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フェイト「私の友達がこんなに可愛いわけがない!」

1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 00:40:59.13 ID:rFQg6xlwO
フェイト「なのはは友達……なのはは友達……なのはは友達……」


4:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 00:52:49.62 ID:rFQg6xlwO
朝のバスの中

フェイト「それで、エイミィがね……」

なのは「ん……ごめん、フェイトちゃん、肩かしてくれる?」

フェイト「え?」

なのは「昨日ちょっと寝るのが遅くなっちゃって……バスの揺れが……」

フェイト「な、なのは?」

なのは「ごめん……学校ついたら起こして……」

フェイト「う、うん……」

なのは「……」スースー


フェイト「あぅぅ……///」




7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 01:00:46.34 ID:rFQg6xlwO
フェイト「なのは~、もうついちゃうよ~」ユサユサ

なのは「ん……んん……もう少しだけ……」

フェイト「ダメだよ~、乗り過ごしちゃうよ~」ユサユサ

なのは「ん……」スースー

フェイト「なのは~、起きないと抱っこして学校につれてくよ~」

なのは「……お願い」

フェイト「ふぇ!?」


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 01:09:05.78 ID:rFQg6xlwO
フェイト(抱っこ!?なのはを抱っこ!?)

なのは「……」スースー

フェイト(やっぱり抱っこと言えばお姫様……だよね!?なのははお姫様……うん、凄く似合う……)

なのは「……」スースー

フェイト(ホントにしていいのかな?でもしょうがないよね、このままじゃ乗り過ごしちゃうし……)

アナウンス「次は聖祥小学校前~聖祥小学校前~」

なのは「ん……起きなきゃ……」

フェイト「あ、ああ……」

なのは「肩重くしてごめんね、おはよう、フェイトちゃん」


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 01:18:11.32 ID:rFQg6xlwO
教室

なのは「みんな、おはよ~」

フェイト「アリサ、すずか、はやて、おはよう」

すずか「あ、なのはちゃん、フェイトちゃん、おはよう」

はやて「二人とも、おはよーさん」

アリサ「ん、おはよう……って、なのは、アンタ、目が半分寝てるわよ?」

なのは「あ、これは昨日寝るのが遅くなっちゃって……」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 01:31:36.42 ID:rFQg6xlwO
アリサ「もう、アンタ達は私やすずかより忙しいんだから、睡眠時間はちゃんととらなきゃダメでしょうが!」

なのは「ははは……、いちおうバスの中で寝たんだけど……」

アリサ「そんなの15分くらいじゃない!」

なのは「あ、その、フェイトちゃんゴメンね?ずっと寄りかかっちゃって」

フェイト「あ、い、いいよ、それくらい!」

アリサ(……あー、それで……)

すずか(フェイトちゃんまで疲れ顔で……)

はやて(ふふ、シグナムとヴィータに話すええネタが出来た……)


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 01:41:19.21 ID:rFQg6xlwO
なのは「あ!そろそろ準備しなきゃ授業はじまっちゃうよ!」

アリサ「ま、ノートくらいなら見せてあげるから、眠かったら寝なさいよ?」

なのは「うん!ありがと、多分大丈夫だよ」

はやて「……フェイトちゃん、まだ顔赤いで」ボソッ

フェイト「ふぇ?え!?ホント!?」

はやて「ふふふ、ウソや」

すずか「もうはやてちゃんダメでしょ、フェイトちゃんからかっちゃ、いちおう本人は真剣なんだから……」


18:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 01:49:33.63 ID:rFQg6xlwO
お昼休み

なのは「ん~っ!やっとお昼だ~!」

アリサ「なにが大丈夫よ、アンタ、さっきの時間爆睡だったじゃない」

なのは「ははは……ごめんなさい……」

アリサ「ということで、はい、ノート」

なのは「あ、ありがとう、明日には返すね?」

アリサ「いいわよ、そんな急がなくても、今日もあっちに行くんでしょ?」

なのは「うん、じゃあ……今週中には返すね?」
アリサ「OK、了解」

はやて「みんな、お昼ご飯食べるで~」


21:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 01:56:49.02 ID:rFQg6xlwO
フェイト「あの、なのは……さっきの時間、ずっと寝てたみたいだけど大丈夫?疲れてない?」

