッ
イケ太「(ちょろい女だぜ。今のセリフも三回目。また浮気してもどうせ許してくれる。俺から離れられるわけがない)」
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3:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:08:28.36 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「(なんせ俺にはこのルックスがある。年下から大人のお姉さんまでウケ抜群のイケメン。
俺はm!x!に顔を晒していないのに、毎日のように女共からメールが来る。
「A高にとんでもないイケメンがいる。名前はイケ太」・・・こういう噂がそこらかしこで出回っているというのだから困りもんだ。)」
カノ子「じゃ、休み時間そろそろ終わるし、戻ろ?」
イケ太「おう、今回のこと、ごめんな」
カノ子「ううん、もうしないんだったらいいのっ、いこ?」
イケ太「(このプリティーガールは俺の彼女。入学してすぐの付き合いだからもう一年以上続いてる。
俺が何回浮気しても俺にゾッコンだ。顔面偏差値で言えばお世辞にも俺に見合うとは言い難いが、まあこの学校の中で一番可愛いのは間違いない。)」
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4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:08:58.23 ID:qWtN98ZW0
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友雄「お前また浮気したのかよ」
イケ太「いや、S高軽音部の黒髪の女の子があまりにも可愛いもんだからさ~」
友雄「で、カノ子とはどうなったんだ?」
イケ太「許してもらった」
友雄「三回目の浮気をか・・・ というか本当は三回以上あるだろお前」
イケ太「まあ2ケタはいってる」
友雄「そのうちのほとんどは去年の文化祭、お前目当てでやってきた女共か」
イケ太「それは内緒さ」
友雄「俺はお前がうらやましいよ。中身ゴミなのに顔だけで女食えんだもん」
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6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:10:45.71 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「(俺は軽音部の活動を終えると、この友雄と途中まで一緒に帰る。
俺は毎日自分の釣果をこいつに報告する。こいつが妬み悶えるのは見ていて愉快だ)」
イケ太「ただいまーっと」
イケ母「おかえりー」
パソコンポチッ
イケ太「(俺は帰宅するとすぐPCの電源を入れm!x!にアクセスする。
毎日女からのメールが大量に俺の元に届いており、その中から、自分の顔写真を載せているものを順番に見ていく。
俺の好みだったら即返事をして、遊ぶ約束を取り付ける。)」
イケ太「チッ、ブスばっかだな。なんでこの程度で俺と遊べると思ったのか」
イケ太「(こういう日の方が多い。顔写真が載っているものが来るだけでも珍しいのに、可愛い子からのメールなどそうそうないのだ)」
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7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:11:09.30 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「(ではこの際顔写真を載せてしまって、俺のプロフィールを人々の目に留める機会を増やせばいい、と友雄のような凡人は考える。
しかし、それではダメなのだ。俺の噂を聞いて検索するからこそ、噂の届く範囲内、すなわち自分の行動圏内の女からメールが届くのだ。
そしてなにより、自分の顔写真を載せるというのは自分を安売りするのに等しい。
中途半端なイケメンが載せるのはさして問題ないが、
俺ほどの美形が載せるとその神秘・ステータスがカス同然になる。
ナルシストっぽさを少しも見せてはいけない。
「ガチの美形なのにその面を無闇に大衆に晒さない」、これだけのことで"カッコ良さ"が段違いなのだ)」
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8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:12:02.45 ID:qWtN98ZW0
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学校
友雄「そういえばイケ太、昨日はm!x!どうだったんだよ」
イケ太「全然ダメだった。ほっしゃんみたいな女しかいねえ」
友雄「どうだか。お前の目は肥えすぎて節穴と化してるからな。じゃなかったらカノ子を彼女にしといて浮気なんてできるはずがねえ」
イケ太「まあモテ水準の低い奴はブスでも可愛く見えるっつーのはあるかもな」
友雄「おいそれ俺のことか!?」
イケ太「ああやべ、今日帰りカノ子と浮気埋め合わせのデートする予定だった」
友雄「埋め合わせって、いやいやお前部活はよ?」
イケ太「休む。そんじゃー!」
スタスタスタ
友雄「世の中舐めてる・・・」
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9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:12:50.08 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「今回のは俺が先に着かないとまずい。十分前には待機しておいた方がいいよな。ん?上の方から声が・・・」
――「で、今日こそキッパリ言うんでしょうね?」
カノ子「え・・・?」
――「え?じゃないわよ!」
イケ太「(二階の女子トイレか。窓から声が漏れてるんだ。カノ子以外はカノ友とカノ友2かな)」
