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天使「うわwwキモオタが私の担当とかwww」男「…」
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1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 20:41:54.37 ID:ExVBpWB6O
-
男「この部屋もフィギュアでいっぱいになったな…」
男「こんなことして何が楽しいんだろうか…彼女欲しいけど、部屋がこんなんじゃ親すら呼べない…」
男「…」
男「隠れオタなんか疲れるだけだ。いっそのことオープンになってやろうか」
パアァァ…
男「ん?外が嫌に明るいな…」
-
8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 20:46:10.05 ID:ExVBpWB6O
-
あなたに神の御加護を与えましょう…
男「え?なに?誰かいるの?てか窓の外明るいな!!なんなんだよ」ガララ
あなたに御加護を…
男「誰誰?うわ!え?部屋に誰かいるの?カーちゃんか!?カーちゃんなのか!?」
パァァァ…
男「うわぁああ!!眩しっ!眩しっ!誰だよ近所迷惑だろ!」
バサッバサッ
男「ひぃぃ」
-
13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 20:49:33.33 ID:ExVBpWB6O
-
男「…」
男「明るいのは収まったみたいだな…あー頭が痛い」
「アナタに神の御加護を授けましょう…」
男「…え?」クル
天使「…」
男「……」
天使「ゼウスの……て何この部屋」
男「あ、え、あ」
天使「うわっフィギュア…ぶ…ぶはっwwww」
男「え?」
天使「キモオタ担当はいりましたーwwwwふざくんなwwwww」
-
19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 20:52:05.12 ID:ExVBpWB6O
-
男「誰?」
天使「あぁ!?」
男「ひぃっ!」
天使「『ひぃっ!』」
天使「だっておwwww『ひぃっ!』wwww」
男「えっと…どちらさまですか?」
天使「ひぃっ!wwww」
男「」イラッ
-
20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 20:54:13.25 ID:piR+QRGAI
-
ちょwwこの天使www
-
23:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 20:56:01.68 ID:ExVBpWB6O
-
天使「www…失礼、私はキモオ…いやアナタのような恵ま、wれぬ人へ神の御加護を授けるべく…w…くっw…」
男「…えっと、とりあえずご自宅の連絡先とかわかります?」
天使「天界に決まってんだろwwww」
男「……あ、もしもし?警察ですか?あのー、妙なコスプレをした女性が僕の家にまぎれこ…」
天使「」
-
28:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 21:01:00.53 ID:ExVBpWB6O
-
天使「太陽拳!」カッ
男「うわぁああ!目がぁああ!」
天使「今の内に」ガチャッブツ…ツ-、ツ-、
男「ああっなんてこった!」
天使「まぁそこらへんに座れ、神の御加護について話をしようじゃないか」
男「俺の部屋なのに…」
天使「ああこのフィギュアにまみれた部屋!まじかよwwww」
男「…」
天使「あーあー、同じの2つ買っとるwwww買っとるwwwww同じ美少女が同じポーズで並んどるwwww」
男「…そろそろ話しましょうよ」
-
36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 21:06:51.07 ID:ExVBpWB6O
-
天使「あぁ、まぁアンタが冴えなさすぎるから、『オレが幸せにしてやんよ!』」
天使「終了!ハイ、フィギュア鑑賞タイムktkrwwwww」
男「今の『オレが幸せにしてやんよ』だけアニメで聞いた声だったような」
天使「Angel Beatswwww叩かないでwwww私を叩かないでwwww」
男「…アナタも結構オタですよね」
天使「www……は?」ピタ
男「え?」
天使「は?ちげーし、全然ちげーし!え?なに?同類にしようとしてんの?こちとら穢れなき天使よ?天使?アンタはキモオタ!ちげーし」
男(うわ面倒くせ…)
-
42:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 21:12:39.61 ID:ExVBpWB6O
-
男「そもそも天使ってなんですか、そのよくできたコスプレでウチに押しかけてきて」
天使「コスプレwwwできるもんならやりたいわwwww羽邪魔すぎワロヌンティウスwww」
男「はいはい、邪魔だったら脱げばいいのに」
天使「飛べるぜ?www全力でいくか?wwww」
男「はいはい、全力でも結構ですよ」
天使「ほれ」バッサァアッ!!