なのは「ん?大丈夫だよ?逆に、寝てたお蔭で元気元気!」

フェイト「それならいいけど……なのははすぐ無理するから……」

なのは「ふふ……心配してくれてありがと、フェイトちゃん」ニコッ

すずか「ま~た、イチャイチャが始まったね」

アリサ「食傷気味ね」

はやて「まあまあ、弄るネタが増えてええやん」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 02:07:57.00 ID:rFQg6xlwO
アリサ「まあ、でも、なのはが無理しがちなのは同意するけど」

なのは「ええ!?そんなことないよ?」

すずか「昔から突撃思考だし」

はやて「そうそう、あのヴィータが心配するくらいやしな」

なのは「ヴィータちゃんまで!?」

フェイト「それだけみんな、なのはの事が大切なんだよ」

アリサ・すずか・はやて(フェイト(ちゃん)には負けるけど……)


28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 02:14:54.63 ID:rFQg6xlwO
なのは「なんか……凄い、照れちゃうな……」

アリサ「ここで照れるなら、ちゃんと自分のこと大切にしなさい」

すずか「……と、言いつつ、自分のセリフに照れてるアリサちゃんなのでした」

アリサ「なっ!」

フェイト「だけど、本当だよなのは、みんな、なのはのこと凄く大切に思ってるんだから、なのはも自分を大切にしよう?」

なのは「う、うん……///」

はやて(あれが真顔で言えるのに、なぁ……)


30:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 02:24:32.20 ID:rFQg6xlwO
放課後

はやて「さ、帰ろ帰ろ~」

フェイト「なのはは、今日仕事だっけ?」

なのは「うん、そうだよ」

フェイト「その……さっきの話じゃないけど、気をつけてね」

なのは「大丈夫大丈夫、今日はただの遺跡調査だから、それにヴィータちゃんも付いてるし」

フェイト「うん、何もないことを祈ってるよ」

なのは「ありがとう、じゃあ、また明日」

フェイト「うん、また明日」


31:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 02:29:02.62 ID:rFQg6xlwO
なのは「じゃあ、みんなもバイバ~イ」

すずか「ん、気を付けてね」

アリサ「また明日」

はやて「バイバ~イ」

フェイト「じゃあ、私も……」

すずか「はい、フェイトちゃんはこっちね」

フェイト「え?」

アリサ「ちょっと話があるから顔貸しなさい」

フェイト「え?え?」

はやて「体育館裏とかじゃないから安心しいや」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 02:39:14.58 ID:rFQg6xlwO
喫茶店

フェイト「で……なにかな?」

はやて「まあ、単刀直入に言うとなのはちゃんのことやねんけど」

フェイト「な、なのはがどうかしたの!?」

すずか「凄い食いつきね」

アリサ「まあ、どうしたのか聞きたいのは私達のほうなんだけど」

フェイト「え?」


35:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 02:43:22.04 ID:rFQg6xlwO
はやて「最近なのはちゃん、疲れてない?」

フェイト「そ、そうかな?」

すずか「今日は特にだったけど、最近いつも沈みがちだったし……」

フェイト「な、なんで……?」

アリサ「それが分からないから一番近くにいるアンタに聴いてるんでしょうが!」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 02:49:54.73 ID:rFQg6xlwO
フェイト「一番近く……?」

アリサ「そうでしょうが!?」

フェイト「いや、でも、友達になったのはアリサやすずかの方が先で、私よりずっと昔からなのはのこと知ってる訳だし」

すずか「フェイトちゃん?」

フェイト「それに、時間的にはみんな学校では一緒だし、帰ってからも訓練するとき以外は、仕事ならヴィータと組むことが多いからはやての方が……」

はやて「もしかして、自覚ないん?」

フェイト「自覚?」


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 02:57:23.93 ID:rFQg6xlwO
アリサ「なのはのこといっつも一番気にかけて、大切にしてるのはアンタでしょうが!」

フェイト「いや、友達を気にかけて、大切にするのは当然でしょ?」

すずか「えーと……じゃあ、今朝はなんで顔赤くしてたの?」

フェイト「あ、あれは、なのはが、その、だ、抱っこしてなんて言ってくるからで!」

はやて「抱っこ?」

フェイト「だって、なのはが中々起きないから、乗り過ごしたら大変だし、抱っこして連れてくって言ったら『お願い』って!!」

アリサ「アンタねぇ……」

フェイト「ほ、ホントにしたわけじゃないよ?なのは起きちゃったし、いや、起きるのが悪い訳じゃないし、したくなかったっ訳でもないけど」


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 03:03:12.15 ID:rFQg6xlwO
はやて「重症やね」