カノ友「いい加減にしなって。何回浮気されれば目が覚めるの?」
カノ友2「S高軽音部のMって言ったわよね?許せない、私たちで乗り込んでガツンと言ってあげるわよ。あとあんたの彼氏にも!」
カノ子「や、やめてよ。嫌われたくないの」
カノ友1&2「・・・・・・」
カノ子「イケ太に嫌われたら生きてけないよ・・・嫌われるくらいだったら浮気された方がマシだもん・・・」
カノ友「本当にあんたって・・・」
カノ子「あたしのためなのに、二人ともごめん。もういくね。バイバイ!」
イケ太「ああカノ子。なんてちょろいんだ」
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10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:13:49.31 ID:qWtN98ZW0
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――「あ、あの・・・」
イケ太「ん?」
イケ太「・・・君は?」
喪子「お、同じクラスの・・・喪、喪子です・・・」
イケ太「・・・・・・」
イケ太「(知らねー・・・)」
イケ太「う、うん、で、何の用?」
喪子「あの、と、友達になっていただけませんか?」
イケ太「は?」
喪子「イケ太くんと友達になりたいんです・・・だめ・・・ですか・・・?」
イケ太「なにそれ、どういうこと?」
喪子「わたし・・・イケ太くんの力になりたいんです・・・」
イケ太「いやよく意味が・・・」
カノ子「え、なにしてんの」
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12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:14:48.70 ID:qWtN98ZW0
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喪子「カ、カノ子さん・・・ごめんなさい!失礼します!」
タッタッタッタッタ・・・
カノ子「たしか・・・同じクラスの喪子さん・・・だよね?」
イケ太「え、ああ、うん・・・」
カノ子「何話してたの」
イケ太「いやよくわか・・・ってまさかカノ子、疑ってる?」
カノ子「いや、疑ってるっていうか・・・」
イケ太「冗談だろ?あんなのと浮気しねえって!」
カノ子「う、うん、そうだよね。でも正直、びっくりしちゃった。イケ太、あんなのでもイケちゃうんだって」
イケ太「勘弁してくれよ・・・あんな不気味な奴と二人で行動できねえって・・・
カノ子「あはは!そんなこといっちゃかわいそうだよ!」
イケ太「お前だって今馬鹿にしてたくせにー」
カノ子「確かにっ!ねえ、どこいく?ちゃんとあたしを楽しませてね」
イケ太「じゃーまずは・・・カノ子の部屋ってことで!」
カノ子「もーうサイテー!」
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16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:20:07.83 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「(この日は、結局夜までカノ子とセックスだった。
まったく埋め合わせになってないが、俺が良ければそれでいいか)」
帰宅
イケ太「(俺はいつものようにm!x!にアクセスし、いい女からメールが来ていないかを確かめる)」
イケ太「(うげえ、たまに来るんだ。男からのが。しかも男に限って必ず顔写真付きなんだよな。暑苦しいツラ)」
イケ太「(今日もスカばっかだなあ。カノ子レベルとまでは言わずともせめて――)」
イケ太「おおっ!」
イケ太「(俺は写真が貼られていない時点で文面は読まない。貼られていれば、その顔面レベルによって読むか読まないかを決める。
それはこのような文だった。
突然のメール失礼します☆☆
去年の文化祭でのライブ見てファンになりました♪♪
もぷすごく有名なんだねっ!!たまたま人づてに名前を聞いて、チャンスと思って検索したらイケ太くん発見でした♪★
一度会って、気が合うなって思ったら友達になってくれませんか??
それとも年上は苦手かな・・・
パス付きのフォトがあるんだけど、これは君のために撮ったものです(はぁと
君の誕生日がパスになってます★★
メール、待ってるね。。。
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19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:25:31.20 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「(俺は即プロフィールにアクセスし、フォトを確認する)」
イケ太「(メールに添付されていた写真はない。あれは俺に送るメールのためだけに撮ったものらしい)」
イケ太「(それにしても色気むんむんのお姉さんだ。年は二つしか変わらないが、甘えたくてしょうがない)」
イケ太「あ、パス付きのがあった・・・」
イケ太「おいなんだこれすげえ」
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26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:36:40.52 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「(プロフィール、パスなしフォト、メール添付の写真は俺を見つめて微笑むおねえさんの顔のアップだったが、
パス付きフォトはおそらく風呂上りのもので、でっかい胸を片腕で隠し、いたずらな笑みを浮かべて舌を出しているものだった)」
イケ太「か、かわいい・・・」
イケ太「(カノ子もすごく可愛いが、まったくペクトルの異なるものだ。この巨乳に顔をうずめて眠ってみたい・・・)」
イケ太「こうしちゃいられない」
パイ美さんへ
イケ太です!メールありがとうございます!
