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伊織「暇なんだけれど」P「……だな」
- 1 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/08(日) 13:51:19.35 ID:KjoroEqRO
- いおりんとのイチャラブ(?)です。苦手な方はご注意を。
思いつき次第に投下していくだけなので、遅いです。
それでも良いという方は是非。 - 2 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/08(日) 13:52:37.37 ID:KjoroEqRO
- 伊織「……あんたが犯人ね!」びしっ
P「……」
伊織「何とか言いなさいよ!」
P「……お前の調査に付き合うフリをして、証拠を消したつもりだったが……ミスを犯したようだ」
伊織「……そうね。あの時、あんたの行動はあまりにも不自然だったわ」
P「……そうじゃない」ダッ
伊織「何を……やめなさい! それ以上下がったら、崖に……!」
P「……実はな。推理に付き合うフリをして、お前を殺すつもりだった」
伊織「……え?」
P「でも、出来なかった……お前を好きになり過ぎた……ここまでだな」トンッ
伊織「プロデューサー!」
P「……」
伊織「……暇なのだけれど」
P「……だな」
- 3 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/08(日) 13:57:28.80 ID:FBYndBrzO
- 伊織「暑くて嫌になるわ」
P「んー」めるめる
伊織「だからと言って、冷房は早すぎるし、寒くなるから、除湿にしてるのだけれど……」
P「おー」めるめる
伊織「すぐに暑くなるのよね……って、アンタは何してんのよ!」
P「メール」
伊織「!? も、もしかして……女の子……?」
P「いや」
伊織「ほっ……紛らわしい真似しないの! 誰よ?」
P「伊織のパパさん」
伊織「メル友!?」 - 4 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/08(日) 14:03:11.05 ID:FBYndBrzO
- 伊織「にひひっ♪ 」
伊織「……イマイチね」
伊織「えい」ぴょん
伊織「にひひっ♪」
伊織「……」くるりん
伊織「にひひっ♪」
P「おう、伊織……何をやって……」
伊織「あ」
P「んぷっ! い、忙しいところ……すまなかったな……」
伊織「ま、待って! 待ちなさい! 忘れないと酷いんだから!」
P「にひひっ♪」くるりん
伊織「こらーー!」ダッシュ
P「にひひっ♪」ダッシュ - 5 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/08(日) 14:07:56.78 ID:FBYndBrzO
- 伊織「なにやってんのよ?」
P「モンスターフ○ーム。今、大会なんだ」
伊織「あんたはどっち?」
P「左」
伊織「青い板みたいの? 相手はドラゴン、勝てるの?」
P「ん……まあ」
伊織「90%の攻撃を避けたわね」
P「よくある。よくある」
伊織「……30%の攻撃はよくあたるわね」
P「よくある。よくある」 - 9 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/08(日) 14:17:58.72 ID:Xgwmjvwao
- スパロボでも敵の30%はこっちの90%と同じような当たり方するなw
- 10 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/08(日) 14:20:17.23 ID:2xU7CcsDO
- 99%でさえも避けられたりするんだよな…
なのに相手の10%15%は当たるしいつもなんでや!?思ってた - 7 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/08(日) 14:15:58.62 ID:8lNzSC5XO
- 伊織「喉が渇いたわ」
P「……ん、あ、そう」ごきゅごきゅ
伊織「ちょっと、一人で何飲んでんのよ!」
P「オレンジジュース オン・ザ・ステージ」
伊織「よこしなさい!」ばっ
P「……あ」
伊織「あら、意外と美味しいじゃない♪ ……何よ?」
P「間接キス……意外と、大胆だな」てれっ
伊織「……!」げしっげしっ
P「同じところばっかりは痛い!?」 - 11 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/08(日) 14:31:00.34 ID:er3QOtAcO
- 伊織「ん、美味しい♪」
P「……何、食ってんだ?」
伊織「ゴージャスセレブプリンよ」
P「ああ……そう」
伊織「食べたいのなら、少し分けてあげても良いわよ?」
P「プチプリン派だし……」
伊織「強がらないの! ほら、あーん」
P「あ、あーん……」
伊織「ぱくっ……んー、美味しいわ」
P「口開けたのに……」
伊織「な、何よ……ちょっとした冗談じゃない……ほら、あげるから元気だしなさいよ……」
P「ひやっほう!」ぱくぱく
伊織「騙したわね!? 返しなさい」ポカポカ - 12 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/08(日) 14:39:43.15 ID:kzFbQtHeO