フェイト「え?なのはの症状、そんなに酷いの!?なら、今すぐにでも管理局に通信入れて……」

アリサ「はぁ……アンタのことよ」

フェイト「へ?」

すずか「フェイトちゃんが、なのはちゃんのこと好き過ぎなの」

フェイト「あ、いや、だって、なのはは初めての友達で、ちゃんと向き合ってくれた人で、私に人生をくれた人で……」


41:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 03:11:18.04 ID:rFQg6xlwO
アリサ「アンタがどれくらいなのはが好きかなんて知ってるわよ」

はやて「それが友達超えてるだけの話や」

フェイト「いや、なのはは大切な友達で……」

すずか「友達のこと抱っこしたいなんて、普通、思わないよ?」

フェイト「だ、だって、抱っこと言えば、お姫様抱っこだし、なのはならお姫様凄く似合いそうだなぁ……って」

アリサ「ホント、重症ね」


44:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 03:19:56.82 ID:rFQg6xlwO
はやて「まあまあ、ええんちゃう、フェイトちゃんはなのはちゃんが凄い好きで、凄い大切なんやろ?」

フェイト「うん……」

はやて「それが私達の中で一番凄いだけやから、で、そのフェイトちゃんにもなのはちゃんがお疲れ気味な理由わからんねやろ?」

フェイト「ごめんなさい……」

すずか「私達にもわからなかったんだから、謝ることじゃないよ」

フェイト「でも……私だけ気付いてなかったみたいだし……」

アリサ「もう、アンタなのはの性格よく知ってるでしょ!?どうせ、アンタが心配するの分かってるからアンタの前では隠してたのよ!!」


47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 03:28:14.68 ID:rFQg6xlwO
フェイト「そ、そうだよね……」

アリサ「あー、もう!あの子の傍にいたらこれくらい日常茶飯事なんだから、いちいち落ち込まないの!!」

フェイト「うん、ありがとう、アリサ」

アリサ「もう、ホント、世話が焼けるんだから!」

はやて「ツンデレ?」

すずか「ツンデレ、ツンデレ」


48:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 03:37:14.35 ID:rFQg6xlwO
フェイト「茶化しちゃだめだよ、アリサは本当に私のこと心配してくれたんだから……本当にありがとう、アリサ」

アリサ「あ、あの……わ、わかったんならちゃんとなのはのこと見張っときなさいよね!」

フェイト「うん、大丈夫、任しておいて」

はやて「じゃ、まあ今日は解散しますか、私もヴィータに今日のこと聴いとくし」

すずか「そうね、また明日だね」


59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 04:00:22.21 ID:rFQg6xlwO
アリサ「ま、そういうことね」

フェイト「うん、夜更かししないように注意しとくよ」

プルルルルル……

すずか「ん、フェイトちゃんのじゃない?」

フェイト「え?あっ?なのは!?」

はやて「さて、お邪魔虫たちは帰りますか」

アリサ「そうね」


60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 04:03:30.64 ID:rFQg6xlwO
すずか「なのはちゃんによろしくね?」

アリサ「ちゃんと厳しくしときなさいよ?」

はやて「じゃーねー」

フェイト「うん!」

ピッ

フェイト「も、もしもし……」


61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 04:08:31.46 ID:rFQg6xlwO
なのは「あっ!フェイトちゃん?今大丈夫?」

フェイト「う、うん!大丈夫だよ!」

なのは「ん?どうしたの?なにかあった?」

フェイト「え?いや、何もないよ?ただ、もう仕事終わったのかなって驚いたから……」

なのは「あ、うん、今日は凄く順調で、もう終わっちゃったから、フェイトちゃんの声、聞きたいなって……」

フェイト「えっ!?」


63:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 04:12:56.12 ID:rFQg6xlwO
なのは「ふふ……なんてね」

フェイト「な、なのは!?」

なのは「今日はみんなに心配させちゃったみたいだし、フェイトちゃんには朝迷惑掛けちゃったから……」

フェイト「あ、あれくらい迷惑じゃないよ!」

なのは「ありがとう、フェイトちゃん」


64:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 04:19:35.94 ID:rFQg6xlwO
フェイト「その……本当だよ?」