是非一度お会いしてみたいです。
こちら僕のメールアドレスです。メールしてくれたら僕の方も顔写真を送ります。
よろしくです!
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29:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:43:32.02 ID:MrqOH3Tu0
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パイ美ってww
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30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:45:04.62 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「(その夜、ケータイでメールを何通も交わした。大部分は「早く会いたい」という内容だった。
そして終局で、土曜の夕方に街で会うという約束を取り付けた。絶対にセックスできると思った)」
学校
友雄「なんだこの巨乳お姉さん・・・」
イケ太「今度この人とハメてくる。甘えながらのセックス楽しみだ・・・」
友雄「くそぅ、お前なら甘えても気持ち悪がられないだろうなあ」
イケ太「やべ、勃起してきた」
友雄「それにしてもついこの間浮気バレたばっかだろ?いいのかよ」
イケ太「いいんだよ。もしバレたらカノ子と別れてこっちのお姉さんと付き合おうかなと思ってるし」
友雄「はあ!?」
イケ太「声でけえよ。誰にも言うんじゃねえぞ」
友雄「まあ言わないけどさあ」
イケ太「ほんと、このレベルとヤレるんだったらカノ子捨ててもいいわマジで」
友雄「・・・・・・」
イケ太「まあ、バレなかったら並行させてくけどな」
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34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 00:58:35.92 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「(土曜日の夕方。俺とパイ美さんは待ち合わせの場所で合流し、互いの見た目を褒めあいながら、
近場の漫画喫茶に入店した)」
パイ美「ここ初めて入るー。結構大きいんだね。なんか良い漫画知ってるの?」
イケ太「はい、いろいろと知ってます(歩くたび揺れてる・・・パンツ丈短すぎ・・・)」
個室に入る
パイ美「こんな狭いとこに二人きりで・・・ドキドキするね」
イケ太「そうですね・・・」
・・・・・・
イケ太「(お互い目的が一緒なのはわかりきっていたので、そういう雰囲気になるのは早かった)」
イケ太「(やっぱい大きい・・・何食べてるんだろう・・・)」
パイ美「あん、ダメだよイケ太くん、個室でも両隣に人入ってるんだよ・・・?」
イケ太「静かにしてれば平気ですよ・・・」
イケ太「(俺は今、パイ美さんの肩を抱きながら胸を揉み、キスをしている)」
イケ太「(パイ美さんのパンツに手を突っ込もうとしたときだった)」
パイ美「やっぱりここじゃだめ」
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36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 01:10:08.01 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「え?」
パイ美「ここ出よ。いいところ知ってるんだ。イケ太くんも気に入ると思うから」
イケ太「どこですか?」
パイ美「お楽しみ。私のスクーターで行くよ」
イケ太「(バイクで来てたんだ)」
イケ太「(日が沈みきった頃、俺たちはパイ美さんのスクーターに乗って街を出た)」
イケ太「(もう街の喧騒を感じない。緩やかな坂をずっと上っていた。道は真っ暗だったが、ときどきカーブに差し掛かかると、路面の外は林になっていることがわかった)」
イケ太「(勾配がゆるくなったところで、パイ美さんは路肩にスクーターを止めた)」
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38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 01:22:03.95 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「ここですか?」
パイ美「うん、ここ」
イケ太「外・・・?」
パイ美「これを持って、着いて来て。まだスイッチは入れないでね」
イケ太「(パイ美さんはシートを持ち上げて、中から懐中電灯を取り出して俺に渡したあと、ガードレールをまたいで林の奥へ進んでいった)」
イケ太「パイ美さーん、どこまで歩くんですかー」
パイ美「いいよ、スイッチ入れて」
イケ太「はい」
パイ美「「あはっ、眩しいー!」
イケ太「おお・・・」
イケ太「(パイ美さんは裸だった。身に着けているのはネックレスとスニーカーだけ)」
パイ美「どう、スキでしょ?」