- 伊織「またやってるの? モン○ターファーム」
P「なかなか、目的のモンスターが……」
伊織「あ、いい事を思いついたわ」
P「……」
伊織「空のCD買ってきて、パソコンで……」
P「それでもお前はブリーダーか!?」くわっ
伊織「ひっ!?」びくっ
- 13 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/08(日) 14:57:03.83 ID:ToGRgrQLO
- 伊織「ちょっと!」
P「どげしたと?」
伊織「あんたに借りた漫画よ!?」
P「地獄先生ぬ○べっか……面白かったろ?」
伊織「そうだけど! 赤いちゃんちゃんこのあのシーンが頭から離れないじゃない!」
P「ん、伊織はそこだったか……俺は海難法師だったな、メリーさんとか」
伊織「まだあるの!?」 - 16 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/08(日) 21:26:28.21 ID:hTYlQteEO
- P「765プロです……はい。先日はお世話になりました」
伊織「……暇だわ」
雑誌『必見! 年上の彼氏に甘えるコツ!』
P「本当ですか!? ありがとうございます!」
伊織「……」ペラペラ
P「……はい。失礼します」
伊織「……」ふむふむ
P「おい! 伊織。雑誌の撮影が……」
伊織「か、彼氏なんかじゃないわよ!?」
P「えー」 - 17 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/08(日) 21:33:16.29 ID:Rb7r4CVaO
- 伊織「……」ちらっ
P「マジかよ……カーマイン先生。負け越しじゃないか……」
伊織「……」ちらっ
P「……」
伊織「……」じーっ
P「……伊織?」
伊織「何でもないわよ! バカ、変態!」
P「変態はともかく、バカは無いだろ!」
伊織「あんたの怒るラインがよくわからないわ……」 - 18 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/08(日) 21:40:02.07 ID:hTYlQteEO
- 伊織「……あー……ソファーにジュース零しちゃったわー」
P「おのれ、961プロ! ……じゃなくて、何やってんだよ」
伊織「ソファーに座れないわ……でも、この伊織ちゃんが立ちっぱなしなんてあり得ないわよね?」
P「他に座るところあるんじゃないですかね……」
伊織「ジュースを座れそうな場所に全部、零しちゃったのよ」
P「……なんと」
伊織「てな訳で、あんたの膝で我慢してあげるわ」ぽすん
P「……」
伊織「……な、なんか……言いなさいよ……」
P「……いや、軽いなぁーって」
伊織「……バカ」 - 20 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/09(月) 01:10:04.12 ID:sWNSjqJnO
- P「伊織。w○iのゲームで面白いの貸す約束だったろ?」
伊織「そうだったわね……」
P「ほれ」
伊織「何で透明ケースなのよ。説明書は? ぜろって読むの?」
P「ある程度の説明があるから大丈夫」
伊織「どんなゲームなの?」
P「村を歩き回って、写真を取り回るゲームだよ」
伊織「ふーん……まあ、借りるわ」
P「エンディングが沢山あるからなー」にやにや
伊織「? わかったわ……(サブタイトルに蝶って付いてるから、昆虫の写真でも撮るのかしら)」 - 21 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/09(月) 01:56:31.03 ID:bUTGbBvzO
- 伊織「喉が渇いたわね……自動販売機でジュースでも買いましょう」
伊織「……私の一番好きなジュースがないじゃない」
伊織「でも、その次に好きなのはある……けど……この先に自動販売機があったから、そこで買いましょう」
伊織「あれ? 一番好きなジュースも、さっきのジュースもない……マシなのもあるけど……そうだわ。あそこなら!」
伊織「……あれ?」
P「結局。どうしたんだ?」
伊織「……コンビニで買ったわ」 - 22 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/09(月) 02:17:51.78 ID:V8NhMv3QO
- 765ゲーム
お題「凄いなって思ったところ」
春香
伊織「アイドルの中じゃ、一番みんなをよく見ているところ。律子」ぱんぱん
P「他のアイドルの面倒を見ながらも、自分の事をこなしているところ……雪歩」ぱんぱん
伊織「弱気なくせに決めたらやり通すところ、小鳥」ぱんぱん
P「どんな時でも笑顔で出迎えてくれるところ……伊織」
伊織「なっ……」
P「口ではどんな事を言っても、その人を心から信じているところ、だな」
伊織「……こっち見ないで」ぷいっ
P「はいはい……」 - 24 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/09(月) 10:18:50.92 ID:cCB9Sa/3O
- ウサちゃん『いつまで寝ているか、この愚か者めがあぁぁぁぁ!!』
伊織「ひっ!?