なのは「うん、本当にフェイトちゃんは優しいね」

フェイト「そういうことじゃなくて……」

なのは「ふふ……それで、今から会えないかな?」

フェイト「え?今から?」

なのは「うん、フェイトちゃんの顔が見たい気分だから、……今度はホントだよ?」

フェイト「……///」


66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 04:28:29.40 ID:rFQg6xlwO
なのは「私はもうすぐ家に着くから……今、フェイトちゃんはどこ?」

フェイト「で、でも……」

なのは「ん?」

フェイト「その……今日はなのは寝不足みたいだったし、会わずに早めに寝た方が……」

なのは「……ダメ?」

フェイト「え、いや……」

なのは「フェイトちゃんの顔見て、話したら、ぐっすり眠れそうなんだけどなぁ……」


67:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 04:36:13.24 ID:rFQg6xlwO
フェイト「そ、その……晩御飯くらいまでなら……」

なのは「やったー!」

フェイト「でも、眠かったらすぐ寝なきゃダメだよ?」

なのは「大丈夫大丈夫、で、どこで会おうか?」

フェイト「あ、私がなのはの家に行くから、それならすぐ眠れるし……」

なのは「うん!わかった!待ってるからね!」


68:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 04:45:42.54 ID:rFQg6xlwO
高町家

フェイト「……」

ピンポーン ガラッ

なのは「待ってたよ、フェイトちゃん!」

フェイト「な、なのはっ!?」

なのは「あ、ごめん、時間がないって思ってたら待ちきれなくって……///」

フェイト「いや、その、……凄く嬉しいよ?」

なのは「……ありがとう、じゃあ、上がって?」


69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 04:50:44.78 ID:rFQg6xlwO
なのはの部屋

フェイト「お邪魔します」

なのは「どうぞ~、ごめんね、断られると思ってたからお菓子とか用意出来なくて……」

フェイト「い、いや、いいよ」

なのは「その……制服ってことは、どこか寄り道してた?」

フェイト「うん、アリサ達とね」

なのは「……やっぱり、みんなにも心配掛けちゃったのかな……」


70:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 04:55:25.64 ID:rFQg6xlwO
フェイト「うん、みんな、なのはのこと凄く心配してたよ」

なのは「そっか……」

フェイト「私なんて、ちゃんとなのはこ見張っとけってアリサに怒られちゃった」

なのは「ははは、フェイトちゃんは何も悪くないのにね」

フェイト「でも、うん、なのはのこと、一番見てるの私らしいから……」
なのは「え?」


71:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 05:01:10.85 ID:rFQg6xlwO
フェイト「なのはのこと、一番気にかけてて、一番見てて、一番好きなの、私だってみんなに言われちゃって……だから、私がなのはを守らなくちゃって……」

なのは「だからなのかな?」

フェイト「ん?」

なのは「こうやって、顔を見て、話して、一緒にいて、一番安心できるのがフェイトちゃんなのは、そのせいなのかな?」

フェイト「そ、そうなの?」


74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 05:04:45.88 ID:rFQg6xlwO
なのは「うん、そうだよ……そうだ、フェイトちゃん、肩かして?」

フェイト「え?」

なのは「ふふ……朝の続きだよ」

フェイト「なのは?」

なのは「ほら、こうやって一緒に座ってるだけで、ちょっと触れてるだけで安心できるんだ、フェイトちゃんは?」

フェイト「わ、私!?私は……ちょっとドキドキする」


76:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 05:11:43.55 ID:rFQg6xlwO
なのは「そっか……ホントにフェイトちゃんは私のこと好きなんだね、嬉しいな」

フェイト「うん、本当に大切で、本当に大好きだよ……どうしたらいいのかわからないくらい」

なのは「……どうもしなくていいよ、ずっと一緒に居てくれれば」

フェイト「うん」

なのは「きっと心配も迷惑もいっぱいかけちゃうけど」

フェイト「なのはになら、いくらでもいいよ」


78:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 05:17:14.73 ID:rFQg6xlwO
なのは「ふふ、ありがとう」

フェイト「いえいえ、どういたしまして」

なのは「じゃあ、もうちょっと、このままいてもいいかな?」

フェイト「うん」

なのは「ありがとう」

フェイト「うん……」


80:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 05:23:38.01 ID:rFQg6xlwO
なのは「……」