ビュゥウウンッ!!
男「うわぁあああ!!部屋が!フィギュアがぁあああ!!」
天使「…あ、だって全力って」
男「お外で飛びなさい!」
-
47:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 21:17:01.73 ID:ExVBpWB6O
-
男「はぁ…まぁ仮に天使だと認めましょう」
天使「神公認だ舐めんな」
男「で、天使ってなにができるの?」
天使「なにって…」
男「まさかなにもできないとか?ここに住むつもりでしょ多分。飯代は俺もちでしょ多分」
天使「あ、あれできるよあれ!恋のキューピッド」
男「詳しく話してください」ズイ
天使「手の平リターンwwwww」
-
51:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 21:22:56.32 ID:ExVBpWB6O
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天使「まずね、AがBを好きだとするwwww」
男「うん」
天使「私がこの弓矢でwwwAの真上上空からBをピューンッwwww」
男「うん」
天使「ピューンッwwww」
男「わかったから続けて」
天使「すると矢はBの急所に命中し、重傷を負うのですwwww」
男「うん………え?」
天使「血を流し倒れたBをAが救出し、BがAに惚れるwwwwやったね!!」
男「待て」
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55:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 21:27:15.56 ID:ExVBpWB6O
-
男「……そっか。じゃあ女さんと結ばれることはできないか…」
天使「え?」
男「あ、いや、恋のキューピッドってのが本当なら、女さんと結ばれたいかなって」
天使「なにそれ乙女」
男「昔からすきだったんだ」
天使「そうなんだすごい」
男「そんな危険な目に合わせるわけにもいかないし」
天使「えっ」
男「えっ」
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59:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 21:31:12.39 ID:ExVBpWB6O
-
男「はぁ…ほかになんかありますか?」
天使「死人を生き返らせたりとか」
男「定番ですねw」
天使「単芝死ね」
天使「まぁ死人は生き返らせることは可能よん」
天使「これでキューピッドでミスって殺しても生き返らせられるから躊躇いなくピューンッwwww」
男「躊躇え」
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60:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 21:36:03.57 ID:ExVBpWB6O
-
男「んじゃ、明日は学校ありますんで、天使様は適当に昼はブラついててください」
天使「定番の留守番はスルーとかマジパネェッスwwww」
天使「お、パソコンあんじゃん」
男「あ、ダメ!」
天使「……」カチカチ
天使「エロゲwwwwwwうっはwwwうぇっwww」
男「うわぁあああ女の子に見られたぁああ」
天使「あー、このソフト持ってるわ」
男「」
-
61:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 21:37:17.13 ID:piR+QRGAI
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天使ェ…
-
66:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 21:42:20.84 ID:ExVBpWB6O
-
朝
天使「昨晩はお楽しみでしたね!」
男「何一つ楽しんでないから」
男「じゃ、俺学校行ってきますんで。ほら早く家から出て」
天使「えー、留守番はー?」
男「フィギュア漁るからダメ!」
天使「バレたったったwwwww」
男「お弁当と多少のお金は上げます。んじゃ」
天使「くっそwwwww捨てられた女の気分wwww」
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69:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 21:46:58.06 ID:ExVBpWB6O
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学校
先生「今から席替えを行う」
男「マジで!?」
友「よう、席替えか。女さんと隣になれねぇかな」
男「ブル…ゴホン、お前もか」
男(アブね、オタ用語出そうになった)