ウサちゃん『……シャルル・ドナテルロ18世である!! 貴様がつけたのではないのかあぁぁぁぁ!?」
伊織『いや……それは……』
ウサちゃん『まあ、良い……っで、あの若造とはどうなのだ?』
伊織『ぷ、プロデューサー? べ、別にあいつのことなんか……』
ウサちゃん『私はプロデューサーなど一言も言ってないが……っで、どうなのだ?』
伊織『べ、別に何もないわよ』
ウサちゃん『こ……この愚か者めがあぁぁぁぁぁ!!』
伊織『ひいぃぃぃ!?』
P「伊織、魘されてんなぁ……」 - 25 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/09(月) 11:15:29.50 ID:UQwkTaw3O
- 伊織「春香」
P「片手剣」
伊織「千早」
P「細剣」
伊織「真」
P「素手……いや、槍か?」
伊織「美希」
P「長剣」
伊織「やよい」
P「ハンマー」
伊織「真美」
P「ナイフ」
伊織「亜美」
P「ボーガン」
伊織「雪歩」
P「杖」
伊織「あずさ」
P「鎌……いや、 同じく杖かな」
伊織「律子」
P「魔道書」
伊織「響」
P「カットラス二刀流」
伊織「貴音」
P「長刀……弓……」
伊織「全部ただのイメージよ」 - 29 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/09(月) 22:08:07.71 ID:AK1iFV+CO
- ハンバーガーショップ
P「よし、何が食いたいんだ?」
伊織「今日は私が注文してみせるわ!」
店員A「店内でお召し上がりか? それとも持ち帰りか? 好きな方を選ぶがいい!」
伊織「ハンバーガーと……オレンジジュース……あ、ポテトのセットにして下さい」
店員A「そのまま華々しく400円を払うがいい!」
伊織「はい……ありがとう」
店員B「ハンバーガーのセット、お待たせしました」
伊織「見なさい! 私だって、ハンバーガーぐらい買えるんだから!」どやぁ
P「かしこい、かしこい」
伊織「もっと、褒めることを許可してあげるわ! にひひっ♪」 - 30 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/09(月) 22:17:59.06 ID:56SwTabtO
- 伊織「あんたって、友達いるの?」
P「何だよ。藪から棒に……あれ?」
伊織「どうしたのよ?」
P「ちょっと前まで、遊んだりしてたけど……内緒で旅行に行ったりしてたよな……まさか」
伊織「ちょっと……」
P「……友達って思ってたの……俺だけ……?」
伊織「プロデューサー……?」
P「……」どよーん
伊織「そんなわけないでしょ? あんたが忙しいから、気を遣ったのよ」
P「……」どよーん
伊織「例えそうでも私が側にいてあげるわよ!」
P「……ありがとうな」なでなで
伊織「まあ……今日ぐらいは許してあげるわ」 - 31 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/10(火) 09:40:51.81 ID:YD5IAPBkO
- P「じゃあ、頑張ってな」ピッ
伊織「おはようございまーす♪ ……って、あんたなの。誰かと電話してなかった?」
P「おはよう! やよいだよ。今、無人島一ヶ月生活してるだろ?」
伊織「なっ……なんで代わってくれないのよ!」
P「いや、電話切るのと同時に来ただろ?」
伊織「そう……だったわね……ごめんなさい」
P「やよい。電話出た時に、ぷ、ぷろでゅしゃーって噛んだんだよ」
伊織「何で私はあんたじゃないのよ!」
- 32 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/10(火) 10:04:22.32 ID:L9dGkDT3O
- やよいに何やらせてるんだ
- 33 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/10(火) 10:16:20.75 ID:A5e2LgkxO
- ゲームセンター
伊織「前から来たかったのよね♪」
P「バレないようにしろよ」
伊織「大丈夫よ! あ……」
P「クレーンゲーム。UFOキャッチャーだな」
伊織「あのぬいぐるみ、やよいに似てるわね」
P「ん、そうだな」
クレーンゲーム『おう。やんのか? 嬢ちゃん』
伊織「私、やるわ!」ちゃりーん - 34 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/10(火) 10:22:50.14 ID:WjKnSZOnO
- 伊織「そこよ!」
P「……全然違うぞ」
伊織「う、うるさいわね! ここよ!」
P「あ、惜しい」
伊織「絶対に取ってやるんだから!」
P「近い、近い……お、掴んだ」
伊織「! これは行ったんじゃない!? って、そんなつまみ方したら、やよいが痛そうじゃない!」
クレーン『すんません……あ』するっ