フェイト「……」



桃子「ご飯よ~」

フェイト「えっ?もうこんな時間!?」

なのは「あ、一緒に食べてく?」

フェイト「いや、いいよ、じゃあ、また明日ね!」

なのは「えっ!?」


81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 05:31:17.28 ID:rFQg6xlwO
次の朝

アリサ「はあ!?なのは休み!?」

フェイト「いや、なんか、身体が重くて熱っぽいって桃子さんが……」

すずか「昨日はあの後どうしたの?」

フェイト「いや、なのはが会いたいって言ってくれて……家に行って……」

はやて「きのうはおたのしみでしたねコース?」

フェイト「ち、違うよ!!」


82:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 05:37:43.63 ID:rFQg6xlwO
アリサ「じゃあ何したのよ!?」

フェイト「い、いや、別に……一緒に話して、晩御飯が出来たみたいだから帰っただけだよ?ホントだよ?」

はやて「その顔は怪しいなぁ……」

アリサ「まあいいわ、直接聞いてくるわ」

フェイト「え?」


83:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 05:41:37.50 ID:rFQg6xlwO
アリサ「お見舞いよ、お見舞い」

すずか「今から?」

アリサ「そうよ!早いに越したことはないでしょ?」

フェイト「授業は!?」

アリサ「はやてとアンタにノート頼むわ」

はやて「え?」

アリサ「行くわよ、すずか!」

すずか「ははは……こうなっちゃったら、止めれないから二人ともお願いね」


84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 05:47:05.80 ID:rFQg6xlwO
高町家

ピンポーン


アリサ「ん、誰も出てこないなんて、都合がいいわね」

ガラッ

アリサ「お邪魔しまーす」

すずか「不法侵入には……ならないよね?」


86:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 05:51:16.63 ID:rFQg6xlwO
なのはの部屋

コンコンッ ガチャッ
アリサ「入るわよ!」

なのは「……」スースー

すずか「寝てる、ね」

アリサ「可哀想だけど……なのは、起きなさ~い」ユサユサ

なのは「ん……今日はもう、お休み……」

アリサ「休みでも起きなさい!」

なのは「んん……アリサ……ちゃん?」


87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 05:53:26.06 ID:rFQg6xlwO
アリサ「はい、おはよう」

なのは「え?なんで?すずかちゃんまで?」

すずか「お、おはよう」
なのは「おはよう……なんで?」

アリサ「お見舞いよ」

なのは「え?もう放課後?」


88:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 05:57:35.17 ID:rFQg6xlwO
アリサ「放課後まで待ってられるワケないでしょ!」

なのは「え?え?」

アリサ「アンタ、昨日の今日でなに休んでんのよ!」

なのは「いや、だって、しんどくて、熱もちょっと……」

アリサ「ちゃんと休めって言ったでしょ!?それてもホントにフェイトになにかされたの!?」

なのは「な、なんで、そこでフェイトちゃん!?」


89:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 06:00:57.76 ID:rFQg6xlwO
すずか「フェイトちゃんが、昨日なのはちゃんに会ったって言ってたから……」

アリサ「あの子のことだから無いとは思うけど、無理矢理なんかされたりした!?」

なのは「いや、逆に……」

すずか・アリサ「逆!?」

なのは「あ、今のナシで……」


91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 06:03:00.23 ID:rFQg6xlwO
アリサ「ナシに出来るワケないでしょ!」

なのは「いや、でも……」

すずか「でも?」

なのは「その……」

アリサ「早く話しなさい!」

なのは「だって……」

すずか「ここまできたら、話しちゃった方が楽だよ?」


93:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 06:09:33.84 ID:rFQg6xlwO
なのは「フェイトちゃんが凄くいい雰囲気だったのに、何もせず帰っちゃったの!」

すずか「え?」

アリサ「ど、どういうこと?」

なのは「ずっとずっと悩んでて、やっと昨日、少しだけ気持ちを伝えられて、フェイトちゃんも気持ち打ち明けてくれたのに、何もせずに帰っちゃったの!」


95:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 06:14:03.21 ID:rFQg6xlwO
すずか「その……それは恋愛的な?」

なのは「そうだよ!」

アリサ「いや、アンタ達女の子同士……」

なのは「だから悩んでたの!ずっとずっと、多分初めて見た時から、友達になれたときからずっとずっと……」

アリサ「でも、フェイトなら……」

なのは「知ってるよ、フェイトちゃんがどれくらい私のこと好きかなんて……だからだよ……」


99:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 06:20:32.98 ID:rFQg6xlwO
すずか「え?」