イケ太「はい・・・」
パイ美「それ、石使って地面に斜めに置くの」
イケ太「あ、はい」
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40:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 01:33:46.00 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「(俺は足で手ごろな大きさの石を見つけると、4,5メートルほど右の方へ歩き、懐中電灯を地面に置き、その下に石を敷く)」
イケ太「(闇で見えなかったパイ美さんの体が、浮かび上がった)」
パイ美「イケ太くん・・・来て・・・」
イケ太「パイ美さん・・・」
イケ太「(最中、俺はいつの間にかほぼ全裸だった。どれくらいの時間励んでいたのか覚えていない。
この日以来、カノ子と過ごす時間を減らし、時間を見つけてはパイ美さんとここでセックスをするようになった。
カノ子が不審がっても、俺はパイ美さんとの時間を失いたくなかった。俺は完全にハマった)」
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43:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 01:44:31.19 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「パイ美さんとの間には暗黙の協定が結ばれていた。それは、俺たちがどういう関係なのかを確認しないことだ。
俺も出来るのであればカノ子と別れたくないし、パイ美さんもおそらく本命の男がいる。
お互いにとっておいしいこの関係を、どちらも壊したくないのだ。
夏休みに入る頃には互いに呼び捨て、俺はタメ口になり、出会った頃よりもさらに親密になった。
そして、夏休み最後の日がやってくる)」
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45:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 01:57:33.92 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「(この日、行きでは小雨が降っていた)」
パイ美「どうする?ホテル行く?」
イケ太「いや、行こうよ。雨の中やるのも、原始人っぽくて興奮するかもよ?虫もいないしさ」
パイ美「ふふ、雨の日の青姦なんて初めて」
イケ太「(合体する頃には本格的な雨だった。時々雷が鳴っていた。だが、気分が高まっていた俺たちは気にせず最後まで続けた)」
パイ美「ああやばーい。服ビショ濡れだよー」
イケ太「じゃあ裸で帰っちゃう?」
パイ美「バカ!」
パイ美「今日も・・・あれしちゃう?」
イケ太「いや、今日はいいや」
パイ美「あれ、なんでぇ?」
イケ太「今日は雨だしさ。感じちゃって手元狂ったら大変でしょ?」
パイ美「イケ太も気遣いできるんだねー。私は面白いからあれ好きだけど」
イケ太「(へへへ、いつもとやり方違うけど、まあ大丈夫だろ)」
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46:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 02:06:29.91 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「(雨足は強まっていたのに、なぜか俺は大丈夫だと思っていた)」
イケ太「(いつもとは違うけど――)」
イケ太「(俺は手元を腰から胸に移して、揉んだ)」
イケ太「(ひとしきり揉んだ後、ポロシャツの裾をつかみ、引き上げ、また揉んだ)」
イケ太「(夏休み最後の日の記憶は、ここまでだ)」
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49:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 02:19:54.80 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「あれ、パイ美・・・」
イケ母「イケ太!」
イケ太「あれ、母さん、俺・・・ここ、病院?」
イケ母「良かった・・・あんた、二週間も意識なかったんだからね」
イケ太「(なんだこれ・・・体中が痛い。しかも包帯。顔にも・・・)」
目を覚ましてから、先生は俺にいろいろとテストをして、神経系の障害がないことを示した。
食事は少量しか喉を通らず、体中の痛みは、意識レベルが高まるに連れて増していった。
ある日、先生に呼ばれて診察室へ向かう。そこにいたのは先生ではなく、警察だった。
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52:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 02:31:25.15 ID:qWtN98ZW0