伊織「きーっ! あんたやる気あんの!』 - 36 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/10(火) 10:30:05.05 ID:fnv5CCm+O
- 伊織「財布が軽くなったわ……」
P「まあ、そんなもんだよ」
伊織「……店で買った方が安いわよね?」
P「……そんなもんだよ。だけど、愛着がわくだろ?」
伊織「……そうね」ぎゅっ
伊織「あんたもやりなさいよ!」
P「ん、じゃあ……俺は伊織に似たあのぬいぐるみで」
伊織「にひひっ♪」
P「取れたぜ」
数分後。
伊織「納得いかない!」 - 37 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/10(火) 10:38:39.50 ID:xpxIuQtqO
- 伊織「それをどうする気よ」
P「そりゃあ、もう……な?」
伊織「この変態!」
P「ひでぇ……なら、お前が持ってろよ。そっちの方が、そいつも寂しくないだろうしな」
伊織「……ま、貰っといてあげるわ!」
P「そろそろ帰るか……」
伊織「待ちなさい」
P「ん、今度はなんだ……」
伊織「……あれ」
プリクラ
P「……マジか」 - 38 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/10(火) 10:48:39.39 ID:Wjf+Mv1JO
- 伊織「ちょっとあんた! この前借りたゲーム!」
P「村の中を歩き回って、写真を撮るゲームだったろ?」
伊織「相手が幽霊なんて聞いてないわよ!」
P「んで、何処までやったんだ?」
伊織「懐中電灯が使えない所で止まったわよ!」
P「難易度は?」
伊織「ナイトメアだけど」
P「ふーん、ナイトメア」
P「え」
伊織「え」 - 39 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/10(火) 10:57:00.53 ID:TbbXWzUnO
- 伊織「ポ◯モンって、あんまり知らないけれど……」
P「ん」
伊織「ピ◯ピ可愛いわね」
P「……ほう。なら、そのピ◯ピが活躍する漫画を教えてやるよ」
伊織「そんなのあるの?」
P「ああ……勿論だとも!」
伊織「それじゃあ……読んでみようかしら? 何か企んでない?」
P「……別に?」
伊織「なら……良いのだけれど」
P「……」 - 40 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/10(火) 11:10:06.08 ID:HiXg4hikO
- 伊織「……」じーっ
P「……」
伊織「……」じーっ
P「……?」
伊織「ねえ……プロデューサー」
P「ん?」
伊織「スーツ、買い替えた?」
P「よく気づいたな。食費を削って、ちょっと良いの買ったんだよ」
伊織「食費って……無茶するわね」
P「伊織の隣に立つんだから、ちゃんとしてないとな」
伊織「そ、そう…あんたにしては良い心掛けじゃない?」
伊織「……ってるわよ」
P「え? 何? 何って言ったの?」
伊織「絶対聞こえてたでしょ!? うるさいわよ! このバカ!」 - 41 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/10(火) 11:26:16.47 ID:fbIo/9w1O
- 伊織「あふぅ」
伊織「自分、完璧だからな!」
伊織「あなた様。らぁめんを……」
伊織「やーりぃ♪」
伊織「うっうー!」
P「……何をやってんだ?」
伊織「忘れなさい! 良いわね!?」
- 43 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL) 2014/06/10(火) 20:04:51.91 ID:QDtqSlwR0
- コロコロ ボソッ
- 45 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/10(火) 20:22:12.15 ID:rI82+Q6xo
- \ギエピー!/
- 46 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/10(火) 21:08:47.52 ID:xSWhB/2DO
- そもそもアレはピッピといっていいのだろうか
- 49 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/11(水) 23:42:21.90 ID:HCPWMLtOO
- P「おい。伊織」
伊織「何よ?」
P「コーラ飲めるか?」
伊織「飲めるけど……って、そんなにどうしたのよ……?」
P「……全員分揃えようとしたら、コーラが24本になっちまった」
伊織「……この間、栄養ドリンク買ってたのもーー」
P「うん。まあ、そういうことだ」
伊織「……」