友「あぁ、じゃ、クジ引いてくらぁ」
男「はいよ」
女「………」
男(はぁ~…静かで可愛いなぁ女さん)
-
72:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 21:49:39.47 ID:ExVBpWB6O
-
パチンコ店
子供「うぅ…お車の中あづいよぉ…」
子供「ママどこぉ…?」
子供「あづいぃ…お腹すいたぁ…うわぁぁん…」
パァアア…
天使「アナタに神の救いを…」
子供「ふぇ」
-
74:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 21:53:16.46 ID:ExVBpWB6O
-
子供「お姉ちゃん、ありがとぉ」
天使「お礼には及びません、私は大いなる神の使いなのですから…」
子供「うぅ…お腹すいた…」
天使「…」
天使「これをどうぞ」ス
子供「え?」
天使「お弁当です。遠慮なさることはありません。子供はよく食べ、よく育つことが一番なのですから…」
子供「…いいの?」
天使「ええ」ニコ
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75:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 21:57:23.81 ID:ExVBpWB6O
-
天使「車の中を秘薬で涼しくしておきました。これであなたは暑さで苦しむことはないでしょう」
子供「ママに怒られるかも…」
天使「恥ずかしながら、私が行うのは救済のみです。罰することは大いなる神が行うでしょう」
子供「ママ、ばっせられちゃうの?」
天使「アナタが大きく健やかにそだてば、神はすべてをお許しになるはずです。ですので、どうかお幸せに」ニコ
子供「ありがとう!お姉ちゃん」
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77:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 22:00:25.52 ID:ExVBpWB6O
-
学校
友「きたぁああああ!!きたぁああああああ!!」
男「おい、お前まさか」
友「女さんの隣きたぁああああ!」
男「なん…だと…」
女「…友くん…」トコトコ
女「隣、よろしくね」ニコ
友「!!!」
友「ヒョ、ヒョォイ!!」
男「俺の隣は空席か…くそっ…あぁあああ!!」
友「圧倒的勝利だな」
男「うるせ」
-
79:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 22:04:27.71 ID:ExVBpWB6O
-
橋の下
ホームレス「うぃ~…飯がねぇな…金もねぇ」
ホームレス「家もねぇ」
ホームレス「拾う空き缶すらなかった…もうダメかもな、俺ぁ」
天使「…」バサッバサッ
宝くじ店
店員「いらっしゃいませー」
天使「このお金で買えるだけください。あ、番号は5054…」
-
81:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 22:09:35.44 ID:ExVBpWB6O
-
ホームレス「はぁ…なんとかやりなおせねぇのかな……ダチに騙されなかったら今頃は…」
パァァァア…
ホームレス「…アン?」
天使「不遇な運命を歩んでしまったアナタへ、神からの思し召しを与えましょう…」
ホームレス「あ?なんだねーちゃん」
天使「このクジを」スッ
ホームレス「はぁ…ひやかしか?」
天使「1週間後の新聞とあわせてお読みください。きっと驚かれるでしょう…」ニコ
ホームレス「ま…まぁ、貰えるもんなら貰っとくけどよ」
天使「では、私はこれで」バサッ
ホームレス「なんだありゃあ…飛んでやがる…!」
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84:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 22:12:19.39 ID:ExVBpWB6O
-
家
男「はぁ…結局女さんとは隣になれなかったな…」ガチャ
男「あれ?なんで玄関開いてるんだ?まさか…」
天使「遅すぎワロッシュwwwww」
男「天使様どうやって入ったの!?」
天使「天使に不可能はねぇよwwww男ざまぁwwwwうぇっうぇっwww」
男「ぐぬぬ」
-
87:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 22:15:29.33 ID:ExVBpWB6O
-
男「あーもう…ほら、弁当箱貸してください、洗いますから」
天使「あ、あー…それはー…」
天使「落としたったったったったwwwwww」
男「あーもう!仕方ないなぁ…まだ余分にあるから、今度は気をつけてくださいよwwwww」
天使「芝移っとるwwww」
-
91:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 22:19:08.52 ID:ExVBpWB6O
-
男「~♪」カチカチ
天使「何やってんの?」
男「エロゲ」
天使「乙女の前でエロゲとかブレねぇwww」
男「天使様慣れっこでしょ、じゃあ別にいいかなって」
男「あ、トイレ行ってきます」
天使「前屈み乙www猿かwwww猿ですかwwww」
-
96:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 22:24:02.48 ID:ExVBpWB6O
-
天使「~♪」カチカチ
男「ふぅ…あれ?」
天使「ああ、なるほど、そういうフラグだったのかwww把握wwww」
男「うわぁああああ!!どんなフラグ!?勝手に進めないで!うわぁああ」
天使「飯つくれwwwデュクシwwwww」ボッ
男「」ザシュッ
天使「あ…男の腕が吹っ飛んだ…」
男「おぴょぉぉぉあああああああ!!!」
-
98:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 22:29:24.98 ID:ExVBpWB6O
-
天使「もちつけwwwwこの秘薬でwwww」ポタリ
男「あぁあああああ……え?」
天使「復活!!天使ちゃんマジ天使wwww」
男「……」
男「さ、エロゲエロゲ」カチカチ
天使「お礼wwww家wwww」
男「こっちはエロゲを勝手にすすめられて、腕吹っ飛ばされて怒ってるんですよ」
天使「フィギュアに囲まれていうセリフじゃないよねそれ」
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108:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 22:48:13.38 ID:ExVBpWB6O
-
男「さぁそろそろご飯作りますか」
天使「はい」
男「はいじゃないが」
男「なんか手伝ってくださいよ」
天使「何を手伝って欲しいのか」
男「野菜と肉を切る、米研ぎ、炊き、炒め、煮込み、味付け、盛り付けなどなど」
天使「全部じゃねぇかwwwww鬼畜wwww」
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111:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 22:51:13.09 ID:ExVBpWB6O
-
天使「こうですか、わかりません」
男「おぉ…すげぇ、完璧だわ」
天使「マジ天使wwww」
男「うん本当にマジ天使…これは」
天使「え、」
天使「あ、あー…」
天使「いやぁいざ誉められると…」
男「誉められなれていない、立派なVIPPERですね」
-
113:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 22:53:51.99 ID:ExVBpWB6O
-
天使「VIPPER発言はないわー…」
男「えっ」
天使「いるよね?学校とか職場で得意げにコピペ見せてくる奴」
男「いや、それは…その」
天使「ぶっはwwwwwwww」
男「…すいませんでした…」
-
114:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 22:56:58.25 ID:ExVBpWB6O
-
男「そういえば、天使様はなんで俺のところに?」
天使「え?」
男「いやぁ、こんな俺のところになんで…。性格からして面倒臭がり屋そうだし…」
天使「そっ…それは…///
いい加減働かないとネット契約切られて追い出されるwwwwうぇっwwwやばすwwww」
男「さよけ」
-
116:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 23:01:08.66 ID:ExVBpWB6O
-
男「あー、風呂入ってください。もう沸きましたよ」
男「天使様ー?」
男「あれ?いないな…」
男「天使様ー!またどっか飛んで行ったんですかー?」
男「…天界に帰ったのかな…」
男「そうだな、なんだかんだでこの2日間、楽しかったもんな…」
<うはwwww湯船狭ぇwwwww
男「やっぱ楽しくないわ」
-
119:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 23:06:32.54 ID:ExVBpWB6O
-
天使「ふぅ…さっぱりしたわ…」
男「しみじみして損した」
天使「天使の残り湯にあずかることができるとかマジ幸運だなwww感謝しろよ^^」
男「うわ、めっちゃ煽ってきてる」
天使「翼がビショビショ美少女wwwドライヤー借りるぞ…」
風呂場
男「はぁ…天使の残り湯って」
男「うわっ!めっちゃ輝いとる!!花咲いとる!妖精踊っとる!!」
-
123:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 23:12:08.27 ID:b+vAH1Jd0