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――「どうもイケ太くん、災難だったね。所轄のデカ山です。よろしく」
イケ太「ど、どうも」
デカ山「さて、容態が良くなってきたことだし、君にいろいろ聞きたくてやってきたんだ」
イケ太「はい」
デカ山「あの日、君は何をやっていた?」
イケ太「えっと、夜遊びを兼ねた肝試し・・・ですかね」
デカ山「本当に?」
イケ太「はい、夏休み最後の思い出にと思って、」
デカ山「夏休み最後――ふうん、じゃあその前あの山を登ったのは何のため?」
イケ太「え、」
デカ山「とぼけるなよ。お前があの女とあの山を何度も登っているのは目撃証言からわかってんだ」
イケ太「・・・すみません嘘をつきました。夜遊びはほぼ毎日やってて、あの真っ暗な道をバイクで走るのがスリルだったんです」
デカ山「はははは、お前、本当に嘘つきだなあ」
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54:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 02:44:19.49 ID:qWtN98ZW0
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デカ山「素直に言ったらどうだ。毎日のように、あの巨乳姉ちゃんとハメてましたってよ」
イケ太「そんな・・・なんで?目撃証言があるんですか」
デカ山「ねえよそんなもん。お前の靴にわずかながらあの林の土が付着していた。もちろんあの女のにもな」
デカ山「林の方にも、お前の自宅近辺の土があったから、これはもうきまりってわけだな」
イケ太「(なんだよ・・・全部知ってて・・・)」
デカ山「そう睨むなよ。いい思いしたんじゃねえか」
イケ太「このこと、他に誰か知ってるんですか・・・」
デカ山「いいや、お前らがハメハメしてたのを知ってるのは警察だけだ。もちろんお前の親も知らん。
現段階では、十九歳の女とスクーター事故を起こしたってことだけを知ってる」
イケ太「現段階って・・・」
デカ山「そうビビるな。必要があれば、俺たちだって情報を示さざるを得なくなるんだ。
だからお前がそうさせなければいいだけのこと」
イケ太「どうすればいいんですか・・・」
デカ山「俺に嘘をつかないことだ。お前が嘘をついてることがわかったら、お前以外の人間から全貌を解明していくことになる。
その上で、お前が知られたくないことを知られるのは必至。全部お前次第だ」
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58:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 02:58:49.62 ID:qWtN98ZW0
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デカ山「聞く。事故が起きたときの状況をできるだけ話してくれ」
イケ太「はい・・・。あの日は大雨でしたが、構わず性交を続けていました」
デカ山「ストップ。雨の量からしてまずいとは思わなかったのか?」
イケ太「はい。そういった不安よりも興奮の方が大きくて・・・最後まで・・・」
イケ太「で、終わった後、スクーターで坂を下っている途中、彼女のシャツをまくったんです」
デカ山「どこまで?」
イケ太「もう、胸が露出するくらいまで」
デカ山「下着は?」
イケ太「パイ美さんは、終わった後は暑いといってブラジャーを付けないんです」
デカ山「・・・・・・」
イケ太「シャツを捲り上げて、胸を揉んだところまで。僕が覚えているのはそこまでです」
デカ山「いつもそうして帰るのか?」
イケ太「いえ、あの日は少しだけ違いました」
デカ山「どう違った?」
イケ太「いつもは、途中でまくるんじゃなくて、最初から胸を露出して、僕が揉みながら走っていました」
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62:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 03:05:48.51 ID:qWtN98ZW0
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デカ山「・・・気違いかテメーらは」
イケ太「すみません、自分でもどうかしてたと思います・・・」
デカ山「スピードはどのくらいだった」
イケ太「すみません・・・走り始めのときから服の上から揉んでいたので、興奮していて、まったくわからないです」
デカ山「あっそう。・・・また何かあったら聞きに行く」
イケ太「ちょっと待ってください」
デカ山「なんだ」
イケ太「パイ美・・・パイ美さんは、無事なんですか?」
デカ山「死んだよ」
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63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 03:13:21.76 ID:3fgKA2bb0
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Oh...