P「し、仕方ないだろ! 何か全部揃えないと気持ち悪いし……俺は悪くねぇ!!」
伊織「まだ何も言ってないわよ」 - 50 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/11(水) 23:56:12.73 ID:ShkMWkUGO
- 伊織「……あんたとも結構長いわね」
P「そうだな」
伊織「初めは、使えなさそうな男をプロデューサーにしたものだと思ったわ」
P「……酷いな。でも、少しはマシになったろ?」
伊織「まあ……少しだけね。これ以上認められたかったら、結果を出しなさい! にひひっ♪」
P「ずっとそれを言われてるような気がするな……まだ上を目指すのか?」
伊織「当たり前じゃない! ……でも……少しは……私も、感謝ぐらいしてるんだから……」
P「感謝しているのは俺もだよ。ありがとうな」
伊織「うん……私も……その……ありがとう……」 - 53 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/12(木) 18:41:57.71 ID:mY3van0cO
- P「喜」
伊織「にひひっ♪」
P「怒」
伊織「きーっ! 何よ!」
P「哀」
伊織「アンタって……とことん、グズでダメで可哀想ね……」
P「哀しみの方だよ誰が哀れめって言った」 - 54 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/12(木) 18:48:50.31 ID:IVczqRIGO
- P「よし、感情表現のレッスンだ(俺って、プロデューサーだよな?)」
伊織「この伊織ちゃんに掛かれば楽勝よ!」
P「そうかな? よし、悲しんでみろ」
伊織「うう……何よ……」
P「悪くはないけど……」
伊織「何よ! じゃあ、アンタがやってみなさいよ!」
P「悲しみ……こういう時は、起きれば一番悲しいことを想像するんだ」
伊織「まあ、そうよね……例えば?」
P「……やよいに……会いたくもないって、嫌われたとか?」
P「……」
伊織「……」
P&伊織「「やよいいぃぃぃ!!」」 - 55 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/12(木) 18:53:54.39 ID:a5NNxbCmO
- 『仮面騎士! お前は一体、何者だ!』
『……久しいな。弟よ』
『に、兄さん!?』
伊織「主人公か仲間に行方不明者が居て、素顔を隠した敵が居たら……大体、こうなのよね」
P「俺は好きだけどな……」
伊織「……」
P「……俺は違うぞ? 隠してないし」
伊織「わかってるわよ」 - 57 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/14(土) 00:34:34.46 ID:MsVfdzE/O
- 伊織「アンタって、お昼はパンかコンビニの弁当よね?」
P「……まあ、腹を膨らませるだけだしな」
伊織「それもそうよね。アンタに弁当を作ってくれる恋人なんて居るとは思えないし……」
P「え」
伊織「な、何よ? 居ないんでしょ……?」
P「……」
伊織「……まさか……本当に……?」
P「うん。居ないよ」
伊織「……バカ!」
伊織(何で私は私で、安心なんかしているのよ!) - 59 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/14(土) 01:34:41.04 ID:NZRhWALoO
- 伊織「765プロって、曲多いわよね」
P「大きさのわりには多いよな」
伊織「気付いたら急に増えてるのもあるし……どうやってるわけ?」
P「そりゃあ、サンインして……」
伊織「……は?」
P「じゃない……社長の知り合いに頼んだり、普通に依頼したりしてるよ」
伊織「まあ、そうよね」 - 63 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/14(土) 19:12:17.38 ID:Io1GiwPkO
- 伊織「ねえ」
P「ん?」
伊織「山派? 里派?」
P「……その話はやめよう」
伊織「は?」
P「俺は大丈夫だけど、その話は色々と壊しかねない」
伊織「……意味がわからないわ。お菓子の好みなんて、人それぞれじゃない」
P「それが普通なんだけれどなぁ……」
伊織「アンタがそこまで言うなら、やめておくわ……アル◯ォート食べる?」
P「貰う」 - 66 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/14(土) 23:44:59.21 ID:sMLG3xy1O
- 伊織「そう言えば……」
P「……ん?」
伊織「アンタの名前……聞いたことないわね」
P「……そうだっけか?」
伊織「そうよ。聞こうとさしたら、何かしら起きて結局は聞けないじゃない」
P「そうだったかな。まあ、いいや……俺は」
ドシャー!
