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まどか「ほむらちゃんに抱きしめてもらいたい」

6:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 22:39:00.60 ID:7bdEqKR/0
まどか「どうすれば良いかな、さやかちゃん」

さやか「普通に言えばいいじゃん」

まどか「あ、そっか!」



――

まどか「駄目だった……」

さやか「どうしてさ」

まどか「分かんないけど『駄目』って」

さやか「ふーん」




7:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 22:40:52.80 ID:7bdEqKR/0
まどか「ふーんじゃないよ何とかしてよ」

さやか「あたしに聞かれてもな~……」

まどか「もういいもん! マミさんに聞いてくる」タッタッ

さやか「えー……」ショボン


――マミさんの家

マミ「暁美さんにお願いすれば良いんじゃないかしら」

まどか「駄目だったんだよそれが」


8:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 22:42:40.98 ID:7bdEqKR/0
マミ「そう……でもどうして抱きしめられたいのかしら?」

まどか「うーん……良く分かんないけど、とにかく抱きしめて貰いたい」

マミ「それなら、親か美樹さんにでも頼めばいいんじゃ……」

まどか「それだと駄目なの! ほむらちゃんじゃなきゃ嫌だよ!」

マミ「ど、どうしてそこまで暁美さんに……こだわるの?」

まどか「……前に一回だけ抱きしめられた事があってね、それで、ずっとそのままで居たいって気持ちになって。
    それで、ほむらちゃんの息がすーって私の耳にかかって小さな息遣いもちゃんと聞こえてきてドキドキして……」

マミ「あ~もう、分かったわよ! 分かったわ。出来る限り協力するから……」(聞いてるこっちが恥ずかしい……)


9:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 22:44:22.14 ID:Rp6cP9Oa0
なるほど、なるほど


10:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 22:44:53.76 ID:7bdEqKR/0
まどか「ほむらちゃんの事で泣きたいな」

マミ「え……」

QB「やあ、ちょっと来てみればマミとまどか……何かの相談かい?」ヒョコ

マミ「あら、キュゥべえ」

まどか「あっ、キュゥべえ……今ね、ほむらちゃんに抱きしめてもらいたくてどうすれば良いか考えて――」

QB「僕と契約すればすぐして貰えるよ!」

まどか「やったーでもやっぱり良いや」

QB「やったー……え?」


11:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 22:47:14.20 ID:7bdEqKR/0
マミ「キュゥべえちょっと黙ってなさい。……で、さっきの暁美さんの事で泣きたいって……」

まどか「えっとね、ほむらちゃんのせいで私が泣いちゃって、『ごめんね』って言いながら自分を責めつつ、私を抱きしめて慰めてくれるほむらちゃんが……。」

マミ「そ、そう……そんな感じが良いのね」

まどか「うん」

QB「僕と」

まどか「やだ」

QB「うぅ……」


12:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 22:48:44.39 ID:7bdEqKR/0
マミ「……正直、私と暁美さんは仲悪いから……。直接、暁美さんに何かできるわけじゃないけど良いの?」

まどか「別に良いよ! えへへ」(っていうかアドバイスだけで良いや)

QB「えへへ」

マミ(このキュゥべえ気持ち悪いわね……)

マミ「うーん……じゃあ、お弁当を落としちゃって暁美さんの前で泣くとか」

まどか「ほむらちゃん悪くないじゃん」

マミ「あ~……じゃあ何らかの出来事で暁美さんが鹿目さんのお弁当落としちゃって……」

まどか「難しいよそれ」

マミ「……」


13:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 22:50:12.15 ID:7bdEqKR/0
まどか「でも成功させたところで『私の分あげるから』で終わりそう……」

マミ「代わりに抱きしめてって言うのは……」

まどか「それじゃまるで待ってたかのようだよ」

マミ「うぅ、他に思いつかないわ……」

まどか「……」

マミ「……」

QB「僕」

まどか「黙って」

QB「……」


14:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 22:52:22.42 ID:7bdEqKR/0
まどか「あ、キュゥべえ使えば上手くいくじゃん」

QB「やったー! 僕と契約して魔法少女になってよ!!」(やっと言えたよ!)

まどか「いやまだなんないよ?」

QB「えー」

マミ「ど、どうする気?」

まどか「それは言わない! じゃあねマミさん! 色々ありがとう!」ダッ

QB「ワクワクするなあ。まだかなまだかな」

マミ「貴方ちょっとおかしいわよ」(どう見ても感情あるわね)

QB「きゅっぷい?」


マミ「……結局私がした事ってアドバイスだけだったわね……。しかも自己解決しちゃったみたいだし」


16:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 22:55:54.64 ID:7bdEqKR/0
――――深夜12時以降 噴水前ベンチ

まどか「……よいしょ」 (この辺でいいや。キュゥべえこーい……私はほむらちゃんに抱きしめてもらいたい! それが願い!)

QB「やあ、まどか……僕を呼んだかい?」

まどか「うん。願い決まったよ。私の願いは――」 バババッグチャ

QB「 」(まさかまどかの罠だった……?)グチャ

ほむら「まどか……、どうして貴方はいつも……」

まどか「……」グスッ

ほむら「……?」


19:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 22:58:31.21 ID:7bdEqKR/0
まどか「……うえぇん……」ポロポロ

ほむら「ま、まどか?」(いきなり首吹き飛ばして殺したから刺激が強すぎた?? まどか泣かせちゃった……)

まどか「酷いよ……キュゥべえかわいそうだよぉ……」ポロポロ

まどか(我ながら演技凄いなぁ……ほむらちゃんに好きな人が出来て嫉妬して泣いちゃう想像すると泣けるよ!)