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66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 03:25:51.41 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「そんな・・・・・・・」
デカ山「まあ、もうこの件はもうじき畳めるだろうから、教えてやってもいい」
イケ太「・・・・・・」
デカ山「まず、どういう感じの事故かっつうと、カーブを直進してガードレールに激突ってとこだ。
ブレーキの跡は認められないし、差し掛かりでもまったく減速せずに、いや、あまりにも早い速度で突っ込んでる」
イケ太「つまり・・・」
デカ山「わざとぶつかったんだ。お前が、自分がおっぱい揉んだせいで事故が起こったって罪悪感抱えてるんだったらそれは間違いだ」
デカ山「激突した直後、お前らは林に投げ出された。女は木にぶつかった衝撃で頚椎やって即死。男は、木への衝突は免れたものの、摩擦で木片が体中で刺さった。
最初にかけつけた機動隊員によると、お前の右目飛び出てたらしいぞ」
イケ太「・・・なぜパイ美さんはこんなことを・・・」
デカ山「そもそも、あの女はパイ美という名前ではない」
イケ太「え・・・」
デカ山「在日朝鮮人の風俗譲。本名はチョン・チョン子。ちなみに、顔面と胸の美容整形も行っている。あのHカップはもともとBだ」
イケ太「・・・・・・」
デカ山「長年のホスト狂いで、アウトゾーンの風俗に墜ちた女だ。お前が夏休みの間中、ずっと欠勤していた」
イケ太「それって・・・」
デカ山「最初は遊びのつもりだったが、お前に惹かれていったんだろうなあ。たとえ体だけの関係でも、維持しておきたかったってとこか」
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70: 忍法帖【Lv=36,xxxPT】 :2011/08/15(月) 03:38:13.33 ID:XXYhPL3V0
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チョンチョン子はさすがにすげえなwwwww
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71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 03:40:39.64 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「そんな素振り・・・」
デカ山「そりゃ見せないだろ。お前のことだから、出会ったその日から関係固めようとしたんだろ?」
イケ太「・・・。でも、それが今回のことと何の・・・」
デカ山「お前に捨てられるのが怖いから、お前に誘われた日は欠勤。
毎日の欠勤で理由がなくなってきて、今度は無断でやるようになる。
もともとホスト通いの借金を消すためにヤクザが回した仕事。
どんなことされるかわかりゃしない。だったら、いっそ惚れた男と心中するか」
イケ太「そんなのって・・・」
デカ山「俺の想像だが、あの日、お前が生乳揉みながら帰るのをやめようと言った時。
心中を決意したのはそのときだ。もう次はないと思ったんだ。夏休みはひとつの節目だしな」
イケ太「パイ美さん・・・」
デカ山「以上だ。あーあと、わかっちゃいると思うが、向こうの遺族に対してけしかけるような真似するなよ。
お前のハメハメが露呈するだけだからな」
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74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 03:48:48.71 ID:qWtN98ZW0
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病室
イケ太「あ、先生」
先生「イケ太くん、包帯を取り替えよう。そして今回は良い機会だ」
イケ太「いい機会?」
先生「わかってるとは思うけど、あれだけの木片が刺さったら、元の状態に戻るのは厳しい。
できるだけ取り除いたけど、湯船に使ったとき、パラパラと浮かび上がってくると思う」
イケ太「(はっ・・・俺の顔・・・)」
先生「感染症を引き起こしてはいないし、今後生活していく分にはなんら心配はいらない」
イケ太「先生・・・」
先生「・・・なんだい」
イケ太「取ってみてください・・・」
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76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 04:01:59.78 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「(右頬が物凄く突っ張っているように感じた。力を入れていないのに、上の方に引っ張られているよう)」
イケ太「先生・・・鏡・・・」
先生「・・・・・・」
イケ太「嘘だろ・・・これが俺の顔だってのか・・・?」
右目は明後日の方角。口元は大きく歪み、前歯欠け。皮膚は異様にデコボコ。
イケ太「なんだよこれ・・・バケモンじゃねーかよ・・・」
先生「・・・もちろん治癒すれば今より良い状態になるよ」
イケ太「それは摺れて赤くなったところとか皮の擦りむけでしょう! それに右目が・・・」
先生「それは大丈夫だ。視力は少しずつ戻ってくる」
イケ太「(馬鹿野郎。んなもん心配してねえよ畜生!)」
イケ太「あっ、僕が眠っている間、誰か面会に来てたりは・・・」
先生「それも大丈夫。ちゃんと面会謝絶している。君の彼女がやって来たよ」
イケ太「そうですか・・・(カノ子・・・来てくれたんだ・・・ずっとほっぽってたのに・・・)」
イケ太「(涙がとまんねえ・・・どうすんだよこんなツラで・・・生きてけねーよ・・・)」
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77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 04:03:13.00 ID:3fgKA2bb0
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ざまぁwwwwwwwwwwww
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78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 04:08:31.44 ID:rIwo/a9OO
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スレタイキタザマァ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