-
すさまじいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
-
124:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 23:12:23.80 ID:VQBYN2Z10
-
すごいけど風呂入りづらいなww
-
125:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 23:12:25.54 ID:ExVBpWB6O
-
男「ふぅ…さっぱりしたわ…腸の中まで洗われた気分だわ」
天使「アイスある?」
男「ありますよ…」ガララ
男「ほら」スッ
天使「わーい」
男「あ、今ので最後だった…!」
天使「メシウマだぜ!ハーッハッハッwwwww」ガツガツ
男「はん、アイスごときで喜ぶなんて子供ですね」
天使「子供の美少女だけど質問ある?」
男「いつになったら静かになるんですか?」
-
129:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 23:17:23.58 ID:ExVBpWB6O
-
男「そろそろ寝ましょう」
天使「今日は疲れたわーマジ疲れたわー」
男「そりゃそんなテンションで一日中いたらね」
天使「天使に賢者タイムなんてモンはねーよwwwwwましてやおにゃのこwwww」
男「しかしながら、俺の部屋にはベッドが一つだけ…」
天使「…え」
天使「…い、いったい何が始まるんです?」
男「何も始まりません俺は床で寝ますので」
天使「うぇっwwww覚悟して損したwwwwww」
男「えっ」
天使「えっ」
-
135:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 23:22:44.06 ID:ExVBpWB6O
-
朝
男「はぁ…床ってやっぱ寝つき悪いな…首が痛い」
天使「…おきた?」
男「…」
天使「…」
男「なんで俺の布団に?」
天使「いや部屋の主を床に寝かせるのは神の使いとしてどうかと」
男「その前に考えるべき事件が云々かんぬん」
天使「はぁー寝てないわーマジ寝てないわー、2時間しか寝てないわー」
男「はいはい、朝飯作ってきますんで」
天使(ぶっちゃけ緊張してたから全く寝てないわー…)
-
143:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 23:29:19.69 ID:ExVBpWB6O
-
男「ごちそうさま」
天使「トーストと目玉焼きとコーヒー、至って普通の朝飯だったね」
男「じゃあ学校行ってくるんで」
天使「私も行くwwwwwぶはははwwww」
男「え?なんで?」
天使「驚けよwwwww真顔で聞くなよwwwww」
天使「制服は昨日調達したwwwwwうっはwwww」
天使「お前の隣は空席なんだろ?そうなんだろ?ん?ん?wwwww」
男「なんでそれを」
天使「天使に不可能はねぇよksがwwww平伏せwwwwうっはwwww」
男「でも転入手続きがまだだからダメですね。残念」
天使「天使に不可能はねぇよwwwww本日2回目wwwww」
天使「『でも転入手続きがまだだからダメですね。残念』(キリッ」
男「」イラッ
-
149:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 23:35:27.02 ID:ExVBpWB6O
-
学校
男「じゃ、校長室に通してもらえるか聞いてくるわ。校門で待っててくれ」
天使「わかりました。お待ちしております」
男「!?」
男「口調…てかキャラが…」
天使「どうか焦らずごゆるりと」
男「は、はい…」
校長室
校長「ふぅむ…そのような名簿はないな…」
男「やっぱりそうですか…」
校長「まぁ、とりあえずその子を呼んできなさい。校門で待たせるのも居心地が悪いだろう」
男「わかりました」
-
153:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 23:40:39.84 ID:ExVBpWB6O
-
校長室
男「この子です」
天使「天使です。お初にお目にかかります」
校長「ふむ…」
男「あー、じゃあ今日は転入手続きだけして帰しますんで…」
校長「いい…可愛いから、今日からでもいい」
男「校長!?そんなマジな顔で…」
校長「天使ちゃんだね。今日からよろしく」
天使「宜しくお願いいたします」
男「…oh…」
-
157:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 23:44:03.24 ID:ExVBpWB6O
-
教室
先生「はい静かにしろー」
先生「今日からウチのクラスの仲間になる天使さんだ。仲良くしてやってくれ」
天使「…」ペコリ
先生「男の隣空いてるな。そこ座れ」
天使「承知しました…」ペコリ
女(うわぁ…綺麗な人だなぁ…)
友(男、あいつ…できる!)