P「事故か。物騒だな……無事みたいだけれど」
伊織「……また何か起きそうだし、やめておくわ」
P「……そうか」 - 67 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/15(日) 00:01:04.77 ID:tLu92D4UO
- 伊織「……そう言えば、だけど」
P「何だ」
伊織「社長って、何をやっているのかしら?」
P「そりゃあ……お前……」
P「シーズン毎に課題出したり、たまに無理な課題出したり……あれ?」
伊織「……アンタもよくわからないのね」
P「い、いや! 見えないところで凄いことやっているんだよ。実は!」
伊織「そりゃあ、そうでしょうよ」
P「あ、無駄に凄い手品見せてくれたりするぞ!」
伊織「それ、社長の仕事なの?」 - 68 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/15(日) 00:51:46.76 ID:gBKcrW+RO
- 伊織「きゃああああ!!」
P「どうした?」
伊織「で、出たのよ! 奴が!」
P「……Gか」
伊織「そうよ! あの黒くて……思い出しただけで鳥肌が立つわ!」
P「……ゴキブリって、言うほど汚くは無いんだよな」
伊織「それを聞いたところで、私にどうしろって言うのよ! アンタが何とかしなさいよ!」
P「やだよ。ババっちい」
伊織「アンタは、数秒前の自分の言葉も忘れたのかしら……」
P「まあ、そこまで言うなら……退治するけど、動かすなよ?」
伊織「……へ?」
P「うさちゃん動かしたら、逃げるから」
伊織「」
P「よし、ティッシュに包んで……伊織?」
伊織「」 - 70 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/15(日) 10:40:37.53 ID:IJpRZQ+oO
- 伊織「……ん」ことっ
P「……お茶? 伊織が淹れてくれたのか?」
伊織「たまたまよ。たまたまお茶を淹れたら、たまたまアンタが居て、たまたま私はオレンジジュースの気分だったの」
P「そうか。ありがとうな」
伊織「……」
P「うん。美味しいよ」
伊織「にひひっ♪ この伊織ちゃんが淹れてあげたんだから、当然じゃない!」
P「伊織。おかわり」
伊織「アンタはもうちょっと、味わって飲みなさいよ!」
P「いや。あまりに旨かったから」
伊織「……仕方ないわね。全く……」 - 75 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/16(月) 23:27:13.95 ID:XdQ6FtQbO
- P「カーマイン先生負け越しじゃないか……」
伊織「アンタ、またやっているの?」
P「休憩時間だから、良いの」
伊織「なら良いけど……事務所にゲーム機あるのはどうなのよ(今更だけど)」
P「社長だぞ?」
伊織「は?」
P「今度。音無さんビンチョーと対戦するんだ。社長も強いんだぞ?」
伊織「この事務所……大丈夫なのかしら……」
P「まあ、音無さんとの対戦は賭けみたいなものだけどな。負けた方が飲みに行く時に奢るんだよ」
伊織「……へぇ? つまり、私が勝てばあなたに何でもして貰えるのね?」
P「え? あ、いや……それは……」
伊織「にひひっ♪ 良い事を聞いちゃったわ」 - 76 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/16(月) 23:33:21.87 ID:XdQ6FtQbO
- P「桃太郎や金太郎、浦島太郎の歌はすぐに思い出せるけどさ」
伊織「……また急ね」
P「一寸法師の歌って、どんなだっけ?」
伊織「……」
伊織「……あら?」
P「いや。俺だけかも知れないけどさ」
伊織「私も思い浮かばなかったわ……」
P「お、同じだな」
伊織「……不本意だけど、ね」 - 81 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/17(火) 13:53:14.41 ID:GWDSYxcjO
- 撮影スタッフ「お疲れ様でした」
伊織「ありがとうございました♪」
P「ご苦労様。どうだった?」
伊織「誰に言ってんのよ。完璧に決まってるでしょう?」
P「俺から見ても完璧だったよ」
伊織「にひひっ♪ 伊織ちゃんの写真集を楽しみにしてなさい!」
P「勿論。買うよ」
伊織「? アンタならもら得るんじゃないの?」
P「それはズルだろう」
伊織「?」
P「プロデューサー兼ファンだからな、他のファンに申し訳ない」
伊織「……ま、アンタの好きにしたら?」