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79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 04:11:03.15 ID:qWtN98ZW0
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病院から課された条件をクリアして、イケ太はめでたく退院した。
もっとも、その条件というのは、ただ寝てれば達成できるものだった。
イケ太「行きたくない。生きたくない。こんな顔・・・」
イケ母「・・・甘えないの。自業自得でしょ」
イケ太「はあ?なんだよその言い草は!」
イケ母「相手の人が亡くなってるのに、私だってこんなこと言いたかないけど、
夜遅くまでバイクで遊んで、挙句大雨の中を猛スピードで下ったって。そんなもん自業自得だよ」
イケ太「(くそ・・・・糞ババア・・・何も知らないくせに・・・)」
イケ太「(でも当たり前だ・・・全部を話さない限りは、こういう解釈をされて当然だ・・・)」
イケ太「(どうすんだよ俺・・・)」
ピンポーン
イケ母「・・・たぶん、カノちゃんよ」
イケ太「え?呼んだの?」
イケ母「呼んでなんかないさ。でも、わかるでしょ」
イケ太「・・・・・・」
イケ太「行くしかないのか・・・」
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81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 04:16:24.62 ID:qWtN98ZW0
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ガチャ
イケ太「カノ・・・子・・・?」
喪子「ご・・・ごめんなさい・・・」
イケ太「喪・・・喪子さん・・・何の用?」
喪子「いや、用っていうか。イケ太くんが心配だったから」
イケ太「心配なんてしなくていいよ」
喪子「え・・・?」
イケ太「(来んじゃねえよ・・・今の俺じゃ・・・お前と並んだら・・・)」
イケ太「付き合ってるみたいじゃねーかよ!」
喪子「ごめんなさい・・・悪気があったわけじゃ・・・」
イケ太「この際はっきり言っておくけどさ、俺、お前みたいなのと違って、髪染めてて、化粧もうまくて、性格も明るい子が好きなんだよ!」
喪子「そんな・・・」
イケ太「俺にはカノ子っていう可愛い彼女がいるんだ!俺はカノ子を幸せにすんだよ!もう俺に付きまとうな!」
喪子「・・・・・・」テクテクテクテク
イケ太「行ったか・・・ 気色わりい女・・・
カノ子、なんで来てくれないんだろう」
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84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 04:38:42.83 ID:qWtN98ZW0
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イケ太「みんな元通りに接してくれるだろうか」
学校
イケ太「お、おう友雄」
友雄「うわ・・・お前・・・ずいぶん派手にやったんだな・・・」
イケ太「うん・・・」
友雄「ダチとして言っておくけどよ、掲示板は見ないほうがいい」
イケ太「え・・・それ」
友雄「それと、学校では俺に話しかけんのよしてくれ」
イケ太「・・・おいどういうことだよ・・・」
友雄「いや、別にお前の顔がどうとかいうわけじゃねえぞ。
ただ、お前、例の女の人とあの事故起こしたんだろ?」
イケ太「・・・・・・」
友雄「お前もうバレてんだよそれ・・・」
イケ太「お前言ったのか?」
友雄「言ってねえ。あの女、去年の文化祭に来てたんだよ。見た目インパクトあるから、その女のこと覚えてる奴がいたんだ
そいつはお前がその女と毎夜山登ってんの見てんだ」
イケ太「(――「目撃証言がある」)」
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87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 04:49:45.35 ID:qWtN98ZW0
-
イケ太「わかったよ。お前なんか知らない。ダチじゃねえ」
友雄「はあ?やってらんねえ。勝手にしろ」
イケ太「(カノ子はこのこと知ってんのか・・・だから・・・)」
イケ太「(大丈夫だ。カノ子ならわかってくれる。いつだって俺の味方だった)」
カノ友「あっ!カノ子ー!」
イケ太「(カノ子・・・!)」
カノ子「おはよー」
イケ太「カノ子!」
カノ子「い・・・イケ太・・・ ひさしぶり・・・」
イケ太「来て!」
階段踊り場
イケ太「なんで来てくれなかったの?俺が今日登校できる日だって、担任から聞いてるはずじゃんか」
カノ子「・・・プレッシャーかけないほうがいいかなと思ったんだ・・・」
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88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 04:54:15.78 ID:qWtN98ZW0
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カノ子「今日から来れるっていうことは聞いてたよ。でも、休む選択肢もあったじゃん。
誰かが迎えにいっちゃったら、その選択肢消すことになっちゃわないかなって・・・
ごめんね、行ってあげれば良かった」
イケ太「カノ子、聞きたい」
カノ子「なに?」
イケ太「俺のこと好き?」
カノ子「何いってんの!大好きだよ・・・」
ギュッ
イケ太「良かった・・・ありがとう・・・カノ子に嫌われたら俺・・・」
カノ子「・・・・・・」
イケ太「(本当に良かった。カノ子は見た目で俺を判断してないんだ)」
イケ太「(あ、そういえば最近セックスしてなかったな・・・)」
イケ太「カノ子、今日カノ子ん家行ってもいい?」
カノ子「え?う、うん・・・いいけど」
イケ太「やった!」
-
89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 05:04:12.60 ID:qWtN98ZW0
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カノ子宅
イケ太「(じゃあキス・・・)」
カノ子「・・・・・・」プイッ
イケ太「えっ」
カノ子「あっごめん」
チュッ、ベロベロ
カノ子「うぇえっ!」
イケ太「どうしたんだよ・・・」
カノ子「今日はやめよう・・・」
イケ太「なんで・・・」
カノ子「ねえ・・・本当にイケ太だよね・・・?