なのは「フェイトちゃん、私に言われたら断れないから……きっと、そんな気持ちなんて無くても、私の為に頷いちゃうから……」

アリサ「……でしょうね」

なのは「だから、昨日、フェイトちゃんから好きだって、大切だって……ドキドキするって言ってくれて……凄く嬉しかったのに、なんにもせずに帰っちゃったから……」

すずか「で、でも、女の子同士だし……何もって……」


100:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 06:31:23.37 ID:rFQg6xlwO
なのは「い、いきなりそういうことじゃなくても、その……キス……ううん、抱きしめてくれるくらい……」

アリサ「……ホント、バカ」

なのは「でも、だって……、昨日の雰囲気で何もしてくれないってことは、そういうことしたいの私だけなのかなって……やっぱり一緒に居られないのかなって……」

すずか「で、悩んで寝不足?」

なのは「うん……」


101:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 06:34:38.53 ID:rFQg6xlwO
アリサ「あー!もう!!そういうのは早く私達に相談しなさいよ!!」

なのは「だって……」

アリサ「最近疲れ気味だったのも、それで悩んでたせいでしょう!?」

なのは「う、うん……」

アリサ「アンタ、それで私達がどんだけ心配したかわかってんの!?」

なのは「ごめんなさい……」


102:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 06:40:07.49 ID:rFQg6xlwO
アリサ「じゃあ、ささっと学校行くわよ!」

なのは「え?」

すずか「アリサちゃん?」

アリサ「そんなの、うだうだせずにフェイトに言うしかないでしょ!ちゃんと言えばフェイトも正直に答えるわよ!」

なのは「で、でも……」


104:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 06:45:33.10 ID:rFQg6xlwO
ガチャッ

はやて「まあ、その必要はないんやけどな」

なのは「えっ!?」

フェイト「ごめん、なのは……全部……」

アリサ「いや!アンタら学校は!?」

はやて「流石の私も相性的にフェイトちゃんと1vs1やとなぁ……」

フェイト「ま、魔法は使ってないよ?……いや、転移魔法は使ったけど……」


105:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 06:54:14.10 ID:rFQg6xlwO
すずか「説明になってない……」

フェイト「だって、なのはが休んでるの、やっぱり私のせいじゃないかって思えてきて……居ても立ってもいられなくて……」

なのは「あ、いや……なんで?」

アリサ「じゃあ、アンタついて来ただけじゃない」

はやて「だって、私もどういうことか知りたかってんもん」


106:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 07:00:24.29 ID:rFQg6xlwO
フェイト「あ、いや、だって、昨日ちょっとドキドキしてるって言ったけど、実は凄くドキドキしてて、抱きしめたいとか、そういうこと考えてたのバレてたのかな、って……」

すずか「え……?」

フェイト「それで、その……これ以上一緒にいたら我慢しきれなくなるから、逃げるように帰ったのももしかしたら、って……」

アリサ「はぁ……?」

はやて「な、こんなん念話で聞いたら、一緒に行きたくなるやろ?」


109:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 07:04:56.24 ID:rFQg6xlwO
なのは「それ、本当?」

フェイト「う、うん……全部、本当」

なのは「その……あの……両想いってこと?」

フェイト「うん……多分……」

アリサ「さ、帰るわよ」

すずか「ノート誰に借りようかな」

はやて「あ、ちゃんと隣の子に頼んどいたで」


110:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 07:08:18.43 ID:rFQg6xlwO
なのは「じゃあ、学校が終わったら……」

フェイト「うん……必ず」

アリサ「いや、アンタは残りなさいよ」

フェイト「え?」

すずか「なのはちゃん、いちおう熱あるんでしょ?」

なのは「そうだけど……」

はやて「じゃあ、ちゃんと看病せなな」


113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 07:12:09.26 ID:rFQg6xlwO
アリサ「ま、そういうことだから、また明日ね」
すずか「バイバイ」

はやて「あんま、無理したらあかんで?」

ガチャッ

バタン


フェイト「え、え~と……」

なのは「う、うん……」

フェイト「とりあえず、抱きしめるところからで……///」

なのは「……お、お願いします///」


おわり


114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 07:13:35.71 ID:KWSaNXKz0
乙カレー


115:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/20(土) 07:14:15.76 ID:Y2iouj1t0


いいいちゃいちゃだった





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