ほむら「な、泣かないでまどか……ごめんなさい……」ソロリソロリ

まどか(良いよ~そのまま抱きしめちゃってね)ポロポロ

ほむら「で、でもね……まどかが契約しようとするから悪いのよ? ね……」スタスタ

まどか「う……うぅぅぅ……。ほむらちゃん……」

ほむら「な、なに……? まどか……」オロオロ


20:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 23:00:05.53 ID:7bdEqKR/0
まどか「……大っ嫌い……」

ほむら「え……」(まどかに嫌われた……)

ほむら「ごめんね……あれは、しょうがなく……」

まどか「……私のせい……?」

ほむら「え、……あ、あのキュゥべえが悪いのよ……そう、まどかに断りもなく……」

まどか「私が契約したいから呼んだんだもん……」

ほむら「…………」(そんな上目遣いで泣くなんて……)

まどか「ほむらちゃんなんか大っ嫌い~~!! うわぁ~ん」(あれ? ほむらちゃんも泣き出した……)


24:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 23:02:56.92 ID:7bdEqKR/0
ほむら「まどかぁ……嫌いにならないで! お願いだからぁ……」ダキッ

まどか「うぅぅ……」ギュッ (お互い泣いちゃって……あれ? まあいっか)

まどか(……何だかさっきまで演技だったのに、私……本当に泣いてるような……)ポロポロ

まどか(私、泣き止むどころか安心して泣いちゃってるよ……)

ほむら「私を嫌わないでぇ……」ポロポロ

まどか「……うん。嫌わないよ……。ほむらちゃん……すき……」(何かもうよく分かんないけど目標達成……だね)

ほむら「……まどかぁ……」


25:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 23:04:54.65 ID:7bdEqKR/0
――翌日 学校屋上

まどか「お弁当私が作ったんだよ~」

ほむら「良く出来てるわ」モグモグ

マミ「……」モグモグ (結局、上手くいったのね……)

QB「ねえ契約……」

まどか「え? 何の事?」

QB「……」

マミ「一緒に食べよ? キュゥべえ……」

QB「やったー!」


26:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 23:06:19.25 ID:7bdEqKR/0
――放課後

まどか「えへへへ」(あぁ~幸せ……又抱きしめてくれないかなぁ……)

ほむら「ふふふ」

マミ(何だかとっても悲しい気持ちね~。たぶん、恋は成就したっていうのに)

さやか「マミさん、一緒に帰ろう?」(仁美は……恭介と一緒だし)

マミ「え、ええ!」


27:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 23:07:00.00 ID:7bdEqKR/0
――古びた教会

杏子「そんな落ち込むなよおまえ」

QB「だって鹿目まどかが契約してくれるチャンス……」

杏子「食えよ」

QB「……」ガブガブガブガブガブ

杏子「変な奴だな、感情ないとか嘘だろ」

QB「まあ今まで"感情が無い"っていう痛い演技してただけだし」

杏子「えっ、ちょーうぜー……」

QB「えっ……」


32:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 23:15:26.19 ID:7bdEqKR/0
――

――――そしてワルプルギスの日

まどか「ほむらちゃん」

ほむら「…………」

まどか「起きてよ」

QB「まどか……暁美ほむらはもう……」

まどか「分かってる。分かってるよ……」

QB「僕だって、とても悲しいよ」

まどか「ねえ、私の願い……聞いてくれる?」

QB「……なんだい?」


33:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 23:15:59.77 ID:7bdEqKR/0
まどか「ほむらちゃんと何処までもずっと一緒に居たい……だから」

QB「……え?」

まどか「……だから、私も一緒に逝く」

QB「な、何を言って……」

まどか「叶えてよ」

QB「…………分かったよ」

まどか「えへへ、良かった……」ニコ

QB「君は……どんな願いでソウルジェムを輝かせるんだい?」


34:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 23:17:23.64 ID:7bdEqKR/0
まどか「私は、ほむらちゃんと一緒の所に逝きたい」

QB「もう一つだけ……願い事はあるかい?」

まどか「……ほむらちゃんと一緒に、幸せになりたい」(キュゥべえ……)

QB「……その"二つ"が君の願いかい?」

まどか「うん」(これで……良いよね。ほむらちゃん……契約はしちゃうけど……もうずっと一緒に居られるから)

QB「さあ、願いを叶えるよ。さよなら。鹿目まどか……君の事は一生忘れないよ」

まどか「さよなら――」


36:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 23:18:24.47 ID:7bdEqKR/0
――――

――

まどか「……」(ここは……私の家?)

ほむら「あら、まどか……おはよう」

まどか「あ……ほむらちゃん?」(夢だったの?)

ほむら「夢じゃないわ」

まどか「え……」

ほむら「……貴方が願ったんでしょう? 一緒に幸せになりたいって」


37:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 23:19:17.14 ID:7bdEqKR/0
まどか「そっか……そうだったね」

ほむら「貴方は……優しすぎるわね。こんな所までついて来て……」グスッ

まどか「一人じゃ……寂しいでしょ? 暗い所でずっと一人ぼっちで居るより……」

ほむら「……そう、ね……」ポロポロ

まどか「これからもずっと一緒だよ」

ほむら「……ええ。まどか、大好き……」ニコ

まどか「私も……大好き」グスッ


たったこれだけなんだけどね、終わり。
ぶっちゃけ死後の幸せお楽しみタイムを妄想してた


38:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 23:22:36.26 ID:RcX2Shx20
乙乙乙


39:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2011/08/23(火) 23:24:33.96 ID:7QSBK7LJ0
愛する人のために死すら越えて…最高でした





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