-
166:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 23:49:01.37 ID:ExVBpWB6O
-
休み時間
ザワザワ
「ねーねー!君どこから来たの?」
天使「遠いところからです」ニコ
「あとで俺たちと遊ばない?」
天使「まだ私、この学校に慣れていませんので…。いつかまた誘ってくださいね」
「じゃあさじゃあさ!俺たちと食堂いかない?」
天使「大変申し訳ないですけど、実はお弁当を持ってきていて…」スッ
男(あ、俺が作った弁当だ)
男「おっとこうしちゃおれん、女さんに積極的に話しかけねば」ガタ
天使「!」
-
173:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/15(月) 23:57:03.44 ID:ExVBpWB6O
-
男「女さん」
女「あ、う、あ、男くん」
女(ダメだ、緊張して口が上手く動かないや)
男「あ、あのさ。女さんっていっつも本読んでるよね」
女「う、えあ、これ?」
女(根暗だと思われてるよ…絶対に)
男「俺も本読もうと思ってさ、もしよかったらオススメの本とか教え
友「オラァッ!!」ガッ
男「ぶっひぉ」ドサッ
友「女さん、今日は一緒に本を買いに行きませんか?」キリッ
女「あ、え…?」
男(貴様ァ!)
友「…」ニヤッ
天使「……」
「ねー好きな食べ物とかは?」
天使「え?あ、そうですねー…」
-
179:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 00:04:09.90 ID:SPMmkFtRO
-
帰り道
天使「男さん、そろそろ自宅へ向かいましょう」
男「あー…うん、それがですね」
友「女さん、男は行かないみたいです。ささ、今の内に」
女「あ、う」
男「あっ!テメェ!!姑息な!」
天使「…」
天使「私もご一緒してよろしいでしょうか」
男「ダメです!!天使様がいると女さんが勘違いしちゃいますからね」
男「それでは俺の幸せ、マイハニーは飛んでいっちまいます!」
天使「しあ、わせ…」
天使「…承知しました」
男「あ、これ鍵ね。夕飯は買ってきてあげるから待っててくださいね。それじゃ」ダッ
天使「…」
-
186:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 00:09:13.45 ID:SPMmkFtRO
-
自宅
天使「うっはwwwww」
天使「私モッテモテwwww携帯もってないのにメルアド聞かれまくったったったwwwwww」
天使「相変わらずこの部屋フィギュアだらけwwww吹いたwwwww」
天使「男が幸せなら仕方ねぇwwwww仕事だし仕方ねぇwwwwうぇっwww」
天使「男が幸せになったらこの部屋からもおさらばwwwwwネット契約もされねぇwwww」
天使「天使の仕事ショボ杉wwwwwワロタwwwwwww」
天使「…ワロタ……」
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190:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 00:13:23.91 ID:UpOgF7Qb0
-
天使……
-
196:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 00:14:42.95 ID:SPMmkFtRO
-
書店
友「ほほう、オススメはこの本ですか!いやはや興味深うございまするなぁ」
男(いつの時代の人だよ)
女「あ、うん、私もこれ読んでみようと思うんだ。隠れた名作らしくて」
男「お、俺が買おうか?それ!」
女「え、でも…」
男「いいですいいです!女の子は遠慮しちゃダメだよ」
女「え、うーん…じゃあお願いしてもいいのかな?」
男「毎度あり」
女「あ、う、ありがとう」
男(女さんマジ天使…)
男(天使かぁ…)
-
200:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 00:21:54.92 ID:SPMmkFtRO
-
男(あ、新刊のラノベだ。どれどれ)ペラ
男(まぁた芝ありラノベかよ。最近増えたよなぁ芝。痛いだけだっつーの)
男「芝…か…」
男「今日は学校では芝使うどころかキャラがまるっきり違ってたな…」
友「男ー?そろそろ行くぞー」
女「お、男くん?」
男「あー…いいよ、ここで俺は別れるわ。あとは二人でごゆっくり」
友「神様やぁ…男は神様やでぇ」
女「…じ、じゃあ私も、そ、そろそろ帰るね。それじゃ」
友「え、え!?」
男(芝か…また生やしてもらいに帰るとするかな)
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208:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 00:27:30.38 ID:SPMmkFtRO
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自宅
男「ただいまー」ガチャ
天使「おせぇw…w…うぇっw……うぇっw……w…」
男「ん?」
天使「幸せか?ww今幸せか?ww…w」
男「…どうした、草が足りてないですよ。ここはサバンナですか」
天使「ww…サバンナww…熱いのに、カラッカラに乾いとるww…ダレウマww…w…ひっく…」
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218:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 00:33:10.16 ID:SPMmkFtRO
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男「俺は今幸せですよ」
天使「…っ…」
天使「おkwww」