- 82 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/17(火) 20:26:54.77 ID:qEGK1KJLO
- P「おはよう」
伊織「おはよう……って、寝癖がついてるわよ?」
P「ああ。忘れてた」
伊織「また泊まった訳じゃ……ないでしょうね?」
P「いや……」
伊織「嘘なんてついたら、タダじゃおかないわよ?」
P「……む」
伊織「全く……直してあげるから、こっち向きなさい」
P「……すまん」
伊織「動かないでよ?」
P(くすぐったい……)
伊織「……直ったわ! にひひっ♪ これで少しは冴えない顔もマシになったんじゃない?」
P「ん、ありがとう……」
伊織「……あ」
P「……」
伊織「ち、近いわよ! 変態!」
P「これは理不尽」 - 83 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/17(火) 20:31:14.46 ID:0G9zCkelO
- P「迷子の迷子の子猫ちゃん♪ って、歌あるだろ?」
伊織「あるわね」
P「あなたのお家はどこですか? って、わかってたら、迷子じゃないよな」
伊織「場所をはっきりわかってるのに、迷子になる人も居るのよ」
P「あー」
伊織「ね?」
P「うん。納得した」 - 85 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/18(水) 15:24:41.09 ID:VdCBfcf8O
- 伊織「もう少しで律子の誕生日でしょ?」
P「ああ。そうだな」
伊織「アンタは何をプレゼントする気なの?」
P「眼鏡ケース」
伊織「……他のにしなさい」
P「そういうと思って、新しい眼鏡にした」
伊織「ふーん……ちょっと待ちなさいよ。アンタが選んだの?」
P「まさか、この前出掛けた時に選んで貰ったんだよ」
伊織「……あ、そう」
P「……なんか怒ってないか?」
伊織「何で私が怒らないといけないのよ」
P「……今度。何処か遊びに行くか?」
伊織「本当!? ……アンタが行きたいなら、ついて行ってあげても良いわ」
P「ああ。行こう」
伊織「……絶対よ?」
P「……絶対だ」 - 86 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/18(水) 15:31:00.59 ID:VdCBfcf8O
- 伊織「プロデューサー?」
伊織「……寝ているみたいね」
伊織「毛布は何処かしら?」
伊織「……あった。全く……この伊織ちゃんにこんな事をさせるなんて、ダメね」
伊織「……ありがと」
P「……伊織?」
伊織「バカ! 急に起き上がったら……」
ちゅっ
P「……あ」
伊織「……!!」 - 87 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/18(水) 15:36:17.40 ID:AeLY/VtyO
- 伊織「変態! 大変態! 超変態! 究極変態神!」
P「……俺だけが悪い訳じゃ……」
伊織「は?」ギロッ
P「全ては私の責任でこざいます」
伊織「そうよ! わ、私の……う……!」
P「責任は取るから、な?」
伊織「な……!?」
P「伊織?」
伊織「そ、そんなの当たり前でしょ! きちんと責任取って貰うんだから!」 - 88 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/18(水) 15:43:23.64 ID:NbyabtgXO
- P「これが終われば、伊織もトップクラスのアイドルに仲間入りだ!」
伊織「にひひっ♪ まあ、楽勝ね!」
P「開幕は思い出を温存しつつ……」
伊織「プロデューサー」
P「ん? 最初から思い出のラッシュが良いか?」
伊織「違うわよ」chu
P「」
伊織「絶対に私、トップアイドルになるから……続きは後でね。にひひっ♪」
P「あ、おい……」
伊織「さあ、行くわよ!」
end - 89 : ◆IIiEuGs1j. 2014/06/18(水) 15:48:22.70 ID:H3gGKoLLO
- とりあえず、終わりです。
ありがとうございました。 - 90 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/18(水) 16:02:39.75 ID:/JFgy4w7o
- 乙!
- 91 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします 2014/06/18(水) 16:32:03.71 ID:63E3GCODO
- 素晴らしい…乙

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