なんか、別の人としてるみたい」
イケ太「俺だよ。声でわかるだろ!顔はこんなでも俺なんだよ!」
カノ子「前はこんな感じじゃなかった。もっと余裕があって・・・紳士的で・・・
今のイケ太は・・・イヤだ・・・」
イケ太「もう帰る・・・」
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90:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 05:13:20.34 ID:qWtN98ZW0
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帰り道
喪子「イケ太くん・・・」
イケ太「お前・・・また来たのか・・・」
喪子「叶ったんだよ」
イケ太「は?」
喪子「イケ太くんカッコ良くて、凄くモテてたよね。でも今はめっきりで・・・」
イケ太「喧嘩売ってんのかよキモ女・・・」
喪子「わたしが願ったんだよ。イケ太くんがハゲてデブになって、女の子みんな見向きしなくなればいいって」
そして事故に遭ってその通りになった。叶ったんだ」
イケ太「・・・俺がお前を振ったからか・・・」
喪子「え?うーうん。勘違いしないでイケ太くん。私はイケ太くんが好きだからそう願ったんだよ」
イケ太「気が狂ったのか・・・」
喪子「だからイケ太くん、私のところに来てください。力になりたいんです・・・」
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92:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 05:23:40.84 ID:qWtN98ZW0
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喪子宅
喪子「あっ、ああんっ、、、んっんっ・・・」
イケ太「ああイク・・・!イクッ・・・」
イケ太「(あ・・・やっちまった・・・喪子とやっちまった・・・)」
喪子「はぁ・・・はぁ・・・ファーストキスと処女・・・イケ太くん・・・はぁはぁ・・・嬉しい・・・」
イケ太「(まずい・・・前がセックス三昧だったせいで、性欲が止まらねえ・・・
カノ子がやらせてくれないんじゃ、したくなる度喪子に頼るしかない・・・)」
ギュッ
イケ太「喪子・・・」
喪子「イケ太・・・」
イケ太「(やばい・・・このブスがいとおしくなってきた・・・末期だ・・・):
-
94:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 05:48:07.28 ID:qWtN98ZW0
-
イケ太「(あの日から、俺は毎日喪子とセックスしている)
顔面が醜悪になっても、喪子は他の人間のように俺を拒絶しなかった。
歯止めの効かなくなった俺の性欲をすべて受け止めてくれる。
しかし、それもいつか終わることを俺は知っている。
喪子は以前、俺が美形だからこそ俺に惚れていた。これは間違いない。
でも今は違う。俺が醜悪だから、自分の惨めな姿を重ねずにはいられないのだ。
喪子がもう少し校内でのヒエラルキーを高めたとき、俺はあっさり捨てられるだろう。
カノ子も同じ。自分に見合うのが俺しかいなかったからこそ、俺がいくら浮気しても許すことが出来た。
しかし、俺が見合わなくなってあっさり捨てた。
俺は自分の美しい顔で世の中を渡っていたつもりだったが、
それはまったくの間違いで、反対に、周囲の人間が俺をものさしにして自分の価値を計っているだけだったのだ。
喪子に捨てられたとき、俺は次、誰のものさしになるんだろう。
=======================完!======================
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95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 05:50:43.10 ID:wDXjRrgD0
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おつ!
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98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 06:01:05.09 ID:uhif9L6uO
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よく頑張った!おもしろかったよ!
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101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 06:14:26.42 ID:lWkCaPqO0
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最後は中々くるものがあった
乙

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