天使「把握ww」
天使「任務完了したし、天界に帰るとすっかなw」
男「いや、天界に帰られると幸せじゃなくなっちゃうんで」
天使「…え?w」
男「天使様がいるから幸せなんです。毎日楽しいし可愛いし趣味が合うし」
男「だから俺は天使様が大好きですよ」
天使「…!」
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225:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 00:37:26.72 ID:SPMmkFtRO
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男「得意の(キリッをつけて俺の真似しないんですか?」
天使「だっ、『だから俺は天使様のことが大好きですよ』(キリッ…」
男「芝忘れてますよ」ギュッ
天使「…ひっく…うぅっ…」
男「やっぱり芝要りません、今はつけなくていいですよ」
天使「ひっく…ぁぁ…えぐっ…うん…うん…」ギュッ
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229:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 00:44:10.59 ID:SPMmkFtRO
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翌日
学校
男「えっ」
友「悪いな」
女「…//」
男「え」
友「いやぁ昨日女さん追いかけてアタックしたんだわ」
女「…//」
男「えっ」
天使「…男さん」ポム
男「あ、はい」
天使「『えっ』(キリッ」
友「なんだよ、お前らも仲よさそうだな。聞けば天使ちゃんだっけ?男と接点近いんだろ?」
天使「はい」ニコ
男「何故わかった」
友「昨日二人で登校してたろ。転校初日から」
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244:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 00:51:12.78 ID:SPMmkFtRO
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帰り道
男「なんでバレたんだ」
天使「ただの勘もあったのではないでしょうか?」
男「天使様、外ではその喋り方なんですね。」
天使「はい。天使族のイメージに大きく影響しますので」ニコ
男「あーそれはあるかもですね。着いたな、鍵鍵っと」ゴソゴソ
男「~♪」ガチャ…
男「はい、我が家に到着です」
天使「うっはwwwww新しい我が家wwww幸せなら永住おkかwwwww」
天使「一生幸せにしてやんよwwwwwうっはwww」
男「こっちだって幸せにしてやんよwwww俺が結婚してやんよwwww」
天使「これは期待wwwww」
おわり
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247:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 00:51:55.79 ID:IHmzi5PCI
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おつ!
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252:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 00:53:00.85 ID:p/wMfgje0
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乙
やはり天使ちゃんはマジ天使だった
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265:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 00:55:43.39 ID:/ViQ7ios0
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乙!
おもしろかった
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269:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 00:57:51.38 ID:zfmC9G2p0
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乙!
どうか続編つくってくれください
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277:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 01:05:05.93 ID:s6ZulHRE0
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乙
俺のところに天使様はいつ現れて下さりますか?
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324:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/16(火) 07:13:41.87 ID:GM+zTLFR0
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乙!
うちにもこいよ天使ちゃん

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